声優専門学校の夏休み自主公演はつつがなく終わった。元々、身内でやるものだから、予定の無い生徒や講師、ちょっとした業界関係者くらいしかいなかった。
すうの会話劇は抜きん出て素晴らしかった。
特にすうは、小さい事務所のマネージャーが講師と「彼女、本科じゃなくて基礎科なんですか!?」と話していたのを聞いたくらいだ。
まぁその後は当然、打ち上げをすることになった。
学校の近くにかなり綺麗な居酒屋があって、半個室な上にトイレも複数あるタイプ。
俺たち基礎科はほとんど未成年なのでソフトドリンク。Sは普通に飲んでたけどなんとこいつ20代半ばだった。ちょっと引いた。
すうはもうすぐ誕生日ということで飲まされようとしていたが、
「19になるんです〜。来年までダメですよ〜」
と言っていた。メイクで色っぽくなっているけれど、実際かなりの童顔だと思う。
在学中に既にアニメの現場に出ている先輩からのタメになるお話しを聞いたり、マウント取ってくる先輩をいなしたりしている内に、Sがガーガー寝始めた。
気付くと少人数の班ができていて、あっちこっちに別れて駄弁ったり、爆睡したりしていた。
だから、誰も気が付かなかった。Sたちが大人しくなるしっかりした真面目で頼れる先輩たちは、演技論に夢中だったり寝ていたりそもそもバラバラに帰っていた。
だから、すうと、あの巨漢のセクハラ先輩がいなくなっていることに、誰も気が付かなかった。
俺はめちゃくちゃ嫌な予感がして、血相変えて探し回った。もう帰ったのかもしれない。そうであってほしいと思いながら、トイレに入った時。
閉まっている個室から、ほんの僅かに、
「フンッ、フンッ、フンッ」
という男の声がした。踏んばっているんじゃない。耳を近づけると、ペチペチペチペチと、リズミカルな音もしているのが分かった。
俺は今思えばパニクったのか、隣の個室に入ってしまった。
するとさっきの音に加えて、時折、
「んっ♡……んんっ………は、ぁんっ………」
という、いやらしい萌え声もしていた。
俺は便座に足をかけ、個室の壁の上側を手で支え、かなり苦しいながらもギリギリで隣の様子を上から見ることができた。
まず見えたのは、こっちを見あげているすうの顔。
ビックリして咄嗟に隠れたが、恐る恐る覗くとすうの目は完全に閉じていた。しかし、顔を下げることができないのだ。
すうの顔とおっぱいの間に、例のセクハラ先輩の腹があったから。
そしてジーパンを脱いでる先輩の股間部分は、すうの真っ白でまん丸な、手のひらから溢れるサイズのおっぱいで完全に隠れていた。
すうはシャツをずり下げられてブラを脱がされ、肩から下乳までが完全に露出していた。
その状態でスカートをめくり上げられて、パンツを半脱ぎにされ片足に引っ掛けられて、蓋を閉めた便器に座らされている。
先輩が、左右から鷲掴みにしているすうの胸の間で前後上下に腰を振る。「ペチペチペチペチ」という音が鳴り、
「んっ♡……ふっ……ふ、うぅん♡……」
すうの甘い声が漏れる。
意識の無いすうの胸を使って、パイズリしている……!
そういえばSとすうをサンドイッチする時、先輩は必ずすうを前から攻めていた。
あんなにいいプリケツを無視してひたすら胸側にいたのは、先輩がおっぱい星人だからか……などと考えていたが、おかしい。
あんなに乱暴に胸の谷間でチンコをしごかされているのに、すうが眠ったままだ。
弾力とハリのある胸は、潰すほど寄せられても丸みを保つほど肉が詰まり、それでいて揉みしだかれると指の隙間から溢れるほどやわらかく、ゴシゴシグニグニとチンコを包み込み、先輩はあまりの気持ち良さにヨダレを垂らしている。
いくらすうが寝ると起きないといっても限度がある。これ、薬を盛られたんじゃ……!?
