幼馴染の恋人が、快楽調教に堕ちていた。③〜美穂先輩と〜

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七海が快楽に屈した後は、もう見るに耐えなかった。

秋山のペニスから与えられる快楽の種、ひと突きひと突きで快感から溢れるイキ潮を撒き散らしては、叫び声にも似た嬌声を上げ続けた。

秋山と身体を重ねる時間が経てば経つほどに、確実に七海は快楽へ深く堕ちていった。

その様子を、その行為を、ただ呆然と眺めていたが、七海が時折に秋山へ媚び始めた姿が脳裏に焼きついた。

「秋山さん……もっとぉ♡」

そう言って七海が腰くねらせると秋山へお尻を向ける姿。

「すごぃょぉ…もっと下さぃ……♡」

そう言うと自身の口からの溢れるほど秋山の唾液をねだる姿。

俺の知っている七海の姿は完全に壊されていた。

前のように凛々しく、真面目だった七海はそこにはもぅいなかった。

僕の好きな七海ではなく、そこには快楽に溺れ、作り替えられた七海がいただけだった。

一一一一一一一一一

動画が終わると僕は血の気も引き完全に青ざめていた。あらゆる感情に打ちのめされている僕に向かって、意地悪くも問いかける声がする。

「どぅ?諦めはついたかな?3枚目も見る?」

振り返ると、美穂先輩がゆっくりと僕の隣へ移動する。

僕は力なく首を横に振った…。

傷心の言葉だけでは言い表せない、この複雑な感情ではあるが、それは美穂先輩も同じなのだろう。

本来、秋山の彼女は美穂先輩であって、七海ではない。

あの激しく貪り合うような行為は七海ではなく、美穂先輩に向けて行うべき物なのだ。

しかし、そんな都合も感情も全部まとめて、美穂先輩は秋山との関係性は「自分はセフレ」だと僕に言い放った。

唖然とし、呆気に取られる僕に、そのまま美穂先輩が寄せた身体は、涙で小さく震えていた。

そんな弱ってしまった美穂先輩の姿を見ていると、僕の下半身にドス黒い感情が沸き上がってくるのを感じた。

僕の脳裏に昨日の美穂先輩との行為が蘇る。

この完成された身体を貪り、快楽に飲み込まれた昨日の出来事が。

この状況下で、こんな感情が湧いてしまう自分に嫌気が差す反面、どうしようもない欲望が溢れ出てくる。

ダメだと思えば思うほど、ドス黒い感情が溢れていく……。

僕の視線が、美穂先輩の真っ白でスラっと長い手足に、柔らかく包み込んでくれる胸元に、引き締まりいやらしく誘うくびれに……。

(めちゃくちゃにしたい……。)

