カチカチと秒針が時を刻む音が部屋に響く。
最近、外はいつ見ても晴れだ。
暖かな陽の光が縦長の大きな窓から入り込み、フローリングに伸びている。
私の名前はあめ。
この家に来てなんだかんだ3日が経った。
その間、私を拾ってくれた男の人とずっといたが、あの人もそんなに暇なわけがない。
今朝一緒に七時頃起き、ご飯を食べて、準備して、9時頃に会社に出勤していった。
朝ごはんはパンだった。
私はどんなにお腹が減っていても朝ごはんなんて食べられなかったから、何が出てきても嬉しい。
出勤する時に玄関まで見送ったのだが、「いってきます」
って言って頭を撫でられた。
それが嬉しくて、でも同時になんかもやもやした。
キスも頼んだらしてくれたのかな……。
なんて、くだらない妄想をしたらちょっと興奮してきて、いけないなとなんとか自制した。
彼は机に沢山本を置いていってくれた。
あと、パソコン?も。
私が学校で見たことのあるパソコンよりもスリムで薄っぺらいのだが、本当にパソコンなんだろうか。
そんな訳で得体のしれないパソコンには触らず、まずは本を読んでいた。
「……飽きた。」
パタン、と文庫本を閉じて時計を見る。
時刻は11時過ぎになっていた。
正直、本は読めない漢字が多すぎて挫折しそうだった。
彼は今日は4時には帰宅するらしいけど、それまでまだまだ時間がある。
あ、そうだ。部屋でも見て回ろう。
ふっと急に思いついた。
この家に来て数日経つが、全容を把握できているわけじゃなかったからだ。
思い立ったが吉日、私はこの前買ってもらったばかりの白いTシャツを揺らして玄関まで歩いていった。
玄関の扉が目の前に来ると踵を返して廊下を見る。
そしてゆっくりと歩き出した。
一番最初に出てきた右手の扉、そこを開ける。
トイレだ。
当たり前のように洋式でウォシュレットがついていて、すごく驚いていた。
隣にはお風呂の扉がある。
中には洗濯機とお風呂の扉。
お風呂を見ると昨日のえっちを思い出して良くない。
きゅん、とお股が締まるのを感じ、扉を閉めた。
「まだお昼過ぎてないって言うのに……。」
熱くなった顔を両手で抑える。
後ろ側を見ると、存在はいつも知っていたが、入ったことのない部屋の扉があった。
「そういえばここ、なんなんだろ。」
躊躇なくドアノブに手をかけ、下に倒す。
ゆっくりと扉を開けて隙間から中を覗くが、怖いものはなさそうだ。
完全に解放して中を見ると私にはわからないものが沢山置いてあった。
正面にはピカピカと光る四角くて黒い機械。
そして、3個横に並んでいる液晶画面。
そこにはカラフルな線が黒い画面を縦横無尽に駆け回る映像が無限に流れていた。
色とか大きさとかは全然違うけど、パソコン室を彷彿とさせた。
右手を見ると棚があって、数個のトロフィーや賞状が置いてある。
賞状の内容が気になって手頃な所にある賞状に顔を寄せた。
「高校生ぷろぐらみんぐ……こんてすと??」
全く意味がわからない。でもきっと威吹はすごい人なんだろう。
私は小学校とかで壇上に上がって賞状を受け取る子たちを見ていつも羨ましい、すごい、と思っていた側だったし、今もその気持ちは変わっていなかった。
左手には本がぎっしり置いてある本棚と、申し訳程度の物置と思わしき扉があった。
本棚にあるのは文庫本に漫画、あとは参考書と思われる縦長い本だ。
私には到底読めそうもない本が沢山置いてあった。
今更だが、この部屋は威吹の自室と感づいた。
私といる時には一回も入らなかったけど、そんなに重要ではないのだろうか。
何かあっても嫌なので私はすぐに部屋から出た。
そして次の扉はふたつ一気に紹介だ。
廊下の一番奥、玄関の扉から真っ直ぐ先にある扉を開けるとリビングがある。
そして、威吹の自室の隣の扉の先にはキッチンがあった。
キッチンとリビングの間には扉がないのでこの扉は実質同じというわけだ。
私は通り慣れたリビングへの扉を開けて、中に入る。
目の前にはベッドと布団。
少し進むとさっきまで本を読んでたテーブルが左に見える。
キッチンの前には椅子と机がある食卓が置いてあった。
おそらく、1LDKとやらなんじゃないかと思う。
実際どうかは知らないけど、東京で1LDKって高いんじゃなかったっけ?
