4月17日。
あれから三週間が経過した。
俺とあめは相変わらず一緒に生活している。
警察が来たという報告をあめから受けてから、目立つように外出することは少なくなった。
とはいうものの、あめは食や娯楽施設などに随分と疎く、いろいろな経験をさせてあげたい想いから外食等は週一回以上行っていた。
そして、あめは俺によく甘えるようになった。
まぁ明らかに甘えるのではなく、さりげなく外出中に手を繋ぐようになったり、体を重ねている時に密着するように求めてきたりする程度だが。
体を重ねると言えば、あめの凄い所に気がついた。それは毎日のように体を重ねているにも関わらず膣が緩くなったり、穴が広がったりしていない点だ。名器、というものなのだろう。挿入する時は締まった膣圧で跳ね返されるような感覚があるが、一度入ってしまえば食らいついたように離さない。
おまけに高感度。
それなりに養うために金は必要だし、親が捜索願など出していれば誘拐で逮捕される危険性があるがこの子になら全て捧げてもいいと思っている。
それだけじゃない。最近はえっち以外でも目を見張る点が増えてきている。
たった三週間で算数の教材、中学一年の数学をマスターし終わったのだ。今は中二の数学を熱心にやっている。
漢字も随分と読めるようになった。
わからない漢字は辞書で調べ、ノートにまとめている。
漢検4級ぐらいなら多分取れるんじゃないだろうか。
高校生にしてはだめだめだが、学問についてほとんど何もできなかった人間が三週間でこれ程に成長したのは素直に驚きだ。
そして一番助かってるのは家事をしてくれるようになったことだ。
料理は絶対手伝ってくれるし、掃除もできる範囲でやってくれる。
俺が家にいなくて寂しいのは変わらないらしいが、その寂しさをエネルギーに変えて家で頑張ってくれている。
そんな信頼関係を紡いでいる今日この頃な訳だが、今日は仕事が忙しいだろうと予想された。
朝、あめとご飯を食べている時に今日の予定を話す。
「今日帰り19時ごろになるかもしれない。」
味噌汁を飲んで置こうとした時に切り出した。
あめはご飯を口に運ぼうとしていたが、しゅんとしてお椀と共に置いてしまった。
「そう、なんだ……。」
悲しそうに肩を落としたが、箸を再び手に取ってお椀も持ち上げる。
そしてにこりと笑った。
「寂しいけど大丈夫!おしごと頑張って!」
元気にエールを送ってくれるとあむっとご飯を頬張る。
可愛いやつだ。
「ありがとう!頑張るよ!」
そう言って俺も残ってるご飯を口に運んだ。
と、あめをがっかりさせてしまったにも関わらず現在時刻15時。俺はマンションのロビーに居た。
やっちまった……!!今日はイースターだということを知らなかった。
相棒のジムはアメリカ在住で、今日はパーティーしなきゃいけないから仕事はしないと断言されてしまったのだ。
仕方ないから俺のできることだけゆっくりやって帰ってきたが、それでも15時!!