その思いで頭の中がいっぱいになる。

理性と欲望がせめぎ合う。

美穂先輩の顔を覗き込むと、目を瞑って俯いたまま、動かない。

僕は再び全身を舐めるように見つめ直す。

「はぁ……はぁ……」

感情の昂りに合わせて呼吸が荒くなる。

僕の理性は限界を迎えていた。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

僕は息を吐きながら、ゆっくりと吸い寄せられるように美穂先輩に手を伸ばそうとしたその時だった。

「ねぇ……私じゃだめかな?」

顔を上げた美穂先輩の顔には涙の跡がくっきりと残っていた。

「えっ!?」

予想外の言葉に驚く僕に、更に追い打ちをかけるような一言を放つ。

「そのさ、君の恋人だよ……。だからさ、七海ちゃんなんかじゃなくって、その……」

そう言って美穂先輩は僕の手を取り自分の頬に当てた。

「私の事さ、嫌いじゃないよね……?」

いつもの美穂先輩の流れるような話口調ではななく、消え入りそうな声で呟いてくる。

そして、潤んだ瞳を向けて上目遣いで僕を見上げる。

美穂先輩は更に距離を詰める。

「そ、それは…」

僕の心臓がドクンドクンと、直接鼓動が聞こえてきそうなほど、大きく激しく脈打っている。

その鼓動に合わせるように、美穂先輩はゆっくりゆっくりと僕に近付いてくる。

僕の視界に映るのは、涙の跡が残る綺麗な顔と、赤く色付いた唇と、誘うような長いまつ毛だけになった。

心臓の音が更に大きく聞こえる。

頭がボーッとして何も考えられない。

もう目の前にいる妖艶な女性しか見えない。

甘く柔らかな香りに思考が包み込まれる。

美穂先輩の手が僕の肩に触れる。

「全部…忘れさせて……。」

耳元で囁かれた優しく甘い声は、僕の脳髄へと突き刺さった。

身体中の血が沸騰しているのかと思うほど、熱い。

鼓動が煩くて、美穂先輩の声以外聞こえない。僕の我慢の限界を簡単に突破していった。

その妖艶な姿に、僕は身体を固まらせて息を呑む。

耳元で吐息混じりに美穂先輩が再び囁く。

「代わりに、将吾くんの嫌なこと。全部忘れさせるから…。」

そう言ってゆっくりと瞼を閉じると、美穂先輩は僕に重なった。

ーーちゅっ。柔らかな唇が僕に触れる。その優しい口付けと共に、ゆっくりと美穂先輩の身体の温もりが全身に伝わる。

背中にギュッと回された腕は僕を引き寄せて、胸の感触をよりハッキリと伝えて離さない。

僕の唇に美穂先輩の舌先が触れる。

ちょんちょんと2.3回優しく唇に舌先でノックされると、僕はもっと奥に入って来てもらおうと、誘うように口を半開きにさせる。

美穂先輩のゆっくり潜り込む様な舌を迎え入れると、僕の頭を掻き乱すように、濃厚なキスが始まった。

「ん……ふぅ……」

舌を絡めとるように、唾液を混ぜあわせると、全身に甘い痺れが纏わりつく。

蕩けるように甘い感触と快感に、脳天を突き抜けるような刺激を受ける。

「ぷはぁ……」

お互いに顔を少し離すと、糸を引きながら透明な雫が垂れる。

すこし恥ずかしかったのか、美穂先輩は照れた表情を見せる。

「はぁ、はぁ、はぁ…」

その愛らしい仕草とは対照的な、美穂先輩の妖艶な魅力に、僕の興奮は最高潮に達していた。

そんな僕の反応を楽しむ様に、美穂先輩は微笑みを浮かべる。

「あはは、かわいいね……。綺麗に忘れさせてあげるから。まだこれからだよ……。」

そう言うと、美穂先輩は僕のTシャツをおもむろに脱がせ、自身のチュニックも脱ぎ捨てる。

白く透き通るような肌が露わになり、豊満な乳房が水色のブラジャーに包まれて揺れ動く。

僕は生唾を飲み込み、目を逸らす事が出来ないでいた。

「うふふ、どうしたの?ほら、これ外して…。」

美穂先輩は両手で僕を抱き寄せ、優しく耳元で囁く。

僕は言われるがままに、背中に手を伸ばしホックを外すと、美穂先輩の大きな乳房が解放された。

美穂先輩の白い肌はほんのりピンク色に染まっていた。

その美しい肢体に、僕の視線は釘付けになる。

「はぁ、はぁ……綺麗です。」

つい昨日、我を忘れて貪りついたその身体に再び魅入られる。

「えへへ、ありがとう……。嬉しい……。」

美穂先輩はそう言って、僕の胸に顔を埋めると、鎖骨から首筋に舌を這わせてくる。

ゆっくりと身体を押し倒されると、首筋から耳元へ這わされた舌がゆっくりと動いていく。

「ちゅぷっ、ちゅるる、ぢゅぶっ。」

たっぷりと唾液を絡ませて、わざと音を立てるように舐めあげる。

その淫靡な音が頭の中に響き渡り、ゾクっと背筋に快感が走る。

ぬるぬると唾液で滑るように登ってくる美穂先輩の唇は、そのまま耳たぶへ向かう。

ゆっくりと耳たぶを食まれると、美穂先輩の吐息がダイレクトに聞こえてきて、僕の性欲を掻き立て荒ぶらせる。

耳の中にぬぼぉっと舌を差し込むと、脳みそを舐められているような錯覚に陥る。

美穂先輩の擦り寄せる身体に僕のモノはすっかり硬く勃起し、その存在を主張していた。

美穂先輩は僕の耳元で囁く。

「ふふっ、もうこんなに硬くして…。」

ズボンの上から、優しく指先で形を撫ぜるとまた耳元で囁く。

「もう我慢できないかな……?うふふ、まだ頑張って、だよ。」

そう言って、ズボンから手を離すと、僕の身体をゆっくりと起こしていく。

