私が大学時代のお話です。
仲の良い友だちの会費制の結婚披露パーティー(友人のみの招待)に出席しました。
夕方開宴のものです。
当日の服装として、ノースリーブのワンピース(白地に他色の柄入・柄の量多め)と白地にシルバーのラメの入ったミュールをはいていました。
同日の正午に教会で挙式が行われました。
基本的には親族のみが招待されているものなのですが、わたしたちも自由に参列できる形式ということで、友人と参列しました。
その日の夜は友人宅に2泊させてもらうことになりました。
夕方、友人宅に向かう途中。ふと空を見上げると、小さな光の点のようなものが見えました。
「なんだろう」と思って見上げていると、そしてどんどん下降してきて、とうとう小さな光だけだったものが、
台形の金属の塊が、光を放っているののだと気づきました。
「こ、これは宇宙船だ。」
と言った私。
100m以上の台形の塊で、上下に2列の窓がたくさんありました。
数秒間あぜんとして見入っている間に私の目の前の広場に着陸して、中から出てきたのは、身長3mほどあると思われる。
ブロンズ色に輝く何かでした。
「チュウ…コシャエ…ラブナ…ラアン…シントマ…ンゾクガ…モットー…ノカーセンサー…」
「シュウ…リヒゼ…ロエンア…フターホ…ショウ…シャ」
と意味の分からない奇声を挙げながら私のいる方にどんどん歩いてきます。
ソレの一人が急に私の方を掴んだかと思うと、ぎゅうッと私を抱きしめます。
今までの人生で味わったことのない不思議な感覚に、恐怖よりも不思議な高揚感が一機に私の体を包み込みます。
するとどこかで、ふしぎな声が、
「銀河ステーション、銀河ステーション」
と云う声がしたと思うといきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、宇宙人の一人が私のワンピースを勢いよく捲りました。
「ワガケンノミナラズ!…オンナジヤオンナジヤオモテェ…」
相変わらず意味の分からない言葉を呟きながら、宇宙人は私の胸を愛撫します。
「ゾ、ナム、ヤ、カ、レンタイケイ…コソハ…イゼンケイ…」
何かが私の膣に勢いよく刺さりました。この上ないエクスタシーに酔いしれる私の体を、不思議な光が包み込みました。
(お願い…辞めないで。ずっとこのまま…)
「ケイカクヤ、イヨク、チウョキキオクヲツカサドル。ソレガドーパミンケイ…」
気づいたら私は宇宙船の中にいました。
宇宙人が優しく私の頭をなでています。
あれから何千年の時を経たのでしょう。
私たちは相対速度、秒速187.52億kmで宇宙を旅しています。
千夜、万夜、いえ、一億の夜を愛し合ってきました。
私たちの愛の結晶。数百人のわが子、数千人の孫たち。そして数万とも知れず膨れ上がった私たちの家族の住む場所。
新たなる星を求めて私たちは度を続けています。
あぁ。なつかしい私の住んでいた青い星。
今も存在しているのかどうか分からない私の故郷へ向けて、結晶粒界式一方向性リング・レーザーシステムによるタイムトラベルにより
電波を送っています。私と彼があの星に存在していたという証拠は、はたしてどこに届いているのでしょうか。