まぁ早く帰ればあめは喜んでくれるだろうが、あぁ言ってしまった手前帰りにくい……。
頭の中をぐるぐると言葉が飛び回っていると肩をつんつん、と突かれた。
ドキッとして振り向く。
「あめっ!??!」
「あ、あめ……?」
勢いよく振り返ったからか、びびって一歩引かれてしまったが、その目に写った人物はどう見てもあめではなかった。
長い金髪にきらりと光るピアス。
モデルにでもいそうなぐらい抜群のスタイルで高身長。
隣の部屋に住むOLの七瀬さんだ。
ビジネススーツを着ていて、大きな胸を初め体の線がわかりやすく出ている。仕事終わりだろうか。
「いや!!なんでもなくて!あめ、あー、雨降るかなぁ〜なんて……はは。」
誤魔化すように雨の話に切り替えると、七瀬さんはロビーにある窓に視線を向けた。
「降らないと思うけど……?」
その視線の先には嫌になるぐらい美しい晴天があった。
「そ、そうっすね……」
「まぁいいや。で、どったのよ。こんなとこでぼーっとしちゃってさ?」
「いや、えっと〜あ〜、ちょっと早く帰りすぎちゃいまして、家に帰るのもなんだかなぁ〜、なんて、へへ。」
七瀬さんとなるべく目を合わせないように他の所に視線を向けながら言い訳をする。
そうすると七瀬さんはニヤリと笑って俺に詰め寄った。
「へぇ〜、じゃあ今暇なんだ?」
「え、まぁ……」
近い。ほんのりと甘い匂いが動きと共に鼻腔をくすぐる。
「じゃあさ、凛のうち来てよ!藤村さん機械得意っしょ?凛のパソコンなんか動き悪くてさぁ〜、見て欲しいんだよねぇ」
ニヤニヤと何か企むような笑顔を浮かべた美しい顔面が俺の顔の横を通り過ぎ、耳の近くで小さく囁いた。
「お礼、すっからさ」
その瞬間、ゾクゾクっと背筋にくすぐったい感覚が駆け巡った。
「入って〜」
「お、お邪魔します……」
七瀬さんは適当に鍵を開けると扉を勢いよく開け放ち、靴をぽいぽいっと脱いで別に俺を待つこともなく部屋の奥に消えていった。
適当な人だ……。まぁ、適当のは所作だけで美味しい料理もたまに分けてくれるし、いろいろ教えてくれたりするしでそんなの霞んじゃうんだが。
俺は脱ぎ捨てられたヒールを揃えて端に寄せ、自分の靴も揃えて端に寄せた。
廊下は俺もよく知っている廊下。
なんせ俺と七瀬さんは隣の部屋同士だ。七瀬さんの家は俺の家とは反転した作りになっているだけでよく知っている我が家とそう大差なかった。
別段何かを気に留めるでもなく七瀬さんが通ったように進み、リビングに入る。
「へぇ〜、かわいいリビングですねぇ」
七瀬さんの部屋はまさに女の子の部屋。白色の絨毯、薄緑色のソファにピンクのクッション。
壁にも春を思わせるような桜の飾りなどが様々貼り付けれている。
「でしょ〜?!凛結構季節のもの壁に貼っつけたりするの好きなんだ〜!」
そう言いながら両手に缶ビールを持ってリビングにやってきた。
「ほれ、飲み」
笑顔で七瀬さんは片方の缶ビールを俺に放る。
不意に投げるものだから落としそうになったが、何とか手中に収めた。
時間的には早いけど、飲んでもいいかな。なんて思ったが、よく考えたらまずい。あめに酒を飲んだことがバレてしまう!!別にバレてもいいが、仕事と言ってるのに酒の匂いをさせながら帰ってきたら信用が落ちかねない。ここはグッと我慢するしかない……。
「いやぁ、ちょっと昼からは」
「なんだよぉ、凛の酒が飲めねぇのか!」
そんなことを言いながらカシュッと缶ビールを開けて一気に煽り始める七瀬さん。
そしてある程度飲んだら可愛らしい桜色の唇をぷぁっと離して片足を立てて座り込み、机に缶を叩き置いた。
「んぅ〜!!うまい!!やっぱ仕事終わりはこれよ!」
うまそう……。
今日帰ったらビール飲む。絶対。
そう心に固く誓って机の上にさっき手渡されたビールを置いた。
「藤村さんほんとに飲まないのね、うける!それお礼のつもりだったのになぁ〜」
たった一杯程度で酔ってしまったのか分からないがケラケラと笑いながらまたビールに口をつける。
「またの機会に飲ませてもらいます……!」
「ま、しゃ〜ないね〜、次は飲んでもらうぞ!あ、そうそうパソコン!見てよ〜」
思い出したように七瀬さんは立ち上がり、廊下に出て別室に消えていく。
俺の家でいう書斎がある部屋に向かったと見られる。
「これなんだけどさ〜」
居なくなってすぐにノートパソコンを開いて顔をしかめながら戻ってきた。
そして俺の前に開いたノートパソコンを置いて画面を見せてきた。
