夏凪遊馬と藍芽ドリームタウンの人々【EP-1、遊馬と詩音・女児パンツから始まる秘密の遊戯】

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この物語はフィクションです。登場する人物・団体・法律・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

現実にはあり得ない展開やシチュエーションの描写がありますが、AV作品や同人作品同様にリアリティーを無視している箇所もある事をご了承ください。

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とある地方の公営住宅、藍芽(あいが)ドリームタウン。

「子育てがしやすい、治安が良い」

これを売り文句に、県民を増やそうと始動した大規模な土地開発によって生まれたマンモス団地。

近くに米軍基地があり、全体的にアメリカンな雰囲気が漂う。

敷地自体は壁と門に囲まれていて、不法侵入者を防いでいる。

まるで街一つをグルリと壁で囲んでいる、異世界のような造り。

北側10棟5階建のNORTH-A〜J。

南側10棟5階建のSOUTH-A〜Jに分かれている。

各棟メインの入り口が3つあり、階段を昇るとそれぞれの階に向かい合わせのドアがある。

土地の中心部にはさまざまな店が並ぶ、藍芽ドリームストリート(通称:ADST)と、セントラルパーク風な沢山の木々と芝生の、藍芽パークという公園が存在する。

北側と南側の住人が交流するのは、このストリートで買い物やお茶をする時。

子供同士は声を掛け合ったり、大人は親同士の立ち話。

同じ団地に住む人間だから、自然と会話が生まれる。

意気投合すれば、週末にストリート内の居酒屋で集まったりする。

その際に不倫に発展してしまって……引っ越した住人も居たとか居ないとか。

北側と南側で駅も違い、幼稚園から最寄りの高校まで北と南に分かれている。

敷地が広すぎる為に、この分け方でないと人も溢れ返ってしまったり、通学に無駄な時間を使う羽目にになるのだ。

ヤンチャな人間は意外と少なく、「北と南、どっちが上か」みたいな話も特に生まれていない。

田舎や離島でよく聞くような「街全体が家族みたいなもの」という風習が今も伝わっていて、住人のほぼ全員がそれを地でいく。

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第一章・日常。

季節は春。

南側の出入り口(通称サウスゲート)を駆け抜けるのは、この団地に住む6人の小学生達。

小学5年に進級して間もない彼らの中で、1人だけグングン突き放す男子が居る。

「おーい!お前らおっせーぞ!早く来いよー!」

彼の名は”夏凪遊馬”(なつなぎあすま)といい、この団地で生まれ育った少年。

勉強はイマイチだが、運動神経が良くて行動力があり、おまけにコミュ力も高い。

南側(サウスサイドエリア通称:サウサイ)で彼を知らない者は皆無で、北側(ノースサイドエリア通称:ノーサイ)にも名前が知れ渡っている。

小学生の割には整った顔立ちと、”友達を沢山つくりたい!”という気概から磨かれた、口の上手さのスキルと、懐にスッと入り込む天性の才能。

老若男女問わない為、憎めない存在でもある。

「はぁ…はぁ……ちょっとー!こっちは女子なんだから、手加減しなさいよー!」

背の高い女子が、遊馬に向かって吠える。

遊馬「何だ何だ〜!いつもは手加減しろなんて言わねーくせによー」

「体力が男子と女子じゃ違うんだから!」

彼女は”桐野江琥珀”(きりのえこはく)といい、遊馬とは部屋が向かい同士で、赤ん坊の頃からの腐れ縁。

“将来はモデルになれる!”とあちこちから言われる、スラリとしたスタイルと、目鼻立ちがハッキリした美顔の持ち主だが、髪型は毎日ロングヘアを一つ結びにしていて、アレンジを一切しない。

