夫のSMプレイに耐えられなくなった香緒里ちゃんが助けを求めてきた件 3 達也のこころ

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「三月さん、、、」

「ん?」

「お願いがあります」

「なんだい?」

「、、もう、香緒里ちゃんを抱かないでください」

「、、、、、、、」

「、、おまえ、、香緒里ちゃんを抱いたのか?」

「、、、、、はい!」

【3週目週末、国見達也探偵事務所】

沙織「国見ごめ~ん。電話でも話したけど、明日から10日間、香緒里貸してね~」

「本当に理不尽王女ですね?香緒里ちゃん仕事に慣れてきて、一気に事務所の中核戦力になりつつあるんですけど、それを(また家政婦で貸してね~)ですか」

沙織「本当ごめ~んって言いたいけど、ちょっと聞かせろ!」

「く、口がすべった、、」

沙織「(理不尽王女)って何?」

「、、、(汗)」

沙織「言い出しっぺお前?」

ブンブンブン

沙織「じゃ誰?」

「、、(ダラダラダラ汗)」

沙織「、、ふ~ん?国見、首をちょっと振るだけで良いよ。言い出しっぺはうちのパパ?」

「、、(ダラダラダラダラ汗)」

沙織「うん!よく分かった!ありが、、」

「待って待って!俺たちは理不尽女王だって言ったんですよ!そしたら三月さんが(あいつは王女だ~)って」

沙織「語るに落ちるとはこのことだなあ~達也!!」

、、、本当、この人には敵わない。全然華奢な女性で、仕事のプレゼンなんかとは別人なほど普段は隙だらけな言動なんだけど。

この人の笑顔には本当に救われてきたから。

この人は俺の目の前でどんどん変わっていった。まるで蛹が蝶に変わるみたいに、、、。

パートナーに恵まれると人はこんなに幸せになれるんだって、俺に身をもって教えてくれたんだ。

、、、俺じゃ誰も幸せに出来ない。

女性の心の奥の傷には敏感なのに、、、生来の性分ですぐ調べちゃうのに。

それを自分の欲望にしか使って来なかった俺には、、、。

早見先輩の大学時代のこと、年配の男性との不倫話も含めて全部調べた。それくらいあの頃の憂えている早見先輩は俺には魅力的だった。

大学の頃、何度もやってきたように、この情報で早見先輩を脅して犯して、写真撮って俺のセフレにしようと思った。

俺が入社した時には既に確立していた早見先輩の愛称「鶴姫」。早見先輩はその名にふさわしい孤高の輝きに満ちていた。

直属で付き合っちゃうと、主にその性格からくる若干の子供っぽさが災いして、その雰囲気をやや中性的に感じてしまうけど、あの容姿の輝きは別格。

沙織「た、達也!こんなこと、、こんなこと許されない!」

達也「今さら遅いですよ、先輩の写真コレクションは増えていくだけです。さあ、いつものように自分でやってみてください。俺の目の前でね」

沙織「こんな、、こんな、、悔しい、、う、、ああぁ~」

早見先輩が悔しそうに屈服して、俺の腕の中で可愛い喘ぎ声を奏でる、、何度妄想の中で先輩を犯しただろう。

早見先輩は、当時の俺には最高の獲物に見えた。

用意周到に準備を重ねてまさに実行しようとしたその時だった。

A男「よう!ちょっと訳ありでさ~、早見の過去を調べているんだ。早見の婚約破談のあたりとその前の既婚者との交際のあたり、極秘で調べてくれよ。お前なら簡単だろ?、、あ、もちろん情報の守秘義務は守ってくれよ?早見にもな!」

、、、A男先輩には感謝している。あの人がいなかったら、俺は止まらなかった。そして、実行していたら、後に続くこんな仲間たちとのふれあいなんか一生出来なかっただろう。

そして、、三月さんは、俺の目の前で鮮やかに早見先輩をかっさらっていったんだ、、。

三月さん、普段はお人好し丸出しの穏やかなだけに見える、でも交渉事ではキレッキレの別人のような姿を見せる、味方にするとこれ以上無い切り札。そして不思議なことに俺と同じ側の匂いを垣間見せる人。

俺が唯一、何を言われても素直に従っちゃう人。

達也「しっかし、これって早見先輩明日から10日間の出張ってことでしょ?三月さんがよく許しましたね。」

沙織「、、許してないわよ。毎日強烈な折檻続きで寝不足、、ねえ国見~今日はパパ飲みに連れ出して酔い潰してよ~」

また来たよ、、、この理不尽王女!