まぁ、無い知識でどうこう考えても結局何にも解決しないのでそういうのを考えるのはやめた。
私は親切で優しい男性に拾ってもらった。その事実だけで十分なのだ。
あの時死ななくて本当によかった……。
私は胸に手を当ててぎゅっと握る。
そして、部屋の隅にかけてあるブレザーに目をやった。
今日も私がいたあの街ではいつもと変わらない時が進んでいるのだろうか。
ブレザーに近づいて、ハンガーから取る。
ポケットを探るが、何も入っていなかった。
最初ここにきた時に威吹に差し出したお金は彼が透明なジップロックに入れて戸棚の中にしまってくれたからそれは無くていいんだが、生徒手帳が無くなっている。
胸の内ポケットに入れていたのに。
威吹なら私にちゃんと言ってくれる。だから、取ったのは彼じゃ無い。
だとすると……。そんな推理を繰り広げていたが、原因は意外とあっさりしていた。
「え、破けてる。」
ポケットに手を突っ込んだら普通に指が下からこんにちはした。
逃げてる途中のどこかで破けたんだろう。
幸か不幸か。威吹に見られなかっただけよかったのかもしれない。
私が個人証明をすることは不可能になったが。
はぁ、とため息を吐いてハンガーにブレザーをかけ直すと元かけてあった場所に戻した。
やることもやったし、気分転換にもなったのでまた文庫本とでも向き合おうかと思ったその時だった。
ドクンッと心臓が強く鼓動する。
ぐらっと視界が揺らいで、私は膝から崩れ落ちた。
「んぁっ!!はぁ……、んぅ……」
下唇を噛んで、荒い鼻息を出す。
咄嗟に時計を見ると、12時を超えていた。
今日はどうやら早い日なようだ。
そう、欲情タイムだ。
私は汚したくなくてジャージのズボンとパンツをすぐに脱ぐ。
だが、もう既にパンツは透明な液体でテカテカと光っていて、秘部から溢れているであろう液体と細い糸で繋がっているようだった。
今日は彼がいない。
他人の力を借りてこの欲を発散できない。
「はぁ、はぁ……。んぐぅぅ……」
苦しい。私は胸のあたりに右手を持ってきてぎゅっと握る。
こうなったら自分でどうにかするしかない。
私は体を丸め、左手の中指を秘部に当てると、恥裂に沿って上下に愛撫し始めた。
「ひぅぅ……あぁっ……」
止まることのない愛液を筋いっぱいに広げていく。
自分でやるのなんてどれぐらいぶりだろうか。いつも誰かが私の欲情した体を満たしてくれていたから、どうしても我慢できないぐらいに興奮したときぐらいしか一人でやったことがなかった。
「あっ、ふぁっ、あっあっ……!!」
恥丘に指が当たるたびにビクッと体が跳ねる感覚を感じる。
その感覚が堪らなく快感でぬるぬるの指先を一生懸命擦り付ける。
「威吹ぃぃ……っ!!」
無意識に彼の名前を呼んでいた。
そして、彼との濃厚な交わりを思い出す。
太くて大きな肉棒で膣を押し広げられていくあの感覚。
苦しいんだけど、優しくて、愛おしい。
そんなえっちを思い出しながら、中指を膣内に挿入していく。
「あっ、あぁぁっ……!!」
つぶつぶとした感触を指先から感じる。
そして、指全体が暖かくてぬるぬるとする膣壁に挟まれた。
ゆっくりと指を動かす。
「んっ、あっ、あっ、あぁぁ……!!ひぅぅん……!!」
入る時は指でも気持ちいいけど、出し入れし始めるとそういうわけにはいかない。
慣らすためにゆっくりとしたペースだったが、あの肉棒の気持ちよさを大きさと太さ以外で補完するためには、自分にしか分からない気持ちいいところと、スピードで補うしか無い。
自分の甘い嬌声が耳に入るのを感じながら、抽挿のペースを上げた。
「んっっ、あぁっっ……!!ふぁっ、あっあっ、あっ……!!」
嬌声の合間からふうふうと息が漏れる。
指をごりゅごりゅと膣壁に擦り付け、相当早く動かす。膣内からは泡立った愛液が掻き出されて、右足の太腿に濡れを覚えた。
もう、頭は快楽に支配されていた。
彼の優しい声と、肉棒を想像しながらひたすらに左手を動かし続ける。
そして、絶頂に向けてさらなる刺激が欲しくなり、クリを弄ろうと右手を腕を伸ばした。
その時だった。
ピンポーン
と呼び鈴がなった。
びくんっ!と体が跳ねる。
秘部に埋まる中指を口から自然と出る喘ぎ声を抑えつつゆっくりと抜き、くらくらとする中で立ち上がる。
そして、玄関の方まで静かに歩いていって、背伸びして覗き穴を覗いた。
「ひぃっ……!」
私は出そうになった悲鳴をグッと手で抑えて堪える。
そしてペタン、と玄関のコンクリートに露出した下半身を付けた。
冷たい。それ以上に、動悸が、やばい……!!