オシャレとか、華やかな世界に現時点では興味もない。

遊馬とは小競り合いばかり起こすが、”夫婦漫才”とからかわれる間柄。

「琥珀ー!叫ぶとエネルギー使うよー!叫ぶか走るか、どっちかにしたらー!?」

「ちょっと〜!待ってよ〜!」

2人の姿を呆れながら見ている女子と、遠くからおぼつかない足で追いかける女子。

“宝生奏音・詩音”(ほうしょうかのん・しのん)の双子姉妹。

琥珀とは対照的に、小柄でぽっちゃり。

顔も、”綺麗”ではなく、100%”かわいい”と言われるタイプ。

2人は外見は似ていても性格は真逆で、奏音はクール、詩音はおっとりした天然。

「楽だから」という理由でショートカットを貫く奏音に対して、「かわいくなりたい!」と髪型をほぼ毎日アレンジする詩音。

服の好みも真逆で、無地でシックな色が大好きな奏音と、原色やキャラ物や派手な柄、スカートが好きな詩音。

その為に準備に時間がかかり、奏音は毎朝待たされているが「えへへ。ごめんね〜」と毎回笑顔な為に諦め気味だ。

語尾を伸ばす舌足らずな喋り方で”同性から嫌われるタイプ”の詩音だが、計算ではない為に、周りからはゆるキャラ扱いというか……愛らしい存在である。

詩音はスカートだというのに全速力で走る為、ヒラヒラと捲れてパンツが見えている。

奏音を始め、住人達も見慣れた光景の為に誰も指摘しない。

「はぁ……はぁ……よくやるよな、アイツら」

坊主頭で、少し太り気味の男子がボヤきながら走る。

「今日体育でも………沢山走ってたのに……どこに……あんな体力が……」

眼鏡をかけて痩せている、真面目な雰囲気を漂わせる男子が、息も絶え絶えになっている。

“久遠昴大”(くおんこうだい)という坊主頭の男子は、地域のリトルリーグでキャッチャーをしている。

遊馬のスピードについていけない悔しさはあるが、”これもトレーニングの1つ”とプラスに捉えている。

本当はピッチャー志望だったが、トレーニングとして食事の量を増やしたら……体型が変わった為に、「キャッチャーをやれ」と言われてしまった。

キャッチャーとしての腕は高いが、やはりピッチャーの夢を諦めきれない。

誰よりもトレーニングに励むが、食事の量も自然と増えてしまって”逆効果では?”と指摘される悩みが増えた。

かなりのマセガキで、女好きのスケベ。

「ピッチャーになったらモテるに決まってる!」という不純な動機を隠さない、”愛すべきおバカキャラ”というのが定着した。

眼鏡の男子は”神宮寺龍彦”(じんぐうじたつひこ)といい、とにかく勉強が出来る。

琥珀とは成績トップを争うライバルでもある。

と、いうより……”琥珀が負けん気の強さで絡んでいるだけ”との見方が強い。

「龍なのに弱そう」とか、「ああいうのを”名前負け”って言うんだな」と言われる事がトラウマになっていたが、遊馬が陰口をを黙らせた過去がある。

それ以来、遊馬の事を”尊敬する友達”と言うようになった。

6人はサウサイエリアで育った幼なじみ。

遊馬「早くしねーと、パーラー行けなくなんだろー!」

琥珀「パーラーは逃げないわよ!まったく……付き合わされるこっちの身にもなりなさいよ!」

遊馬「奏音みてーに歩きゃいいのに、走ったのはお前だろー?」

琥珀「負けたくないのよ!バーーカ!!」

遊馬「お前、マジでそればっかだなー。たっつんと勉強で勝負したりして忙しいなー」

琥珀「負けず嫌いなの!勉強もその他も」

遊馬「知ってるって。お前は昔っから……ん?」

1人後ろを見ていた遊馬の視線の先には、詩音が転びそうになっている姿があった。

遊馬「やっべ!!」

突然逆方向に走り出した遊馬に、琥珀は驚いて素早く避ける。

昴大と龍彦も、遊馬が自分達に向かってくるのに驚き、同じく避ける。

詩音「きゃっ!!……いった〜………」

遊馬が追いつく前に転んだ詩音。

遊馬「詩音!大丈夫かー!!」

奏音「あ〜あ、また派手にこけたなぁ」

我関せずな奏音が目をやると、転んだ衝撃でスカートが捲れてしまい、履いているパンツが丸見えだった。

遊馬が走ってくるのを見て「どんな反応するかな?」と呟き、あえて詩音のスカートに触れないでいた。

昴大と龍彦は休憩中で、琥珀も詩音に向かって走り出してきた。

詩音「いたたたたた〜」

遊馬「詩音、大丈夫か!?ケガしてねーか!?」

目の前に立つ遊馬に気付き、そのまま起き上がる詩音だが……スカートは直らない。

詩音「あっくん……うん……大丈夫だよ〜」

遊馬「ケガしてねーなら良かったわ。つーかコケる位なら無理すんなよな」

詩音「えへへ〜。分かってはいるんだけど、ついやっちゃうんだよね〜」

頭をポリポリかきながら笑う姿に、釣られて笑う遊馬。

遊馬「まぁ、ならいいけどよ。しかしな詩音……お前さぁ………」

詩音「ん〜?」

遊馬「相変わらずイチゴ柄履いてんのな。かわいいパンツじゃねーか!アッハハハハッ!」

詩音は顔を真っ赤にして両手で後ろをまさぐり、スカートが捲れている事に気付いた。

奏音「遊馬、バラしちゃダメじゃん?そういうのは黙っててあげないと」

ストレートにバラした事に呆れ笑いする奏音に気を取られていると、詩音が鬼のような形相で遊馬を睨んだ。

詩音「もう〜!!あっくんのバカバカバカバカ!!」

手に持っていた給食袋を、モーニングスターのように振り回す詩音。

遊馬はひたすら避けるしかない。

遊馬「悪かったって!つーか、俺ぁ褒めたのによー!かわいいってさー!」

詩音「恥ずかしいんだもん!!バカバカバカバカー!!」

遊馬「何が恥ずかしいんだよー。かわいいもんは、かわいいだろー?」

詩音「パンツ見られる事がだよー!!」

琥珀「しのー!ちゃーんと当てなさいよー!」

応援する琥珀の後ろ姿を眺める龍彦。

龍彦「今度はあっちでか……遊馬君、忙しいなぁ」

昴大「いいなぁ……俺も見たかったなぁ、パンツ……」

指を咥えるように羨ましがる昴大に、龍彦はあえて何も言わなかった。

龍彦「琥珀ちゃんに聞かれたら、こっちも巻き込まれかねないからなぁ……」

幼なじみのじゃれ合いが終わり、それぞれが一旦家に帰る。

琥珀「遊馬、ちゃんと宿題も持ってくんのよ」

遊馬「わーってるって。じゃあ、パーラー集合な」

遊馬は部屋に帰り、テーブルに置いてあった千円札をポケットに入れ、ちゃんと宿題と筆記用具を持ってから出て来た。

階段を素早く降りたら、駐輪場に停めてあるMTBを走らせる。

遊馬と琥珀が住むS-A棟は、ADSTまで1番近いが……歩くのは流石に骨が折れる。

ゆっくり散歩したり、ウォーキングするなら徒歩が良いが、遊馬はとにかく早くパーラーに行きたいのだ。

ダッシュで走らせた結果、やはり一番乗りだった。

遊馬「やっぱ俺が1番かぁ〜」

ADSTにあるパーラーは、”古き良き時代のアメリカ”を象徴するような場所。

白×黒の市松柄の床、白いパイピングを施した赤いソファーと椅子。

古いアメ車のパーツがそこかしこに飾られていて、映画や雑誌によく出てくるような内装。

昼はパーラーとして軽食を出し、夜はダイナーとしてステーキや酒を出す。

ドリームタウンが出来て間も無い頃に、過去に近くの基地で働いていたアメリカ人が造った店だ。

現在は息子である2代目と奥さんが、店を切り盛りする。

遊馬は店の前のベンチに座り、他のメンバーを待っているとドアが開いた。

「Hey!アスマ〜。今日も来たの〜?」

遊馬「Hey!アンジー。”今日はおやつはパーラーの日”だかんね」

アンジー「Thanks!」

出て来たのは、アンジェリーナ(アンジー)2代目の奥さんで接客担当。

年齢は35歳で純粋なアメリカ人だが、日本が好きで旅行に来ていた時に2代目と出会った。

いつしか付き合うようになり、パーラーで働き、やがて結婚した2児のママ。

ブロンドヘアを無造作なお団子で纏めて、白人らしい美白な肌と青い瞳。

180センチの長身と、アメリカ人らしい肉感的な体型で、制服であるピンク色のボウリングシャツとスキニージーンズを着こなす。

彼女目当てで通う男性客が後を絶たない。

アンジー「今日は1人?珍しいじゃない」

遊馬「後からいつものメンツが来るよ。俺が一番乗りってだけ」

アンジー「相変わらずねー。って……あっ!そうだそうだ!”アスマに会いたい”って言う人来てるよ」

遊馬「俺に?誰?」

アンジー「話聞いたらNorthsideの人達だって。”アスマの噂聞いて来た。今日は来るかな?”って。prettyなlady2人ね」

遊馬「よっしゃ!またまた知ってる顔が増えるなー!」

遊馬は”相手が誰であろうが、いい人そうなら仲良くする!”がモットーだ。

プリティーなレディーだろうが、生意気なキッズだろうが、”会いたい”と言ってきた人間は来るもの拒まずだ。

遊馬が店に入って少しした頃、琥珀が到着した。

琥珀「あれ?遊馬居ないじゃん。自転車はあるのに……ん?もしかして……またアレかな」

ピンと来た琥珀が窓から覗くと、若い女性2人に挟まれて喋っている遊馬が見えた。

琥珀「やっぱりね」

その時、奏音と詩音もパーラーに到着した。

奏音「琥珀、何してんの?入んないの?」

琥珀「遊馬がタレント活動中なの」

詩音「そうなの〜?今度は誰と〜?」

琥珀「何か若いお姉さん2人。多分ノーサイの人だね」

遊馬のタレント活動とは、本人が言ってるわけでも、自らやってるわけでもない。

“サウサイに居る夏凪遊馬ってどんな子?”という理由から、老若男女問わず興味を持った住人が来て、ADSTで時折起こるイベントだ。

奏音「遊馬ってさ、本当この団地のタレントだよね。普通一般人にわざわざ会いに来ないでしょ」

詩音「あっくん、モテモテだね〜」

琥珀「アイツはそんなの興味ないんじゃない?人と仲良くする事しか頭にないもん」

奏音「言えてる〜」

遊馬の心境は、琥珀が語る通りだ。

そんな話をしている内に、遊馬と話していた女性2人が出て来た。

「会えて良かった〜。ツーショットも撮っちゃったしね〜」

「噂通りだったね〜。かわいいし、面白いしね」

「今度集まりに呼びたいねー」

楽しそうに感想を言い合う2人の背中を見る女子3人。

琥珀「う〜ん……アイツのどこがそんなに良いのかなぁ。昔から見てるけど、そんなに会えて嬉しいのかなぁ」

奏音「琥珀、ヤキモチ?」

いたずらに微笑む奏音に、琥珀は顔を赤くする。

琥珀「そ…そんなんじゃないわよ!ただ疑問に思っただけだし!」

奏音「照れない照れない。まぁ……こういう場合は”幼なじみは負ける”がセオリーだから」

同情の目で琥珀を見ながら、ポンッと肩に手を置く奏音。

「ドンマイ」と言いたげな雰囲気だ。

琥珀「だから違うっての!」

琥珀が騒いだらドアが開き、遊馬が顔を出した。

遊馬「お前ら、何騒いでんだ?来てたんなら入れよ。待ってたのに誰も来ねーからよ」

詩音「あっくんがタレントしてたから〜」

遊馬「あぁ、そういう事な。これから子供を幼稚園に迎えに行くっていうママさん達でよ。ノーサイの話色々聞けて、面白かったぞ〜」

奏音「な〜んだ。ママさん達なら安心だねぇ?琥珀?」

琥珀「かの!そういうのいいから!」

遊馬「あれ?コウとたっつんはまだか?」

琥珀「まだみたい」

奏音「そろそろ来てもいいはずなんだけどな」

その時、詩音が何かに気付いた。

詩音「あっ、来た来た〜。お〜い!」

詩音が手を振った向こう側に、昴大と龍彦が自転車に乗っている。

少しして自転車が着き、メンバーが揃った。

遊馬「おせーぞ。何かしてたんか?」

昴大「悪りぃ悪りぃ、母ちゃんが金置いてくの忘れてたみたいで、帰って来んの待ってたんだ」

龍彦「何でみんな外に居るの?」

奏音「遊馬が若いママさん達とお喋りしてたから、外で待ってたんだよ」

昴大「若いママさんだ!?いいなぁ〜!どんな人だ?美人か?おっぱい大きいか?」

鼻息荒く質問攻めの昴大に、遊馬は後退りする。

遊馬「美人だけど、おっぱいは知らねーや。どうでもいいから見てねーからなぁ」

昴大「かぁ〜!もったいない野郎だな〜!それかお前は尻派か?美尻か?デカ尻か?もしかして美巨尻か?」

