前回の続きになります。前の話を読んで頂けると話の繋がりがよくわかると思います。
・・・・・・・・・
次の日の朝…
「きゃぁぁぁー!」
「な、な、な、なんで!…先輩がいるんですかーー!?・・・し、しかも…は、は、は、裸ーー!?…あーー!!私もはだかぁーー!!!」
「あうー!?…頭が割れそう。」
「朝から騒がしいな。」
「誰のー!…あうー」
「二日酔いか?水持ってきてやるよ」
「前、隠してー!…あうー」
俺は、パンツを履いてからキッチンに水を汲みにいった。戻ってくると橋本さんがこちらに可愛いお尻を向けて、パンティを履いているところだった。
「おしりがまる見えだぞー」
「きゃあー!見ないでー!…あうー」
「すまん、すまん」
俺は後ろを向いて、自分も着替えながら待つことにした。
「もうこっち向いてもいいです。」
「体調悪そうだな…とりあえず飲め」
「ありがとうございます。・・・って、違います!あぅ~」
「大声出すと頭に響くぞ」
「だから誰のせいだと〜」
「はぁ〜〜。いいです、もう。・・・昨日、居酒屋で飲んだ後の記憶があまりないんですけど・・・もしかしなくても、この状況って・・・や、やっちゃったりしてます??」
橋本さんは顔が真っ赤だ。その顔を見ていると少し…いたずら心が芽生えてきた。
「昨日は凄かった。あんな体験は初めてだ。」
嘘は言っていない。ミスリードしているだけで。
「なっ!!…な、な、なにしたんですかぁーー!…教えて下さいー!」
「さすがに俺の口からは・・・橋本さんの尊厳にかかわるし…」
「ぎゃぁー!何したんですか!私!!…先輩、教えて下さい!!!」
「頭痛は大丈夫か?」
「痛いです。めっちゃ痛いです!…でも、昨日の出来事の方が大事です!!」
少し、いじめ過ぎたかも…。俺も酔っていて実はよく覚えていないことにした。
「ほんとーですか?隠してませんか?」
「(笑)残念だが、本当だ。・・・まあ、さっきお尻と胸は見せてもらったが・・・」
本当は、身体のあちこちを見たし、触ったが、それは言わない方が良いだろう。
「そうですかー(照)、それぐらいならサービスということで…」
「まだ、会社まで時間あるな…俺が朝食を作ろう。」
「あ、いえ、私がやりますよ」
「お前は少し休んでおけ。会社で動けんぞ。・・・冷蔵庫開けるぞー」
俺は、パン、コーヒー、ベーコンエッグ、トマトサラダをテーブルに並べた。
「…手際良いですね。」
「そうか?普通だろ。」
朝食を食べた後、俺は改めて橋本さんにお礼を言った。
「お前のおかげでだいぶ元気が出た。ありがとう。このお礼は改めてするよ。」
「いえ、いえ・・・お礼なんて良いですよ。」
「そうはいかない。強くない酒に付き合わせて、二日酔いになってるし・・・それにお尻も見たしな。」
「(照)お尻から離れて下さい。」
「まだ、少し時間があるし、昨日、言っていた凪沙が依存させられているという話をもう少し聞かせてくれないか?」
彼女によると、おそらく言葉巧みに不倫相手を頼るように…具体的には会社での失敗を手助けしてあげたり、庇ってあげたり、悩みを真剣に聞くフリしたり…していったんじゃないかとのことだった。
その後、夫婦間の悩みなどの弱みを見せて、断りにくい状況を作ってから、肉体関係まで持っていく・・・正直、まどろっこしいと思うが、人によっては効果があるらしい。
かなり早起きだったが、いろいろ話をしていて、会社に行く時間が近づいてきたので、彼女は出勤の準備を始めた。
(酔った勢いで、やらなくてよかった。まあ、ちょっと危なかったが。)
その日は2人仲良く出社した。
夜、凪沙の元同僚の女性と会うことになった。凪沙の当時の様子を聞かせて欲しい…とお願いして会う約束をしたのだが、本当は相手の男の情報を集めるのが目的だ。段取りしたのは、やつだ。
「すみません、わざわざ足を運んでもらって。」
「いえ・・・大丈夫です。」
