自分の育った街は非常に大阪のガラの悪い地域。
男も女も悪ガキ揃い。その弟や妹もまた悪ガキになる。
自分の世代も例に漏れず悪ガキが揃っていたし、自分も別に真面目な部類でもなかった。
ただ自分らの世代は比較的女子が悪かった。
その中に奈美という女子が既に番長というか親分的な存在で、ここでは語らないが、中学以降、極悪なスケバンとして君臨したヤツだ。
ウチの小学校は生徒が少なく、40名ほどのクラス1つしかなかった。
だから奈美も含め、全員6年間同じクラスメイトだった。
奈美に至っては保育園から一緒で3歳くらいから知っている仲。
小さい頃から奈美は口が悪いドSでケンカも強い。
男の自分も奈美に逆らうのはおっかない。
背の順もほとんど一番後ろだったと思う。
自分なんかよりも足も速かったし、運動神経は明らかに奈美のが上。
まあそれでも仲は割と良かった。
バレンタインも奈美だけは欠かさず毎年くれていた。
自分は違う子が好きだったんで恋愛感情はさほどなかったが・・・。
楽しかった筈の小学校生活。
小6の修学旅行の時だった。
宿泊先での夜。
自分は奈美達の居る部屋にたまたま間違えて入ったのだ。
細かい話をすれば、女子は4階、男子は3階だったのだが、自分の天然ボケで一つ階を間違えたのだ。
部屋に入ると、別の女子が居て間違えに気付いたが、ちょっかいを掛けようとわざとツカツカ入ってやった。
しかし、驚いた事があった。
奈美や、自分の好きな子も含め3,4人の女子が窓際で隠れるようにタバコを吸っていたのだ。
「なにお前らタバコ吸ってんの?」
「だからなんやねん!何しに来てん?」
奈美達にめちゃくちゃ怖い顔をされた。
「怖っ!お前ら不良やん。」
「うっさいねん!チクッたら殺すからな!」
奈美に凄まれる。
が、正直怖くないのでイジリまくる。
「さぁな~~。口止め料でも払ってもらおか~」
「はぁ?アタシにしばかれたいん?」
「ウソやウソ!スケバン奈美さんに逆らわんわ。」
「誰がスケバンやねん!こいつ絶対シバく~。」
タバコを窓からポイッと捨て奈美が蹴りに来た。
「うわっ!やめろや!痛い痛い痛い。」
「ちょ、みんなで押さえて!」
奈美の仲間に押さえつけられた。
「お前、あんま調子乗ってたらシバクぞコラ~」
女子達に囲まれ小突かれ蹴られる。
しかし、不思議な事になんだかニヤニヤしてしまうこの状況。
自分のM気質に気付いた瞬間だ。
揉み合ってるとズボンがズレそうになる。
「ちょ、やめろや、パンツズレるやん。」
「みんなで脱がしたろうや。」
本気で奈美が脱がせに掛かる。
フルチンにされ、好きな子を含む女子達にチンチンを見られる辱めを受ける。
「ちっさいチンコやのう!大っきくしたろか?」
「やめろや。」抵抗するが内心この状況を楽しんでる自分。
「何や?大っきくならへんの?ショボチン」
「フン、出来るもんやったらやれや!」
「あ!言うたなお前!今から精子出したるからな!ちょまだ押さえといてや!」
奈美はバッグから靴下を取り出して履くと電気あんまを仕掛けてきた。
「オラオラオラ~~」
周りの女子は引くどころかゲラゲラ笑う。
「私も精子出るとこ見たい!」
そこに加わってなかった子まで見に来て公開処刑になった。
「みんなも手伝って~~」
奈美が号令を掛かると、自分の好きな子も靴下を履き電気あんまに参加して来た。
奈美ぐらいではイクまいと思っていたが、好きな子にまでチンチンを擦られていると思うとよりチンチンが硬くなり、ホントにイキそうになって来た。
「あぁアカン、アカン!マジアカン!」
そういって噴水の様に精子が飛び出したのだ。
女子達はキャーキャー喚く。
奈美も爆笑しながらキャーキャー言っている。
「ちょ、アタシの靴下匂ってみ(笑)」
「イヤや、クサイ足近づけんなや!」
「何がクサイねん!ホラ嗅げや!」
精子が付いた靴下を履いたまま足を鼻に近づけて来た奈美。
なんとも言えないイカ臭さと、その日歩き回った奈美の靴下の臭いが混じってホントに臭かった。
「うわっ!クッサ~~~~~~!!」
女子達に爆笑されるて、部屋が開いた。
「お前らいつまで騒いでんねん!」
担任に叱られた。
もちろん、女子の部屋に1人居る男のオレが一番悪者になる気配。
「お前、男が1人、女子の部屋で何してんねん?」
「い、いや・・・間違って・・・」
「センセ~~、こいつ勝手に入って来てアタシらにちょっかい掛けようとするからお仕置きしてたんです~~。」
奈美が悪びれる様子一つなく言い放った。
間髪入れずにバシーーン!
自分は担任にビンタされた。
「はよ帰れ!アホンダラ!」
めちゃくちゃ怒られるハメになった。
奈美達も怒鳴られてはいたが、ビンタされたのは自分だけ。
トホホな修学旅行になった。
いつか奈美に仕返しをしてやろうと心に誓い、中◯生の時に行動を起こしたが、その話はまた次の機会で。