17時過ぎになった。
「夕食前の軽いセックスだから」、と言ってた割には、激しくて、長くて、エッチの快感でお腹一杯になる。軽い疲れを感じ、もう、お風呂に入った意味がないぐらい身体には汗をかいている。
中イキしやすい私の身体って、とっても男の人に喜ばれる。演技でも何でもなく、本当にイキやすいから、セックス中も激し目に喘いじゃうの。それ聞いて、男は達成感や、男特有の制服感を感じる。イキやすい体質のおかげで、短時間で女の悦びを迎えることができる。
男の人のよがり声と、射精するときの、あの声ってとっても好き。もうそれ聞くだけでイッちゃう。
「あっ、気持ちいいよ」とか「うっん、出るよ、美香」って言われると、男って可愛いって思っちゃう。そして、「出して、中でもいいわよ。私もイキそう、いい、あっああ、イク~いっちゃう」。こうやって、はしたなく叫んでいる時って、本当にとっても気持ちいいの。
彼って普段会えないという事情のせいなのか、セックスのときは手抜きをせずに、丁寧に攻めてくれる。前戯は長い時間かけてしっかりとしてくれるし、ただの独りよがりのセックスじゃなくて、きちんと言葉を交わしながら、お互いに気持ちを確かめあいながらのセックスは、とっても気持ちいい。恥ずかしさも途中で無くなって、淫語も平気で言っちゃう。
彼と主人とは違うのよね…こういうところが。主人は最近クンニすら手抜きすることが多いし、前戯なしですぐに入れたがることが増えてきた。夫婦の夜の営みって工夫しないと、すぐに先細りしてしまう。おまけに、主人って入れてからが長いの。私が気持ち良さそうな演技を目一杯しても、ダメで、心の中では「面倒くさい…早く出して」って最近、良く思うの。だめなのかな?
でもね…主人だって若い頃はきちんとしてくれてたわ。あの頃に戻りたいわ。
彼とのセックスのときも、「早く出して」って叫ぶときあるけど、あれは違う意味。身体がバラバラに壊れそうになって、理性のネジがふきとんじゃって、本当は「もっとちょうだい。もっと無茶苦茶にして。」って心では裏腹に思ってる。
ところで、後1時間で夕食。まだ、終わる気はないみたい。がっつくわね。でも、そういうところが好きよ。
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「えっ、ソファーで」
「そう、ソファーで…しよう」
レースのカーテンから入ってくる太陽の光は、空気の中から薄いモヤモヤを映し取りながら、ソファーの上に小さな陰影を落としている。晩秋ともなると、日が落ちるのも早い。もうすでに、光にはオレンジ色が混じりつつある。窓際のゆったりとした大きいソファーがソファーベッドになったのにはびっくりした。思わずお互いに顔見合わせちゃった。
「なあ、そこのレースのカーテン、開けてみて」
そういいながら、彼は微笑みながら、レースのカーテンに手をかけた。
「やめてよ。ええっ、いや・・・外から見えるでしょ」
「いいから、いいから。開けてみてごらん」
何よっ!て思いながら、胸を片手で隠し、レースのカーテンを少しだけ開けて、隙間から外を覗き見する。眼下には大堰川が悠々と流れ、小さく見える小舟が輪紋を描きながら川面で遊んでいる。乗っているのは観光客か、ここの宿泊客か・・そこまでは分からないが、船頭さんの声が風に乗って微かに聞こえてくる。
小舟から視線を上げると、目の前の嵐山が大きく見えた。紅葉の朱はもくもくとした夕焼け雲のようにそこに存在している。嵐山の麓にはひっそりと某旅館が佇んでいる。嵐山の大きさと比べると、旅館があまりにも小さく見えた。
「いいけど…外から見られない?」
「見ただろ…山の中から誰が見るんだよ…猿だって見ちゃいないよ。ここは部屋に入れば、プライベートがしっかり確保されてるんだよ。」
「うん、わかった」
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「あっ、あああ、あっ、あっ、いいわ、もっとついて、気持ちいい」
四つん這いになった私の後ろから、彼はコンコンと腰をついてくる。ペニスの抜き差しに合わせて、私は喘いだ。強くなった快感を再度かきたてられ、もはや絶叫に近い声がでてしまう。私のアソコがキュっとしまりながら、彼のペニスを絞り混む。
「うっ、美香、締まる…いいよ」
横目には嵐山の自然が広がっている。その景色も時折、快感で霞んで見えなくなる。気づけば、窓の外には黒い戸張が落ち始めようとしていた。彼は私の背中に顔を落とし、腰を動かしながら、おっぱいを揉みし抱く。
「いくっ、いきそう、気持ちいい、あっ、だめ、だめ、いっちゃう~」
「あっ、俺も出る」
二人の身体がソファーの上で弾む。
「イクっ」と私はあえぎ、絶頂のふるえに襲われた。彼はぐっと腰を押し込み、オチンチンをオマンコから素早く抜くと、彼は私の背中に射精した。1回目の射精は飛び散るような精液を口内に受け止めた。さすがに2回目の射精は量も少なく、玉のように落ちた精液の温もりをあまり感じなかった。
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3回目のセックス。身体の疲れはあまり感じない。それよりも男の力で身体をバラバラにされたい。
「ああああああああっ、、、生チンポ入てる…さっきより深…い…あっあっあっ」
時折身体が痙攣する。蜜口からはたっぷりと愛液が噴き出し、彼の太ももへ流れ、そこを濡らしながら絡みついていく。
「くぅぅ…美香の中、締まる…っ!気持ち良すぎて、すぐイっちゃいそうだ」
「いいよ…好きなだけ、…気の済むまで…中でいいよ。全部、受け止めてあげる」
ヴァギナの中で膨張した亀頭が肉壁を押し広げる。どくんっ…とペニスは脈動し、一回り膨らんだ気がした。
「あああ…ま、またおチンポ大きく…なったみたい…んひぃぃぃッ…そんな中ごりごりしちゃああああッ…だ、だめッ…中がっ…ああっああ」
「美香、またイクよ…っ!んんんんっ…でる…」
「きて、出して、、、一番奥でっ…中出しして…っ」
私のおねだりすると同時に彼もイってしまった。夕食までの間、しばらくソファーの上で抱き合いながら話をして時を過ごした。窓の外はすっかり暗くなり、鏡のような窓には彼の胸に顔を埋める私の顔が映る。
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「美香、疲れた?」
「少しね。でも…ねえ…ううん、すっごい気持ちよかった。シャワーだけ浴びてくるね」
シャワーを浴びていると、私の身体に残った彼の分身が勝手に動き始め、ひとりでに身体がヒクついた。何度も絶頂に達した余韻が身体のあちこちに残っている。正常位、騎乗位、背面騎乗位、松葉崩し、そしてバックとめくるめくる体位で交わった。
肌の上を温水が流れていく。乳房も少し力なく張りはなくなり、太ももも脹ら脛の肉の付きかたも少しだらしなくなってきている。若い頃、といっても30代ギリギリまでは、スポーツジムに通い、エステをして、身体をできる限り美しく保つ努力をしてきた。そのころは、乳房は小さいけど張りがあって乳首だって、ツンと上を向いていた。
40代になり、ある事情で通っていたスポーツジムを辞めた。エステ通いも辞めた。鏡に映る今の私は自分磨きを辞めた女。でも、これからの人生、外見を飾るより大事なのは、内面を輝かせることだと信じている。…ああ~、それにしてもお腹空いたわ。まずはご飯。外は寒いかな。お風呂は帰ってから行こうっと。