彼女はかなり緊張していた。彼女はすでにやつから凪沙が不倫を続けていたことを聞いているから、俺に文句を言われると思っているんだろう。
俺は彼女にプレッシャーを与えないように出来るだけ丁寧にゆっくりと凪沙の会社での様子を聞いた。
やつの報告書通り、凪沙達の不倫は有名で、かなり広範囲に知られていたらしい。その件で会社の重役から呼び出しを受けて注意されたこともあるらしい。
さらに不倫相手のことを聞くと、驚くことに、あいつは凪沙が退職した後に入ってきた新入社員にもすぐに手を出していて、社内では呆れられて味方はいないんだそうだ。
その他に彼がどんな仕事をしているか等、会社で知り得る情報を聞き出していく。彼女は、俺に罪悪感を感じているのか、素直に話をしてくれた。
その話の中であいつは、ある企業と太いパイプを持っていて、そのせいで多少、問題行動が多くても社内で優遇されているとのこと。・・・その企業、俺にも太いパイプがある。また、やつに調べてもらうか。
「いろいろありがとう。よくわかりました」
「すみません。私がもう少し強く説得していれば・・・・・・あ、あの…離婚されるんですか?」
「そうですね。たぶん、そうなると思います。」
「そうですか・・・」
彼女は項垂れて帰って行った。
俺は、やつに電話をかけて、追加で不倫相手のことを調べてくれるように依頼した。
「わかった。調べがついたら連絡する。とりあえず、3日くれ。・・・奥さんだが、あれから不倫相手とラブホに行ったのを確認している。ただ、出てくるときには1人だったから、たぶん別れ話でもしたんだろう。べッドの上で。」
「…そうか」
かなり強く言ったつもりだが、俺の声は届かないんだろう。もし、少しでもよりを戻したい気持ちがあるなら、別れ話をしにラブホに行くなんてあり得ん。
「はぁ~・・・もう、凪沙のことはどうでもいいや。」
・・・・・・
(凪沙視点)
私は、和哉が出ていったドアを呆然と見つめた。
「(ど、どうしよ、どうしたらいい?・・・このままじゃ離婚されちゃう!)」
「(いやだ!いやだ!離婚されたくない!・・・せっかく不倫はやめようと思ったのに!)」
「(誰か相談できる人・・・)」
私はこの時、最もしてはいけない手段を選択した。不倫相手に相談すると言う手段を…。
「ご、ごめん。今、話しても大丈夫?」
「いいよ。俺の声を聞きたくなったかな(笑)」
「貴方との不倫が和哉にバレました。」
「えっ!・・・何やってるの!携帯でも見られたの?」
「ホ、ホテルに入るとこを写真に撮られた。・・・それに家に盗聴器?があったみたいで、この間泊まりに来た時の会話が聞かれたみたい。」
「あちゃー。誤魔化せない感じ?」
「無理。・・・まともに会話してくれない。・・・このままだと…り、離婚されちゃう!…ねぇ、どうしたらいい!?助けて!」
「・・・わかった。15時にいつもの場所で。」
「仕事いいの?」
「凪沙のためだからな。」
「ありがとう。」
待ち合わせ時間に少し遅れて彼はやって来た。
「じゃあ…ホテル行こうか。」
「えっ…ホテルはさすがにまずいよ。」
「でも、ホテルなら回り気にせずに話せるよ。」
「…そうだけど・・・ホテルじゃなくても・・・」
結局、ホテルに行くことになった。
ホテルの部屋に入ると彼は私を抱き締めて、いきなりキスをしてきた。
「ん。…ダメだって…あふっ…今日はそんなんじゃ…ん。」
彼は執拗にキスを繰り返してきた。なんとか押し返すそうとしたけど、強く抱き締められて…最後にはキスを受け入れていました。
「ん。はぁん。んちゅ。」
彼は私のスカートをたくし上げ、下着の上から指でオマンコをなぞり始めた。
「嫌がってるふりをしても、濡れてきてるじゃん(笑)」
「言わないで…それより、離婚されなくてすむ良い方法を・・・あん♡」
「わかってるよ・・・でも、凪沙が可愛い過ぎて、我慢できないんだよ。」
「・・・もう♡」
彼はゆっくりと私の服を脱がしていきます。パンティを脱がすと、私の愛液が滴りました。