「なんかさぁ、カーソルがついてくるスピード遅いっていうかさぁ」
実際に七瀬さんはタッチパッドでカーソルを動かして見せてくれるが確かに指の動きに追従が遅れてる気がする。
「なるほど、ちょっと見せてもらってもいいですか?」
「いいよーん、見て見て」
タッチパッドから手を離し俺の横に移動してきて座る。
触ってみると明らかに追従が遅い。
だがこれは、機械が悪いわけではないと一瞬で分かった。
原因を確かめるためにストレージを開いてみる。
ビンゴ。
ストレージが立ち上がるのも一苦労だったが、それもそのはず。
HDDの中には王子様とタイトルがつきその後に1、2、3……とナンバリングされた大量のファイルが存在していた。
「あーーー!!ちょっちょ!!だめだめ!!」
七瀬さんが恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてパソコンを取り上げる。
「お、推しの写真沢山入ってるの……。恥ずいから見ちゃやだ……。」
パソコンで顔を隠し、わずかに赤くなった顔を覗かせて動揺している。
「す、すいません。でも、それが原因だと思いますよ。」
「え?」
「写真多すぎてHDDが一杯なんです。だから空き容量が少なくてシステムに影響が出ているんですよ。」
それを聞いて納得したのかパソコンを見つめて頭を縦に動かす。
「な、なるほどね……!」
「はい、だからなんか他の保存媒体に移したりしてパソコン軽くしたほうがいいですよ」
「うん……!わかった!あんがと!!藤村さんは頼りになるなぁ!」
そう言いながらパソコンを再び机に置くとまた顔を急接近させてくる。
「ふじ……、威吹……さん。ん、ちゅ……。」
照れ臭そうに名前で俺のことを呼び、近づけた顔のまま頬にキスされた。
その唇はパッと離れていったが、色っぽい鼻息が耳に微かに入ってくる。
「な、七瀬さん?!」
びっくりして床を手で押して後ろに退いた。
そしてキスされたところを手で覆う。
「お礼……へへ。威吹さん、さぁ……。凛たちが初めて会った時のこと、覚えてる……?」
「初めて、ですか……?」
俺は冷静になれない頭で過去のことを思い出そうと必死になった。
確かあれは、2年とちょっと前……。
エレベーターが点検で止まっていて仕方なく階段を下っている時だった。
ビジネススーツ姿の七瀬さんが階段の踊り場で足を抑えて苦しそうに唸っていた。
どうしたのか声をかけるとヒールで階段を下っていたら踏み外して転倒したと言った。
見過ごすわけにもいかないのでヒールを彼女に渡し、おぶってロビーまで運んだのだ。
そこから隣の部屋だと知り、仲良くなった……。はずだ。
「あの、階段で転んでいた時……ですよね?」
確信は持てず確かめる様に答えると嬉しそうにはにかみ、頷いた。
「そう。あの時、すっごく嬉しくってさ。多分、凛ね……」
照れ臭そうに右手を長い金色の髪に伸ばし、指の間ですくように動かした。
「やっぱなんでもない……!」
「え、でも、なんか言いかけて……」
何を言いたかったのか気になり質問しようとしたがその言葉の途中で七瀬さんは俺の唇に人差し指を押し付け、中断させた。
「これ以上聞かないで……」
普通だと拒絶の言葉に聞こえかねないが、七瀬さんの紅潮した顔、恥ずかしそうに唇を噛む姿から察するにそうではないのだろう。
俺はうんうんと頷いて理解を伝えた。
伝わったのか指が唇から静かに離れ、俺に背を向けて座ってしまった。
そして少し沈黙が続いた。
七瀬さんはそわそわ動いて落ち着かなそうだが何も言わない。
俺も雰囲気に飲まれて口が開かないでいた。
このなんとも言えない空気で最初に言葉を発したのは七瀬さんだった。
「あっついな……」
艶っぽく静かに呟くと、ジャケットのボタンに手をかけて外し始める。
全部外すと脱いでその場に落としてしまった。
ワイシャツ姿になった七瀬さんの背中にはブラジャーが透けて見えた。
黒色のレースがかった下着だ。
「威吹さん。」
俺に背を向けているとは言え、脱いでいたのをまじまじと見ていたので名前を呼ばれてドキッとしてしまう。
あくまで平静を装って返事をした。
「な、なんでしょう!?」
残念。それは気持ちだけだったようで、口から出た返事はあまりにも動揺していて恥ずかしくなる。
それでも七瀬さんは全く笑ったりせず、少しだけ振り向き、こちら側に顔を向けた。
「こっちきて」
恥じらうように、でも誘うような口調。
心臓がどくんと強く鳴った。
興奮、しているのか?