心臓は壊れたように早く動き、周りにも聞こえるんじゃないかというほど大きく鳴り響く。
「はぁ、はぁ……」
と息遣いも荒くなる。
そして、覗き穴の向こうにいた人が扉を叩いて、声を出した。
「すいませーん、警察です。誰かいらっしゃいませんか〜?」
ドンドンと扉を叩く振動が、敏感になっている体に伝わってくる。
その間、私は口を押さえて、涙でぼやける視界で折り曲げた膝を見ることしかできなかった。
私は裏切られただろうか……。
裏切られた、というのはおこがましい。私が勝手に拾ってもらった恩も忘れていつまでも居続けてるだけなのだ。
邪魔なら、私が嫌と拒んだ警察を呼ぶに決まってる。
ぽたぽたと足に涙が落ちた。
私はこの先どうなってしまうのだろうか……。
あの親の元に返されるのだろうか。
そう思うと、怖くて、堪らない。
「んぐっ……。」
嗚咽を塞いだ手でぐっと抑える。
ここで大声で泣けば、警察にいる事がバレてしまう。
せめて、居留守を使って警察がいなくなったところを見てここから消えなければ。
そう考えをまとめた時だった。
ガチャっと遠くから扉が開く音がする。
「お巡りさん?どうしたんですか?お隣さん、今の時間仕事でいらっしゃいませんよ?」
小さいが、女性の声がはっきりと聞こえた。
お隣さんの声のようだ。
「あ、そうなんですか。そうですよね、平日ですしね!実は最近、この近くで少女が倒れていたと通報がありまして、その子が私たちがついた時にはいなかったものですから。何か知ってる事があればとこのマンションの方々に聞き込みをしていたんです。」
「はぁ、なるほど。いつぐらいですか?」
なんだか心当たりがある気がして、扉に耳をそっとつける。
「三日ほど前ですね。あの大雨の日。何かご存知ないですか?」
「いや、特には……。お隣さんもその辺は帰りが夜遅かったみたいですし、知らないと思いますよ?」
「あぁ、そうでしたか!!ご協力感謝します!もう少しこのマンションの方に聞いてみます!お騒がせしました!」
その声と同時に、足音が鳴ってだんだん遠くへと消えていったのだった。
そして、隣の扉が閉まる音もした。
「は、はぁ〜〜……。通報したんじゃなかったのかぁ……。」
ほっと安堵して、玄関に横たわる。
「というか、それって、私なんじゃ……。」
威吹に拾ってもらう前に誰かが私に気がついて通報していたようだった。
つくづく運がいい。
その事実も衝撃だったが、威吹のことを疑った自分が一番嫌だった。
そのせいもあってか、イッてはないけど性欲が治っていた。
なんとか立ち上がってリビングに行くと、さっき脱いだ下着とジャージを履き直す。
「ひゃっ、冷たっ……」
お股にパンツの冷えた愛液が当たった。
時間を見るとまだ1時。
彼のいない部屋を見て、またなんて言えばいいか分からないもやもやを感じた。
少し太陽が斜めになって顔に当たる。
眩しい……。
体に電車が揺れる感覚がする。
手に持った紙袋を、座った太ももの上に寝かせて、ポケットから出したスマホに視線を落とした。
時間を見ると3時40分。
あめに言った時間には家に着きそうだ。
スマホで特にすることもなく、ホーム画面を適当に右左に撫でる。
そんな無意味な時間つぶしをしていると、上から通知が降ってくる。
メッセンジャーだ。
『Hello息吹。この前のアップデートお疲れ様!しばらくは簡単な不具合修正とかしかないから、次の激務に備えて英気を養ってくれ!』
こんなメッセージが英語で送られてきた。
ジムというのは俺の会社の仕事仲間。とは言っても日本にはいない。アメリカの本社に努めてて、基本リモートで仕事をしている。定期的に回ってくる大型アップデートの担当の時だけジムが日本に来日して一緒に作業をする。
『サンキュー。ジムも英気を養ってくれよ?お前がいないと俺は仕事なんて出来たもんじゃないからな。』
お世辞でもなんでもなく、ありのままの感想を伝えた。
すぐに既読は付き、返事が返ってきた。
『照れるぜ!!でもそれは嫌味にしか聞こえないぞ?日本一のプログラマーで、高卒スカウト入社のお前は言葉を選ぶべきだ!』
『日本一なのは元だよ。スカウト入社なのはジムもだろうが。天才ハッカーさん。まぁ、過去のことなんて引っ張るな。頼りにしてるぜ、相棒。』
送信。
英語をフリック入力するのは意外と疲れる。
『頼りにしてるのはお合いこさ、相棒。俺は今からパーリーしてくるからよ!seeyou!』
このメッセージを最後に俺たちの他愛もない会話は終わる。
ぱっとスマホから視線を上げる。
そういえば、時差って13時間ぐらいあるんだもんなぁ。パーティーねぇ。
そんなことを考えながらスマホをポケットに入れると眩しい太陽を顔面に浴びながら紙袋の中身が出かけているのに気がついた。
あぶねっ!