「もう準備万端みたいだね。」
「四つん這いで…お尻を突き出して。」
彼は服を脱ぐと、私の後ろにまわりオマンコにチンコを押し当てると生で一気に私を突き刺しました。
「あぉん。・・・あっあっあっあっ」
いつも時間をかけてしてくれる愛撫はなく、荒々しく腰を私のお尻に打ち付けます。すでにチンコを受け入れる準備ができているためか…激しいピストンに快楽を感じます。
「あっあっあっ、うぅん、あっあっ」
「気持ちいい?」
「うん。・・・気持ちいい」
しばらくバックでした後、正常位に体位を変えて、ピストンは続きます。
ピストンが速くなり、彼は痛いほど乳首をつまみながら…
「いくよ!中に出すよ!!」
「うん。私も逝きそう・・・一緒に…」
私の中に勢いよく精子が注入され、私も逝ってしまいました。
しばらくして、彼がオマンコからチンコを抜くと精子が流れ落ちます。
彼は私を起き上がらせて、目の前に仁王立ちして、いいました。
「舐めてキレイにして。」
精子と愛液で汚れたチンコを丁寧に舐めていきます。
チンコが口の中で固く大きくなっていきます。本当に絶倫です。
彼は私の頭を掴み、腰を振って口を犯し始めました。
「おふ、くっ、じゅぼ…く、くるし…」
彼は私のことはお構いましに腰を振ります。チンコが喉の奥をついて苦しくなり、口を離そうとしましたが、頭を押さえられて逃げられません。
「咥えるだけじゃなく、舌も動かせよ。」
私は涙目で舌を動かします。
しばらく、苦しい時間が続きました。
「気持ちいい〜、出すから全部飲めよ!」
喉の奥に精子が直撃し、吐きそうになりましたが、口にチンコが入っているため吐き出せません。
「ぐっ、げほぉ、ぐぅ」
彼が頭から手を離すと急いで口から吐き出して、咳込みました。
「げほ、げほぉ、げほ、・・・ひ、ひどいよ…げほぉ」
「ごめん、ごめん、・・・あぁーあ、飲めっていったのに、こんなに吐き出して…」
「・・・ごめんなさい。」
「まあいいや・・・また、四つん這いになって。…ほら、早くして!」
「はい。」
彼は後ろから両手でお尻の割れ目を大きく開いて、お尻の穴を舐め始めました。
「あん♡恥ずかしい…」
しばらくして、何かヌルヌルしたものをお尻に塗られのを感じて、後ろを振り向きました。
「な、なに?」
よく見ると彼は普段しないコンドームをしています。
彼はコンドームを被せたチンコをお尻の穴にあてがいました。
「えっ!・・・そこ、ちが…ぐぅ!?」
お尻にチンコが押し込まれ、激しい傷みを感じました。
「痛い!!…やめて」
暴れたせいでチンコがお尻から離れます。
「動くなって。・・・いいの?離婚しなくても良い方法があるけど…知りたくないの?」
「!」
「(我慢したら離婚しなくてすむ?)」
「そうそう…力を抜いた方が痛くないよ。」
チンコがまたお尻の穴に当てられます。
「ぐぅ!?…あっいっっ…くぅ…」
お尻に一気に押し込まれます。
「かはぁ!・・・いっ…たぁ…」
お尻に激しい傷みが走ります。
「おおー。締まるぅー。・・動くよ。」
「ダ、タメ・・・うぐっ、あ、い、いたい…お願い…やめて…お願い!」
「我慢しなよ。離婚したくないんでしょ」
「!・・・はぐぅ、あ、あ、いっ・・・」
彼は私のお尻を掴んで容赦なくピストンをします。
「くぅー。凄い締まり。気持ちいいー」
私が涙を流しながら激しい傷みを我慢していると…
「ああー出るよ!!・・・はぁー、気持ち良かったぁー。・・・まさに搾り取られるって感じだなぁ。…人妻の初アナルは最高!もっと早くやっときゃよかったな。」
ゆっくりとチンコが抜かれます。私はあまりの痛みに息も絶え絶えです。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「ああ、ちょっと切れちゃたね。・・・まあ、大丈夫でしょ。」
彼はそのままシャワーを浴びにお風呂に行きました。私はべッドの上で傷みが治まるのを待って、彼と入れ替わりにシャワーを浴びます。