「将吾くん、ベッドに行こう?」

提案されるがままに、僕は美穂先輩をベッドへ誘導する。

僕が先にベッドに横になると、美穂先輩はその上に跨って座る。

先程同様にゆっくりと身体を重ねてくる。互いの上半身が温もりを伝えあう。

豊満な膨らみの先端の突起が僕の胸板で潰れてこすれ合う度に、身体中に甘い刺激が駆け巡る。

「はぁ、はぁ……気持ちいいね……。」

吐息混じりの美穂先輩の声に、僕は返事をする余裕もなく、ただ身体を委ねて快楽に浸っていく。

すると再び美穂先輩の舌が首筋へ伸びていき、僕の乳首を転がすように舐め始める。

「ん……ちゅる、れろぉ……。将吾くん、好きだよ……。」

甘く蕩けるような声に、僕の理性も次々と溶け落ちていく。

僕の身体がビクンと跳ね上がるのを見て、美穂先輩はクスリと笑うと、乳首からゆっくりと唇を下へ這わせていく。

腹筋をゆっくりと舐めながら、下へ下へと進む……。

チロチロといやらしく舌先が僕の興奮を助長させる。

時間をかけて下腹部まで到達すると、ズボンが邪魔になる。

「ねぇ、腰上げて……?」

甘い声で囁かれると、その声に素直に従い腰を浮かせる。

「はい……」

言われるがままに従うと、スルッと脱がされて下半身が露わになった。

既に僕のモノは痛いほどに張り詰めており、先端からは透明な汁が滲み出ている。

それをまじまじと見つめる美穂先輩はまるで子供の様な笑みを浮かべている。

「ふふっ、もうこんなになってる……。」

そう言うと、僕の股間に顔を近づけて口を開いた。

その瞬間、僕の脳内で最後通告の信号が鳴り響く。

「ちょっ!やっぱ、待っ…!」

慌てて止めようとしたが、それより一手先、美穂先輩が攻めていく……。

パクっと僕のモノは美穂先輩の口に飲み込まれてしまった。

「ああっ……」

突然襲ってきた快感に、僕は思わず声を上げると同時に腰を浮かせて悦ぶ。

美穂先輩は僕の反応を楽しむかのように、ジュルジュルと音を立てて吸い上げる。

その光景はあまりに卑猥で、僕は目を逸らす事が出来ないでいた。

「ちゅぷっ、じゅぽっ、ずぞぞっ。」

僕のモノを激しく攻め立てるその舌使いで、僕の脳髄に甘い痺れを送り込むと、新しい扉が開くような感覚に襲われる。

「ぐぅう……。」

あまりの快感に、情けない声しか出ない。

「はぁ、はぁ……どうしたの?そんなに感じちゃって……。」

僕を見上げながら、挑発的な表情で微笑む。

僕はその視線にゾクっと身震いし、僕の中にあった何かが崩れ落ちる音が聞こえた気がした。

「もっと……、美穂先輩を欲しいです。」

そう言って、両手を伸ばすと、僕の脚の上で四つん這いになっている美穂先輩を抱き寄せた。

「きゃっ……!?」

美穂先輩はそのまま僕の上に倒れ込むと、勢いよく起き上がり体勢を入れ替えた。

そしてそのまま美穂先輩を組み敷くと、無我夢中でキスをした。

互いの唾液を交換し合うかのような濃厚なディープキスだ。

「んふっ……、将吾くん激しいよ……。」

美穂先輩はそう言いながらも嬉しそうだ。

僕はそのまま美穂先輩の短パンを脱がせにかかる……。

「ダメだよ……?今日は私の言いなりになるんだから……。」

そう言って、僕を押し返すと今度は美穂先輩が上になる。

「ふふっ、生意気な将吾くんを、いっぱい可愛がってあげるからね……。」

そう言って、僕の股間へ顔を埋めると、僕のモノを口に含んでいく。

「ん……、将吾くんのおっきくなってるよ……。」

美穂先輩は根元まで一気に飲み込むと、ゆっくりと頭を上下させ始めた。

「んっ……んっ……。」

ただただ気持ちいいという事しか考えられない……。

僕の身体に電気が流れるように、快楽が駆け巡る……。

僕のペニスは美穂先輩の口の中で翻弄される。咥えたまま頭をぐりぐりと動かして、ペニスの周りを厭らしく舌が這う。

しかし、それでは飽き足らず、僕は無意識に腰を動かしていた。

すると、美穂先輩はそれに応えるように動きを合わせてくる……。

「気持ちいいかな?」

僕のモノから口を離すと、ニヤリとした笑みを浮かべて問いかけてくる。

「はい……。」

僕は息を切らしながら答えた。

「じゃあ、次はこっちだね……。」

美穂先輩はニッコリと笑顔を僕に向けると、昨日同様に僕の睾丸とお尻の穴へ指を這わせる。

その笑顔は、これから僕を壊す事を期待しているかのようだった……。

「将吾くんのおちんちん、美味しいよ……。」

僕のモノをしゃぶりながら、美穂先輩はお尻の穴も解していく。

「ぁぁあっ。ふぁぁあぁっ。」

情けない声が部屋に響く。

僕はあまりの快感に視線を外すことも出来ず、その美穂先輩の技術をただただ眺めることしかできない。

指先で優しく円を描く様に、自身の唾液を塗り込んでいく。

手のひらでは陰嚢を優しく包み、ゆっくりと揉みほぐすと、腰に甘い快感がどんどん溜まっていく。

時折、指先がお尻の穴へ、ツプツプと侵入しようとノックする。

その度に、異様な刺激と共に強い快感が襲ってくるのを感じた。

「ずいぶんほぐれたね。昨日もしてたからかな?」

ニコっと優しく僕に笑顔を送ると、美穂先輩は僕の上から降りてベッドに座り直した。

「ほら、ここに来て?」