俺はそれを手で抑える。
紙袋の中身は小学生が解くような問題集と中学生向けの漢字と数学の問題集だった。
これは今朝あめに買ってきてほしいと頼まれたもので、理由は勉強したいからさせてほしいとのことだった。
俺は別にいいんだが、あめは学校に行っていたんじゃないのか?高校生にもなってるし、受験だってくぐり抜けたはずなのに、今更小中の問題集だなんて。と少し疑問に思うところも多かった。
簡単に考えられることはあめが高校生じゃないという路線だろう。
だが、あめはちゃんと年齢を教えてくれている。彼女を信じないほうが不誠実だと思い、その路線は考えないことにした。
もう一つ考えられるのは、虐待の影響で勉強を満足に出来ていなかった。というのもあり得る。まぁ、いずれにせよちゃんと勉強は教えてやろうと思った。
勉強といえばテレビのニュースなどから学んだことも多い。暇つぶしにもなるだろうし、リビングにテレビを設置しておこうとも思った。
こんなことを考えながら数分電車に揺られて、最寄り駅に着いた。
そこからしばらく歩いて家の前まで来た。
バッグから鍵を取り出すと扉を開ける。
「ただいま〜」
笑顔で中に入るが、反応はない。
本に集中しているのだろうか。
奥に入っていき、リビングの扉を開ける。
あめは布団に丸くなって寝ていた。
机の上に荷物をおいて、顔を近くに寄せる。
「かわいい……。」
少々痩せているが、やはり元がなかなかにいいんだろう。
可愛い天使が健やかな寝顔をしている。
眺めて、我慢できずにほっぺを突くと微かに目を開けて俺を見た。
そして、急に目に涙を浮かばせると抱きつかれる。
「うぅ……またもやもやするよぅ……。」
「おぉ?!なんだ?!もやもや?」
俺のお腹に顔を押し付けるあめに聞き返す。
「もやもやするのぉ……、威吹が朝行っちゃう時もぉ、私しか居ない家を見渡したときもぉ、なんかもやもやってしてぇ……」
縋り付くように抱きつきながらそう言われた。
もやもや……、それってもしかして。俺は少し嬉しいような悪いような気分になった。
「あめ、それって、寂しいってことか?」
微笑みながら聞く。
そうすると涙で潤んだ目で上目遣いをして俺を見上げる。
「さび……しい……?これが……。」
あめはそこで言葉を切り、抱きつくのをやめると、よたよたと起き上がって対面する形でアヒル座りをした。
「泣いちゃってごめん。そして、ありがとう。寂しいって、初めて感じた……!」
目の周りを赤くして、長いまつげに涙の水滴が細かくついているその顔はなぜかとても嬉しそうだった。
寂しかったり、泣いたり、嬉しそうだったり。感情が忙しいやつだ。
「いいんだよ。俺もあめに初めてを感じさせることができて嬉しい。」
そういって頭を優しく撫でた。
あめはにひっと笑った。
「あ、そうそう。買ってきたぞ、これ。」
俺は机の上においた紙袋を取って手渡す。
「わぁ……!!本当に買ってきてくれたんだ。ありがとう……!!」
あめは紙袋の中に手を入れると、一つ一つ問題集を取り出して表紙を眺める。
その姿は年頃の少女が服やアクセサリーをみて目を輝かせている姿と同じように見えた。
水を指すようで悪いかな。と思ったが、俺はあめに疑問をぶつけた。
「なぁ、なんで小中学生用の問題集が欲しかったんだ?」
雰囲気が悪くなるかな。と思っていたが、案外あめは簡単に答えてくれた。
「この頃の授業なんて、全然覚えてないの。私、学校では基本寝てばっかりだったから。だから、せめて今からでも勉強しようって……!」
話出しは落ち込んだトーンかと思ったが、最後は問題集を握って希望に満ちた声を出していた。
寝てばっかり、か……。
あめは自分から勉強したいというほど勉強熱心だ。というより、勉強に飢えているんだろう。この前の風呂で自分は常識がないと落ち込んでいた。そういうことを考えると、やはり虐待が原因で夜眠れておらず、満足に勉強できなかった。という路線が正しそうだ。
そう考えていると、ぐぅ~っとお腹が鳴る音がした。
「えへへ……」
あめを見ると恥ずかしそうにお腹を抑えている。
あぁ……、すっかり忘れてた。冷蔵庫のもの勝手に食べていいよって言うの。
「わりぃ……。飯、食いに行こう。」
時刻は午後6時。
3月の夜はすっかり日が落ちて暗くなっている。
俺とあめはお腹いっぱいに牛丼を食べ、苦しすぎて近くとも遠くとも言えない距離にある公園を散歩していた。
「昼ごはん、次から冷蔵庫に入ってるもの好きに食べていいからな」
コートのポケットに手を入れながらそう言った。
「うん、分かった。」
あめは俺の貸したコートを羽織って、色んな所の長さが足りず、ぶらぶらと余った布を揺らしながら俺の隣を歩いていた。
ちょっと歩いたので俺がベンチを指差し、そこに座る。
「牛丼、美味かったか?」
「おいしかったぁ〜、あんなにおいしい食べ物があるんだね」
背もたれに寄りかかって、空を見上げている。
「また食べに行こうな」
「うん」
俺も真似をして空を見上げた。
星はほとんど見えなくて、真っ暗な空がだけが広がっている。
少しリラックスしていると、あめがあっ、と声を上げた。
「どしたよ?」
ずいっとこちらに寄ってくる。
「今日、警察来た」
「へ?」
ばれた?いや、何が?やましい事なんてしてないし。やましいこと……。
考えると同時に目の前にいる少女と目が合う。
これかぁ……?