私がシャワーからあがると彼はすでに服装を整えて部屋から出ようとしていました。
「えっ!?ちょっと待って!…り、離婚しなくても良い方法は・・・?」
「ああ、そうだったね。・・・うーん、親にでも頼れば?・・・じゃあね」
「待って、待って!…それだけ?他には?」
「はぁ~面倒だなぁ~、自分のことは自分で考えなきゃ」
「・・・個人的な意見を言うとね…不倫相手に山程、中出しセックスをされている妻なんて、死んでもいやだね。・・・結婚式に不倫で遅刻したり、不倫相手のためにピル飲んだり、…不倫がバレてるのに不倫相手とアナルセックスしたり…人として終わってるよ」
「まあ、でも身体は良かったよ。なかなか楽しめた。・・・後は離婚されないよう自分で頑張ってよ。無理だろうけど。」
「あっ・・・慰謝料請求なんかは自分の妻にするように愛しの和哉さんに言っておいてよ。(笑)・・・じゃあね。」
(バタン)
私は立っていられなくなり、その場にへたりこみました。絶え間なく続くお尻の鈍痛を感じながら、私は泣き続けるしかありませんでした。
・・・・・・
(和哉視点)
予定通りに土曜日に一旦帰宅した。
玄関には見慣れない靴が2足あり、リビングに入ると荒木さん…凪沙のご両親が来ていた。
父「留守中申し訳ない。・・・今日は凪沙のことについて話をさせてもらいたくてお邪魔させてもらった。」
「はい・・・お座り下さい。」
俺は、このご両親のことをとても信頼していた。子は親の鏡とよく言うが、このご両親に育てられた凪沙なら上手くやっていけると思ったぐらいだ。…まあ、間違いだったが。
「和哉・・・」
「ん。ありがとう。」
凪沙がコーヒーを入れてくれた。自分でも不思議だったが、割り切れたのか、普通に会話が出来た。
俺が普通に答えたことで、場の雰囲気は少し緩んだ気がする。俺がそれほど怒っていないと思ったんだろうか?
父「この度は娘が大変申し訳なかった。・・・娘から話は聞いた。娘が全面的に悪いのは間違いない。・・・ただ、無理を承知でお願いしたい。なんとか離縁だけは勘弁してあげてもらえないだろうか?」
母「む、娘はとてもあなたを愛していて、とても反省しているの。お願いします。」
2人は頭を下げて言った。
「荒木さん・・・頭をあげて下さい。」
父「もう父とは呼んでもらえないのか・・・和哉君の気持ちはよくわかる…娘は、浮気は今回だけでもう2度としないと誓っている。どうか許してあげてもらえないだろうか。言えた義理ではないが、なんとかお願いする。」
母「私からもお願いします。良い妻、良い母になるよう私から強く言って聞かせますから!」
「凪沙・・・どこまで話しているんだ?」
「・・・」
たぶん凪沙は、詳しくは話していないんだろう。
父「?・・・会社の元上司に言い寄られて、断りきれずに関係をもったと聞いているが・・・違うのか?」
「最初がどうだったかは知りませんが、彼女は私と知り合う前から相手と不倫関係でした。…もちろん、私と付き合っている間も結婚してからもずっとです。」
父「!…凪沙…本当か!?」
「凪沙が結婚式に遅刻したのを覚えていますか?」
「それは!!」
父「よく覚えているが・・・何かあるのか?」
「不倫相手と一晩中、不貞関係に夢中なっていて、寝坊したんだそうです。」
父「・・・」
母「!…なんてこと」
「そ、それは…彼がどうしてもって・・・」
「彼女は、子供が欲しいといいながら、不倫相手との子供ができないように避妊薬を常用していました。・・・不倫相手とはずっとコンドームなしで行為を行っていたと聞いた時は、さすがに言葉もなかったです。」
「それでも・・・結婚生活を続けろと言うのですか?」
母「た、確かに酷すぎる行為です。…で、でも凪沙は心から反省していて・・・」
「心から反省しているなら・・・浮気が発覚した直ぐ後に不倫相手とホテルには行ったりしないでしょう。」
「な!」
「ホテル・・・行っただろ?」