そう言って、自身の膝をポンと叩く。それはまるで『おいで』と言っているようだ。

僕は「?」を浮かべながらも、誘われるがままに美穂先輩の元へ近づく。

そして頭を太ももにポテッと置く。

「あははっ。かわいいね。よしよし……。」

美穂先輩は僕の頭を抱きかかえると、そのまま撫でてくる。

「…でも、逆だよ?」

僕は顔を上げると、美穂先輩は笑いを堪えているのか少し顔を赤くして、指でくるくると僕を誘導する。

「ここに腰を乗せるの。」

そう言うと膝上をまたポンポンと叩く。つまり、この体勢は美穂先輩の上に座っている状態なのだ。

「えっと……、こうですか?」

「そうそう。上手だね。」

美穂先輩は僕を褒めると、頭を撫でてくれる。

僕はその心地よさにうっとりしてしまう。

「じゃあ、昨日の続きだよ。」

そう言うと僕の上半身を後ろに押し倒し腰だけが美穂先輩の太ももに残される。

ゆっくりと美穂先輩が僕のペニスへ胸を擦り寄せると、その乳房でぐにぐに包み込む。さらに僕のモノを手で支えながら左右の乳房で円を描く。

「んっ……ぅんぁ……。」

昨日も胸でペニスを包み込まれたが、体勢が違うと感じ方もまた違うのか、昨日と比べると、また心地よさが段違いだ。

「んふふ……気持ちいい?もっとして欲しいよね?ねぇ?」

そう言って、美穂先輩は僕のモノを谷間から解放すると、今度は舌を使って舐め始める。

「……んん!?」

僕のモノが美穂先輩の口内でドロドロと唾液にまみれ、包まれていく…。

「んっ……んっ……。」

そのまま前後に頭を動かし、また両胸に包み込んでは胸元を唾液と我慢汁で汚して僕のモノを愛撫してくる……。

「んっ……んっ……。」

僕は必死に耐えていたが、あまりの快感にあっという間に限界を超える。

「……あぁっ!!で、でるっ!!」

僕は我慢できず、すぐに絶頂を迎えてしまった……。

胸の谷間に白い精液を放出すると、美穂先輩の首元まで白濁液が飛び散る。

「まだまだ、大丈夫だよね?」

そう言って、美穂先輩は谷間から僕のモノを解放すると、そのまま再びフェラを始める。

「ちょ、ちょっと!イったばかりだから……!」

僕は慌てて美穂先輩を止めようとするが、昨日と同じように妖艶な顔で僕を見つめて離さない。

「んっ……ぷはぁ…。ぐぷぷっ…ぷふぁっ。」

またすぐに硬くなる僕のペニスを胸で包むと、両胸で激しく上下させる。

乳房の圧力にペニスが千切れそうなほど強く圧迫され、先端からは我慢汁とも精液とも言えない汁が溢れ出る。

胸に散らした精液がローションの様に、卑猥な滑りと音を立てる。

「あぁっ……。だめぇ……。」

僕の身体に電気が流れるような感覚と共に、快感が駆け巡る……。

射精感で狂いそうになる……。

「まだだーめ。昨日は、ここまでだっでしょ?」

美穂先輩がニヤリと笑うと、ゆっくりと姿勢を変える。

ペニスを咥えたまま、僕の横に移動し終えると、僕の片足を持ち上げて自身の背中に乗せる。

僕は促されるままに、美穂先輩の言いなり人形のように体勢を変えられると、突然襲ってきた快感に嬌声を上げるのだった。

「ぁひゃぁあっ!!!?な、何を??」

僕は突然の事に驚き、声を上げてしまう。

「ん?やっぱり初めてかな?」

美穂先輩の細く長い指が、僕のお尻の穴へ侵入しているのは間違いない。

身体を持ち上げで確認しようにも、ペニスを咥えたままの綺麗な横顔に遮られて、何をされているのか分からないまま、快感に流される。

「将吾くんの、お尻の穴。初めてを貰うよ?」

僕は恥ずかしくて仕方がないのだが、美穂先輩に強引に穴を広げられて指を入れられている……。

「あぅっ……。ふぁぁ…。」

「ほら、痛くない?少し動かすよ?」

そう言って、中で指を曲げる……。

「あ、あぁ……。」

「あははっ。可愛いねぇ。」

ペニスを舐められるだけでも、正気を保てないほどの快感なのに、お尻の穴の感覚も足されてしまい頭がおかしくなる……。

美穂先輩はペニスから口を離すと、手で扱き始める。

「もうすぐだよ?もう少し我慢してね?」

優しくそう言うと、お尻で曲げた指を持ち上げるように中でトントンと動かし始める。

「えっ!?そ、そこ…ひゃぁっ?」

「ここが前立腺って言うんだよ。知ってるかな?男の子が女の子みたいに気持ちよくなれちゃう場所だよ。」

美穂先輩はそう言うと、僕の反応を楽しむように厭らしく見つめると、容赦なく手を動かす……。

「や、止め、てください!変になる……あぁっ!!」

僕は耐えられずに身体を震わせながら悶える。そんな僕を見て美穂先輩は楽しそうに微笑むと睾丸にしゃぶりつく。

ペニスと睾丸、前立腺と三ヶ所を同時に責められ、気が狂いそうだ……。

僕がそんな快感に耐えられるはずもなく、美穂先輩のテクニックに呆気なく絶頂を迎えるのだった……。

「うふふ。わかってるよね?将吾くん?」

まさか、と思ったが美穂先輩の表情を見ると全てを理解した。

美穂先輩はペニスを扱く手をキツく締めて、射精を止める。

睾丸と前立腺への刺激を再開すると、僕が腰を浮かせながら必死に悶える姿を見てガクガクと震える。

「あはぁ…。ほんとに可愛いね。」

美穂先輩のとろんとした瞳と艶っぽい息遣いを聞くと、再び大きな絶頂の波が訪れる。