他のメンバーは「やれやれ」といった感じで立っている。

遊馬「何の話だよ。そっちも見てねーっての」

昴大「お前なぁ、そういう所だぞ?」

詩音「コウ君。人前でおっぱいおっぱい、お尻お尻って言わないの〜!」

琥珀「いや……しのも言っちゃってるじゃん」

奏音「しかも結構なボリュームだったしね」

遊馬「なぁ?早く入れよ。俺、今日のおやつタイムが楽しみだったんだからよ。だからあんなにダッシュで走ったんだぜ?」

詩音「そうだった〜。忘れてたぁ〜」

詩音の”全く悪気はないが、天然故の毒舌”が炸裂した所でやっと全員が入った。

アンジー「Hey!wellcome!」

琥珀「アンジーさん、また宿題やらせてもらってもいい?」

アンジー「OK!OK!いつものテーブル使っちゃいな〜」

詩音「ありがとう!アンジーさん!」

そのやり取りを聞きつけたのか、奥から屈強な男が現れた。

「Hey!Wassup?」

頭にバンダナを巻いた、今にも破けそうな程にピチピチなTシャツとデニムのエプロンを着た白人。

遊馬「Wassup!エディ!」

パーラーの2代目店主の”エドワード”(エディ)も純粋なアメリカ人だが、ほぼ日本育ちの37歳。

15歳の時から店を手伝いながら修行して、このドリームタウンで青春を過ごした。

190センチの長身と、格闘家並の屈強な肉体でパッと見は威圧感剥き出しだが、子供が好きで子煩悩なパパである。

琥珀「それだけは英語言えるのよね」

龍彦「小学生と大人の挨拶とは思えない……」

腰が引けている龍彦に対して、遊馬とエディは笑い合った。

エディ「アスマをはじめ、このドリームタウンのキッズ達はオレの子供みたいなもんさ!だからタツも遠慮しなくていいんだぜ!」

遊馬「もう付き合い長いからな〜。俺ら、多分エディにオムツ変えてもらってたんじゃねーか?」

エディ「ハッハッハ!かもしれないな〜!数えきれない位変えてきたからな〜!”将来の為にトレーニングさせてくれ”ってな」

奏音「家のアルバム探したら、写真出てきそう」

昴大「俺も探そっかな〜」

琥珀「昴大はエディさんじゃなくて、アンジーさんと写っていたいんじゃない?」

昴大「俺は最初から、それを探す気だったけどな」

奏音「ブレないねぇ」

アンジー「う〜ん。多分あるんじゃない?お客さんと写真沢山撮ってたしね〜」

昴大「マジっすか!?絶対見つけよ!」

詩音「ねぇねぇ、注文してもいい〜?あたしもおやつ食べたい〜」

マイペースな詩音の一言に、全員が本来の目的を思い出した。

アンジー「orderね。何にする?」

琥珀「私はチェリーパイとコーラ」

奏音「私はクッキーアソートと、ドクターペッパー」

詩音「あたしはフルーツサンドといちごミルク〜!」

昴大「俺はホットドッグとオレンジジュース」

龍彦「僕はパンケーキと、ココアお願いします」

アンジー「OK!みんないつものね。アスマは?いつものドーナツセット?」

そう聞かれた遊馬は「待ってました」と言わんばかりに不敵に笑った。

遊馬「アンジー。今日の俺はいつもと違うぜ!ドーナツセットにクリームソーダ追加だ!」

エディ「No.way!珍しいな!アスマがドリンクをオーダーするなんて」

遊馬「母ちゃんが千円置いてったからよ。こういう時は”釣りをちゃんと返すのが条件”で600円位まではOKなんだ」

琥珀「意外とそこは守るのよね」

遊馬「母ちゃんキレさせたら、こえーからな」

エディ「じゃあ、今作ってくるから待ってな」

エディが厨房に向かい、アンジーが他のテーブルを片付けたりしはじめる。

琥珀「じゃあ、早速宿題に手を付けよっか」

遊馬「たっつん、また教えてくれよな」

龍彦「うん。お安い御用だよ」

琥珀「龍彦、少しは自分でやらせなきゃダメよ。クセになるんだから」

龍彦「大丈夫だよ。遊馬君は全部人にやらせるような人じゃないし」

遊馬「さすがたっつん!よく分かってんじゃん」

奏音「調子に乗らないの」

遊馬「うるせーなぁ、琥珀が2人居るみてーだからやめてくれよ。うるせーのは琥珀1人で十分だ」

琥珀「あんたがうっさい!」

洋学の古いロックが流れる店内に、彼らのおしゃべりと鉛筆を走らせる音が混じる。

遊馬達は週3でこのパーラーに通い、おやつ代として親が置いていくお金で食べる。

ADSTに並ぶお店は、基本的に価格設定が低めで財布に優しい。

公営住宅故に、裕福な家庭が少ない為だ。

“安い、美味い、オシャレ”の三拍子が揃うが……このドリームタウンの住人と、ADSTで働く人々の為である為に、他所からのお客は基本的には入れない。

“広い敷地ではあるが、閉鎖的”という矛盾点は否めない。

しばらくすると、アンジーが注文の品を運んで来る。

アンジー「Hi!おやつだよ〜!」

遊馬「おぉ!来た来た!」

詩音「やった〜!美味しそう!」

宿題と筆記用具は一瞬でテーブルから消えて、それぞれが注文したおやつが並ぶ。

遊馬「なぁなぁ!今日は俺もドリンクあるからよ、乾杯やらせてくれよ!」

詩音「そうだね〜。あっくん、水ばっかりだったからやってないもんね〜」

龍彦「詩音ちゃん、ちょっと言い方が……」

奏音「まぁ、いいんじゃない?ね、琥珀?」

琥珀「しょうがないなぁ。ちゃんと言葉分かってるわよね?」

遊馬「ったりめーだろ!よーし……じゃあ、いくぜ!cheers!!」

「cheers!!」

全員のグラスがカンカンと鳴り響き、遊馬は念願だった乾杯の音頭を取った。

遊馬「いただきま〜す!………うめぇ!さっすがエディ!」

琥珀「遊馬、また喉詰まらせるわよ」

遊馬「今日の俺にはクリームソーダがあるからな!水で流し込む日とは違うぜ!」

琥珀「そういう問題じゃないんだけど」

アンジー「アスマとコハクは本当にcoupleみたいね〜」

琥珀「ちょっ!アンジーさん!私達はただの腐れ縁だから!」

顔を真っ赤にして否定する琥珀に、周囲がアンジーを援護射撃する。

奏音「やっぱり誰が見ても思うよねー」

昴大「もう一緒に居るのが当たり前だもんな」

詩音「あっくんと、こっちゃんお似合い〜」

琥珀「みんなも悪ノリしない!」

当の遊馬はというと、我関せずでドーナツに夢中だ。

遊馬「このドーナツ、いちごジャムが塗られてんのか。こういうのもアリだな」

日替わりのドーナツセットの為、大体種類は変わる。

龍彦「聞いてないみたい」

琥珀「あんたも否定しなさいよ!バーーカ!」

遊馬「うるせーなぁ。いちいちデケー声出さなきゃ喋れねーのかお前は」

琥珀「んもう!!」

不機嫌になって、チェリーパイを爆食いする琥珀。

奏音「いちごといえばさぁ、今日も詩音のパンツ。バッチリ遊馬に見られてたよねぇ」

詩音「やめてよ〜!恥ずかしいんだから!!」

アンジー「何?何?シノン、またskirtでdashしたの?」

奏音「そうそう。遊馬が”おっせーぞ!”なんて挑発するもんだからさ」

昴大「全く羨ましい話だぜ」

詩音「コウ君!」

アンジー「で?アスマはどう思ったわけ?」

遊馬「俺?”相変わらずかわいいの履いてんな”って言ったら、ブチギレられたわ。褒めたんだけどな」

琥珀「あんたさぁ、女の子がパンツ見られんのって恥ずかしいんだよ?分かんないの?」

遊馬「全っ然分からん。ガキん頃は一緒に風呂入ったりしてたろ。何で今更パンツが恥ずかしいんだ?」

真顔で答える遊馬に対して、その場に居た全員が思った。

「コイツは………ただのピュアなおバカだ」

小学5年といえば、心も身体も何となく変化していくものである。

遊馬は”性”に対しての知識がなく、これまでも”女子に対して興奮する”といった経験がない。

昴大は詩音のパンツを見た遊馬を羨ましがったり、アンジーのアメリカ人らしい抜群のスタイルにドキドキしっぱなしだったりする。

奏音「はぁ………やっぱり遊馬は遊馬だわ」

遊馬「お前らめんどくせーなぁ。そんな事いちいち考えて生きてるなんて、大変だなぁ」

琥珀「普段何考えて生きてるわけ?」

遊馬「んなもん決まってらぁ!”このドリームタウン全員と仲良くなりたい!”とか”毎日楽しく笑っていたい”とかな」

琥珀「もう少し他にも目向けたら?あっという間に6年生になったり、中学生になったりするよ?」

遊馬「他ねぇ………難しい話だな。じゃあよ、お前らは何考えながら生きてんだ?難しい事ばっか考えてんのか?」

いざ向けられると、琥珀もたじろぐしかないようで……「まぁ……勉強とか……」と弱気になる。

詩音「あたしはかわいくなりたい!ってしか考えてないかな〜」

奏音「遊馬と詩音は似た者同士だしね」

龍彦「僕も勉強かなぁ……」

遊馬「たっつん、めちゃくちゃ成績良いくせに勉強の事しか考えてねーのか?」

龍彦「まぁ……それしかないっていうか……」

琥珀「龍彦はあんたと昴大とは違うのよ」

俯き気味な龍彦を庇うように、琥珀がグイッと割って入る。

昴大「何で俺が出てくんだ?」

琥珀「昴大はエロい事しか考えてないでしょ」

昴大「ひでーな!他も考えてるぞ!」

ガタッと立ち上がって、何かを訴えようとする昴大。

奏音「言っとくけど、”野球でモテたい”は受け付けないからね」

息巻いた昴大の出鼻をくじく奏音の言葉に、座り込むしかなかった。

昴大「じゃあ………ねぇな………」

詩音「コウ君負けた〜!」

昴大「ちきしょうめ!」

ホットドッグを詰め込む昴大を横目に、遊馬は奏音に指摘した。

遊馬「おい、奏音。お前は答え出してねーよな?」

奏音「あら、バレてたか。私は………秘密」

遊馬「何だそれ!自分だけずりーぞ!」

奏音「女だもん。秘密の1つや2つあるものよ」

琥珀「ドラマの見過ぎじゃない?」

奏音「琥珀も答えに困ったら、”秘密”って言えば何とかなるから」

琥珀「早く教えてほしかったー!」

遊馬「う〜ん………やっぱりめんどくせーな。分かりやすいのが1番いいや!」

これが彼らの日常である。

ずっとこのままだと思ってた。

毎日一緒に居て、笑って、バカやって、くだらない事でケンカして、またすぐ笑い合って……だが時の流れは少しずつ確実に、彼らをを大人へと近付けていった。

その過程で何かが変わっていき……何かが狂っていく事を、まだ誰も気付いてはいなかった。

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第二章・パンツ遊戯と初自慰行為。

5月中旬。

進級時のバタバタも終わり、黄色い帽子を被る1年生のランドセル姿も見慣れてきた頃。

小5の夏凪遊馬は、自身が住む団地S-A棟の屋上へ続く階段の出口から、更に上にある緊急時の貯水タンクがある場所に居た。

屋上は基本的に立ち入り禁止だが、ドアの鍵は基本的にかかってはいない。

飛び降り防止に背の高い柵もある為、安全といえば安全である。

ドアを開けた横に備え付けられた梯子を登り、貯水タンクの側のスペースに寝転がる遊馬。

遊馬「今日もいい天気だ」

ここは彼のお気に入りのスペースで、昔はよくかくれんぼをする時に訪れていた。

高い所が苦手なメンバーが鬼になると、”遊馬が居る場所は分かってはいるが、怖くて行けない”というクレームが来た頃から出禁になった。

いつしか、かくれんぼ自体をやらなくなってからは……暇を見ては訪れるようになった。

家に居ない、ADSTにも居ない時は大体ここに居るというのは周知の事実。

ドリームタウンの人達と触れ合う事が生きがいのはずだが、時折”1人になりたい”と無意識に思うのだろうか。

その日は、いつものメンツは塾や野球の練習、習い事で忙しく……パーラーへ行く日でもない為に遊馬は屋上へ来た。

遊馬「はぁ〜………空が気持ちいいな」

少しした頃、屋上のドアが開いた音に気付いた遊馬だが、特に気にしないでいると下から声が聞こえる。

「あっく〜ん?いる〜?」

舌足らずの喋り方の主は、遊馬は1人しか思い当たらない。

遊馬「詩音かー?」

詩音「あ〜!やっぱりここだった〜」

ヒョイと顔を出すと、貯水タンクに向かってブンブン手を振る詩音が見えた。

遊馬「どうしたよ?今日はピアノ教室の日じゃなかったか?」