「でね、すごい焦ったんだけど、なんか私、威吹に拾ってもらう前に誰かに見つけられて通報されてたみたいなの。」
てことはあの時に近くに警察がいたということになる。そういえば、玄関にあめを寝かせた時にサイレンの音が聞こえていたような……。
いや、今はそれより確認しなきゃいけない事がある。
「それ、誰に聞いたんだ?警察に姿見せちゃった?!」
焦って聞くとあめはすごい速さで頭を横に振る。
「絶対出ないよ!警察の人が扉叩いたりしてたら隣の人が出てきくれて。その会話を聞いてたの。」
それを聞いて少し安心する。
でもそれじゃあ迂闊に出歩けないじゃないか。
それと同時に、七瀬さんナイス……!!
七瀬さんは隣の部屋の住人さん。何かと俺の手助けをしてくれることがあって、いい隣人だ。年齢は俺より少し上で、ちょっとおちゃらけたOLという感じだ。
あめの危機にまで手を貸してくれるなんて。確実に無意識だろうけど。
「まず良かった。これからも誰か人が来ても扉は開けないようにしてな。あめに何かあったら大変だから。」
「あ、うん……」
そういうと、あめはなぜか顔を赤くして下を向いてしまった。
そして、何故かもじもじし始める。
「どうした?」
「へぇ……?」
上げた顔はどう見ても興奮していて、細めた目の奥にはハートが見えそうだった。
やばい。外は……!!
そう思ったときには、あめが両手をベンチに着いて顔を俺の高さまで上げ、唇同士が密着していた。
「んちゅっ……んー」
あめは目を瞑って完全に舌に集中力を注いでいる。
俺の口内に侵入してきた舌は俺の舌と絡み合う。
ちゅぽ、ちゅぽと時折音を出しながら彼女の舌はちょこまかと口の中で動き回った。
「んっ……ちゅっ、れるっ、じゅるっ……」
舌だけじゃなく、口全体を味わおうとしているのか執拗に歯の裏側を舌で舐めたりしている。
「んふぅ……んっ」
苦しくなったのか、鼻息が荒くなる。
次第に口の周りが漏れた互いの唾液で濡れ、風に当たって冷たさを覚えてくる。
あめはようやく満足したのか、舌を自分の口に戻して密着していた唇をゆっくりと剥がした。
あめの唇と細い唾液の糸で繋がっている。
あめは口に溜まった唾液を飲み込むと、先程と同じ興奮した顔をしてふぅっと息を吐いた。
「牛丼の味ぃ……」
ぺろっと口の周りを舌で舐める。
俺もあめの唾液を飲み込むと、口の周りを腕で拭った。
「あめ、抑えられなそうか?」
雰囲気を壊さないように優しく問いかける。
「もう……無理だよ」
小悪魔のような笑顔を浮かべて顔をぐいっと近寄せた。
そしてまた、優しく唇を重ねる。
「ここじゃまずいから、ちょっとだけ我慢してな」
唇を離してからそういうと、異常なほど軽いあめをお姫様抱っこして真っ暗な茂みに走った。
平で、人がいない茂みに飛び込む。
芝生のように手入れされた地面にあめをそっと降ろす。
横たわったあめは、より一層興奮してとろけた表情になっていて、右手を口元に、左手は胸の中心をぎゅっと握っていた。
今日のあめ、なんだかおかしい気がする。
いつも行為をするときは少しMっ気を感じたり、逆にSっ気を感じたり、静かで子供っぽいあめとは性格が変わるのは分かってきたが、今日はいつも以上に興奮している気がする。
「あめ、今日はどうしたんだ?なんかいつもよりエロいというか……。」
そういうと、ぴくっと体を動かして、視線をずらす。
「だって……お昼にね、その、威吹のこと考えて、してたら……警察に邪魔されちゃって。」
そのずらした目があった時、俺の中の何かが外れた。
俺はあめを抱きしめて一緒に寝転んだ。
「ひゃあっ……」
「あめ、一人でしてたのか?」
間近にある顔を見つめる。
「ふぁっ、あっ、ぅん……」
頬を赤らめて、気まずそうに視線を逸らす。
「だめ、こっち見て」
「うん……」
再びあった目は少し潤んでいて、熱い吐息が当たってくる。
「んひゃっ!!」
あめが急に目を見開いた。
それはそうだ。俺がゆっくりと右手をま○こに近づけて、触ったからだ。
ジャージ越しでも分かるその濡れっぷりは下着を滑らせて擦ることができるほどだった。
「直接触ってもいい?」
囁くように問いかけると、真っ赤な顔でこくりと頷いた。
俺はジャージの上から手を滑り込ませ、下着をくぐり、熱くてよく滑る秘部にたどり着いた。
「一人のときはどうやってたの?」
意地悪な質問をする。