「ふぁあっ!っぁ!先輩、だめっ!出そっ!ぅぅ。」

ガクンッと腰が大きく痙攣したが、ペニスを緩める様子はない。

「ふぁぁっ!はちきれる…破裂しゅるっ…」

前立腺を刺激する指先の音が脳みそを焼く。

カリカリコリコリと快感だけを与えてくる。

キツく締め上げたはずのペニスの先端から透明な愛液が溢れると、美穂先輩はゆっくりとそれを唇で吸い上げる。そして、尿道口へ舌先を差し込み、グリグリと回し始める。

「あぁぁっ!!ひぃっ!だ、だめぇぇぇ!!!」

もう僕の身体は美穂先輩のなすがままに快楽を受け入れる。

舌先が先端を犯すたびに、ビクビクっと身体が跳ね上がる。

「んふっ。んふふっ。ひもひいぃ?」

舌先でペニスを犯しながら問いかける。

しかし、それでもなおペニスは握られたままだ。

「せ、せんぱいっ……、もぅ、やめて、イカせ…くださ……ひぁっ!」

「んー?なぁに?聞こえないよ?」

僕の羞恥心は溶け落ち、大きな声で美穂先輩へ懇願する。

「も、無理っ!イカせて、下さいっ!」

何度も。

「イカせて、下さいっ!」

何度も。

「あっ!イカせっ!くだっ!ぅあっ!」

美穂先輩はそんな僕を見て、ニコっと優しく笑うと。

「あははっ。ちゃんと私に染まりなさい?よく頑張ったね。イッても、いいよ?」

と、魔法の言葉で僕を殺す……。

そう言って、美穂先輩は再びペニスを口に含むと今度は喉奥まで一気に飲み込む。

「ぁゃぁああっ!!出るぅっ!出る出るっ!」

その瞬間、僕は声にならない悲鳴を上げて果ててしまう。それと同時に尿道を熱いものが駆け上がり、勢いよく美穂先輩の口内へ放出する。

「んぐっ……。んくっ……。ぷはっ。」

ゴクリと喉が鳴り、精液を飲み干すと美穂先輩は大きく深呼吸をして満足そうに微笑んだ。

「よく頑張ったね。ごちそうさま。」

「はぁ……。はぁ……。も、もう……。勘弁して、むりぃ……。」

射精後の倦怠感と脱力感に襲われ、ベッドへと沈み込む。

そんな僕を見下ろしながら再び美穂先輩はペニスを扱き始める。

「え?なんで?今、イッた!イッたからっぁぁっ!」

そんな反応も予想していたかの様に、前立腺の動きも再開する。

「ひゃぁっ!も、もう出ないっ!でないですからっ……ぁっ……。」

「え?本当に?そう言って昨日も出たでしょう?」

美穂先輩の時折みせる冷たい視線が僕を犯す。

さっき射精したばかりなのに、あっという間に射精感が襲ってくる。

「あぁぁっ……。や、止めて……。せん、ぱぃっ……。もう許してっ……。」

そんな僕の反応を楽しむように微笑むと、亀頭を舌の先で撫で回す。

「ふぁれ?ここ。またヒクヒクひてるよ?」

もぅ、このまま壊れてしまえば、どうなるのだろう……?

美穂先輩の愛撫に狂ってしまえば……。

きっと幸せになれる……。

「ぁぁあっ!!も、気持ち、いぃぃぃっ!」

「素直に、なってきたね……。良い子。」

身体中が震える程の快感に襲われる。

頭の中が真っ白になり、ただ快楽だけが脳を満たす。

「ふぁあっ!あぁあっ!!!」

どろりとペニスから何かが溢れる感覚がある。

しかし、そんなことにはお構いなく、美穂先輩の愛撫は止まらない。

「んふっ。可愛いね……。もっと、感じて……。」

美穂先輩はそう言うと、ペニスを口に含み舌全体で舐め上げる。

そして、カリ首に歯を立て、ゆっくりと甘噛みをする。

「あぁぁっ!!」

その刺激で再びガクンガクンと絶頂を迎えるが、それでもなお美穂先輩の手は動き続ける。

「はぁ……。はぁ……はぁ……。うぅっ……」

前立腺の刺激と手コキ、フェラチオとどの快感も凄まじく、イッてもイッてもおさまらない。

次第に射精感は麻痺していき、常に射精している様な錯覚を起こし始める。

それと同時に僕もバグってしまっているのだろう。

腰を浮かせたまま、ペニスの先端からぶしゅぶしゅと何かが放たれ、美穂先輩を汚す。

「ぁぁあぁっ!あぁぁっ!せんぱっ!それだめぇっ!」

尿道口を舌先で突かれ、そのままグリッと回されると背中を大きく仰け反らせてしまう。

「んっ……。潮吹き……だよ。可愛いねぇ……。」

昨日も同じような状態にされたが、その比ではない。

ガクガクと痙攣が止まず、それでもなお前立腺と共にペニスを扱かれ続けると、再び頭が真っ白になる。

「ぅぁああぁっ!イクゥッ!またイっちゃいますっ!」

ビクビクと身体が跳ね上がると同時に、僕のペニスからは大量の透明な液体が噴出される。

「あはっ。まだ出るねぇ……。ほらぁっ!!もっともっとぉっ!!」

美穂先輩の興奮が高まっていくのが分かる。その歓喜の声と共に、更に激しく前立腺とペニスを責め立てられると、僕は何度も絶頂を迎え続けた。

気を失いそうになるほどの快感に飲み込まれ、先輩の技術に溺れる。

「あははっ!どぅ?これ、見てっ!」

テラテラと腸液で滑る指を見せながら、また子供のような笑顔を見せる。

「ほらっ!こっちも!」

もう片方の手は、僕の精液なのか何なのか、ぬらぬらと光っている。

「せんぱぃ……満足、です?」

僕はもぅ精魂尽き果てたようにグッタリとするが、美穂先輩のその身体、振る舞いを見ると、なんとも言えない征服感に襲われてしまう。

(犯したい。全て、自分の物にしたい。)