詩音「えへへ〜、明日と勘違いしてた〜。奏音はバレーに行ったけどね〜」

遊馬「そっか。じゃあ、降りるから待ってろよ」

詩音「ううん。あたしがそっちに行くよ〜」

詩音はそう行って梯子に移動した。

遊馬は不安になって、梯子の上から顔を出す。

詩音は昔、”高くて怖い”と言ってここへは登らなかったからだ。

遊馬「大丈夫か?」

詩音「大丈夫〜!もうちょっとだもん」

全然怖がる様子もなく、ズンズン上がってきて……ついに辿り着いた。

詩音「やった〜!とうちゃ〜く!」

遊馬「すげーなぁ。昔は”怖い〜”とか言ってたくせによ」

詩音「もう小5だも〜ん!」

両手を腰に当てて胸を張り、分かりやすいドヤ顔で立つ詩音。

高所恐怖症は子供とか大人とか関係とか無いというみたいなので、詩音の場合は思い込みだったらしい。

高い所に登った事で満足したのか、詩音は高所に吹く風の強さを甘く見ていたようだ。

履いていたのは赤チェックのスカートだが、小学生用らしく柔らかい為……容赦なく吹く風がスカートを捲り上げた。

ふわりと浮かんだスカートの中の、色とりどりのリボンがプリントされた、女児らしいピンク色の綿パンツが露わになる。

遊馬「今日もかわいいパンツ履いてんのな」

詩音「風強すぎ〜!」

遊馬「これから高い所行く時はスカート履かねー方がいいぞ?風つえーから」

詩音「え〜?スカート履けないのは嫌だ〜」

遊馬「そっちが大事だもんな」

詩音「そうだよ〜!スカート大好きだもん!」

遊馬「パンツ見られんの恥ずかしいんじゃなかったか?見えっぱなしだぞ?」

詩音「あっくんの前なら別にいっかな〜。だって、何も思わないんでしょ?」

遊馬「まぁな」

普通ならただの強がりに聞こえるが、これが遊馬の本気だと詩音は理解している。

吹く風に煽られて辛そうな詩音に、遊馬は声をかけた。

遊馬「やっぱ降りるか?」

詩音「せっかく登ったから、まだ下りない〜。で、あっくんは何してたの〜?」

遊馬「こうやって寝っ転がって……空見てたんだよ。詩音もやるか?」

詩音は地面のアスファルトを触り、「痛そうだからやめとく〜」と言って、遊馬の斜め左に立った。

吹く風がスカートをひらひらと浮かせる中、詩音は顔だけ振り向いて遊馬を見た。

詩音「もしかして邪魔だった〜?」

遊馬「んな事ねーよ。わざわざD棟からA棟の屋上来た詩音に”邪魔だから帰れ”なんて言わねーよ」

詩音「だよね〜。あっくんはそんな人じゃないもん」

かわいらしい笑顔を振り撒き、長い髪が風に靡き、またふわりと捲れたスカートからは、ぽっちゃり体型ならではの大きめなお尻と太腿が露わになる。

遊馬「今度はお尻が見えてんぞ」

詩音「あっくんさぁ〜、本当は見たいんじゃないの〜?」

遊馬「何でそうなる?」

詩音「何も思わないからって、目を逸らさないからね〜」

確かに遊馬は自分でも不思議だった。

もしかしたら潜在意識で、追ってしまってるのではなかろうか。

遊馬「何か気になったから、聞いていいか?」

詩音「何〜?」

遊馬「詩音のパンツって、何か……マスクみてーだよな?くしゅくしゅした部分がよ」

給食当番時に使うマスクが繰り返し洗えるガーゼマスクの為、何となく似ていると言いたいらしい。

詩音「そうだね〜。履く前なんかはもっとちっちゃいから、本当にマスクみたいだよ〜。たまにほっぺスリスリするんだ〜!」

遊馬「パンツにか?マスクなら分かるけど」

詩音「マスクもパンツもだよ〜!奏音とかにバレると笑われるから、誰にも内緒でやるんだ〜!」

遊馬「今、俺に言ったじゃんか」

詩音「あっ!そういえばそうだ!内緒にしてね〜!」

さっきの”本当は見たいんじゃない?”の辺りは鋭いかも、と思ったが……やはり天然だったようだ。

遊馬「言わねーよ。まぁ、オレもマスクのあの肌触りっつーか、好きだから。気持ち分かるからよ」

詩音「だよね?だよね?気持ちいいよね〜!分かってくれて嬉しい〜!」

テンションが上がって、その場でピョンピョン跳ねる詩音は……もはやスカートなど気にしていない。

遊馬「そんなに嬉しいのか?」

詩音「嬉しいよ〜!誰にも内緒にしてたから、分かってもらえたら嬉しいもん!」

遊馬「かわいいな」

何気なく呟いた一言は、詩音の耳には入っていないようだった。

気恥ずかしくなった遊馬だったが、聞こえていないようだと分かると安心した。

その後、事態は急変する。

詩音「ねぇねぇ!あっくん!あっくんも、パンツにほっぺスリスリしてみない?」

遊馬「はぁ?急に何言い出すんだよ」

思わず起き上がった。

詩音「何かさぁ〜、そんな話してたらスリスリしたくなっちゃったんだよね〜。ていう事はあっくんもしたいかなって〜」

天然故の突拍子もない言葉に、さすがの遊馬もたじろぐしかなかった。

遊馬「お前さぁ、いくら俺だってそういうのは良くないって分かってるぞ?」

パンツを見ても何も思わないからと言っても、トイレや風呂を覗いたりするのは違うと理解はしている。

詩音「したくなったんだからしょうがないじゃん!あたし達だけの秘密なんだからさ!ね?いいでしょ?」

目を輝かせている詩音からは、ただ純粋な気持ちしか感じられなかった。

遊馬「分かったよ。何か……そう言われたらしたくなってきたからな」

詩音「やったー!じゃあ、今から家行こ?夜まで誰も来ないからさ!内緒のスリスリだもんね〜!」

遊馬はやましい気持ちはなく、ただ詩音の提案に従うだけだった。

遊馬「そうだな。内緒だもんな」

詩音「じゃあ、しゅっぱーつ!」

拳を高く掲げた詩音は、先に梯子を降りて行く。

続いて遊馬も降りたら、詩音が住むD棟へ走って向かった。

途中住人達とすれ違って挨拶するが、いつものメンツがツルんでいるとしか見られていない。

誰も、”今から2人は女児パンツを頬に擦り付けに行く”とは思いもよらないだろう。

D棟3階にある詩音の部屋に着いたら、そのまま奏音との自室に案内された。

机を並べて、右半分左半分で分かれている部屋。

それぞれタンスとベッドは別々だ。

詩音「あっくんが来るの久しぶりだよね〜」

遊馬「そうだな。いつも外だし、ていうか……こっち側が詩音だよな?全然違うし」

モノトーンですっきりまとめられた奏音のスペースに対し、詩音のスペースはカラフルでごちゃごちゃしていた。

同じ空間故に、対比の違いが目立ちすぎている。

詩音「そうだね〜。かわいいのが大好きだもん!ほら、このタンスにパンツ入ってるんだよ〜」

普通なら見られたくないであろう、パンツがしまってあるタンスを嬉しそうに開ける詩音。

引き出しの中には、ざっと数十枚のパンツが入っている。

遊馬「多すぎじゃね?これ、全部履くのか?」

詩音「もちろんだよ〜!かわいいから捨てたくないの。どうしてもキツくなったら仕方ないけどね〜」

1番暗い色はグレーで、後は白、ピンク、黄色、黄緑……カラフルなパンツばかりなのがよく分かる。

詩音「う〜ん、どれにしよっかな〜……これ!」

詩音は指差しながら悩み、選んだのは水色にピンクのボーダー柄のパンツだった。

詩音「見てみて!ここら辺がマスクみたいでしょ?」

パンツを床に置き、ウエストと左右の股ぐりを指差す詩音。

遊馬「そうだなぁ。ていうか、こんなにちっちゃいんだな。男のとは違うわ」

詩音「履いた時もね、ちょっとくしゅくしゅなってるんだよ!それがかわいいし、気持ちいいの。時々触るんだよね〜」

詩音は自らスカートを捲り、右太腿の股ぐりに指を入れる。

少女の小さな手が、女児パンツの中に入っていく様子は何だか異常だ。

遊馬「んな事してんのかよ。つーか、自分から捲るなんてすげーな」

詩音「どうしても教えたかったんだも〜ん!あっくんも選びなよ!一緒にスリスリしよ〜?」

とんでもない事をしている自覚はあるのか無いのか、少年は少女に促されるままに、パンツを吟味する。

遊馬「う〜ん………じゃあ、これかな」

適当に選んだのは、黄緑色にカラフルなロリポップキャンディがプリントされたパンツだ。

詩音「それかわいいよね〜。あっくん、センスある〜!」

遊馬「適当に選んだんだけどな。ていうか……何かいい匂いするな」

詩音「そうだね〜。何かパンツっていい匂いするからさ、あたしも嗅ぐの好き〜!」

詩音は選んだパンツを鼻にくっ付け、くんくん嗅ぎ始めた。

遊馬「それもやんのかよ」

詩音「そうだよ〜。あっくんも嗅げば〜?」

また軽い口調でとんでもない事を言う詩音。

遊馬「俺に嗅がれてもいいのかよ?」

詩音「だって〜、あっくんはあたしと同じ趣味を持つ友達だよ〜?秘密なんだからいいじゃ〜ん!」

“さすがにそれはマズイんじゃないか?”と思った遊馬だったが、詩音の純粋な目の輝きに負けた。

遊馬「じゃあ……嗅ぐぞ?」

詩音「いいよ〜。あたしはあたしで嗅ぐし〜。ん〜……いいにお〜い」

洗濯済みとはいえ、自分のパンツを嬉々として嗅いでいる詩音に圧倒されながら……遊馬もパンツを嗅いだ。

洗剤、柔軟剤の匂いなのか……綿独特の匂いなのか……”詩音が履いている”という付加価値なのか……甘く濃い匂いが遊馬の鼻を通った。

遊馬「あぁ………いい匂いする……」

詩音「でしょ〜?鼻に当ててる時もさ、肌触りが気持ちいいよね〜!」

遊馬は心が熱くなるのを感じながら、詩音のパンツを夢中で嗅いだ。

裏地を見ると、落としきれていないおしっこの染みがあったが……構わずに嗅いだ。

遊馬「柔らか………いい匂いがすげーな」

詩音「でしょ?でしょ?あっくんも喜んでくれて良かった〜!」

自分のパンツを嗅がれて、おまけにおしっこの染みも見られたはずなのに、嬉しそうにしている詩音。

匂いはもちろんの事、綿100%の素材感も気持ちよく感じるものであり……遊馬と詩音は夢中でパンツを嗅ぎ続け、鼻や頬に擦り付けて味わった。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……あぁ〜、気持ちよかった〜」

詩音「良かったね〜。でも、1枚で良かったの〜?あたしなんか途中でパンツ変えたよ〜?」

遊馬がふと見ると、詩音の周りには5.6枚パンツが置いてあった。

遊馬「そういうのもありか〜!匂いなくなってたけど、そのまま続けてたわ〜」

詩音「アハハハハハ〜!もったいな〜い!」

遊馬「まぁ、いいか。ありがとな」

詩音「エヘヘ〜。楽しかったね〜」

詩音がタンスにパンツをしまおうと動いた時、遊馬は時計を見た。

遊馬「5時半か……そろそろ帰んねーとな」

詩音「え〜?もうそんな時間?早いね〜」

遊馬「夢中になってたからだな」

詩音「楽しかったから、またやりたいね〜。もちろん、あたし達だけの秘密だよ〜?」

楽しい遊びではあるが……決して誰にも言えない秘密の遊び。

だからこそ、スリルというスパイスが効いて、余計に興奮して夢中になるのだろう。

遊馬「もちろん秘密だ。誰にも言えねーよ」

詩音「そうだよね〜。何か秘密の遊びって、ドキドキするね〜!行っちゃいけないって言われてる所に行くみたいな〜?」

遊馬「本当それだな」

遊馬と詩音は同じ気持ちだったようだ。

普通なら決して浮かぶ事がなかった遊び……マスクがパンツに変わるだけで、とんでもない背徳感に酔いしれる味を知った少年少女は……どこまでいくのだろうか。

遊馬「じゃあ、今日はありがとな」

詩音「あたしも楽しかった〜!あっくん、また明日ね!」

玄関で見送られて、遊馬はD棟からA棟へ帰った。

自室に戻って、さっきまでの遊びの余韻に浸ると………身体と心が熱くなった。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……あつい………何だ……これは………」

心臓の鼓動が早くなり、全身の血の巡りも早くなっている気がした。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

目を閉じると、詩音の色とりどりのパンツの匂いが、温もりが、肌触りがよみがえる。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ………」

