嫁が俺に黙って精子提供受けてた

Hatch コメントはまだありません

コロナであまり面談にも行けなかったが、無事うちに子供が産まれた。

俺は何の疑問も抱かず、俺たち二人の子供だと思っていた。だが違う、迂遠な方法になったが確証もある。

出産には立ち会えた。

母子共に健康で、もうすぐ帰ってくる。

少し前、変な封筒が届けられた。

思い出すとまだ手が震える。

消印もなく、直接投函したのか?よくわからない。

USBメモリと「おめでとうございます!」

とだけ書かれたメモ帳が入っていた。

子供ができたのは内緒でも何でもないので、友人の的外れなお祝いか?くらいに思っていた。

パソコンで読み込むと、サイズの大きいファイルがいくつとある。

なんだこりゃ。

何も考えてなかったが、ウィルスとかの可能性もあったな。

ファイルに番号が振ってあるので、とりあえず若い番号を開いた。

「じゃあ旦那さんはご存知なんですか?」

「……」

嫁だけ写った動画が流れる。なんだか角度がおかしいので、隠し撮りだろう。

「念のため、一応全て記録させてもらいますね」

男の声がする。

謎の男は、メモ帳をヒラヒラと嫁に見せた。男に合わせて画面が揺れるので、男が身につけた何かからカメラが向いてるのだろう。

「はい」

嫁は記録を了承した。もっと前からカメラを回してて、言質を取ったところから編集してるということか。

「確認しますね」

謎の男は、条件を確認した。歯並び、学歴、身長、持病、などなど。

「はい」

嫁は声が少し震えてる。

「旦那さまでは何がダメなんですか?」

ダメ?おれが?

「はい、えーと、その……」

かなり言い淀んでる。

「ゆっくりで良いですよ、旦那さんはここにいませんしね」

男はペンをくるくるしてる。

「主人の兄はウツを患ってるのと、旦那の歯並びが悪いんです」

は?え?

確かに俺の兄貴は心を病んで仕事を変えたが、今はもちろん立派にやっている。誰に何か言われる筋合いはない。

抗議しようにも、録画に伝える方法はもちろんない。

「なにより、主人は高卒で、産まれる子には賢くあって欲しくて」

頭がくらくらするような気がした。そんな事思ってたのか。

つまりこの男はカウンセラーだろう。

そのあと嫁は無意味な俺へのフォローを重ねるが、頭に入らない。

確かに嫁は不妊にかなり悩んでいたが、録画したのは何故なのか。

「ははは、よくわかりました、ではこれを」

なんだかスポイト?注射器?のようなものを嫁に渡した。

「セイシの寿命は数時間なので、早めにチツへ送った方が良いですよ」

セイシ?なに?

嫁はお礼を言って、お礼を渡して持ち帰った。

似たような動画が何本か続き、最後は必ず嫁が金銭を渡し、空のスポイト?と中身いりのスポイト?を交換していた。

悪い予感、というか俺の察しが悪すぎる。謎の男の素性はチラホラ出るが、うちの嫁との関係はハッキリとは言わない。知りたくて動画を飛ばしながら何本か見ていると、いやなセリフが出た。

「結局タイミング法が一番ですが、このままシリンジ法で続けますか?」

シリンジ法が何かはこの時はわからなかったが、タイミング法はわかる。妊娠のためにタイミングを測るって、嫁が一時期工夫してたから。

嫁が迷ってると。

「お子さんを早く授かれば、育てる体力もありますし、ご家族の、ひいては旦那様の為にもなると思いますよ」

男は淡々と伝える。

誰とタイミングを測るのか、唐突に理解してしまった。何をやり取りしてたのかも。腹の中にドス黒い怒りが湧く。

たぶん断るだろうとも思った。

嫁はセックスというか、性に関する事が全般に潔癖だ。

俺とも子供を作るというハッキリとした目的がない限り、あまりしたがらない。感じにくい体質で夜の生活にはローションが手放せないし。

俺は正直物足りないが、嫁はそういう女なのだから、うちはそういう夫婦なのだ。

男は渋る嫁の手に、自らの手を添えた。握られたのが決め手になったのか、嫁はうなづいた。

画面が切り替わり、ホテルの一室とパンツ一枚の男を写した。

この動画を観ながら、俺には困惑しかなかった。

俺の知ってる嫁とは違う人なんじゃないのか?