下半身に血が段々と巡っていく感覚を覚えながらも七瀬さんの側に近づいた。
接近してから少しの間何もしてこなかったが、急に後ろに倒れて俺の胸に頭をつけるようにもたれかかってきた。
「七瀬……さん?」
彼女の視線は自身の手元から俺の方に向いた。
もちろんそれは上目遣いで、普段の勝ち気というか、ギャルっぽい仕草の多い七瀬さんからは感じたことのない可愛さがある。
「可愛いって、思った?」
「え、あ、はい。」
心を見透かされたような質問に驚いたが、嘘をつく必要もないので素直に答える。
そうすると七瀬さんはふふっと静かに微笑んだ。
「じゃーさ、凛とえっちしない?」
小悪魔のような笑顔を浮かべてしれっとそんなことを言う。
「え?」
俺は訳がわからず間抜けな返事を返してしまった。
「だからさ、凛のこと可愛いって思っちゃったんだよね?」
「そうですね……」
「ならさ、凛は可愛い年上のお姉さんじゃん?犯したくない?」
「な、なんで犯したいなんて、そんな発想になるんですか……!」
「えー、だってさ、”これ”そうしたがってるかなって」
七瀬さんは俺を見つめたまま右手を自分の尻近くに持っていき、その下にある俺の股間を優しく撫でた。
「いや、これは……」
「いーんだぞ。お姉さんに吐き出しちゃえよ」
そう言ってまた小悪魔のように笑った。
結局、理性でセーブすることはできず流されるままズボンを脱がされた。
七瀬さんはワイシャツを脱ぎ去り、下着を下にずらして大きなおっぱいを露出させている。
それはあめとは比べものにならないほど大きく、存在感があった。F、いやGカップぐらいだろうか。
ただ胸の大きさの割には小さな乳輪に綺麗なピンク色の乳首が付いている。
七瀬さんも興奮しているのかその乳首はピンと立っていた。
「ちんちんおっきいんだねぇ」
興味津々で俺の大きくなったペニスを触る。
「舐めてもいい?」
七瀬さんは目をキラキラさせて聞いてきた。
「も、もちろん。逆にお願いします……。」
もうこうなったらどうにでもなってしまえ。
どうせあめにはバレない。
そう自分に言い聞かせ七瀬さんと体を交える決意をした。
俺が許可を出すと七瀬さんは嬉しそうにペニスに視線を向け直し、ボトムのポケットから黒いヘアゴムを取り出し美しい金髪を後ろで一つに結んだ。
普段髪を結んだ姿をあまりみた事がないが、ポニーテール姿も実に似合っている。
そんなことを思っていると髪から手を離し、硬く上を向いたそれを優しく握った。
「じゃあ、舐めるね」
そっと口を近づけ、可愛らしい舌を出す。
そして亀頭を下から上にゆっくり舐めた。
「意外と味しないんだぁ」
そんな無邪気な感想を残し、もう一度舐める。
「れぇ……ちゅっ、れろぉ……」
根元の方を握り、裏筋や先の方を舐めてくる。
その子供のように興味津々で肉棒を舐める姿を見ているだけで出そうになる。
「これ、あとこうするんだよね?ぁむ……」
確かめるように呟いてペニスを口に含んだ。
「んぅ……じゅるっ……」
ただあまり首を動かして口全体でしごいてこず、口の中でしつこく亀頭に舌を絡ませてきた。
「七瀬さん……気持ちいいですっ」
一生懸命に肉棒を舐める彼女が愛おしくなり、頭を優しく撫でる。
「んぅ!?んふふ……」
なんだか嬉しそうだ。
ただ舌も疲れてきたようで、舐めるしつこさが明らかに落ちた。
「きつかったら口から出していいですよ?」
「ん〜ん!!」
顔をしかめてペニスを一切口から出そうとしない。
「えぇ……じゃあ首動かして、口全体使ってみてください」
「んぅ!」
そのアドバイスは聞き入れ、首を縦に動かし始める。
じゅる、ちゅぶ、じゅ……。
七瀬さんの口の中に俺の肉棒が擦れる。
舌のざらざらとした感触、上顎のぼこぼことした触感がモノを通じて伝わってくる。
そして、全然えずくことを恐れていない深すぎるフェラをしてきた。
俺の知らないところまでペニスが到達している。
何度もその気持ち良すぎる口内を擦る様に行き来する。
「あぁっ!やばいっす、七瀬さん!!出ちゃいます!!」
七瀬さんの口に俺の精液をぶち撒けることは流石にできない。
前もって宣告して口から出してもらおうと思ったが、この言葉は逆効果だったみたいだ。
さっきよりもストロークを長くしてさらに喉の奥、おそらく食道までち○ぽを突っ込んでいく。
「んぶっ、んっ、んぅ、じゅぶっ、じゅるっ、んぶぅっ……!」
肉棒への直接的な刺激に加え、上目遣いしながら限界まで口を使ってフェラしてくれる七瀬さんを見て射精感が抑えられなくなる。
「七瀬……さん!!出ます!!出しますよ!!?」
「んぅ!んぶっ、んっ、じゅぶっ、ぶゅっ、じゅる……!!」
更にストロークは早くなり、口の中のいろいろな感触がち○こから伝わってくる。もう限界だ……!!