その質問にあめは頭を横に振ったが、教えて、と囁くと恥ずかしそうに説明してくれる。
「ま、まずは……表面を、触って……ひゃっ!」
「こんな感じかな?」
俺はぬるぬるになった恥裂に沿って指を動かした。
上から、クリ、尿道、腟口、とスライドして凹凸を感じる。
「ふあぁぁ……!!あぁっ、やっ……!」
「嫌?」
「嫌なんじゃ、なくてぇっ……ひぁっ……!」
クリに指が到達するたびに嬌声が出る。
「じゃあ続けるね?次はどうしたの?」
「んぅぅ……、次はぁっ、中に……」
「わかった」
俺はクリから少し下の方に指をスライドさせていき、腟口に指を当てがう。
そして、ゆっくりと腟内に中指を挿入させていく。
熱くて、つぶつぶとした肉壁が大量の愛液と一緒に指を迎え入れる。
そして、どんどんその肉のつぶたちを押しのけていって、一番奥にたどり着いた。
ぷにぷにとした食感が指先に触る。
「一番奥までいったけど、分かる?」
「はぁっ、んぅっ、ぅん……」
吐息の中に消え入りそうな声を出した。
「で、どうしたの?」
「……いつも、みたいに……」
とうとう目は合わせてくれなくなった。
「こうしたんだね?」
俺はジャージとパンツで可動域の狭くなった手首をスナップとパワーで抽挿する。
「あっ、ひゃぁぁっ!んっ、んっ、あぁっ!」
動かし始めると明らかに膣が締まる。
痛いことはないが、指が非常に動かしづらくなった。
締まりつけて、わざわざまとわり付いてくる肉壁を指で何回も押し広げる。
「ひゃっ!!もうっ……!んぅっ……!」
「あんまり声出すとバレちゃうかもよ」
その言葉にはっとした表情をして、口に手を当てる。
「んぅ……!んっ、んっ、うぅ……!!」
中に指を擦り付けるたびにいい反応を示した。
「声我慢できて偉いね、ご褒美上げるよ」
そう囁いて、左手で肉芽をこね始める。
「んんんっ!!!んー!んぅ……!!」
「何言ってるかわかんないよ」
明らかに反応が変わったあめを放って指を速め、こねるのも丁寧に、指圧をかけて行う。
「んんんぅ〜……!!ぷぁっ、ひっ、いぶきぃい……いっちゃっ……ぁあぁっ……!!」
「いいよ、イっちゃいな?」
「あぁぁあ……!!らめぇっ……!!!んぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
最後まで抗ったが、とうとう気持ちよさに負けて体が跳ねて、軽く仰け反った。
その後も、ぴくっぴくっと痙攣をして、落ち着くと同時に指をゆっくりと引き抜いた。
「ほら、びしょびしょ」
あめに右手を見せると息切れさせながら地面に降ろさせた。
恥ずかしいようだ。
「あめ、あのさ。」
俺は立ち上がり、はち切れそうなズボンをあめに見せる。
それを見ると、すぅっと息を吸ってあめは体を起こす。
「はぁ、はぁ……。ふぅ……待ってた。」
そういうと、股間のチャックを下ろし、肉棒を表に取り出す。
あめの表情や反応にずっと興奮しっぱなしだった俺の肉棒は既にぎんぎんに勃っていた。
「わぁっ……。なんか、すごい……。」
「ずっと見てばっかりだったから。」
「んふ、任せてよ。気持ちよく、ひてあげるかりゃ……」
悪戯な笑みを浮かべて肉棒を口に引き寄せるとぺろっと一回舐める。
「んちゅ、んっ、ちゅっ……」
亀頭に何回かキスをして、口を大きく開いた。
「あー、あむっ」
亀頭だけを咥えて舌で刺激してくる。
可愛い顔が少しひょっとこみたいになっていたが、それもまた可愛い。
「んぶっ、んっんぐっ……」
じゅっ、じゅっ、と音をたてながら頭を上下させる。
その姿を見るのもいいのだが、ダボダボのTシャツの首元から見えるおっぱいが、頭を揺らすたびに微かに揺れて、それもなかなか良かった。
彼女の目は真っ直ぐ見ているのだが、時折、俺と視線があって、上目遣いをしてくる。
「んっ、はっ、気持ちいいよ」
俺はそう言って頭を撫でる。
彼女はそれを確認すると視線を戻してまた肉棒だけに集中した。
「んっ、んぶっ、じゅるっ、むぐっ……」
舌を使ったり、少し頭を動かす速さを変えたりと色々なテクニックを使って射精を促してくる。
ただ、連日やっているからか射精感が来るのが少し遅い。あめも少し顎が辛そうだ。
「あめ、ちょっと口から出して」
それを聞くと、こくりと咥えたまま頷き、口から出した。
「んぁっ……」
口から出した唾液まみれの肉棒を右手で優しくしごく。
「ごめん……。時間かかりそう……。」