母「まさか・・・さすがにそれはないでしょ。凪沙。」
「・・・」
父「・・・どうなんだ?」
「・・・い、行きました。・・・でも!それは彼に相談にのってもらおうと・・・」
「で・・・結局、したんだよな。」
「・・・はい。で、でも私はやめてって…」
父「もういい。黙りなさい。」
父「この度は、娘が本当に申し訳ありませんでした。」
荒木さんは改めてふかぶかと頭を下げて謝罪した。
父「凪沙、離婚しなさい。お前のような女は彼には相応しくない。和哉さんがかわいそうだ。」
「父さん!?」
父「甘やかし過ぎた私達のせいだ。・・・離婚しても実家に戻ることは許さん。自分で考えて行動しろ!」
「母さん、助けて!」
母「無理よ。かばい切れないわ。あなたの好きにすればいいわ」
「そんな・・・」
「凪沙、もう無理なんだよ。・・・離婚届にサインしてくれ。」
「いや、いや、別れたくない、誰か助けて!」
凪沙はしばらくの間、泣き喚いていたが、最後には震える手で、離婚届にサインをした。
その後、今後の細かい話をまとめていった。財産分与については、大まかにまとめてあったので、それを元に話をした。このマンションは売却するつもりだ。購入してからまわりが開発されてきたので、地価が上がり良い値がつくだろう。
家具類も売却するつもりだが、凪沙が俺が選んだ家具をいくつか欲しがった。
「やめておいた方がいい。・・・凪沙が新しい生活を始めるには、元旦那との思い出の品物はない方が良いだろう。」
そういうとまた、彼女は泣き出してしまった。
彼女は一旦自宅に戻ることになった。荒木さんは許さんと言っていたが、今の彼女ではちゃんと出来る気がしないので、俺から自宅においてあげるようにお願いした。荒木さんは頭を下げて感謝していた。
その夜、凪沙は最後に一緒に寝たいと言った。
「今更・・・だ、抱いて欲しいとは言わないよ。・・・ただ…手をつないで欲しい。」
俺達は新婚当初によくしていたように、手をつないで眠りについた。彼女の手はこんなに細く、小さかっただろうか?
夜中に手に違和感を感じて目が覚めた。彼女は俺の手を自分の頬に当てて、静かに泣いていた。
「うぐっ…ひっく…うっ…ひっく」
彼女のしてきたことは、とても許せることではなく、離婚の未来を変えるつもりはないが・・・相手の男は徹底的に潰してやる!!と改めて心に誓った。
翌日、彼女はマンションを出て実家に戻って行った。・・・その10日後…
調査を依頼していたやつから連絡があり、早速、会う約束をした。
「希望通りの情報が集まったと思うぞ。」
俺はやつがまとめた報告書を斜め読みし、思わず、ニヤけてしまった。
「いいぞ・・・いい感じだ。」
一通り目を通した後、最初から詳しく読み込んだ。
まずは女関係だが、不倫は凪沙で4人目というのがわかった。現在進行中の不倫を入れると5人になる。これだけ不倫していれば、悪意ありと判断され、裁判に有利に働くだろう。やつの調べでは、その内、2人は、奥さんに不倫がばれているらしいが、離婚には至っていない。
仕事関係だが、取引先企業の資材部長に過度な接待を行って仕事を回してもらっていた。過度な接待とは、ズバリ女関係だ。クラブや高級ソープに招待したり、自分が付き合っていた不倫相手をあてがったりもしていたらしい。
その費用は、水増し請求して浮いたお金を使っており、その手口が克明に報告書に記載されていた。
「くっくっくっ…」
この情報があれば合法的に不倫相手を叩き潰すことができる。
「相手の奥さんに情報をリークするのか?」
俺がやるのはあくまで凪沙に関する不倫の追求のみだ。他の人との詳しい話は奥さんには伝わらない。裁判になればわからないが。
その場合、奥さんはあいつをまた許してしまう可能性が高い。しかし、俺がリークすることで、あまりの酷さに離婚に発展するかも知れない。
「奥さんとは話をしてみる。」
それからの動きは早かった。
まずは、あいつが付き合っている企業の重役とアポイントを取って会うことにした。