そんな欲望が湧き上がってくる。

「ふふっ。まだまだこれからよ?さぁ、続きをしましょうか。」

美穂先輩はそう言いながら、自らの秘部へ手を這わせる。

そしてピチッとした短パンを脱ぎ捨てると、水色のショーツも脱いで降ろす。

その際にショーツのクロッチ部分が愛液に濡れて濃い青色に変色し、粘り気のある糸を引いた。

その姿を見るだけで、僕は生唾を呑む。

「あぁ……。」

美穂先輩は僕の方を向くと、ベッドで脚を開くとビショビショに濡れた秘部を僕に見せつける。

「ふぅ……。」

先輩が大きく深呼吸すると、くぱぁとおまんこが誘うように開閉する。

何か不思議な力でもあるように、僕はその潤った陰部に吸い寄せられる。

「ほら、将吾くん。シヨ?」両手を広げて迎え入れるように誘惑する美穂先輩に、ゆっくりと近づく。

「将吾くんの……ください。」

甘えるような、欲情を誘う声でそう言って、僕の頭を優しく抱き寄せると、自ら股間に引き寄せる。

(壊したい…。めちゃくちゃに…。)

ドス黒い感情がどんどん渦巻く。

目の前には綺麗なピンク色をした女性器がある。

そして鼻先をくすぐる甘い匂いにクラクラしながら、僕は舌を伸ばす。

「ふぁっ……。んぅ……。」

ぴちゃりと音を立てて、舌先が割れ目をなぞっていく。

その度に、美穂先輩は声にならない吐息を漏らした。

「んっ……。キモチイィ……。もっと、舐めて……。」

先輩は僕の頭を抱えるようにして、ゆっくりと撫で回す。

それが心地よくもあり、同時に支配されている感覚にも陥る。

僕は言われるままに、舌先で膣口の周りを舐め上げ、時折溢れてくる濃密な愛液をじゅるっと掬いあげながら、ヒダの間に舌を差し入れる。

「ひゃぁっ……。んあっ!そ、そこぉっ!」

舌先でクリトリスをツンと突くと、腰が跳ね上がり、美穂先輩は背中を仰け反らせた。

その様子を見るたびに、僕の陰茎はビキビキと力を取り戻す。

「もっと、いっぱい、して……。」

僕が顔を上げると、物足りないといった表情で見つめられる。

その瞳は厭らしく潤み、頬を紅潮させて、さらに極上の快楽を求めている。

「まだまだ、足りませんか……?」

(先輩も、アイツに壊されたんだろ?)

「んっ……。もっと、深く…きて。」

(あなたも、七海のようにっ!!!)

僕は激しく荒ぶる感情を抑えきれなくなっていく。美穂先輩をぐしゃぐしゃにしてやりたいという衝動に駆られていく。

「はぁ…、はぁ…、はぁ…、じゃぁ、深く。入れますから…。」

僕は美穂先輩の両太腿を抱え込むと、そのまま一気に持ち上げた。

「えっ!?ちょっ!ちょっと??ぁれ??」

慌てる美穂先輩を無視して、僕はベッドからおりて立ち上がり、M字開脚させたままの体勢で挿入していく。

いわゆる駅弁と言うやつだ。

「あぁああぁっ!!やぁあんっ!!」

僕はペニスがズブズブと埋め込まれていく感覚を貪るが、どうしても七海と秋山の行為が頭を過ぎる。

(くそっ!くそっ!くそっ!!!)

「あぁ、気持ちいいですか?美穂先輩?」

僕は自分を見失わないように、必死に平静を保ちながら、先輩に声をかけた。

「んぅっ……、きもちぃっ……。将吾くんっ…激しっい……。」

(嘘ばっかりだっ!あなたの、優しさは…。今だって、秋山と比べてるんだろ?)

僕は自分ができる全てを美穂先輩にぶつけた。

部屋中にぱんぱんぱんと肌のぶつかる音が響く、美穂先輩をベッドの端に降ろすと、僕は膝立ちのままに美穂先輩に挿入を行う。

七海を奪われた苦しさや、虚しさを、ただただぶつけた。

「おくっに…当たってっ!……おぉきいっ!」

美穂先輩の本心は分からない。もぅ、知りたくも無いとさえ思った。

「大きい?でも、まだ全部入ってないですよ?」

本当は目一杯奥まで挿れている。

見え見えの虚勢ではあったが、僕はそう言うと、一度腰を引いて亀頭が抜けるギリギリまで引き抜き、そこから一気に最奥へと叩きつけた。

「やぁっ!!!だめぇっ!」

先輩は悲鳴のような喘ぎ声を上げて、身体を痙攣させる。

「ほらっ!どうです?これくらいで壊れたりしないでしょう?」

僕は何度も何度もピストン運動を繰り返す。

「んぁっ!ま、まって!おかしくなるぅっ!!」

先輩は頭を振り乱しながら、身体を起こして僕の肩を掴む。

ベッドから降ろして、そのまま対面座位に変わる。

僕の顔は先輩の胸に埋まると、乳房の甘く柔らかな感触に酔わされる。

「はぁ、はぁ……。ダメ……、そんなに、動かれたら……、またイッちゃうよぉ……」

先輩は快感に溺れてくれているのか、目がうつろになっていた。

「良いんですよ?何度でもイって下さい。ほらっ!」

そう言って、僕は腰の動きを早める。

「ぅぁぁっ!イクッ!イグゥッ!!」

(くそっ!くそぅっ……。)

僕は可能な限り美穂先輩の奥へペニスを押し込み、子宮口をノックするように突き上げる。

「んぁっ!んっ!しゅごいっ!おくぅっ!ごんごんされてりゅっ!」

先輩の言葉が僕の心に刺さる。

どぷっどぷっ!

