中学校の3年の頃、測定の日に高熱出して学校を休み、後日保健室から呼び出しをもらって、昼休みに受けに行った。
保健室には同じクラスの女子(山口さん)がいた。そいつは午前中に貧血で倒れて保健室に連れてかれて、てっきり早退したと思ってた。
ベッドで本読んでて、見るからに元気そうだった。
俺「あれ?早退したんじゃなかったの?」
山「先生に、ゆっくり休めば治るって言われてさ!」
俺「ずる休みじゃない?」
山「酷っ!昼休み終わったら戻るから!」
そんな感じで待ってたら、保健室のおばさんが来た。でも、同じクラスの女子の前では脱ぎにくくて、身長は制服のズボンのまま測ってもらった。
おばちゃん「山口さーん、具合どう?」
山「おかげさまで、だいぶ良くなりました〜。」
おばちゃん「じゃ、悪いけど、読み上げる数値を健診票に書いてくれない?」
担任が同席する正規の測定と違って、おばちゃん一人だから大変らしい。だからか、山口をベッドから呼び出したみたいだ。
おばちゃん「165.3」
山「165.3、ですね?わあ〜、○○くん、昨年から10センチくらい伸びてる!」
思ったより背が伸びてたことで、俺は素直に喜んだ。しかし、それもつかの間。
おばちゃん「次は体重だから、ズボン脱いでね。」
同じクラスの男子では、ちらほらとパンツをトランクスに替える人が増えてたけれど、まだまだブリーフが優勢な時代。俺も普通の白のブリーフだった。
女子がいるから…と抵抗すると、おばちゃんから「男らしくない!」と一蹴された。山口は快活な性格だが、顔は可愛くて(副島萌生似)、そんな子の前で服を脱ぐのは、中◯生当時は恥ずかしさしかなかった。
仕方なく、ベルトを外し、ホックに手をかける。チャックを開け、ズボンを下げ、羞恥心に耐えながらパンツ一丁になった。
山「へえ〜。○○くんって、まだ白のパンツなんだ〜。」
山口のからかいの言葉にも、恥ずかしくて言い返せない。
山「あっ、しかも毛も生えてる!」
心臓が止まるかと思った。パンツから毛がはみ出てるのかと。だが、どうやら、山口は腋毛を指して言ったみたいだった。
そのあと、胸囲と座高を図る間は、無駄口はなかった。けど、胸囲のときに山口は、目の前にある俺の股間の辺りを凝視していて、見た見てないの軽い言い争いに。
おばちゃんは「若いわねえ〜。」で笑って済ませてた。
服を着て教室に戻るとき、山口も付いてきた。
山「○○くんのパンツ、見ちゃった〜!」
俺「うっさい。声がデカイわ。」
山「ははは。」
全然悪びれていない様子だった。
階段を上がっているとき、山口のやってる新体操の話になった。
俺「お前さ、見るからに体が固そうじゃん。」
山「言いがかり、酷っ!ホラッ!」
そう言うと、階段の踊り場で、サッと足を上げた彼女。気合を入れすぎたのか、めいいっぱい上げすぎて、ほんの一瞬だったけど、スカートの奥の白のパンツが全開に。すらっと伸びた脚の先、秘部を覆う純白の輝きが眩しい。
山「どう?柔らかいでしょ?」
感想を聞いてきた彼女だが、おかしいことにパンツを見られたことに全く気付いてない。
それを見て、俺は彼女が求めたのとは別の「感想」を口にした。
俺「う〜ん、思ったより子供っぽいパンツだな。」
山「⁈」
言葉にならない驚きを見せた彼女。反射的にか、めくれていないスカートを押さえた。
俺「お前のパンツだって、真っ白じゃん。」
山「どこ見てたの?最低。」
俺「怒るなって。お互い様じゃん。」
山口はまだパンツを見られたことが恥ずかしくてたまらない風だったが、俺がお互い様だと繰り返しているうちに納得してくれたみたいだった。
高校まで同じ学校だったが、山口のパンツを見たのはそれっきり。一方、男子の体育の着替え場所は女子から丸見えだから、俺のパンツは彼女からは見放題だったはず。
山口には高校で告ったが、見事に撃沈した。部活の強豪チームのキャプテンも務めた俺は、モテないわけではなかったんだが、山口には手が届かなかった。
あの一瞬だけ丸見えになった白のパンツを、自分の手で下げてみたかったと、今になっても思っている。