彼は同じ大学の先輩でOB会の時に出会ってから懇意にしてもらっている。
ある程度、事情を話した上で、資材部長が過度の接待を受けており、水増し請求を理解した上で処理していることをリークした。
彼は俺に感謝し、厳正に処分を行い、相手の企業に対しても厳しいクレームを入れることを約束してくれた。
次に奥さんと会って、あいつの所業をすべて話した。奥さんも浮気は疑っていたものの、予想よりもかなり酷く、今回の件で俺達が離婚することになったと聞いてかなりショックを受けていた。
また、やつは浮気がばれて、関係を切ったと言っていた相手とも実はその後も繋がっていて、挙げ句の果てにはお金を得るために別の男にあてがったいたことを聞いてあまりの酷さに泣き出してしまった。
あいつは家では、いい父親、いい夫を演じており、夫婦仲はよいそうだが、ずっと女の影があり、このまま夫婦生活を続けるか悩んでいたらしい。
すべて証拠込みの内容だったため、奥さんも信じるしかなく、旦那のせいで離婚に至ったことを謝罪した後、凪沙には慰謝料を請求しないで、すべて旦那に請求すると言っていた。
「ありがとうございました。・・・これで決心がつきました。私も離婚しようと思います。」
彼女の実家は資産家で、離婚して子供を引き取っても十分に暮らしていけるそうだ。
あいつの会社には、あいつが社員と不倫を繰り返していることや水増し請求をして、浮いたお金を着服していることを社内のコンプライアンス室に通報した。もちろん、俺には出来ないので、凪沙の友達の罪悪感につけ込んでやってもらった。
最後に弁護士から不倫の慰謝料請求を内容証明郵便で送付した。慰謝料請求額は300万円だ。ただし、すぐに支払うならと条件をつけた。
今回のケースならもう少し上積みしても良いだろうと弁護士に言われたが、どうせやつは、すぐに破滅するだろうからすぐに金が尽きるはずだ。その前に回収してしまうのが目的だ。
さて、きっちり仕返しさせてもらおうか…
・・・・・・・・・
(不倫相手視点)
「あぁん・・・うっうっうっく、あぁー♡」
「気持ちいいー。もっと突いてぇー!」
「もうちょっと上を擦る感じでー、あっ、そこ、そこいいー♡」
「も、もう少しで逝きそう♡…速く動いてぇ!」
俺はバックからこいつの尻を掴んで激しくピストンしながら気持ちが萎えかけていた。
(こいつ、注文多すぎて、うるさい!)
「あぁー逝きそうだ。」
「まだダメ!…あとちょっとだから我慢して!…あぁ♡」
俺は、我慢せずにこいつに中出しした。
「あぁー!・・・もうちょっとだったのに!遅漏なんだからもうちょっと頑張ってよ!」
「ごめんね。」
「まあ、・・・いいよ。許してあげる。次は頑張ってね。」
俺は遅漏呼ばわりされ、内心、頭にきながら話を続けた。
こいつは顔立ちはかなり可愛く好みだが、他がダメ過ぎた。わがままで自分本位、人の言うことはまず聞かない。体型は普通だが、やたら自信を持っていて自慢してくる。それなのにオマンコの締まりが悪くユルユル、ガバガバで気持ち良くない。
極めつけは…
「ねぇ…奥さんとは何時離婚できそうなの?」
やたら離婚を要求してくる。妻は一人っ子で両親がかなりの資産家だ。遺産が入れば全く働かなくても、遊んで暮らせる。離婚するはずないだろうが。
凪沙は良かった。お互い相手がいたせいでそんなことは言わなかったし、身体の相性も抜群だった。
最後にかなり雑に扱ったが、どうせ離婚されるだろうから、その後で優しくしてやればまた、身体を自由にできるだろう。
こいつは上手く騙して、あのオヤジにまわすか・・・。
俺は、まだ自分に破滅が近づいていることに気がついていなかった。
妻から内容証明郵便を渡された。中身を見ると凪沙の旦那からの慰謝料請求だった。妻は郵便の中身を知りたがったが、なんとか誤魔化して中身は見せずに済んだ。
(くそ。何が慰謝料だ!…お前に甲斐性がないだけだろ!!)