抜けろ!と思い腰を引いたが彼女の吸い付く力は相当で全然抜けずに半ばで俺の肉棒の先から白濁液が放出してしまった。
「んぶっ……!!」
それが良くなかったのか、出した瞬間に七瀬さんの鼻から精液が飛び出した。
縮んだペニスを口からゆっくりと引き抜いてゆく。
七瀬さんは苦しそうにしながらも強く吸い付き、尿道に残る精液一滴まで絞りだした。
口から俺のち○こが全部出ると、ごくっ、と喉を鳴らして精液を一気に飲み込んだ。
「ぷぁ……、はぁ、はぁ……ねばねばして、苦くて、でも変な味ぃ……」
飲み込んだ後の七瀬さんの顔は涙目で艶っぽくて、大人びていてとてもエロいとしか言い表せない。
そして、鼻から出ている精液を腕で拭った。
「くっさ……♡」
その目を細めて煽るように言い放つ七瀬さんの表情はまだ満足なんてしていないと言っている。
その表情から読み取れる通り、行為は続く。
俺はまだ脱いでいなかった上半身を、七瀬さんは下半身とブラジャーを恥ずかしがる様子もなく脱ぎ去り、互いに裸になった。
裸になると大きな胸が一際目立つ。
引き締まったお腹、もうすでに愛液で濡れていてテカテカと輝いている秘部。
どこに視線を向けてもエロい。
「七瀬さん……」
この昂った気持ちのまま床に彼女を押し倒す。
なんの抵抗もなく転がってくれたが、不満そうに口を開いた。
「あのさ……凛って、呼んで欲しい……」
目を背けて、恥ずかしそうに右腕を顔に持っていく。
「分かりました、凛さん。」
「あんがと。……んむ」
覆い被さるように唇を重ねる。
柔らかく、そしてしっとりとしたその唇は強く密着してなかなか離れようとしなかった。
「あ、威吹くん、ちょっと起きていい?」
「え?もちろん」
ゆっくりと唇を離した後、凛さんは起き上がって近くの棚から正方形の袋を持ってきた。
「ゴム、つけたげるね」
素早く袋を開けて中から緑色のコンドームを取り出す。
そしていきり勃つペニスの先にちょこんと被せ、口で肉棒ごと咥えてゴムを器用に全体に被せた。
「ぷぁ……はい、おっけ」
にこっと笑って縛っていた髪を解き、下ろす。
そして先ほどのように床に転がると自ら足を広げて秘部を見えやすくしてきた。
そして更に指で広げる。
「どーぞ♡」
こんなの我慢できる訳がない。
痛いぐらいにぱんぱんに張ったペニスを秘部に押し当てると、膣肉を掻き分けるように挿入した。
「ん〜〜〜!!!やっばぁ……、入ってきてるぅ……!」
「まだ入りますよっ!」
半分まで優しく挿れたが、凛さんの反応見たさで残り半分を突き上げるように一気に挿入した。
「んおぉぉお!?ちょぉ……!奥まで一気にぃ……!」
ゴムをつけているからかいつものように肉壁の絡みつくような生々しい温かさは感じないが、膣圧と膣壁のつぶつぶとした感覚が冷静に伝わってくる。
「動きますよ?」
「あ、うん……その。優しく、してくりゃさぃ……」