声や話し方、服装の傾向など、共通点は多いが、おなじ人間だと思えない。

男は写ってるのを自覚してるのか、してないのか、ベッドに座って呑気にスマホを触ってる。大柄で、顔立ちはそれなりに整ってるように思う。

画面の死角から、タオル一枚で、恐らくシャワー浴びてきた嫁が出てきた。

妊娠が発覚するまで、かなり熱心に運動をしてたのでスタイルは良い。美意識というか、あまり妥協とかできないタイプ。

雰囲気は桐谷美玲に似ていると思う。

知り合った当初はすごく気が強くて、誰に対してもピリピリとしてた。今では丸くなって強い言葉は使わないが、他所向きの顔はピリピリとしている。舐められるのが嫌なんだと思う。

嫁の身長は俺より高い、170近い。ヒールを履くとハッキリと差がわかるが、俺の体面を考えて滅多に履かない。

嫁は電気を消した。

ここでゲロを吐きそうになってしまった。

嫁は肌を見せるのを俺にも嫌がるので、する時はいつも真っ暗だ。つまり、する気なんだ。

薄暗いなかで嫁のスラリとした脚がうすく光るが、上部がズレていく。

タオルが解けた。暗いとこに対応してるカメラっぽいが、それでも見にくい。

薄明かりはあるが、男の前で嫁が自分の前面をタオルで隠しているのがわかる。

嫁は暫く逡巡し、ベッドに座り、ぎこちなく男のとなりへ座る。

小さな灯も落とした。

「……余計なことはやめてください」

暗闇で嫁が言った。

男が触ったのだろう。困惑が怒りになり始めた。俺の女だ。

「ワタシも緊張してるので、手伝ってもらえませんか?」

暗がりでシルエットがもぞもぞと動く。男は俺の嫁の手を、男の下腹部に導いたようだ。

俺の嫁が男のをしごくのがうっすらわかる。

気が狂いそうだ。

布が擦れる音で、嫁が無機質に手を上下させているのがわかる。

「……どうですか?」

「一応入れられはしますね、準備良いですか?」

嫁は無言で仰向けになり、男を受け入れる為のポーズを取る。真っ暗なのに、真っ暗だからか?嫁の白い肌がくっきりと浮かんで、一糸纏わぬ姿なことがわかってしまう。

男は覆いかぶさって体重をゆっくり乗せていく。暗くても間違いなく俺の嫁が受け入れてるのがわかる。

悔しさと困惑で俺は涙が出た。

嘘だろこんなの。

男は少しベッドをきいきいと揺すったあと、動きを止めた。

「一旦やめましょ」

急に言い出して、体を離した。

俺も驚いたが、嫁も驚いていた。

嫁と男はヒソヒソと囁き合ってる。

嫁がしきりに首を横に振り、何度目かで男が立ち上がった。

「ごめんなさい、お願いします」

暗闇で嫁が男に縋るように頼み込んでいる。

「じゃあ、良いですね?」

嫁は不承不承というのが、シルエットだけでもわかるようにうなづいた。

また男が離れ、部屋に灯りがついた。部屋全体が照明で照らしだらされる。

嫁は左手で胸、右手で下腹部を隠して、そっぽを向いてせめてもの抵抗をしている。

俺も嫁の全身を明るいところで見たことなんて、数えるほどしかない。

なのに何だこいつは。

何が起こってるのだろう、悪い夢ではないのか。

「あれ?違いますよね?」

咎めるように男が嫁に言うと、俺の嫁は男の前で両手をゆっくりとどかした。

その光景もショックだったが、嫁のどかした右手から、細い糸を引いている事がわかった。

俺は苦しくなり、喉が焼け付くような感覚がした。吐いた。

吐く場所がないのでゴミ箱を引っつかんで、直接やった。

このおかしな状況を、嫁は悪く思ってないのだ。それどころか、不安気な表情とは裏腹に、楽しんですらいる。これが悪い夢でなくてなんだろうか。

収まって俺は顔を上げると、男は嫁の隣に座り、真っ直ぐ嫁を見据えて嫁の頭を撫でていた。

嫁は大人しく男に頭を撫でさせている。

俺が場違いでデバガメなのか?もうわけがわからない。

男が顔を近づけると、嫁は目を閉じた。

観ていられなくて俺は顔を伏せたが、いやと言う程音が聞こえてくる。

息苦しさでゼーゼーとした俺の呼吸と、嫁と男が貪り合う音が耳に響いてる。

気になって耐えられず画面をみた。嫁はうっとりとした表情を浮かべて、男の首に手を回していた。

こんな状況だが、どきりとするほど綺麗だ。

こんな顔見たことはなかった。