考えている間に、先輩がすうの胸に腰を密着させたまま、手だけ胸から離してすうの後頭部に回し、半開きになったすうの唇に自分の口を重ねて、貪り始めた。
「ぶじゅる!ぶちゅるる!」
「んっ♡ちゅ♡ちゅっ♡ごはっ、おえっ♡ちゅ♡」
すうの声がエロすぎる!その可愛い声に限界が来たのか、先輩は顔を離してすうの背中に手をやって抱きしめ、凄まじい速度ですうの谷間に向かって腰を振った。そして、
「ほおおおっ!」
と情けない声をあげて、腰を振る速度を緩めた。
高速ピストンから急にゆっくりになる。先輩のこの射精の動きは何度も観てきた。
しかし、AVみたいに精液がおっぱいの谷間から飛び出すのかと思ったけどそんなことはなかった。
というか、チンコが根元から先端まで全部すうの肉厚おっぱいに埋まっていて、おっぱいに中出ししたみたいになっている。
すうの胸はこの大きさでありながら、手を離されても垂れることなくしっかりと持ち上がって丸い形のままだった。
「フーッ……フーッ……」
鼻息を整えて、先輩がすうの胸の中からチンコを引き抜き、胸を左右に広げる。
「ぬちゃあ……」という音がして、搾り取られた大量の白濁液が、離された巨乳の間にベットリと付着していた。
先輩はしばらくそれを見つめたあと、すうの太ももを抱えて、つるつるのパイパンマンコを自分の方に向けた。
すうのアソコは綺麗なサーモンピンクの上付きで、土手が高くかなり盛りマンだった。
そこへ前戯も無しに、真性包茎のドリルチンコを押し付けた。
(すうの処女が!)
俺は心臓が張り裂けそうになって、もう我慢できずチンコをしごいてあっという間に、過去最高の射精をした。
壁から垂れ落ちた精液の山は、冗談抜きでふだんのオナニー時の5倍くらい出た。
すうという最高の母体に絶対に種を植え付けるという意識が働いて、睾丸が異常に精子を増やすんだと思う。
先輩の精液も、粘度が高すぎてすうの胸の谷間から一滴も零れない。ものすごい濃厚だ。
しかし、先輩の包茎は、パイパンのスジに先っぽが入っただけで全く進まなくなってしまった。
「ああクソ、あーっクソ!なんだよもう!」
間違いなく先輩は童貞だ。そして精液をおっぱいに搾り取られて、皮かぶりドリルは小指より小さくなっていた。
なんとか勃起させようと、太ももやデカ尻を撫でさすり、胸を揉み、すうの顔を舐める。
「ふにゅ♡あぁん♡らめ……♡」
クリトリスに包茎が当たる度に可愛い声が漏れ、すうもヨダレを垂らして幸せそうに寝言を言う。
俺もめちゃくちゃ興奮しているのに、金玉の中身を一滴残らず放出してしまって、完全に萎んでいた。
「ああもう、クソッ!」
先輩が頭を抱えて天を仰ぐ。
そして、俺と目が合った。
…………無言で俺が個室を出ていくと、そっと隣の個室の鍵が開いた。
……話を聞くと、先輩は昨日、すうに告白したらしい。そして玉砕し、以前購入して使う機会の無かった睡眠薬を試したのだという。
本当は俺もおこぼれに預かりたかったが、俺も先輩も、もう全く勃たない。2人とも足がガクガクしている。そしてもうすぐ薬が切れるようだ。
精液を拭き取り、すうの服装を元通りにした。
すうの盛りマンのスジには、精液が塗りたくられている。だが、ピッタリと閉じられて、何者にも侵入された形跡は無い。
俺は、確かに今、ホッとしている。すうが他の男に性処理に使われるのは興奮できるが、処女を奪われるのはキツかった。
すうに肩を貸してみんなのところへ戻る。寝ていたということにした。
……顔を舐め回されたことでメイクが崩れているのに気づいた人もいたかもしれないが、特に何も言われなかった。目覚めていたS以外には。
Sから詳しく聞かされた俺は、考えた末に起きたことをそのまま話した。
Sは起きたすうを家まで送ろうとしたが断固拒否されていた。その日はそれで解散になった。
8月が終わり、新学期が始まると、風の噂で例の先輩が階段から落ちて大怪我をして休学になったと聞いた。確かに本科を覗いても、先輩はいなかった。
Sはその話に全く興味を示さなかった。ただ、すうを見つめるSの目は、犯罪者である先輩よりもさらに悪意を感じた。
俺はすうが心配になり、なんとか見守りたいと思った。だがすうのマンションまで来たところでどうしようも無い。
だから9月、すうの誕生日に、すうが好きなピンクと黒でおなじみの某キャラの高いぬいぐるみをプレゼントした。
「うわ〜!嬉しいよ〜!一生大事にするね!」
そう言われて罪悪感が湧く。その高額なぬいぐるみの中身こそ、俺が夏のバイト代の全てを使って買った、高性能リアルタイム盗撮カメラだ。
そして無事に、俺の部屋のPCにはピンクと黒を主体にした女の子の部屋が映し出された。
ありがたいことに、薄ピンクの可愛いベッドと、シックなクローゼット、キッチンとその先の外へ出る扉まで映る場所に飾ってくれたようだ。
「ふぅ……あ、あれどこやったかな……」
すうの声もハッキリ聞こえる。
当時の俺は、こうして見守っていれば大丈夫だと思い込んでいた。
今はただのストーカーだったと反省しています。電車編に続きます……。