凪沙を使って減額を頼むか…いや、ダメだ。旦那が今更、凪沙の言うことを聞くとは思えん。
しかし、時間をかけて妻にバレるわけにはいかない。腹ただしいが、払うしかないのか。…だいぶ痛いが、幸い会社からくすねた金がまだ残っているから、それを充てればギリギリ足りるはずだ。また、あのスケベオヤジを利用して稼げばいいだろう。
翌日、指定された弁護士経由で慰謝料を支払い、示談が成立した。
この恨みは、凪沙の身体をおもちゃにすることで晴らすとしよう。飽きるまで遊んだら風俗で働かせるのもいいかも知れない。あいつは馬鹿だから簡単に騙せるだろう。
翌日、帰宅すると家の電気が消えていて、誰もいなかった。いつもなら嫁と子供が待っているはずなのに・・・。
リビングに手紙と封筒がおいてあった。
手紙には…
「(あなたの浮気癖は結局治りませんでしたね。前に約束した通り離婚します。封筒に離婚届けを入れておきます。私の名前は書いてありますので、あなたの名前を書いて投函して下さい。子供の親権や財産分与、慰謝料についても書いておきます。子供の親権については絶対に譲りませんが、その他については考える余地はあります。)」
「な!?」
浮気がバレたのか!?…あいつがリークしやかったのか!!慰謝料までとった癖に!!・・・なんとか誤魔化さないと・・・。俺は考えをまとめてからに妻に電話した。
「もしもし…俺だ。なんで不倫と思ったのかわからないけど勘違いだよ。とりあえず、家に戻っておいで。」
「浮気の証拠はあるわ。…もう騙されない。手紙に書いた通り離婚して。」
「だから勘違いだって。帰ってきたら、詳しく話すから」
「・・・興信所を使って調べたの。私が知らない名前が少なくとも3人は上がったいたわ。」
興信所?まさか、そこまでして調べたのか?
「だ、だから、何かの間違いだよ。浮気はもうしないって誓ったじゃん。」
「ホテルに入る写真やキスしている写真もある。」
「それにね。今日、会社の女の子から電話があったわ。あなたと愛しあっているから別れてほしいって。ご丁寧に電話越しにあなたとの不倫の時の音声を聞かせてくれたわ。言い逃れは無理よ」
「・・・冷静になろうよ。離婚してどうするのさ?子供が可哀想だろ。そう思わないの?」
「子供を引き合いに出せば許してもらえると思うの?・・・興信所の報告書を見てあまりの酷さに言葉も出なかったわ。」
「・・・俺は離婚に同意しないぞ」
「離婚に同意してくれなくても、裁判所に申告すれば、今回のケースなら一方的に離婚できるからいいよ。」
「手紙の内容よく読んでおいて。」
そういって電話が切られた。その後は電話しても全く繋がらない。
(まずい、まずい・・・なんとか引き止めないと)
明日は例の資材部長を訪問することになっていて会社を休めない。なんとか明後日に直接会って宥めないと・・・。
(くそ!今まで上手くいってたのに!どうしてこうなる!?)
翌日、会社に行くと統括部長にPCを持ってすぐに会議室に行くように言われた。統括部長といっしょに会議室に入ると、そこには役員、人事部長、システム部課長が待っていて、まずはシステム部課長にPCを渡すよう指示された。
「パスワードを教えて下さい。」
「えっ、な、なにかありましたか?」
「いいから、教えなさい。」
全く聞く耳を持ってもらえない。
パスワードを教えると課長はPCの中身をコピーし始めた。
(まずい!あの中には汚職の証拠がある!)
