「三月~」
「桂木さ~ん」
あ~やめときゃよかった!!
「このへたれが!!」
「ケツの穴ちっちゃいっすね~」
うるさいわ!人の傷口グリグリほじくんじゃね~よ!!
、、、やっぱり、こいつらなんかに相談すんじゃなかった!(涙)
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相変わらず、これは、ギリギリ携帯電話が普及していなかったくらいの頃の昔話。
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俺、桂木三月(かつらぎみつき)32歳。警察機構にほど近いとある商社のサラリーマンいうかセールスマン。
会社は違えど社会人同期で公私ともに文字通り相棒の秋山秋男(あきやまあきお)と秋男の後輩、、、と言うよりうちの妻、沙織の腹心の部下である国見達也(くにみたつや)。
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とある相談事で俺達は、深夜の歌舞伎町に繰り出している。
ここは、昔で言うボッタクリバーなので、マル秘の相談事にはもってこいだ。
、、、何でそんな事が出来るかと言うと、
俺、、仕事の関係で、警察機構や法律事務所系に強い。
秋男、法人保険系のダークな部分を得意とする、、つまり裏社会に強い。
達也、秋男や沙織の元で調査関係に強い、、興信所の友人多数。
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黒いんだ俺達。
ちなみに沙織は地方出張中。
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達也「で?早見(沙織の旧姓)先輩の昔の七人の男が気になると」
秋男「自分で早見から聞き出しといて何言ってんだボケ」
達也「早見先輩、自分から言ってるんでしょ?先輩にはもう思い出なんすよ」
秋男「大体、てめえ自分のこと棚に上げて、何気にしてんだボケ」
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いやいや、、だって七人も彼氏がいたなんて思わなかったんだもん。婚約者がいたことは知ってたけど、一途だったんだろうなあと。
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達也「何、その年で夢みたいなこと言ってるんすか。それに七人のセックス体験って彼氏とは限んないんじゃないっすか?ワンナイトのお相手とか」
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うぐっ!!
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秋男「大体、てめえこそ早見の前のセックス人数何人だ?」
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、、、、、、いや、彼女って言えるのは二人
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秋男「余計悪いわ!ボケ!」
ボケボケ言うな~。
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達也「三月さんってそんななんすか?」
秋男「昔のこいつはハッキリ言って女の敵だ」
いや!半分以上はお前絡みの裏仕事、、、。
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達也「何でそんな人に早見先輩紹介したんすか!」
秋男「こいつ荒んできててな。こうでもしないと真人間にならないなあと」
うるさいわ!お前のせいだろうが!
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秋男「それにな、早見は早見で拗らせていてな。お前だって入社してただろ?ウワバミ鶴姫の高速ビンタ事件」
達也「ああ、地方支店の早見先輩の同期社員が飲み会の後、先輩をホテルに連れ込もうとして引っぱたかれた話ですか」
秋男「あれ早見の中では彼氏扱いらしいぞ。身体の関係は無かったみたいだけどな」
うん、その話は沙織から聞いた。沙織、お酒飲むとすぐ真っ赤になるんだけど実はえらい強いんだよな。あれは知らないと男は引っ掛かるわな。
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秋男「んで?達也、調べたんだろ?かわいそうだから三月に教えてやれよ」