遊馬は本能的に下半身を出したくなり、履いていたズボンとパンツを脱いだ。

勃起自体は初めてではないが、今まで見た事もない程に熱く、硬く、聳り立っている。

遊馬「はぁ……はぁ……詩音の……パンツ……パンツ……」

呪文のように繰り返しながら、遊馬は勃起したモノに手を伸ばした。

遊馬「オナニーっていったっけ………」

思い出していた。

昔、教えてもらった記憶を。

昴大「なぁなぁ、お前ら”オナニー”した事あるか?」

小4の時、遊馬と龍彦に対して昴大が聞いてきた。

遊馬「それ何だ?たっつん分かる?」

龍彦「ううん……分からないなぁ」

昴大「何だよ知らねーのか?お子ちゃまだなぁ。オナニーの気持ちよさを知らねーなんて、もったいねーぞ?」

分かりやすいドヤ顔で、マウントを取ってくる昴大に対し、呆れつつも遊馬は聞いた。

遊馬「で?それは何なんだ?どうやるんだよ」

遊馬も龍彦も感じている。

“これは、女子の前でしてはいけない話だ”と。

昴大「おう、じゃあ教えてやんよ。例えばよ、”女子のパンツを見た”とか、”エロ本でおっぱいやお尻を見た”とかがあると、チンポがデカくなんだろ?」

龍彦「あぁ、やっぱりそういう話なんだ」

昴大「いいから聞けって!そしたらよ、自分の右手でこうやって握んのよ」

昴大はエアーで説明する。

モノを握っているかのように指を曲げ、そのまま上下に動かした。

昴大「そんでこうやって上下させるわけよ!そうすっとだなぁ……頭がボーッとして、すげー気持ちよくなって……ビクン!ビクン!って感じになるんだ」

遊馬「ビクンビクンって……何だ?」

昴大「言い方が思いつかねーけど、何かそうなるんだよ。最近はよぉ、ついに精子が出るようになってな」

龍彦「それって……保健体育で習った……?」

昴大「そうそう!初めて出た時はビビったぜ。何せ、ベッドでしてたら急に”ションベン出そう!”って思ってよ……トイレ駆け込んだら、白くてドロッとしたのが出てきてよ」

遊馬「それがオナニーっていうんか?」

昴大「そうそう!俺ぁ小3位からやってるぜ!精子出るようになったら、ティッシュが側に無いと不安でよ。出そうになったら先っぽにくっ付けて、飛び散らないようにしなきゃいけなくてな!」

遊馬「何か大変だなぁ。まぁ、いつか興味持ったらやってみるわ」

過去を振り返った遊馬は、ティッシュを左手に持ちながら右手で初めてのオナニーを試みた。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ………」

頭にフラッシュバックする、詩音のスカートが捲れる姿、沢山のパンツを嗅ぐ詩音の姿、友達のパンツの匂いと温もり………遊馬は頭がボーッとして、何かがグングン駆け上がってくるのを感じた。

ドピュウゥッという勢いで、遊馬の尿道からドロドロの白い液体が、ティッシュめがけて飛んだ。

遊馬「これが………精子…………」

受けきれず、まだ溢れてくる精子は根元に垂れてきて……遊馬は指で取ってみた。

遊馬「すげ………こんなんが俺の中から……くんくん………うっ!くせぇっ!何だこりゃ!イカみてーな……」

好奇心から嗅いでみたが、軽く後悔した。

その衝撃で我を取り戻した遊馬は、詩音に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

仲良くしていた友達を、そんな目で……と思うと、心が締め付けられる。

遊馬「詩音………ごめんな……………」

一方その頃………詩音も、遊馬と似たような状況だった。

詩音「あっくん…………」

奏音との2人部屋で1人……ベッドの上で頬を赤く染めて、手には遊馬が嗅いだ黄緑色のパンツを持ち、下半身は露わになっていた。

親指と人差し指の間に甘美な香りを持つ粘り気がある液体が、糸を引きながら付着していたのだった。

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第三章・加速する秘密遊戯。

遊馬が詩音の家から出ていった後、詩音は自室に戻り……遊馬がひたすら匂いを嗅ぎ、肌に擦り付けたパンツを手に取った。

詩音「あっくん……あっくんが、あたしのパンツを………」

ベッドにうつ伏せになり、ひたすらパンツをあらゆる角度から眺め続けた。

詩音「あっ!おしっこの染み………あっくんも見たよね……あっくんは、どう思ったのかなぁ………」

詩音は黄緑のパンツを嗅ぎ、まだ微かに残る遊馬の温もりを感じ取っている。

詩音「あぁ……あっくんの匂い………あっくんがあたしのパンツで………あぁんっ!」

詩音はスカートを脱ぎ、そのままお尻だけを上げて膝立ちして……右手を履いているパンツの中に侵入させた。

まだ毛も生えていない割れ目に指を滑らせ、突き進んだ先にある入り口が……ピチャッと濡れているのを感じた。

詩音「あっくん……あっくん………あっくん!あたしのパンツで興奮した!?本当はしたんでしょ!?あたしのお尻……ずっと見てたでしょ!?」

詩音は遊馬が嗅いだパンツを鼻にくっ付け、枕との間にギュッと挟み込む。

叫びながら、ひたすらマンコの中に指を突っ込み………グチュグチュと音を立てて弄り倒す。

詩音「あぁんっ!あっくん!あっくん!……あたしのパンツ見て!お尻を見て!おちんちん大っきくしてぇぇぇっ!!」

天を向いて突き上げられるお尻が、ビクビクと上下に揺れている。

詩音「あぁんっ!あんっ!あんっ!はぁんっ!あっくん!あっくん!あぁぁぁっ!!」

遊馬を想い、叫びながら詩音は絶頂を迎えた。

履いていたパンツを脱ぐと、おしっこの染みに上書きされるように……甘い汁がべっとりと付着している。

詩音「ヘヘッ……あっくんの事考えると……いっつもこんなになっちゃう……あっくんは……今頃してるかなぁ?……また、”何とも思ってない”とか言っちゃってるのかなぁ?……もしも……オナニーしてたら……嬉しいなぁぁ」

まさにメスの顔の詩音は、脱いだパンツに付着した甘い汁を嗅ぎながら……再びマンコに手を伸ばした。

詩音の頭の中には、さっきまで繰り広げられていた光景が見えている。

そして………本当はしてもらいたかった事。

詩音「あっくん………パンツの所から……指入れてほしかった……そのままお尻触って……パンツ嗅がれたかった………あぁんっ!……あっくん!あっくん!」

考えていたら興奮が高まり、指のスピードが早くなる。

グチュグチュと鳴るマンコに耳を傾けながらも、詩音は遊馬との行為を妄想した。

詩音「あぁんっ!はぁんっ!……あっくん!パンツ嗅いで!お尻触って!もう……あたしを、好きにしてぇぇぇっ!!あぁぁぁんっ!イクぅぅぅぅっ!!」

果てた詩音は少しの間起き上がれなかった。

だが、いずれ奏音も両親も帰宅する為に、急いで片付けた。

ボーッとしながら余韻に浸る詩音は、過去の記憶を振り返っていた。

詩音「あっくん…………あの時から……あたしは………」

詩音は昔からスカートが大好きで、しかも結構なミニ丈で履いていたのでパンチラは日常茶飯事。

最初の頃は何とも思わなかったが、歳を重ねるにつれて羞恥心を持たざるを得なくなってしまった。

詩音は昔から、遊馬と仲が良かったが……段々と彼を男として意識し始めた。

いつも走っている遊馬に追いつきたくて、でも運動が得意じゃない自分は転んでばかりで………その度に遊馬は助けに来てくれていた。

遊馬「詩音!大丈夫か!?」

詩音「うん……大丈夫だよ……」

遊馬「お前、あんまり運動得意じゃねーんだから無理すんな」

手を差し伸べてくれる遊馬に、段々と好意を持ち始める。

その度にパンツを見られていて、その度に”かわいいの履いてんな”と言われて………本当は嬉しいが、周りの目があるから照れ隠しで怒るしかない日々に、違和感を感じていた。