「な、なにしてるんですか?…こ、顧客の情報があるのでコピーはやめて頂きたいのですが。」
役員が俺に言った。
「君は、本日付けで懲戒解雇になった。」
解雇通知が目の前に置かれる。
「な、なぜ…わたしが!!解雇される理由がありません!!」
「君の意見は聞いていない。これは役員会での決定事項だ。直ぐに会社から去りなさい。私物は後ほど君の家に郵送する、・・・以上だ。」
「横暴だ!労基に訴えますよ!」
「好きにするがいい。我社では横領は解雇対象だ。・・・また、詐欺で刑事告訴する予定だ。」
横領がバレた!!どうして!!
「証拠、証拠はあるんですか!?」
「見つけました。」
ちょうどその時、システム課長が声をあげました。
「相手の企業からも損害賠償請求がきている。・・・民事で請求してやるから覚悟しておけ。・・・要件は終わりだ。我社から出ていけ。」
いきなりの展開に頭が真っ白になってしまい、その後は引き摺られるように会社から放り出された。
どうやって帰ったのかわからないが、気がつくと家に戻ってきていた。
(くそ!!このままじゃ全部失う!何か手立てを考えないと・・・まずはあいつに言って会社の情報を集めるか…どごまで知られているかで態度を変えないと・・・)突然、家の電話が鳴った。もしかしたら妻かも知れないと思い電話をとると、不倫相手だった。
「あら、いたのね。ちょうどいい。・・・私、あなたと別れるから、犯罪者の妻だなんて絶対イヤ!・・・奥さんにも別れるから慰謝料とか請求しないでって言っておいて。」
「なに勝手なことを!!」
「最後に言っておくけど、あなたとのセックスはつまらなかったわ。テクニックも全然ダメ。奥さんがかわいそう。はぁ〜」
「な!!・・・お前こそ!ガバ・・・」
会話の途中で電話が切られた。
知り合いにあちこち電話したが、誰も金をかしてくれそうもない。凪沙にも電話してみたが、全く繋がらない。
もう、俺は終わったのだろうか?そんなことはないはずだ。まだ、なんとかなるはずだ。俺は悪くない。女共が俺を雑に扱うから俺が苦労するんだ。
酒を飲んでもイライラが収まらない。家にある酒が尽きて、ふらふらの足取りでコンビニに酒を買いに行った。帰り道、ふと見るといい尻をした女が前を歩いていた。時間は夜の11時だ。こんな時間に歩いている女が悪い。俺は衝動的に女に後ろから抱きつき、道端の倉庫の影に引き摺り込んだ。
「きゃあー。」
「うるせえ。気持ちしてやるから大人しく股ひらけ!」
「なにをしている!!!」
後ろを見ると警察官が駆け寄ってくる姿が見えた。
・・・・・・
(和哉視点)
俺は不倫相手がどうなったのかをやつから聞いた。俺に慰謝料を支払った後、奥さんに離婚され、会社をクビになったらしい。
会社をクビになって自暴自棄になったのか、通りすがりの女性を襲い、強姦未遂で逮捕された。会社からは詐欺で訴えられており、その件でも逮捕される可能性が高い。やつの横領額は5000万円程あるらしく、あいつは借金まみれになっている。
なかなかの転落ぶりで、少し溜飲が下がった。
やつとの関係に区切りがついたため、離婚届を役所に提出した。これで離婚成立…実にあっさりとしたものだ。…何だかやり切れない。今日は飲むことにしよう。
1人で飲むのは寂しいので・・・誰か…いや、橋本さんを誘ってみよう。
飲み屋で、橋本さんにかいつまんで結果だけ話をした。
「そうですかー。区切りがつきましたかぁ」
「・・・なら、私も我慢しなくていいですね。」
「なにがだ?」
「ナイショです♡・・・今日は飲むぞぉー!」
「お前は飲み過ぎるなよ。潰れたら置いて帰るぞ。」
そういいながら、潰れたら…また、エロモードになるだろうか…と考えていた。
今回はここまでになります。希望が多ければ続編も書きたいと思います。