プロポーズの時、俺は緊張して緊張して仕方なかったが、それでも優しく微笑んで俺の言葉を待ってくれた嫁が、今知らない男に縋り付くようにしながら息を切らせている。

俺がプロポーズをすると

「うれしいよ、ありがとう……がんばったね」

そう涙目で伝えてくれて、俺も安心したら泣いてしまった。

走馬灯のように俺の頭に浮かぶが、おそらく嫁はそんな昔のこと、まるで頭にない。

男に体を弄られ、困ったように体をうねらせる嫁の目にも、あの時とは全く違う形の涙が浮かんでる。

なのに信じられないくらいきれいだ。

男は嫁の体をなぞるように手を蠢かす。

撫でるのとはまた違う、なんだかよくわからない。違う事はわかる。

嫁の額がテカテカと光り始める。何かと思ったが、何のことはない。汗をかいている。

男の手は嫁の汗を拭うわけでもなく、俺の嫁の体を這い回り続ける。

嫁は苦しそうにうめき、声を漏らすが、男の手を決して拒絶することはない。

もうやめてくれ……

嫁は虚空で何かを掴んでるように、小さな拳を握りしめている。嫁の細い手は、見ただけで全力で握りしめているのがわかる。

嫁が男に何かを訴えるように見つめる。男はにやにやとしながら、手で嫁の白い太ももをなぞる。

すぐ謎が解けた、男は嫁の性器には決して触れないのだ。

嫁にも、俺にもわかるよう、性器を避けていく。

「おねがい……おねがい……」

消えいるような声で、男に嫁が頼む。

男の脚を嫁は両脚で挟み込み、自ら腰を擦り付けるようにしている。

俺との夜の生活の時は、嫁はわがまま言ったりしない。そうした嫁の優しさにつけ込むのは怖かったが、嫁はいつも優しげに受け入れてくれた。

そんな嫁が、今は口にできないような事を懇願している。

直後に嫁が仰け反った。

男が嫁の固くなった乳首を、無造作につねったせいだ。

男は懲りずに繰り返し、嫁はそのたびに大きな悲鳴をあげた。

「これでいいわけ?」

男は嫁の胸を弄びながら聞くが、嫁は体を捩りながらも首を横に振る。

嫁は男のを今度は自ら握りしめる。

「もう……もぉ……」

もう、夫婦だから、その後になんと続くかわかる気がした。

嫁は男のをせがむように引き寄せていた。

「おねがい……したに……して」

俺の嫁は息も絶え絶え、表情も紅く染まり、涙をポロポロとこぼしながら絞り出すように男に頼んだ。

男は嫁の足首を掴んだ。

あぁ、とうとう。

俺は諦めと、嫁への同情を感じていた。

嫁はころりと転がされ、男へ脚を広げ、どれほど待ち侘びているか、分かりやすく垂れてぬらぬらと光ってた。

男は濡れを無視し、嫁の足の指を咥えた。

バタバタと暴れる片足を無視して、男は咥えた足の膝の裏をくすぐるように刺激している。

嫁は胸を激しく反らし、シーツにしがみつくようにしている。

暴れるようにもだえていた。

恐らくもう、何をされてもこうなのだろう。

男は薄気味の悪い笑みを見せて口を離した。嫁の足の薬指?から男の口に橋がかかる。

男は俺の嫁の両足首をもって、股をパカリと開いた。

そして、嫁の股間に足の裏をつけた。

ゲラゲラと大笑いしながら、男は嫁の股間を刺激した。足の裏で。

俺はここで初めて気づいた。嫁は感じると、何かを強く握りしめるクセがあるんだ。

嫁はあざ笑われながらでは恥ずかしいのか、自らの口を抑えるが、ほとんど意味がない。

こんなことがあって良いのか。自分の嫁を文字通り踏みにじられ、俺は気づきもしなかった。

怒ったところで遅いんだ。

男のオモチャとして嫁は甲高い悲鳴をあげ続けていた。

男は笑い転げながら、足の裏で嫁を刺激するのをやめた。

嫁は腹をぴくぴくと痙攣させ、胸を大きく上下させ、呆然と天井をみている。

俺は一瞬、嫁が死んだのかと思ったが、胸が上下しているので呼吸があることを理解した。

俺は既に射精していた。

嫁が見知らぬ男の精液欲しさに弄ばれるこの状況で、わけがわからなくなってしまっていた。

動画で男が嫁の頬をペシペシと張る。嫁はうつろな表情で男に向かう。

嫁は打ち上げられた魚のように、パクパクと男に何か伝えた。

男へ嫁が絡みつくように近づくと、男は嫁を突き放した。

嫁は男に背中を向けて膝をつく。

何を言い出すのかわかった。

男が嫁の尻を軽くはたくと、嫁は媚びるように男にすり寄る。