達也「はあ、、、結論から言うと、早見先輩の彼氏ってのは、身体の関係有りは四人っすね。高校時代一人、大学の不倫店長と元婚約者、あとはうちの社員の真弓先輩。」
後、三人は彼氏じゃないのかよ、、、ちょっとショック。
達也「そんな生易しい話じゃないっすよ」
秋男「ん?」
達也「強姦、、それも三人がかりの輪姦ですよ」
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達也「不倫店長と元婚約者って交際被ってないんですよ。表向きは大学一年からカップル扱いされてたみたいですけど」
秋男「男避けか」
達也「多分、早見先輩は不倫店長と別れようとしたんでしょうね。それを逆恨みしたそいつが早見先輩を騙して知り合い三人をけしかけたみたいです。早見先輩しばらく大学にも行けなくなっていたみたいでそんな噂が入手出来ました」
秋男「待て待て!三月。どこいく」
「横浜」
秋男「馬鹿!本気になるな」
「、、その店長は潰す!」
達也「横浜行ってどうするんすか?」
秋男「こいつには鬼みたいな華僑のつてが強力にあるんだよ!人が死にかねん!」
達也「あ~三月さん、無駄っすよ。その店長、明日には潰れます」
「は?」
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「んで、お前が調べた現在進行形の浮気話をすでに匿名郵便でほうぼうに送りつけたと」
秋男「えげつないなお前」
達也「、、、俺も許せなかったんで」
ありがとな、、達也。
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達也「結局、その元婚約者さんが結構頑張ったみたいでしてね。早見先輩を救って不倫店長から引き離したみたいですよ?まあ、やったことは俺と似たような脅しでしょうが」
「う~ん」
秋男「どうした三月?」
「いや、その婚約者って、なかなかじゃん。何でその後破局したんだろうなあって」
達也「ビデオ」
「ん?」
達也「その店長が撮り貯めた映像があったみたいでしてね。それを何かの拍子に観ちゃったんじゃないかってのが俺の推測ですね」
「何でそれで破局するの?」
達也「そりゃ彼女の想像もつかないような淫れっぷりがビデオに入っていたらショック受けるんじゃないっすか?」
「沙織は元々敏感体質でエッチだと思うぞ?ムッツリだけど」
達也「あ~、よけいなこと言わないでください。あの人、俺達世代のアイドルなんすから」
秋男「外見からは想像しにくいんだろ。なかなかそんな姿は婚約者に披露して無かったかもしれないしな」
達也「鶴姫ですからね」
「それだよ」
秋男「それって?」
「いや、、沙織の、煮ても焼いても食えない鶴姫ってどこから来た話なんだろうって」
秋男「冷凍ミナミマグロ女よりはましだろ?」
「、、、、、」
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沙織、社会人デビュー後の最後のセックス相手、真弓ってのは秋男の同期らしい。結構なプレイボーイで、今となっては不思議だけど、傷心だった沙織はコロッと引っ掛かったらしい。
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秋男「まあ、俺もそれで真弓が落ち着くなら良いかなって思ってたんだけど」
達也「何があったんですか?」
秋男「真弓は首尾よく早見をホテルに連れ込んだ。そこまでは良かったんだがな」
「、、、、、」
秋男「早見曰く、下手だった、、と」
達也「ぷっ、、。」
秋男「後日、真弓がな、ありゃ冷凍ミナミマグロ女だと言ってきてな。それは流石に聞き捨てならないからもう少し穏便な話にしろ!と」
達也「それが鶴姫の由来ですか」
「、、、、、」
秋男「結構、早見もベッドできついこと言ったみたいでな。真弓ももう誘えないって言うから、よけいな事だけは言うなって、双方に釘を刺したんだよな」
達也「まあ、早見先輩には三月さんで良かったんでしょうね」
「、、、、、」
秋男「あの早見と暮らしてるんだろ?尊敬するわ」
「、、、、、」
達也「三月さん?」
「、、、、、」
秋男「あ~潰れちゃってるわ~」
達也「三月さん、見掛けによらずお酒弱いんすよね。ある意味、早見先輩とお似合い」
秋男「三月じゃなきゃ早見を満足させられなかったと思うんだよな。で、不倫とかに懲りてる早見じゃなかったら三月は心を開かなかったと思う」
達也「秋男先輩、ナイスアシストですね」
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達也「んで?三月さんの女性遍歴って?」
秋男「そりゃこいつ起きてないとしゃべれんわ」
エロくなくてすみませんでしたm(__)m