詩音は昔から、肌触りが心地良い物が大好きだった。

服やぬいぐるみ、タオル……とにかく気に入ればずっと感触を味わっていた。

それがいつしかガーゼマスクになり………「何かマスクとパンツ似てるな〜」と思い、試しに頬擦りしてみたらハマってしまった。

最初はただ、純粋な気持ちだった。

ただ”肌触りが好き”という理由だけだったが……小4のある日。

家に帰って1人、暇を持て余した詩音はタンスを開けた。

詩音「どれにしようかな〜………う〜ん、何か別のパンツ欲しくなっちゃったなぁ……」

何となくバリエーション不足を感じていた。

それでも普通の人より数はあるはずだが、詩音は納得がいかなかった。

詩音「ママにお願いしようかな。新しいパンツ買ったら……あっくんに見てもらいたいなぁ……」

そんな事を考えながら、詩音はふと履いているパンツを脱いだ。

水色に、白のドット柄がプリントされた女児パンツ。

詩音「あっくん、今日も見てくれたね……かわいいっていってくれたね……」

ジッと見つめながら遊馬を想うと、そのまま顔に近付けていく。

ふと、股間の奥がキュンとなるのを感じた詩音。

詩音「えっ………何これ………変な感じ………」

違和感の正体を確かめたくて、詩音は自分の股間をまさぐった。

すると……穴の入り口が少し湿っているのが分かった。

詩音「え〜?おしっこ……じゃない……」

好奇心でその湿り気を広げて、穴に指先を少し突っ込んでみる。

詩音「あっ………えっ………ちょっ………すごいグチュグチュなんだけど………えぇぇぇぇ……」

戸惑いながらも指を抜かず、そのまま中を弄くり回した。

詩音「んっ!……あぁぁんっ!……んっ!んっ!はぁぁんっ」

無意識に出た喘ぎ声。

自分は今、”とんでもなくイケない事をしている”という自覚はあるが……止められなかった。

詩音「はぁぁんっ!……あんっ!あんっ!あっくん!あっくん!あっくぅぅぅん!!」

マンコの中を弄ると、頭がボーッとして気持ちよくなり……遊馬の事を想うと、とても気分が昂る。

オナニーの魅力に取り憑かれた詩音は……時折図書館で用語を調べたりした。

毎日のように、遊馬と一緒に居る詩音は喜んだ。

詩音「あっくん………今日もパンツ見て……かわいいって言って……あっくんになら、あたしは隠さないよ」

本当は走りたくないのに走り、転び、遊馬が来てくれるのを期待する詩音。

遊馬は毎日詩音に駆け寄り、その度に詩音はパンツを見せつけた。

奏音の目を盗んでは、トイレで静かにオナニーする。

詩音「はぁぁ……あっくん……あっくんに見られると……パンツにエッチな染みが出来ちゃう……はぁぁんっ……」

自分のパンツのクロッチを眺めながら、ひたすら遊馬を想って指で掻き回す詩音。

詩音「はぁんっ……んっ…んっ……あぁんっ……」

決して誰にも言えない秘密。

詩音は遊馬を想いながら、日々疼く身体を慰めて過ごす。

そんな事が今日まで続き、ついに遊馬に自分のパンツを嗅がせてしまった。

そして詩音は、遊馬もオナニーしていた事を知らないまま……電話をかけに行った。

遊馬「もしもし、夏凪です」

詩音「あっくん?あたし……詩音だよ」

遊馬「お、おう………さっきは……その……ありがとな……」

詩音は遊馬の反応で感づいた。

「あっくん……もしかしてオナニーしちゃった?聞きたいけど……聞けないよ……」

詩音「あのね……あっくん、あたし……来週の木曜日空いてるんだ。その日はパーラー行く日じゃないし……だから……また、A棟の屋上で会いたいな」

“あまりにもストレート過ぎたかも”と詩音は少し後悔したが……遊馬が食いついてくる事を願った。

遊馬「おう……分かった。約束な」

詩音「うん………誰にも秘密だよ?」

遊馬「分かってる。大丈夫だから……」

詩音は戸惑う遊馬の声を聞きながら、パンツの中に手を入れていた。

「あっくん……あたしね、今オナニーしてるのって言ったらどうする?……あっくんも……してくれる?」

遊馬「詩音?どうかしたか?」

詩音「えっ?ううん、ちょっとドキドキしただけ……」

遊馬「そっか……俺も同じだ………うん………」

遊馬は子機で電話を受けていて、ベッドに寝ながら話をしていた。

下半身は露わになり、天を向いて聳り立つモノを扱きながら、詩音の声を聞いていた。

詩音「そっか……うん、ありがとう……じゃあ……また」

遊馬「あぁ……また明日な……」

気まずい雰囲気で電話を切った2人は、互いを想いながらオナニーに耽ったのだった。

次の日以降、また同じ日常を繰り返した6人。

詩音は毎日遊馬にパンツを見られて……というか見せつけるように仕向けた。

遊馬も平然を装いながらも、詩音が毎日のように見せるかわいらしい女児パンツを目に焼き付けた。

1週間の間に、2人は互いに知られぬようにオナニーをする。

そしてついに………初めてのあの日から1週間後の木曜日。

学校から帰った遊馬は、そのまますぐにA棟の屋上に向かった。

貯水タンクが鎮座するエリアに空いたスペースで、ただ寝転がりながら詩音を待った。

しばらくして、屋上のドアが開いた音で起き上がり……何が起きるか耳を傾けた。

詩音「あっく〜ん!来たよ〜〜!!」

ヒョイと顔を出して「来れるか?」と聞くが……一刻も早くパンツを見せたい詩音はある提案をした。

詩音「あっくん、あたしが落ちないように下に居てくれる?」

遊馬「いいのかよ……」

詩音「(あっくん、意識しちゃってるなぁ)うん。あっくんに居てもらいたいの」

詩音の思惑など知らない遊馬は、戸惑いながらもOKした。

梯子を降りたら、詩音が梯子に手をかけて登り出す。

詩音「あっくん、見ててね〜」

遊馬「あ…あぁ……」

詩音の下半身を見た遊馬。

詩音は今日はグレーのワンピースに、水色のパーカーを羽織っている。

ワンピースもミニ丈で、素材がかなり薄くヒラヒラしている。

少し登れば風に煽られ、ふわりと捲れ上がる。

履いていたのは、沢山の輪切りのレモンの小さなプリントが施されたレモンイエローのパンツ。

女児パンツらしく、全体的に生地が余ってふわふわしていて、くしゅくしゅの股ぐりからはムチッとした太腿が伸びている。

詩音「あっくん、ちゃんと居る〜?」

遊馬「おう!ちゃんと居るから安心していいぞ」

詩音はドキドキしていた。

「あっくん……あたしのパンツ見てる?遠慮しないで、いっぱい見て……あっくんに……見られたいの……」

その想いが通じているのか、遊馬は遠慮なしに詩音のパンツを眺めていた。

「詩音……ごめんな……でも……見たくて見たくてしょうがないんだ……目ぇ離せねーんだ……」

見せつける側と、見たい側の利害が一致していると、詩音が到着しかけたが……ここで詩音は更に仕掛ける。

詩音「あっくん、ごめ〜ん。ちょっと右足をグッと押して欲しいんだけど〜」

遊馬「こないだ登れたろ?」

詩音「何か今日はちょっとキツイからぁ〜、おねが〜い」

遊馬「分かったよ。じゃあ、右足浮かせろよ。手で押すから」

詩音「ありがと〜、じゃあ、おねが〜い」

詩音が梯子から右足を離した。

遊馬が右手で詩音の靴を持ち、グイッと持ち上げると……脚が開かれて、内腿とマンコの間の空間がバッチリ映った。

「あっくん……見てる?あたしのパンツ……すごくエッチな見え方じゃない?」

ベッドでうつ伏せになり、イメージトレーニングをした結果だった。

詩音「よし!右足着いた〜!」

そのまま登る時に、わざと大きめなお尻を突き出して、遊馬の顔面に近付けて見せつける詩音。

遊馬はもう……たまらなくドキドキしていた。

登りきった詩音は遊馬を出迎えるが、しゃがんでわざと脚を開き、ワンピースの中のパンツを見せる。

やっている事はもはや痴女レベルだ。

しかも、天然ではなく計算なのだから……末恐ろしい。

遊馬「なぁ……詩音……パンツが………」

詩音は遊馬の手を引っ張り、貯水タンクと落下防止の柵の間に引き摺り込んだ。

狭い空間で密着した2人は、自然と顔を見合わせる。

流れる空気は、幼なじみを超えた……男と女だ。

詩音「あっくん………あたしね………」

詩音はワンピースをたくし上げて、パンツを見せながら言う。

詩音「今日は……履いてるパンツを嗅いでほしい……スリスリしてほしいの………」

遊馬「し…詩音………お前……何言って……!!」

詩音の手が、ジーンズを履く遊馬の股間に触れた。

詩音「あっくん……おちんちん大っきくしてるじゃん……何とも思わないなんて……もう……言えないね?」

いつもの天真爛漫な姿は形を潜め、そこに居るのは小5とは思えない色気を漂わせる詩音だった。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ………」

詩音「あっくん………興奮してる?……嬉しいよ……あたしも………」

詩音はパーカーを脱いで、遊馬に背中を向けた。

そのままワンピースを捲り、レモンの女児パンツを見せつける。

詩音「あっくん………ここに……手入れて?」

先週、詩音がやっていた事だった。

遊馬は息を荒げながらもしゃがみ、左右の股ぐりに両手を侵入させた。

詩音「あんっ…………」

フニッと柔らかい、赤ん坊のようなすべすべ肌の太腿に触れつつ……パンツの中は湿気でモワッとしていた。

指に伝わる幼なじみの大きなお尻。

遊馬は指の根元まで侵入させて、肌触りを味わう。

遊馬「柔らか………気持ちいい……詩音………」

詩音「あっくん………あっくん……んっ……んっ、んっ…はぁんっ」

今まで聞いた事もない幼なじみの喘ぎ声に、遊馬は理性を失いつつあった。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……詩音……パンツ、嗅いでいいか?」