恥じらうのと同時に膣圧が大きく増した。
「分かりました、よ!!」
精一杯優しさを込めて腰を叩きつける。
「んぅぅぅぅううぅ?!!今優しくってぇ!やぁんっ!」
そんな言葉に耳を貸さず、膣底に勢いよく何度も肉棒を叩きつける。
「ぁんっ、んぅ、ん〜〜!!!んっ、んっ、奥っ!!何回も、トンっトンってされてりゅぅっ!!」
奥を突かれて相当嬉しいらしく、凛さんは普段出さない情けない喘ぎ声を発しながら快感に溺れていく。
それがだんだん楽しくなってきて、ゴムの力で果てそうもない今もっと激しく動いてやろうと考える。
それは、膣から抜けるほど浅いところまでペニスを引き、奥まで一気に突き上げるという至ってシンプルな方法だった。
「ひぐぅっ!?!?んぁぁぁぁあっっん!!!!奥までぇ、一気にぃ、んぅぐぅぅ!!!!何回もぉ……んぁぁあ!!!らめぇ……!!!」
突くたびに大きな胸が小刻みに揺れ、主張する。
ここまで敏感だと大丈夫なのか心配になってくる。
ただ長めにストロークしているだけなのにこの感じ様はやばい。
あめとは性の境遇が違うだろうからこんなにも感じるのは何か裏がありそうだ。
「凛さん、もしかして、オナニーとか、結構しますか?」
質問している間も腰を動かすことは止めない。
何度も奥まで突き上げる。
「んぅぅ?!いやぁ、あんっ!そのぉ……んぅ!、するぅ……んぅ!!」
なるほど、感じやすいのは普段から自分を調教しているからか。
ビッチっぽいというか、遊んでそうな見た目なのにオナニーだけで済ませてるなんて。
なんかちょっと意外だ。
「凛さん……んむっ」
「んむぅ……んっ、んっ、んっ!」
長めのストロークはやめ、小刻みに腰を打ち付ける動作に変える。
上から覆い被さりキスをしながら胸を揉む。
そして、子宮の入り口をしつこくノックする様に腰を動かす。
「んぅ、んっんっんっん!ぷぁ……威吹くんんんん、もう、イっちゃいそうだよぉぉ……!!」
甘えるようにそう言って俺をぐっと抱き寄せて胸を強く押し当てた。
俺が腰を振るたびに胸が振動し、その振動が俺にも伝わる。
俺は腰を強く、そして早く打ち付け何度もピストンした。
ぐちゅっぐちゅっと下半身の方からは凛さんの愛液が泡立つ音が聞こえる。
「ぁあぁぁあぁううぅぅ!!!やばいかもぉっ!そりょそろぉ!!い、いっちゃぁぁあんっっ!!」
「い、いいですよっ!イきましょっ!一緒にっ!」
「んぅぅぅうう〜〜!!!しゅきだよぉ〜〜!!威吹ひゃぁぁん!!なかにらひてぇ!!」
そういって俺の腰に足を乗せ、子宮に精液を残さず注いで欲しいとばかりに自分に引き寄せる。
パンっパンっと愛液塗れの下半身からは腰同士が激しく打ち合う音が響く。
「ぃぐぅ!!イくよぉ、イっちゃうぅぅぅ!!!んぅぅぅうううぅううう!!!!」
絞り出す様な喘ぎ声と共に膣内がありえないほどきつく肉棒を圧迫する。
びゅるっ!!びゅるるっ!!