「んあっ!しゅごいっ!!ィクッ!!」

美穂先輩は僕の太ももにブシッブシッと透明の愛液を盛大に吹き出した。その姿を見て、僕は少しだけ征服感を味わった。

ドクドクと美穂先輩の中に僕の精液が流れ込む。

……完全にやり切った。

僕の持つ物は、全て美穂先輩に与えた。

そんな状況の中で、僕はまだ強がりを続けた。

「もっと、気持ち良くしますから!ねぇ、美穂先輩。」

僕は先輩の耳元で囁き、首筋に吸い付いた。

「あはぁ……。こんなに、気持ち…良いのぃ?」

(なんで、そんな風に感じてくれるんだよ……。僕なんて、秋山とは比べ物にならないだろ?)

僕はもう自暴自棄だった。

この人にどれだけ求められても、それはきっと、ほんとに欲しいのは僕自身ではないのだろう?

擦れた感情が蠢く。

「そぅ、もっと、めちゃくちゃにしてあげます。」

「もっとぉ…?将吾くんに、してもらえるなら……なんでも、いい……。」

この征服感はなんだろう。

なんとも形容しがたい、目の前の美女を快感で屈服させる気分。

僕のペニスは少しだけむくむくっと大きくなったが、結局硬さを取り戻すことはなかった。

「次する時は、必ず、満足させてあげますから……。」

僕は美穂先輩の唇を包み込みながら、優しく抱きしめる。

「うん……。いっぱい、いっぱいして…?」

(悔しぃ……。惨めだ……。)

僕はその美穂先輩の言葉から発せられる言葉の真意を分からぬままに、打ちのめされた気持ちと、征服感の両方を感じながら美穂先輩に返事した。

「もちろんですよ……。」

そして、僕は美穂先輩とキスしたまま、知らぬ間に眠りについていた。

一一一一一一一一一

それからと言うもの、僕は美穂先輩にどっぷりと溺れて快楽を貪った。美穂先輩との行為は、僕にとっての救いであり、同時に沼でもあった。

「美穂先輩……、それ、好きです。」

「んぅ……。将吾くん……。」

先輩も僕もどちらからとなく抱きついて甘えていく。

ぐちゅ…くちゅ。

卑猥な音が部屋に響くが、それは美穂先輩が僕に与える快楽の音。

陰嚢を優しく捏ねられながら、ペニスを扱かれると頭の中を真っ白にしてくれる。

僕の性欲全てを満たす美穂先輩との行為は、僕の心を掴んで離さなかった。

来る日も来る日も快楽に入り浸り美穂先輩を手放すことなどできずに、のめり込んでいった。

逆に僕が美穂先輩を触っても、美穂先輩も甘い声を出して官能を高ぶらせてくれた。

消せないまま僕の中に居座っていた七海への想いも、美穂先輩が与える濃密な快楽に次第に溶けていった。

「はぁ、はぁっ。んぅっ!」

僕は息を荒げて、美穂先輩の手淫に酔い痴れる。

男を虜にするテクニック。

僕は完全に美穂先輩に籠絡されていた。

「将吾くん、可愛いよ……。」

「先輩……、もっと、して欲しいです。」

「ふふっ。良いよ……?」

先輩は僕の頭を撫でると、そのまま顔を近づけてきた。

「将吾くん、好き……。」

そう言って唇同士を唾液を交換し合うように重ねた。

(先輩……。)

僕は先輩の柔らかい身体を抱き寄せて、何度も口付けを交わす。お互い舌を出し合って絡め合い、お互いの体温を感じる。

「んぅっ……。」

そんな毎日を送っていたある日、先輩とアパートでひとしきりの事を終えると、僕の視界にあるものが目に止まる。

まだ見ないままにしていた3枚目のDVD。

「先輩、最後の動画見てみますか?」

僕は美穂先輩に尋ねる。

「傷つくだけだよ?わざわざ見なくても。」

美穂先輩の言うことは最もだ。今更見たところで何かが変わる事もないだろう。

「やっぱり、気になるの?…その、七海ちゃんのこと。」

美穂先輩が僕に気を遣いながら話しているのが分かる。

僕のこのどっちつかずな対応は美穂先輩に甘えた結果なのだろう。

モヤモヤした気持ちは綺麗に消して起きたいと思った結果の今回の発言だった。

七海の事を綺麗に忘れた、とは言えない。実際、七海にフラれてからまだ一か月も経ってないのだ。

僕がナヨナヨとそんな事を考えていると、美穂先輩がスッとDVDをデッキに入れると再生ボタンを押す。

「ほら、見るわよ。」

美穂先輩は優しく笑いかけてくれる。

僕は頷くと画面に向き直った。

一一一一一一一一

画面の中では、前回2枚と違って街中を歩いている映像からスタートした。

カメラの前を歩いているのは七海だろう。

僕の知る限りの七海とは随分服装が違う。

ぴっちりとした丈の短いTシャツに、太ももを露わにするデニム生地のタイトなミニスカート。

明らかに七海が好んで着る様な服では無い、男を誘うような服装だ。

画面の端に秋山の手が映る。

手には黒いスイッチを持って、指でボタンを押すと、カチッと言う音と共にスイッチに赤いランプが灯る。

途端、前を歩く七海の足が止まる。

ガクガクと腰が引けると太ももを擦り合わせる。

しばらく太ももをモジモジと擦り合わせた後、七海がゆっくりと足を前に進める。

再びカチッと音が鳴ると、赤いランプが消える。

遠隔ローターの類だろう。

街中で露出調教動画なのだろうか?