詩音「嗅いで………いっぱい顔押し付けて」

詩音は遊馬が思った以上に早く食いついた事が嬉しく、表情がどんどんいやらしくなっていく。

遊馬は詩音のパンツに顔を突っ込み、息を大きく吸った。

遊馬「あぁぁっ!いい匂い……履いてるパンツって……こんなにいい匂いすんだな……」

詩音「あぁんっ!いいっ!いいっ!あっくん!もっと嗅いで!いっぱいしてぇっ!」

吹き荒ぶ風に混じって、詩音の喘ぎ声が響く。

遊馬の鼻には一日中……昨日の夜から履いた詩音の匂いが直撃して……もうモノはイキリ立っている。

遊馬「はぁ……はぁ……詩音……パンツいい匂い!お尻柔らかい!……はぁ……はぁ……はぁ……」

詩音「嬉しい!あっくんとこうしたかったの!ずっとずっと夢だったの!」

詩音が腰をクネらせると、遊馬は押さえつけるように詩音のお尻にむしゃぶりつく。

遊馬「詩音………俺……あの日、初めて……オナニーしたんだ……詩音のパンツで………」

詩音「嬉しい!あっくん!もっとしよう?」

遊馬から離れた詩音は前を向き、パンツを下ろした。

まだ毛の生えていないマンコを、屋上で露わにする詩音。

幼稚園児位の頃、一緒にお風呂に入っていたりした為に初めて見たわけではないマンコだが……今は意識が違う。

遊馬「詩音…………」

遊馬もズボンとパンツを脱ぎ、下半身を露わにした。

見つかったら2人の人生は確実に終わる。

だが……そんな事を考える暇は無い程、お互いを求め合う。

詩音「あっくん……あたしのココ……あっくんの事考えるとね……とってもグチョグチョになるんだ……今のあっくんのおちんちんみたいに……」

遊馬の右手を取り、自分のマンコに誘導する詩音。

ピチャッとした感触を、遊馬の指が感じ取ると「挿れて……」と言う詩音。

遊馬は何が何やら分からないまま、詩音のマンコにズブズブと人差し指を突っ込んでいく。

詩音「あんっ!……」

詩音の中は、指が灼けそうな程に熱く、とてもキツく締め付けられるが……遊馬の指を優しく受け入れてくれた。

詩音「あっくん………指……動かしてみて……」

軽く前後に動かすと、ビクビク震えているが……恍惚の表情を浮かべる詩音に遊馬は安心した。

その時、詩音の手が遊馬のモノを優しく握り、扱きだした。

遊馬「あぁぁっ………詩音………」

詩音「んっ、んっ、あんっ、あぁぁんっ、あぁっ!」

想い続けた遊馬が、自分の敏感なマンコを弄っているという事実に頭がおかしくなりかけている詩音。

遊馬は詩音の手つきのいやらしさに誘われて、左手でお尻を触り出した。

遊馬「詩音……詩音………気持ちいい………」

詩音「あっくん……あっくん………あぁぁんっ!」

2人は異常な興奮に包まれて、お互い限界が来た。

遊馬「詩音……出るっ!」

詩音「あぁぁんっ!イクぅぅぅっ!」

ドピュウッと発射された精子は、詩音がモノの向きを調整して太腿に飛んだ。

詩音「エヘヘ………嬉しい………あっくんと……しちゃった……あっくんは、良かった?」

遊馬「あぁ………すげぇ……気持ちよかった………」

詩音は太腿に付いた精子を、持っていたティッシュで拭き取り、パンツを履いた。

詩音「あっくん………あたしね……ずっとあっくんと……こうしたかったの……」

詩音は遊馬に語った。

いつしか男として見ていた事、いつしかパンツを見られる快感に溺れてオナニーを覚えた事………。

遊馬は戸惑うしかなかった。

ずっと一緒に居た幼なじみが、大人になっている事に……自分もその世界に足を踏み入れた事に……。

詩音「あっくん……あたしと……またエッチな事してくれる?」

うっとりした表情の詩音に、遊馬は思わず抱きしめずにいられなかった。

遊馬「あぁ………誰にも……秘密な」

詩音「うん……もちろんだよ。あたしとあっくんだけの……秘密の遊びだもん」

遊馬はまた詩音のパンツを触り、詩音も遊馬の股間を撫でてくる。

2人は夕方のチャイムが鳴るまで、この屋上で性的な遊びを続けた。

アスファルトの地面には、2人の体液が垂れ流されていき………。

次の日は雨だった。

6人は傘を差し、いつも通りにA棟前に集合して登校する。

昴大「あ〜あ、雨ってイヤんなるよなー」

龍彦「でも、雨が降らないと農家の人達は困るし……」

昴大「そういうマジレスはいらねーっての」

奏音「遊馬も雨は嫌なんじゃない?走れないし」

琥珀「少しは大人しくなるから、たまには雨もいいわよね」

遊馬「あ〜、今日は何となく……雨は嫌いじゃねーな」

奏音「珍しい!雨どころか雪になるんじゃない!?」

琥珀「遊馬、昨日頭打ったりした?」

遊馬「んなわけねーだろ。気分的な話だよ。自分でも何でなんだか分かんねーや」

奏音「詩音も雨で良かったんじゃない?走って転ばないし」

詩音「エヘヘ〜。そうだね〜」

前を歩く遊馬の背中を見て、詩音は心の中で呟いた。

「あっくん、今日が雨で良かったのは……昨日のあれを洗い流してくれるから……だよね?一生懸命ごまかして、秘密にして……そんなあっくん、かわいいなぁ」

ニコニコ笑いながら遊馬の背中を見つめる詩音に、遊馬が振り向いて少し笑った。

互いの気持ちが一致したのだろうが……他の4人は知らない秘密。

この時、詩音は決心していた。

「あっくん……あたしと……セックスしよ?」

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第四章・越えた一線。

雨だった金曜日を終えて、土日を挟み、週明けの月曜日を迎えた。

またいつも通りの日常を迎えたが、少しだけ変化が起きた。

いつもの帰り道、遊馬が走るのをやめたのだ。

1日だけならまだしも、それが3日程続くと周囲も違和感を持ち始める。

琥珀「遊馬、最近走らないわね?」

遊馬「あぁ、ちょっと控えようかと思ってな」

琥珀「詩音の件で反省でもした?」

奏音「あぁ、”女子がパンツ見られるの恥ずかしい”ってやつ?」

遊馬「まぁ、そんなとこだ」

下手に勘繰られないように素気なく答える遊馬。

琥珀「しの、良かったじゃん。これでケガとパンツ見られる危険はなくなったね!」

詩音「そうだね〜。走るのは体育の時だけでいいかな〜」

純粋に詩音を心配しているであろう琥珀の言葉に、詩音もいつも通りのテンションを貫いた。

昴大「俺は残念だな〜。遊馬が詩音のパンツの柄叫ぶの、結構好きだったからよ〜」

琥珀「バカ!」

昴大の頭を一発、スパーンッと叩く琥珀。

昴大「いってぇ!冗談だろ〜!」

琥珀「あんたの場合は冗談じゃないでしょ!」

奏音「じゃあ、私が教えてあげよっか?今日の詩音のパンツはねぇ………」

いたずらな笑みで昴大を見る奏音を、琥珀が睨みつける。

琥珀「かの!そんな話しない!」

奏音「私も冗談だってば〜!」

昴大「奏音、後でこっそり……」

琥珀「昴大!また叩くわよ!?」

琥珀の迫力に押されてたじろぐ昴大を、龍彦が呆れた目で見ていた。

その日は水曜日で、皆忙しい日だったが……遊馬が家に居ると電話がかかってきた。

遊馬「もしもし、夏凪です」

詩音「あっくん?あたし、詩音」

遊馬「おう、詩音。今日ピアノ教室だろ?大丈夫か?」

詩音「うん。ちょっと時間あるから……あっくんと話したくって」

遊馬「ありがとな」

詩音「あっくん、明日もまた屋上で会おう?」

遊馬「あぁ………」

詩音「エヘヘ〜。おちんちん大っきくなっちゃったかな〜?」

小悪魔な詩音にドキドキする遊馬。

遊馬「あぁ、楽しみだからな」

詩音「あたしもだよ〜。今週あっくんにパンツ見せてないから〜、明日は1番お気に入りのパンツ履いていくね〜」

予告で勝負パンツを宣言する詩音に、遊馬の股間が熱くなる。

遊馬「ハハッ、楽しみでしょうがねーや」

詩音「あっくんさぁ〜、走らなくなったのは、あたしのパンツをコウ君に見せたくないからじゃない〜?」

遊馬「まぁ、それもあるし……他の人に見られてんの恥ずかしいだろ?詩音が」

詩音「ウフフ〜。嬉しいなぁ!みんな確かに見慣れてるみたいだけどさ〜、コウ君には特に見られたくないかな。でもでも!あっくんにだったら、いっぱい見てもらいたいもん!」

遊馬「かわいいな、詩音」

詩音「エヘヘ〜。そんな話してたら……何か……マンコがキュンッてなっちゃった……あっくん……このまま……一緒にオナニーしない?」

電話越しでも分かる、詩音がメスになった雰囲気。

遊馬「時間無いんじゃないか?」

詩音「あと5分位は大丈夫〜。奏音居ないし、あっくんと一緒なら……すぐ気持ちよくなるもん!」

詩音の言葉に、遊馬も股間をまさぐると……ズボンを膨らませる程に勃起していた。

遊馬「詩音……俺も……したくなっちまったよ……」

詩音「嬉しい〜!あっくんも子機だよね?あたし、トイレ行くから」

遊馬「あぁ、俺も部屋行くよ」

遊馬は自室へ、詩音はトイレへ移動してお互い局部を露わにした。

詩音「あたしの今日のパンツはね〜、あっくんが嗅いだ黄緑のキャンディ柄のパンツ!」

遊馬「あぁ、あれか。かわいいもんな」

詩音「あっくんが嗅いだ後にねぇ、あれを履いたら……もう、ドキドキしちゃってたまんないの!あっくんの温もりが、あたしのお尻とマンコにいっぱいくっ付いてきてる気がして……もう……んっ……んっ……あぁんっ」

