小学校の高学年の時にパパとママは離婚した。
ママと2人で暮らすようになって、今まで夜にはママは家にいたけど。
昼と夜に働き始めて家にはアタシ1人のことが多くなっていった。
「莉帆、ママ仕事に行くからね。ご飯の準備はしてるから温めてたべなさいね。」
中学生になると、ママは夜勤の仕事になり、昼夜逆転の生活になって、アタシが学校の間は寝ていて、夕方から朝までの仕事になった。
今考えると夜勤の方が給料も良いからだって理解出来るけど。
アタシは寂しかった。
時間が経てば1人の時間も慣れると思っていたし、周りにも、そう思われていた。
だけど、小学生の頃の楽しかった記憶がそれをトラウマにさせたんだと思う。
それでも中学の時に告白されて、なんとなく付き合った彼氏もいた。
好き?
わからない。
でも、学校が終わった後も一緒にいてくれる人。
もちろん、友達もいたけど。部活があって遊べない日がほとんどだった。
スポーツは好きだったし、バスケは小学校の頃にクラブにも入っていたんだけど。
それでも道具が必要だし、色々とお金がかかるからアタシは部活には入らなかった。
ママは入ってもいいって言ってたし。
夜勤で働いてくれてるから貧困しているという訳では無い。
ただ、ママが頑張って働いたお金をプロを目指すわけでもない部活に費やすのは、アタシには無駄なお金としか考えられなかった。
だから、好きかどうかは分からなくても、彼氏と手を繋いだりだれかと一緒にいられる事が嬉しかった。
それでも……
「じゃあ莉帆、帰るね。夜ご飯は家族揃って食べるって決まってるからさ」
18時には彼氏は帰ってしまう。
その時間はママも出勤する時間。
求められたら答えたかも知れないけど。
18時に帰る彼氏とは体の関係はなかった。
手を繋いだだけ。それでもよく、1年間も付き合ってたと思う。
寂しい思いをするなら、いらないと思ってアタシから別れを告げた。
中3の時に、また彼氏が出来た。
隣の学校の人だったけど、友達を通して遊んだ後にLINEのやりとりをするようになって、夜に1人でもその人とLINEのやりとりをしているだけで、寂しさを紛らわせることが出来た。
LINEではノリがいいのに、2人で会うと緊張して固まる彼氏。
可愛く思う反面、頼りなさげに感じた。
一緒に勉強をするのに、初めてアタシの部屋に入れた異性もその彼氏が初めてだった。
テーブルを挟んで勉強して、お互いドキドキして勉強所じゃなかったと思う。
寂しさを紛らわせてくれる大切な人になっていた。
休憩でスマホの動画をベッドに座って並んで見てて、肩が当たるだけで、彼氏はビクッとして顔を赤くしていた。
それを見てアタシも顔が火照ったのを覚えている。
アタシの理想では景色の良い所で初めてのキスをしたいって思ってたけど。
ここでキスしても良いかな?って思えるくらいの感情に至っていた。
密着してると彼氏もリラックスしてきたみたいで、背中の方で手が行き来している事に気がついた。
キス…しちゃうのかな?
アタシは行き来する彼氏の手を誘導するように脇をあけると、彼氏はアタシを抱き寄せてくれた。
そして、抱きしめあって。
頬がお互い触れ合った。
顔を離して見つめあって、いよいよかな??
なのに……
不思議なんだけど。
見つめ合うと2人で笑っちゃった。
「はははっ笑…恥ずかしいね」
「うん…ゆう君の顔赤くなってるね」
「莉帆だって……」
照れを隠すように彼氏はアタシの後ろに回り込んでアタシの膝の上に手を置いた。
そして、手を掴んだ。
「手を繋ぐより先に抱き合っちゃったね」
「莉帆の手って暖かくて柔らかいね。」
恥ずかしくて、胸元に手を当てると。
一緒に彼氏の手も胸元についた。
照れからなのかな?彼氏は手を揺らせて。ブラの左右を行き来して、そしてブラの間の谷間に挟めて手を繋いだ。
その頃はBカップだったと思うけど。
アタシの反応を見ながら、彼氏の手のひらは広がって、アタシの胸を包んだ。
身体を触られる前にキス!って思ったけど。
何も言えず、雰囲気が悪くなって帰っちゃうと、やはり寂しいだろうから、彼氏の指がアタシのおっぱいに沈むのを見ていた。
「……」
無言でおっぱいを揉まれてる。
痛いんだけど……
「あっ…ごめん!」
「…うん」
痛かったの顔に出ちゃったかな?
彼氏の手が離れて、謝罪された。
「もっと優しく触った方がいいんだよね?」
えっ???
そっち??