本当たまに「あんた今頃、俺のセフレだったんだよ!」とか思っちゃう。言えないけど。

達也「早見先輩、明日出発なんでしょ?三月さんが応じる訳無いじゃないですか、、、先輩が徹底的に三月さんの折檻を受けること期待してます」

こ、こいつ~と、顔を引き攣らせる先輩。

沙織「だ、大丈夫よ、国見が(香緒里の件で相談がある)って言えば、パパは必ず応じるよ」

達也「!!」

沙織「相談あるんでしよ?」

達也「先輩!俺は、、、、」

沙織「あるんでしょ?」

達也「、、、、、はい」

沙織「パパきっと待ってるよ?達也の相談」

【達也の回想、過去の課の飲み会】

沙織「先輩紹介のあの人、半年たっても全然私に手を出してくれないんです~私ってそんなに手を出しにくい雰囲気なんですか?」

A男「そりゃそうだろ。少なくとも俺は頼まれたって出さんわ」

沙織「ひど!!先輩~(涙)」

A男「あ~もう!三月だろ?泣きながらお前からベッドに押し倒しちゃえば良いんだよ。あいつ臆病なんだから。」

今思い出すと、早見先輩が俺たちに「まだ内緒だよ~」とか嬉しそうに婚約を報告してくる約2ヶ月ほど前、早見先輩は課の定例飲み会で、A男先輩に絡み酒をかましていた。

もっとも、早見先輩の場合、顔が赤くなるのとは裏腹に超が付くほどのウワバミなことは課員にはバレバレだったので、これが結構真面目な相談なのは分かっていて。

「(マジかよ。三月さんって、あの早見先輩前にして半年もプラトニックやっちゃうくらい臆病なんだ。勿体ね~。俺だったらあの可愛い唇にチンポぶっこんで、、、)」

「また早見先輩見てる」

「え?」

その時、隣に寄ってきたのが、

「そんなに早見先輩のことが好きなんだ」

いたずらっぽく笑う香緒里ちゃん。

【現在、三月への電話】

三月「や~だよ」

達也「はい?」

三月「俺は今日はやることあるの!お前の話なんか聞いてる暇ないの!」

達也「で、でも早見先輩が、、、あ、やばい!」

三月「ふ~ん、沙織の差し金か、あんにゃろ~今日は普段の五割増しで寸止めセックスだな。明日の飛行機で爆睡させてやる!」

達也「あ、の、、出来れば俺からって話は内密に、、、、しませんよねあなたは、、」

三月「うん(笑)とある筋からのたれ込みって言っておく~」

達也「そんなの俺から確定じゃないですか」

ぶれない、、、本当、はじめて会ったときからこういう人だよ。穏やかで子供っぽさを隠さない、、でも今は確信している、、この人は間違いなく俺の同類。しかも桁違い。この人は、、、怖い。

誰もその可能性に触れないけど思ってた、、もし、早見先輩が浮気とかで、自ら三月さんを裏切ったら、この人は早見先輩を壊すだろう。早見先輩が廃人になるまで。

達也「あ~あ、本当に香緒里ちゃんのこと相談あったのにな~気が削がれましたっ!」

三月「そんなの俺ん中では二の次」

達也「はは」

三月「だからさ達也」

達也「はい」

三月「明日、うちに来なよ。沙織はいないけど、うちで飲もうぜ?泊めてやるよ」

明日から、香緒里ちゃんは三月さんの家。

達也「三月さん、、はい!」

【達也の回想②、過去の課の飲み会】

香緒里「たっちゃん、早見先輩の貞操、そろそろ不味そうよ?早見先輩に告らなくて良いの?」

香緒里ちゃん、同期。日本人形みたいな子、良くも悪くもね、、、面白くもない。

こんな子に、実は早見先輩レイプするの諦めました、、なんて言えないよなあ。

「うるさいわ、夫婦者は黙ってろ」

同じ同期の田仲とは大学からの周知の仲。

香緒里「酷い、、花の独身OLに、、」

「さっさと田仲と結婚しろ!」

香緒里「、、そうなるのかな、、本当に」

「え?」

香緒里「何でもな~い」

その時だ。

今まで全く見えていなかった闇が、、香緒里ちゃんの闇が垣間見えた気がしたんだ。

多分、あのA男先輩でさえも気がついていない闇、、、。

この日から俺の興味は香緒里ちゃんに移ったんだ。

初めから俺は傍観者で良かったんだ。

早見先輩みたいに、田仲が香緒里ちゃんを幸せにしてくれれば。

でも、婚約しても結婚しても、香緒里ちゃんの闇は無くならなくて。

それは痛恨の失敗だった。俺はあまりにも長く香緒里ちゃんを見つめ過ぎたんだ。

俺は香緒里ちゃんに、俺が女の子に持ってはいけない感情を持ってしまったんだ。

俺は香緒里ちゃんを好きになってしまった。

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