モザイク処理がされていて、場所こそ分からないが、こんな街中で七海が羞恥に晒されていると思うと、下半身に熱いものが込み上げる。

再度カチカチッと音がなる。

今度はランプが赤に点滅している。

七海の腰が引けると、太ももがガクガクと震える。

手でスカートを押さえるように、少し縮こまっていくと、大きくガクンッと痙攣をした。

声を聞くまでも無い、七海は簡単にイッてしまっていた。人の通る道中で……。

七海はしばらくぷるぷると震えると、ゆっくりとカメラを持つ秋山に振り返る。

その目は完全に潤みきっており、快感なのか、悔しさなのか、恥ずかしさか…、色々なものが混じっていた。

そのまま動画は進み、どこかのアパートに入っていく。

僕は画面から目を離し、スッと振り返ると美穂先輩に尋ねる。

「美穂先輩は七海のその後を、その、本当に知らないままなんですか?」

僕は特に深い探りを入れるつもりで言ったわけではなかった。

しかし、明らかに美穂先輩が動揺したのを僕は感じてしまった。

「いや、あの…そう言えば進展が無いわよね…」

「何か知ってるんですか?」

「……。」

僕の問いに対して、黙って俯く美穂先輩。

(あぁ……。何かあるんだ…。)

僕は察してしまった。

「やっぱり、何か知ってるんですね。」

「ごめんなさい……。」

美穂先輩は一体何を知っているんだ?

七海は今どう言う状態なんだ?

なぜ僕と関係を持った?

僕は次々と湧き上がる疑問に頭が一杯になる。

画面からは七海と秋山の絡み合う声が聞こえてくる。

しかし、それには目もくれず僕は美穂先輩に詰め寄った。

「話してください!お願いします!!」

僕は土下座をして頼み込んだ。

「ダメだよ……。もぅ今更遅いよ…。知ったら、将吾くんが傷つくだけ。」

「それでも!…お願いします……。」

僕は必死に頭を下げ続ける。

こんなことまでして、知りたいなんて思ってなかった。でも、僕は知ってしまったのだ。このまま何も知らずにいる事はもうできない。

「将吾くん……。」

しばらく二人に沈黙が流れた後、美穂先輩が話し始めた。

「その3枚目のDVDね、実は私見たんだよ。」

ゆっくりと、淡々と話す。

「3日くらい前なんだけど。動同会に忘れ物してたから夜中にこっそり取りに行った時の事だけど。教室で男女の声が聞こえて、たぶん七海ちゃんと秋山がシてたんだと思う。」

「私は編集室から入ったから、声だけが聞こえてて姿は見てないんだけど…。編集室の机に秋山のカバンがあって…その横に、ほら。」

美穂先輩は自身のカバンから、秋山の物と思われるデータカードを僕に見せてきた。

「家で中身は確認したわ。…そしたら、その3枚のDVDを編集する前のデータだったわ。ここに2枚のデータカードがあるのは、秋山が行為の際に2つのカメラで撮影してたから。その2つのカメラのデータカードで間違い無いわ。」

美穂先輩が話を続けるのを、僕は黙って聞いた。

「それで、それに何があるんです?」

僕は話しを催促する。

「さっきみた動画の冒頭、秋山が借りてるアパートがモザイク無しで写ってるわ。だから…七海ちゃんはそこに出入りしてると思うの。」

僕は少し驚いたように話を遮って問いかけた。

「美穂先輩は、秋山と関係をもってたのに、アパートを知らなかったんですか?」

それは単純に気になった質問だった。

美穂先輩は少し俯いて、僕に再度語り始めた。

「私達はそう言う関係じゃないって、言ったでしょ?…セフレだから、呼び出された所に行くだけ…。だから、このデータカードで秋山のアパートが映った時は驚いたわ。」

僕は、しばらく俯いて考えた。

助けに行くとか、会いに行くとか、そんな事ではなく。

美穂先輩とは、なし崩しだったけれども付き合っている仲であること。

ここに来て、今更七海に会ってどうする?

僕の中でさまざまな感情が入り乱れていた。

七海を寝取られて、傷を癒すために先輩の優しさに甘えている僕が、いまさらどの面下げて会うというのか。

しかし、そんな僕を見透かすように美穂先輩が僕に話す。

「将吾くん、私のこと気にしないで。私が勝手にやってることだし。将吾くんはまだ、七海ちゃんに想いを伝えてないから…。」

美穂先輩は更に続ける。

「ただ……。秋山のアパートに行って、七海ちゃんがどんな状態でも…。」

僕は、顔を上げて美穂先輩の目を見る。

「七海ちゃんに、自分の気持ちに、区切りをつけると良いわ。」

そう言って、美穂先輩は僕の背中を押してくれた。

「私もアイツに言いたい事あるから、一緒に行こうかしら。」

美穂先輩がアパートの場所を知っている。

ここはついて来てもらうのが良さそうか…。

しかし、もし美穂先輩に何かあったらと思うと素直に頷くことができなかった。

そんな僕を見て美穂先輩は言葉を話した。

「あれ?もしかして、心配してくれてる?…ほんとに君は優しいねぇ。」

僕はキョトンとして、笑った。

「それを言うなら先輩でしょ。」

僕たちは七海と秋山に会うべく、二人でアパートを出るのだった。

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