妻、沙織の薬物レイプ事件 その2

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【秋男サイト会議室】

「そんな、、、そんな、、、早見先輩、」

「くそったれ!!」

達也「、、、、、、」

三人三様の反応を見せるこいつらは、つい数ヶ月前までの早見の部下だ。

俺はもう本社勤めじゃない。情報の漏洩は最小にしたいが、どうしても本社内に協力者が必要だった。

早見の腹心だった国見達也(くにみたつや)

それと、達也の同期で、早見の仕事と俺の仕事のバックアップをやっていた田仲夫妻、直哉(なおや)と香緒里(かおり)。

「俺はもう本社に所属していない。どうしても本社所属のお前らの協力が必要な局面があると思う。力を貸して欲しい」

大きく頷く田仲夫妻。

達也「、、、で、具体的には、今、何を動けば良いのですか?」

「具体的にはまだだ。明日の松下さんの結論待ちだ」

達也「、、、、、(ぼそっ)遅いよ」

そう呟く達也の声音は酷く冷たかった。

【三月サイト、とある人のいない場所】

「立件の証拠としては十二分ですね。映像、薬品関連品。婦女暴行・薬物不正使用どちらでも簡単です」

「セカンドレイプを避けたい」

「承知しました」

「立件は避けられないけど、そこは警察関連のつてを最大限利用出来ると思う」

「はい」

「本件の沙織の今後への影響を最小限にしたいんだ」

「三月様は、、、」

「ん?」

「三月様は割り切れるのですか?」

「、、、こんなの犬に噛まれて大怪我したようなもんだ。それにさ、あいつ結婚前に男七人経験してるんだってさ。七人が八人でも一緒だよ」

「、、、本音のようですな。さすが三月様」

「怖いよ、あんた。まあ、これであいつが男拒否!とかなっちゃったら泣くけどな」

「本家の意向をお伝え致します。本件については例外の無い最大介入を辞さない、、とのことです」

「じいさん、、、」

「いつでもお申し付けください。全て消しされ、、と」

「それは悪魔の誘惑だよ、周さん。まあ、じいさんには頼むから静観しててよ、、と伝えてくれ」

周さん、とある華僑から派遣されている俺の相談役。

「承知しました。他には?」

「あそこまでの薬物だ。本件が野田とか言う一介のサラリーマン課長の単独犯行かは疑問だ」

「全容の解明ですね。承知しました」

「俺が言うことじゃないが穏便にな」

「三月様、当然ですが我々はマフィアではない。でも我々なりのやり方はあります。ご要望の情報は至急お届け致します」

「松下さんには悪いが、明日の結論が単純な野田切りだったら、、、戦争だ」

「はっ!おまかせください!それと」

「周さん!これは!」

それは、この時代では珍しい。

「火急のときです。三月様の信頼出来るものにお配りください」

【三月サイト夜飯田橋警察病院】

沙織「みっちゃん、、、」

「ここにいるよ、、」

沙織「あたし、いつまでここにいるの?」

「そうだな、、、全部解決するまではここにいようか、、」

沙織「、、、も?」

「うん?」

沙織「みっちゃんも、ここにいるの?」

「ああ、解決のための交渉事で出掛けることはあるけど、ここに寝泊まりするよ」

沙織「会社は?会社はどうするの?」

「有給はたっぷりあるからね。優秀営業マン舐めんな(笑)」

沙織「あたしは?あたしはどうしよう?」

「心配しなさんな。秋男や松下さん通して、有給扱いにして貰うから」

沙織「あ、、!明日大事な交渉が入ってた」

「命令だ、サボれ(笑)」

沙織「クビになっちゃうよ」

「クビか、、、出来るもんなら、、だけど、クビになったら俺の専業主婦やってくれよ」

沙織「みっちゃん、、、」

沙織が抱きついてくる。

沙織「抱いて、、欲しいな、、」

「俺もお前抱きたい」

沙織「だったら!」

「沙織、、お前を失いたくないんだ」

沙織「え、、、」

「あの日の行為、無理やりでも感じただろ」

沙織「う、、、うん。で、、でも少なくとも挿入されてからは普段のみっちゃんの足元にも及ばなかったよ!」

「一回、逝った後だったから(笑)?」

沙織「うん」

「落ち着いて聞いてね?今は感じないとしたら?」

沙織「え、、、?」

「触ってるんだけど、今、感じないだろ?」

沙織「え、、、え!?」

俺の指は、沙織の太ももに差し込まれている。でも、、、。

「こんな期間もあるんだよ。焦るとあの凌辱の記憶が悪い意味で鮮明になっちゃうかもしれない」

薬は怖い、、、本当に怖い。

沙織「あたし、、あたし、どうしたら、、」

「落ち着いて沙織。こんなの一時的にはしかに掛かったようなものだよ。すぐ回復する。そしたら俺が沙織の身体に物凄くイヤらしく上書きしてやる。沙織が嫌ってくらいな」

沙織「みっちゃん、、、みっちゃん!」

沙織が抱きついて来たから分からなかった。

もし沙織の顔が見れていたら分かっただろう。沙織が納得からはほど遠い、思い詰めた表情をしていたことを。

翌日早々、俺は朝食の沙織から離れて、主治医との面談に向かった。

職業柄知っている内容が大半だったけど、沙織に使われた薬物量の推察が出たのは大きかった。

俺は沙織の病室に戻りながら思いを巡らせる。

これなら何とか大丈夫!

でも病院隔離の時間は長めにして貰おう。

そしたら、今日夕方の松下さんとの交渉から本格的に戦闘開始だ。その前に周さんなら調査終わらせてるはず。先に情報を手に入れ、、、て?、、、、

目の前には想像もしていなかった光景が。

沙織のベッドは、、、空だった。

廊下に飛び出した!

近くの看護婦を思いっきり捕まえる。

「きゃっ!」

「沙織がいない!」

「、、え!?」

「探してくれ!早く!!」

慌ててナースセンターに飛び込んでいく看護婦。

俺は、、、俺は!!

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