「いいよ、てか、もうお終い」
「ふぇ?」
そういうと同時にあめを優しく押し倒し、下に着ているものを全部脱がした。
パンツには大量の愛液が付いており、クロッチと秘部は無数の液の糸で繋がっていた。
「ま○こ、凄いことになってるね」
俺はニコっと笑った。
「んんんぅ……」
あめは顔を両手で覆ってしまった。
その間に俺は亀頭を腟口に当てる。
「いくよ……?」
あめは声を出さず、覆った手の指の間から片目を出して、こくんと頷いた。
俺はあめの腰を両手で掴むと腟内に肉棒を押し入れていく。
つぶつぶとして柔らかい肉壁が肉棒を熱く、強く包み込む。
「んんんんぅっ……!はっ、入ってきたぁ……!!!」
あめが少し大きめの嬌声を上げたところで一気に奥まで突き上げる。
「はぅっっっあぁぁあぁっっっ!!!いぶきぃ……!!優しくぅ……!!」
「はぁっはぁ、ごめん。痛かったか?」
「ち、ちがぅぅ……!あの、ずんっ!てやつ、声我慢できないかりゃ……。」
それを聞いて俺は腰を引くと、もう一度奥まで突き上げた。
勢いよく肉壁を掻き分ける。
「んひぃぃぃいっ!!!そ、それがらめぇなのぉ……!!!」
「ごめんって、楽しくてさ」
「あ、あくまぁ……」
「悪魔でごめんねっ!!」
もう一度突き上げ、あめを軽く仰け反らせると、ピストン運動に移った。
「ひぎぃっっいい!!!も、う……!あんっ、あっ、あっあっ、あっあぅっ!!」
体が揺れてあめの喘ぎ声が何度も途切れる。
腰を引くたびに一瞬でピッタリくっつく腟内を何度も何度も開拓して、犯す。
「んぅっ、あっ、あっ、あっ、あぅ……!!んっ、もっもう、らめ、らめぇっ!!」
「あめ!静かにっ!我慢しろっ!」
「んぐぅっ!!??」
感じまくってとろとろだったあめの口をとっさに抑える。
茂みに隠れてヤっていたは良いものの、ここは公園。人は通りすがるものだ。
あめの甘い声を聞くのも楽しんでいた俺だったが、通りの声を聞いていなかったわけじゃない。
人だ。それも若い男二人。
「なんか不気味じゃね?」
「早く帰ろうぜ?てか、なんかさっきから女の声しない?」
あめにもこの若者の声が聞こえたんだろう。喘ぎ声を必死に我慢している。
だが、こういうときに何故か膣はいつも以上に締まるのだ。
「んっ!??!!んー!!んーー!!」
あめがなにかを訴えているが、構わない。
俺はピストン運動を速くして、肉棒をあめの中に擦り付ける。
あめは口から空気を吸えないし、声も我慢しなきゃいけない。おまけにイキそう。
それはもう大変なことになっていた。
半分白目をむいて、快楽に溺れている。
「んー……!!んぅっ!んっ!んっ、んっ、んっ、んぅ……」
手に感じる声の振動が明らかに小さくなってきた。
「気のせいだろ。早く帰ってゲームしようぜ」
そういって若者たちは居なくなっていった。
結構足音が離れたのを確認して、あめの顔から手を離す。
「ぷぁっ!!!ひ、ひんじゃうぅ……!!もう、らめらめらめ!!!いぶきしゃん!!やめでぇぇぇえ!!!あっあぁぁあぁっ!!!あぅっ!!!」
あめはなんとか若者たちが居なくなるまでイくのを我慢して、安堵ともに豪快に仰け反ってイった。
「ふぁぁぁぁあ………!!!!あ、あぅっ……っ……」
びくんびくんと波打つように痙攣している。イったことにより、とんでもない膣圧がかかり、俺も限界を迎えようとしていた。
痙攣する彼女もお構いなしに俺は肉棒をこすり続ける。
「あ、あめっ!!口に出してもいいかっ!?」
俺がそう聞くと、微かに痙攣している中、薄く目を開けて、「んぁ……」
と小さいが口を開けてくれた。
俺はイく直前まで膣で擦って肉棒を引き抜き、あめの愛液まみれのそれを小さな口に少々乱暴に差し込む。
「んぶぅっ!んー、ふんー、ふんー……。」
「で、出る……!!」
俺は宣告すると、あめの小さな口の中にびゅるびゅるっと精液を爆発させた。
あめはとろんとした表情を何一つ変えずに受け止めてくれた。
最後の一滴まで出し終えると口から肉棒を引き抜く。
「ん、んぐっ……。」
あめは横になった状態でごくっ、ごきゅっと喉を鳴らして嚥下してくれた。
「ぷはぁ……、いっぱい、出たね」
ちゃんと全部飲んだと知らせるために口の中を見せる。
「お前のおかげでな。てか、あめ。」
俺はまだ収まらない肉棒をあめの顔面の前に持ってきた。
「へ、へぇ……?まだ、なのぉ?」
「頼む!」