制服のブラウスの胸のボタンを外されて、ブラの隙間に手を入れてきた。
次の日から彼氏は人の無い時はアタシのおっぱいを触るようになった。
「気持ちいい?」
「…うん」
おっぱいを揉まれて、性的な気持ちよさじゃないのに。
乳首を摘まれてグリグリ…
「気持ち良いの?」
「……うん」
嘘です。痛いです。
基本的にヘタレ彼氏だったから、脱がされることはなく。手を入れられて乳首をおすだけ。
彼氏の股間が大きくなってるのも分かってたけど。
気が付かないふりをした。
「うっ♡♡」
もちろん雰囲気作りの為の演技。
「乳首立ってきた?女子って乳首も気持ちイイんだね!」
「えっ…うん♡でも、恥ずかしいよ…」
気持ちいいわけじゃないけど。どっちかと言うと擽ったい……
てか、別に普通…
エッチをしてる時は気持ち良くなるのかも知れないけど。処女のアタシにはわからない。
その日、おっぱいに行く前にキスをしてくれてたら、もっと進んでたかも知れない。
脱がされてたら、アタシからキスをしたかも知れない。
触られて、あまり良い気持ちを持てなかった事はたしかで、触られてても乳首が見えないように胸元に手を押えていた。
「見えちゃったら恥ずかしいよね?」
「うん…」
「そうだと思った!」
自分でアタシの胸元を抑えて触ってるこの人はなんだろう…
アタシの事は分かってるみたいな雰囲気で勘違いしてるけど。まぁいいや。
その日を境に彼氏は服の上からおっぱいを揉んでくるようになった。
ちょっと子供っぽいなぁ〜
数日たったある日
珍しく彼氏の家に呼ばれた。
家に着くと彼氏の友達が2人いたから、なんとなく微妙なきもちになってたけど、挨拶をしてお互い学校も違うから学校の話で盛り上がった。
名前は忘れたからA君とBくんにしておく。
彼氏とアタシはベッドに座って友達は床に座っていた。
意外と話も楽しくて、盛り上がっている時に彼氏がアタシのおっぱいを揉んでた。
「おっぱいって柔らかいんだぞ!」
A君「なんか見た感じ柔らかそうだよなっ!」
B君「ぷるんぷるんするの?」
「莉帆のおっぱいは柔らかいけど、プルンプルンまでは揺れないよな?お前たちも触ってみたら?」
「はっ??」
「まじ??」
「やった!!」
「莉帆、友達なんだからいいだろ?」
「え……」
断る間もなくA君はブラジャーの上からおっぱいを触ってた。反対はすぐにB君も来た。
「あぁ〜いいね、、、」
「ブラジャーってすぐに浮くんだ!」
ブラウスをブラジャーの中に押し込まれて、ブラウス越しに乳首を触られていた。
「柔らかいだろ?お前たちにも教えたかったんだよ!莉帆も気持ちよさそうだし!」
家に帰ったら寂しい気持ちになるけど。
アタシは遊ばれてるようで帰りたかった。
ずっと俯いて。
「直接触ってもいい?」
「……やだっ」
「いいぞ!!」
アタシの声は彼氏にかき消されて。
ブラウスの中に手を入れて、乳首を摘まれた。
「んっ…いたっ…」
「感じちゃった??」
「こうゆう時って濡れるんでしょ?見てもいい?」
「……っだめ」
「濡れてるから?」
「濡れてない。パンツは見せたくない」
そもそもパンツ見られるのが嫌だし。
痛いのに濡れるわけないじゃん!!
「白と青のボーダーのパンツ見えてたよ?」
「ずっと見えてたんだし、いいじゃん!!」
「たしかに、見えてるな!」
「やだよ…」
そこで耐えきれなくなって、アタシは泣いた。
それで解散になって、1人の家に帰ったけど。
嫌な気持ちが残って、何故かアタシはその日寂しくはなかった。
寂しいよりインパクトの残る出来事があったから。
次の日、アタシから彼氏に別れを告げた。
「別れるのはいいけど、たまにおっぱい触らせてな!」
大人になった今でも中学生男子の考えてる事が分からない。
高一の時に出来た彼氏と無事にファーストキスをする事になった。
理想と現実。
「じゃ、また明日ね!」
「じゃ、学校でね」
学校帰りで彼氏と別れる道の真ん中。
軽くされたキス。
なんの気のない彼氏のキスがアタシのファーストキス。
もっと、、、ね?
ちゃんとしてほしかった。
そして、その彼氏は…
「ちょっとトイレ」
ブッーブッー
彼氏が置いていったスマホにはLINEの新着が来ていた。
複数の女から…..会いたい…日曜日はどこにいく?
何股されていたか、分からない。
それだもん、キスも軽くするよね?
すぐにその彼氏とは別れた。
2年生まで何人か彼氏を作ったけど、大きな発展は無く。
2年の夏休み。
当時付き合っていた彼氏と初体験をした。
それはまた今度……