嫁は躊躇ってる。まだ恥じらいがあるのは何だか不思議な気がした。

嫁は決意したようにベッドに頭を伏せ、膝をついて性器を男に突きつけた。

「ちんちん……ください……」

嫁は自ら手で開き、言い直した。

「あたしにちんちんください」

男は嬉しそうに嫁の頭を撫でる。

男のは勝ち誇ったように反り返ってる。俺はその録画を無様に眺めることしかできない。

嫁は自ら両手で性器を開いて、表情を隠そうと顔を伏せる。

男がわざと嫁の尻に擦り付けると、嫁は尻を突き上げ、催促するように男に当てる。

にやにやと男は軽薄に笑う。もはや不愉快にも感じない。

俺の頭の中はグシャリと崩れて、脳みそが溶けてくような錯覚を覚える。

嫁の頭にはたぶん何もない。女として男に組み敷かれることしか頭にない。

名前も知らない男は、嫁へ好きに腰を打ち付けている。

嫁は理性を失い、気が狂ったように叫び続ける。

こわれる、やめて、しぬ、もっと、すごい。

荒々しく突かれて嫁は壊れた。

男はかなりの力で嫁を抑えつけ、嫁はぱんぱんと刺され続ける。

せめて助けてと言ってくれ、そうしたら辛かったねと言えるのに。

男は髪を掴んで嫁を乱暴に引き起こした。

カメラに結合部が嫁の体液で怪しく光るところが写る。

男は嫁を膝に乗せるような形を作り、嫁の脚を器用に抑えて脚を開かせる。

カメラに写す気か。

俺はぼんやりとした頭で、それがわかった。

嫁が前に崩れそうになると、男は髪を掴んで起こす。

男は嫁の腹の中にゴリゴリと擦り付けている。

汗だくの嫁はカメラに向かって脚を開き、全て飲み込んでいる事をはっきり教えてくれる。

そうだ、サウナが好きなんだ嫁は。ジムの会員になったのも、サウナに入り放題だからだ。

嫁は突き上げられる度に、振動で胸をぷるぷると振るわせ、呼吸で腹をべこべこと変形させ、胸を形が変わるほど鷲掴みされている。

死んでくれ、本当にそう思った。

死んでくれたら、まだましだ。悲しむだけで良いし、不幸と思える。

そしたら、思い出の中の嫁が一番綺麗だと信じられた。

今の嫁は顔中ぐしゃぐしゃだ。化粧はめちゃくちゃ、涙がどうかわからないほど汗をかき、叫んでは息を吸う口からはヨダレが垂れ、鼻水はちょうちんを作って気が抜けるように縮む。目の焦点は合わず、何を見てるのかもわからない。

これが一番なんてあんまりだ。

男は寝転がり、嫁の腰を両手でがっちり抑えてより激しく突き上げる。

「ダシテ!ダシテ!」

嫁が泣きながら掠れた声で男に向かって叫ぶ。

男が期待に応えて激しくなり、嫁の発言はより支離滅裂になる。

嫁は男の手を爪を食い込ませそうなほど強く握っている。

男は嫁に突き上げるの止め、腰を嫁に押し付ける。

直後に嫁はぐったりと力が抜け、男が支えながらゆっくりと横に倒れこんだ。

男は愛おしげに俺の嫁を見つめている。

俺は遅ればせながら、ようやくわかった。今までの結婚生活が夢だったんだ。

道理で美人な嫁さんが俺のとこに来たはずだ。

手料理練習してくれたり、掃除の分担を決めたり、風邪ひいて俺に甘えたり、あれは全部嘘だった。

俺はなんであんなにあっさり信じていたのだろう。

男がぐったりとした嫁を抱きかかえると、嫁はぼんやりしながら男の首に両手を回した。

顔が近づき始めたところで、俺は動画を閉じた。

他にもファイルがあるかその日はやめておいた。

臭い。

パンツの中は気持ち悪く、生臭い。何より吐瀉物の匂いが部屋に充満している。

部屋の換気をすると、幾分かマシになった。

匂いの元を片づけていると、心が落ち着いた。

やっぱり夢だ。現実を見よう、現実を生きないと。

俺はこの動画を観てから心を入れ替えた。嫁がみたら現状にきっと驚く筈だ。

ズボラな俺がこまめに掃除をし、インスタントではなく、パターンが少ないなりに料理の作り置きまでしている。

出産直後で疲れてるから、俺が支えないと。

子供の世話もがんばるぞ。

嫁には早く元気と余裕を取り戻してもらって、子供と二人でも大丈夫という信頼を得たい。

そうしたら、また現実を送ってきてくれるかもしれない。

Categories
未分類
Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です