両手を合わせてあめに頼むと別に満更でもなさそうに髪を触った。
「や、優しくしてくれるなら……」
唇を尖らせて横目でちらっと見られる。
「わかったよ!じゃあ、立って!」
あめに手を貸して立たせる。
そして、近くの木に背中を着かせた。
「あめ、体固くない?」
「え?多分、柔らかいと思うけど……」
「じゃあ、いけるな」
一応確認してあめの左足を持ち上げた。
「きゃあっ!」
「ちゃんと背中くっつけてて!危ないよ!」
あめは俺に支えられながら片足を上げた。
「は、恥ずかしいよぉ……。」
あめのピンク色でピッチリとした秘部はさっきまで俺と交わっていたからか、くっぱり開いて、受け入れる体制ができていた。
クリトリスも勃起している。
「大丈夫、すぐ隠してやるからな」
俺はそういって膣口に肉棒を当て、挿入していく。
「ん……ふぁっ……!!」
一番奥までつくと、あめのとろけた表情が目の前に見えた。
俺は堪らずキスをする。
「んっ、んっふぅ、んちゅ……んぅ……、んっ、んっ、んっ……」
キスをしたままピストン運動を始めた。
この体位は腰を振ればいいってもんじゃなく、抜けないように少し膝を曲げながらやるのがちょっと辛かったが、深いところをしつこく何回も突けるからあめの反応がいい。
キスをしながらやっていると、あめは俺の口の中を舌で舐め回している。
「んぅ、ぶちゅっ、れるっ、んちゅ……んぱぁ、あぅ、あんっ、あっ、あっ」
喘ぐために唇を離し、余裕ができたらまたキス。
上も下もくっつけながらのセックスはなかなかに気持ちがいい。
それはあめも同じなのか、子宮口が下に下がってきて、軽く突くだけで子宮と先っちょもキスし合う。
「あっ、あっ、あっ、いぶきぃ……気持ちいいよぉ……。下も上もちゅっちゅってしちゃってぇぇ……もう……らめかもぉ……」
そう言ってまた口づけをしてくる。
「んちゅっ……んー、ちゅ、んっちゅっ、れるぅ……あんぅ……!」
あめの感じる顔、執拗なディープキス。そして囁くような甘い吐息。
スローセックスで、なかなか射精感を感じないのがじれったくなってきた。
早く出したい。
「あめ、速く動くぞ」
キスをしていない瞬間を狙い、そう声をかけると一気に腰を動かすスピードをあげる。
「あっ……!あっ、あっ、あぅっ!んっ、んっんっんっ……!!!」
体をぐっと寄せたからか、あめの喘ぎ声がとても近くで聞こえて、興奮度が非常に増す。
「あぁぁっっっ!!はや、はやいはやい!!あっ!らめっ!いっじゃぅぅぅっっっ!!あっあっあっあっあっ、あぅ!!あぁぁあ!!!!」
「あめ……!!出すぞ……!!中に……!!」
俺は絞り出したような声を放つ。
「きてぇっ!!!!私の下りちゃった子宮にたくさん出してぇぇぇぇえ!!!あっあっあっあっあっ、んっあぁっ!!イく、イぐぅっっ!!!!」
俺は下から思いっきり突き上げ、子宮口にピッチリと肉棒をつけて射精した。
と、同時にあめも絶頂を迎え、出している途中の肉棒を強く締め付け、最後の一滴まで出し尽くした。
痙攣が落ち着き、勃起もある程度治った俺の肉棒は膣圧でずるっと抜けて、追うようにあめの膣内からは精液がぽたぽたと垂れてきた。
びくびくと先程までではないが、痙攣するあめをしっかり支えるのはけっこう大変だった。
そして精液はあめの愛液と混じり合っていて、軸足の右足を伝っていっていた。
あめに下着を全部履かせて立たせると色々大変なことになっているのがわかった。
まず、あめが着てた俺のコート。
あめの性器があるところの下は色々な液体が乾いたり、まだついたりしていて、カピカピになっていた。
そして服の裾。
俺もあめも裾にぐしょぐしょに濡れた性器がずっと擦っていた事に気がついていなく、今となっては乾いて大変なことになっていた。
「まぁ、帰って洗濯しよう」
「うん……。ごめん、私が我慢できずに外で始めちゃったから……。」
あめがしゅんとする。
「大丈夫大丈夫、着衣セックスだっていずれやった事だしな!遅かれ早かれこうなっていたさ!」
そして俺はあめをお姫様抱っこした。
「ふぁっ!?」
「姫、帰りましょ」
俺がそう言ってニコっと笑うと、あめは顔を赤くして目をそらした。
「は、はい……」
赤面した彼女は恥ずかしそうにそれだけ言うのだった。
カシャッ。
そして幸せそうなその二人は公園から出ていった。
カメラのファイルを確認するとバッチリとその映像が残っていた。