その気持ち良すぎる圧に勝てるわけもなく押さえ付けられた子宮口目がけて射精した。
抱きしめる様な形で俺たちは絶頂迎え、凛さんの体の痙攣は俺にも伝わった。
大量に射精したコンドームを膣から引きずり出す。
これは本当にゴムをしていてよかった。生だったら孕ませてしまっていたかもしれない。
そんな事を思いながら凛さんの膣孔を見ると繋がりが解けた事を悲しむようにヒクヒクと収縮していた。
「ものごみゅ、もりゃっていい?」
コンドームを外した後の精液塗れのペニスを掃除しながら凛さんは問いかけてくる。
多分、このゴム貰っていい?と言ったんだろう。
「え?まぁ、片付けてくれるならありがたいですけど」
じゅるるぅっと小さくなったペニスを最後まで吸い取りながら口から出すと、コンドームを縛った。
「さんきゅ〜!」
なんか嬉しそうにニコニコしている。
まぁ嬉しいならそれでいいんだけど。
素っ裸で精液の入ったコンドームを眺めていた凛さんだが、急に「あ」と何か思い出した様な声を出した。
「どうしました?」
「あのさ〜、こないだ警察が威吹さんいない時に来てたんだけど〜」
そうらしいですね、と返そうとして踏みとどまる。
よく考えたら凛さんはあめがいる事は知らない。俺が知ってる様な反応をすると理由を聞かれるかもしれない。と一瞬で考えが巡り言葉を止めた。
「どした??んでさ、多分それ警察じゃなかったのよ」
「え?違かったんですか?」
不意をつかれた様な発言に思わず聞き返す。
「そうそう、コスプレよコスプレ。よくできてたけど、多分ニセモン。階級章がついてなかったんだもん」
「へぇ〜、詳しいんですね!そういうの!」
「ふふ〜ん!まぁねっ!うちのパパの所にしょっちゅうきてたからさ!昔お世話になった警察官さんとよく家で飲んでたりしたからそれで知ってたの!」
「え、お父さんどんな方なんですか?」
警察官とよく飲む中なんてどんな繋がりなのか、興味本位で聞いてみる。
それに凛さんはあっけらかんと答えた。
「ただの元不良〜!うけるよね〜、捕まった時にお世話になった警察官と仲良くなってるなんてさ〜」
……世の中わからないもんだなぁ。
俺は心の中で冷静に処理した。
「で!!話は逸れたけど、気をつけなよ!!警察官じゃなかったらただのコスプレ男が来てたって事だからね!なんか威吹さんに危害加えようとしてるかもだし、なんかあったら凛ちくるんだぞ!」
そういって手を強く握られた。
「ありがとうございます、気をつけます!」
真剣に握られたその手を俺も強く握り返し、この話は決着した。
その後、凛さんの家のシャワーを借り、服を着て帰ることになった。
時刻は午後18時。
俺と凛さんは玄関にいた。
靴を履き、凛さんの方を向く。
「本当に、なんか、ありがとうございました……」
「ん〜ん!凛がやりたかったんだしっ!威吹さんとやれて、まじ嬉しかった!」
にこっと笑う凛さんはいつも通り勝気で明るくて、あの艶やかでエロい表情はどこにもない。
「こちらこそです……!凛さんの様な綺麗な人とやれて、嬉しかったです!」
「うむうむ!!くるしゅうないぞ!」
腰に手を当てて大きく頷いた。
「それでは、俺はここらで失礼します……!!」
「はいよ!あ、威吹さん!」
玄関を開けて外に出ようとした時、凛さんに呼び止められ振り向いた。
「ちゅ」
振り向いたすぐ後ろに美しい顔面があり、そのまま額にキスされた。
「またやろうね、ばいばい」
「あ、はい……!失礼します……!」
こうして、俺たち隣人の新しい関係が生まれた午後が終わった。
18時30分。
威吹が帰った七瀬家。
七瀬凛は自室に篭っていた。
カタカタとパソコンを打つ音だけが響く。
「ほんっと、重いなぁ。このパソコン。でも、できたぁ……!!凛だけの”王子様ファイル837番”!!
えへ、えへへへへ……」
不気味な笑い声を放つのは紛れもなく凛、本人。
彼女は次々と王子様ファイル837番に家中に仕掛けられた今日の監視カメラの映像を入れていく。
その映像全て、自分が乱れながら威吹と体を交える動画で、さまざまなアングルから撮影したものだった。
「ここ最近撮れてなかったし、この収穫は大きいなぁ〜!!しかも、この映像の、犯されてる女は、凛っ!!さいっこう〜!!えへ〜、王子様のち○ぽ、おっきかったなぁ〜……」
凛は全ての動画をファイルに入れ終えたのか、徐ろに立ち上がりリビングに仕掛けてあるカメラを回収に行った。
部屋に残されたのは今日威吹に見てもらったパソコンと、精液の入ったコンドーム、自慰するためのおもちゃ、そして壁一面に貼られた藤村威吹を盗撮した写真だった。