詩音の喘ぎ声が漏れてきて、遊馬も興奮してモノを扱き始める。

遊馬「はぁ……はぁ……詩音……どうなってる?」

詩音「あっくん……マンコがグチュグチュだよぉぉぉ……あっくんが聞いてると思ったらぁぁ……あぁん……はぁんっ!」

遊馬が耳を澄ますと、詩音の声ではなく……グチュグチュと淫靡な音が聴こえてくる。

詩音「あっくん……今ねぇ……マンコの近くに電話持ってきてるの〜……あっくんに、マンコの音聞かせたいからぁぁ……」

遊馬「詩音!聞こえる!詩音のエッチな音が!」

詩音「あぁぁんっ!あっくぅぅん!マンコがいっぱい濡れちゃって!もうたまんないのぉぉ!」

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……詩音っ!詩音っ!」

詩音「あぁぁっ!イクッ!イクッ!イッちゃうっ!」

詩音は子機を落とさないように必死で持ち、そのまま甘い液をトイレにポタポタと垂れ流した。

詩音「はぁ……はぁ……あっくん……あたし……イッちゃった……」

遊馬「詩音……俺もだ………」

遊馬はベッドに乗せていたティッシュに発射していて、大量の精子がべっとり付着している。

詩音「エヘヘ〜……あっくんと一緒に気持ちよくなれて嬉しかった〜!」

遊馬「詩音……ありがとな……」

詩音「あっくん、明日楽しみにしてるね〜!明日はお気に入りの髪型にするし、服もかわいいの着るもん。あっくんに1番かわいいあたしで会って、エッチな事したいから〜!」

遊馬「詩音はいつもかわいいけどな」

詩音「もう〜!時間なくなっちゃったのに……またキュンッてなっちゃう〜」

遊馬「ハハッ、どこかで時間見つけてするんだろ?」

詩音「バレバレじゃ〜ん!そうだねぇ、またオナニーしちゃうから!じゃあ、明日ね〜」

遊馬「あぁ、気をつけてな」

電話を終えた遊馬は、詩音のマンコからの音の余韻でオナニーに耽った。

詩音はピアノ教室に向かい、終わった後にトイレでサクッとオナニーをしてから帰宅した。

次の日、またいつも通りのメンツが集合して登校。

詩音は、両耳の後ろで結ぶツインテール、赤やピンク色のペンキを撒き散らしたようなプリントが施された白いTシャツ、2段フリルのデニム素材のミニスカート。

ツインテールを結ぶゴムは、イチゴ型アクセサリーがくっ付いた物で、詩音のお気に入りである。

お気に入りを詰め込んだ出立ちで現れ、遊馬は内心ドキドキしっぱなしだ。

琥珀「しの、何か今日気合い入ってない?」

詩音「え〜?そうかな〜?」

昴大「何かいい事あったか?いつもよりかわいい気すんな」

奏音「昴大、そういう言い方する男はモテないわよ?」

昴大「褒めてんのにか?」

奏音「”かわいい気がする”なんて言い方するからよ。それは褒めた内に入らないわよ」

昴大「マジかよ〜、難しいわ〜。じゃあよ、遊馬はどう思うよ?」

遊馬は詩音をチラ見して答える。

遊馬「詩音はいつだってかわいいだろ」

サラリと言う遊馬に、詩音はかなりドキドキする。

「あっくん……今言わないでよ……パンツが濡れちゃうじゃん………」

マンコの奥がキュンとなる詩音は、必死でバレないように取り繕った。

詩音「さすが!ドリームタウンの人気者は違うねぇ〜!色んな人達と話してるから、慣れてるんでしょ〜!」

2人の秘密を勘繰られないように、あえてごまかした。

奏音「昴大、褒めるってのはこういう事よ」

昴大「へいへい。なぁ、龍彦〜、遊馬の引き立て役になっちまった俺を慰めてくれよぉ〜」

龍彦の肩に腕を回して絡む昴大。

龍彦「昴大君も、最初から素直に言えば良かったんじゃ……」

昴大「慰めになってね〜よ〜。俺ぁ、素直に言った結果だったんだよぉ〜」

龍彦「ごめん………」

琥珀「ほらほら、ウザ絡みしない。龍彦がかわいそうじゃない」

琥珀は内心、かなり複雑な思いを抱えていた。

「遊馬のバカ………私には一回も”かわいい”なんて言ってくれた事ないくせに………」

龍彦は、琥珀の表情が曇ったのを見逃さなかったが……それは口にしないように留めた。

「琥珀ちゃん………やっぱり遊馬君の事………」

それぞれの思いが絡む中、いつも通りに学校に着いた。

放課後もいつも通りに帰宅して、遊馬は一旦玄関で様子を伺っていた。

ドアの向こうで、向かいの部屋の琥珀が塾に向かう為にバタバタと出て行くのを確認した。

遊馬「琥珀は行ったか……詩音と屋上で会うから……見つかったらめんどくせーからな」

別にただ会うだけなら何も問題はないが、”秘密の遊び”の為に会うのがバレてはマズイ為だ。

遊馬はそのまま部屋を出て屋上に向かい、いつも通り空を眺めていた。

しばらくすると、屋上のドアが開き「あっく〜ん!」と呼ぶ声を聞いた。

遊馬「よっ!詩音」

詩音「お待たせ〜!今から登るね〜!」

遊馬「今日は支えなくていいのか?」

詩音「今日はお気に入りのパンツだから、登ったら見せたいも〜ん!」

ニコニコ笑いながら梯子に手をかけ、ズンズン上がって来る詩音。

詩音「とうちゃ〜く!」

その瞬間、遊馬にギュッと抱きつく詩音。

ぽっちゃり体型ならではの胸の膨らみを押しつけて、小柄ならではの身長差の上目遣いで遊馬を見つめる。

詩音「会いたかった〜。エヘヘッ!」

かなりあざとい仕草だが、免疫がない遊馬の心臓は高鳴る。

遊馬「やっぱ、詩音はいつでもかわいいよな」

詩音「もうね〜、朝言われた時パンツが濡れちゃってたよ〜」

遊馬「お気に入りのパンツがか?」

詩音「うん!でもねぇ、あっくんは喜んでくれるよね?エッチな染みだもん!」

遊馬「あぁ、詩音のマンコの液だもんな」

詩音「エヘヘッ!じゃあ、見せてあげるね〜」

詩音は貯水タンクと金網の間に移動して、遊馬に背を向けてスカートを捲り上げる。

詩音「これだよ〜!」

詩音が履いていたのは白にいちご柄のパンツだが、”ノーマルのいちご”、”練乳をかけたいちご”、”牛乳をかけたいちご”の3種類が所狭しとデザインされていた。

詩音「色んないちごがあってかわいいでしょ〜?いちご大好きだから、お気に入りなんだ〜!」

遊馬「すげーかわいい!初めて見た気がすんな!」

転ぶ度にパンツを見せていた詩音を毎日見ていた遊馬は、ノーマルのいちごパンツは何度も見ているがこの柄は初見だった。

詩音「お気に入りだから、あまり履いてなかったの〜。転んで汚れたら嫌だから〜」

とてもかわいらしい女児パンツに、ムチッとした太腿と脚が良く映える。

遊馬「詩音………」

詩音の下半身の魅力に興奮して、まずはパンツの匂いを嗅いでみる遊馬。

詩音「あっ……あっくん………」

遊馬「詩音……いい匂いする……パンツ気持ちいいな……」

女児パンツ特有のの余った布地に頬擦りして、肌触りも一緒に堪能する。

詩音「あっくん……嬉しい……あっくんからしてくれるなんて」

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……詩音のパンツ……忘れられねーんだ……はぁ……はぁ……」

詩音「あんっ……あんっ……んっ……あたしも……毎日パンツ嗅いで……あっくんの事想いながら……マンコ濡らしてたよぉぉ」

詩音の指がパンツの中に入り、自分で弄り始める。

吹き荒ぶ風の中に、未成熟なマンコからのくちゅくちゅという音が、遊馬の耳に届く。

遊馬「詩音……エロい音だよな……昨日も聞かせてくれたよな……くちゅくちゅって……もう……すげぇ興奮したんだ……」

遊馬は両方の股ぐりから手を入れて、少し突き出している詩音のお尻を揉む。

遊馬「あぁぁ……柔らけぇ……詩音のお尻って、ずっと触っていてぇなぁ……」

ムチッとした肉付きと、すべすべの肌触りを堪能する遊馬に、詩音は左指を咥える。

詩音「あっ……んっ……あっくぅぅん……触ってぇぇ……あたしの身体……好きにしてぇぇ」

形を変える程にムニュムニュと激しく揉むと、詩音の指の動きが早くなる。

詩音「あんっ、あんっ、あぁんっ!イッちゃう!イッちゃう!あぁぁんっ!」

ビクビクしながら金網を掴み、倒れないように必死に耐える詩音。

遊馬「詩音、大丈夫か?」

立ち上がる遊馬に、詩音も振り向いて向かい合わせになる。

詩音「エヘヘ……気持ちよすぎちゃった〜。あっくんも一回イッちゃいなよ〜」

遊馬が着ていたスウェット越しに、膨らんだ股間を撫でてくる詩音。

遊馬「あっ……詩音……」

詩音「エヘヘッ、あっくんも大っきくなってる〜。我慢は身体に毒だよ〜?」

グッとスウェットとパンツを下げて、モノを露出させた。

イキリ立ったモノが天を向いて聳り立ち、詩音の小さな手の中で優しく包まれる。

詩音「あっくんのおちんちん硬〜い!あたしのパンツで大っきくしてくれて嬉しい〜!あたしが触ってあげる〜!」

さっきまでマンコを弄っていて、甘い液がべっとり付いた指を使って扱く詩音。

遊馬「んっ!んっ!詩音………あぁぁ……すげぇ気持ちいいっ!」

詩音「あっくぅぅん……すっごい興奮してくれてるぅぅ!」

優しい手つきと、詩音のいやらしさに耐えきれず……遊馬は限界だった。

遊馬「詩音っ!出るっ!出るっ!」

詩音は自分の手を受け皿に、ドピュウッと発射された精子を受け取った。

詩音「エヘヘッ!あっくんの精子いっぱ〜い!」

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……」

ボーッとする遊馬を見つめながら、詩音はアヒル口で遊馬に迫る。

詩音「あっくん、チューしよ?チュー」

よく分からないタイミングだが、遊馬は詩音のプルッとした唇に引き寄せられてキスをする。

ファーストキスが幼なじみで、おまけに下半身を露わにしたままという……一生忘れられないであろうシチュエーションだ。

詩音「ウフフ〜。先にチューしないと……これが出来ないもんね〜」

詩音は自分の手にべっとり付いている精子を、ジュルジュルと吸い取った。

遊馬「し、詩音っ……何してんだよ……ダメだろ…そんなくせーの……」

詩音「んっ……んっ……ぷはぁ……エヘヘッ!あっくんの精子飲みたかったんだも〜ん!」

どこで覚えたのか……小5の少女が目の前でごっくんを披露した。

遊馬「バカだな………」

呟いた遊馬は詩音を引き寄せ、プニッと柔らかい頬に触れながらキスをした。

詩音「あっ……く……ん………」

遊馬「飲んだ飲まねーは関係ねーよ。詩音」

詩音は胸がキュンと熱くなり、そのままギュッと抱きしめたい。

詩音「ありがとう……あっくん……」

遊馬「詩音、今度は俺の番だ」

遊馬は詩音のパンツを下ろして、お尻を揉みながら……トロトロに濡れているマンコに指を優しく入れた。

詩音「あんっ!」

遊馬「詩音……動かし方まだよく分かんねーから……痛かったりしたら言えよ?」

前回は前後に動かすように教わっているが、まだまだ不安が残るのは当たり前である。

詩音は自然と脚を開き、蕩けた目で遊馬を見つめる。

詩音「あっくん……この前みたいにしてぇ……あっくんは優しいから……痛くないよ……」

くちゅくちゅと淫靡な音を響かせるマンコと、すべすべした肌の肉付きが良いお尻を味わう遊馬。

遊馬「詩音の中って……あったけーな……それに、お尻ってこんなに気持ちいいんだなぁ」

詩音「あぁん……あたし……ぽっちゃりしてるからだよぉぉ……もっと触ってぇぇ……」

フェンスを背に感じている詩音は、まるで逃げ場がなく追い詰められている雰囲気だった。

そんな少女のお尻とマンコを弄る自分に、何だか歪んでいきそうに感じる遊馬。

遊馬「詩音……詩音……すげぇ興奮してきた……」

詩音「はぁん……あたしもぉぉ……マンコがもう……すっごい濡れちゃって…あぁんっ」

未成熟なマンコのキツい締め付け具合から想像できない程、指が灼ける熱さとグチョグチョに濡れた穴。

詩音「あぁんっ!あんっ!あんっ!イッちゃう!イッちゃう!はぁぁんっ!」

足が震える詩音を支える為、ギュッと抱きしめる。

詩音「エッヘヘヘ〜。またイッちゃった〜」

遊馬「詩音は本当にかわいいな」

詩音「ねぇ……あっくん………」

詩音は遊馬のモノを触りながら、上目遣いで呟く。

詩音「あっくんのおちんちん……あたしのマンコに挿れて?」

遊馬「はぁ?何だそりゃ?」

保健体育で習ったような気もする”子供が出来る仕組み”だが、それ程興味がなかった遊馬は授業を真剣には聞いていなかった。

遊馬「これ………入んのか?」

自分のモノを指差す遊馬。

勃起したモノは小学生らしく13センチ程で、かといってやたら太いわけでもない。

ごくごく自然なモノではあるが、指を入れた時のキツさを考えると……入るのかが不安だった。

詩音「あたしも初めてなんだけど……”初めては絶対あっくんのがイイ!”って決めてたから〜」

詩音はまだ初潮前だった。

おまけに詩音は昴大と同等の知識があるが、それを隠しているむっつりスケベな少女。

「あっくん……何にも知らないよね?だから……あたしが全部受け止めちゃう」

詩音「あっくん……あたしと気持ちよくなりたくないの?」

純粋な瞳で言う詩音に、遊馬は預ける事にした。

「何があるのか分かんねー……でも、俺は詩音を信じてる……だから、大丈夫だろ」

無知故に、詩音に全てを任せる事にした遊馬。

詩音「あっくん……このマンコにね、まず先っぽを当てるんだよ?」

フェンスを掴んでお尻を突き出し、穴を指差す詩音。

遊馬は指示に従い、入口に亀頭を押し当てた。

詩音「そしたらねぇ……ゆっくりゆっくり……中に挿れていってぇぇぇ」

遊馬は亀頭を少しずつ入れていくと……「つっ……」と詩音が痛がる声が聞こえる。

遊馬「詩音!」

詩音「いいの……初めては痛いんだって……大人でも痛いらしいから……あたし達は小学生だから……当たり前だよね……」

遊馬「詩音……じゃあ、やめ」

詩音「それはイヤ!あたし……ここでやめたくない!」

普段おっとりしている詩音の力強い言葉に、また知らなかった一面を垣間見た遊馬。

遊馬「詩音……ぜってー無理すんなよ?俺も……初めてだし、こんな世界知らねーから……下手だろうしな……」

詩音「大丈夫……あたしは、あっくんのが入ってくれれば……それでいいからぁぁ」

遊馬は亀頭を当てて、少し円を描くように回してみる。

詩音「あんっ……気持ちいいっ」

遊馬「濡れれば……多分入るよな?こんなやり方しか思い付かなくて……ごめんな」

詩音「あっくん……そういう気持ちが……キュンッてなるんだよ……」

甘い液を垂れ流しつつあるマンコに、遊馬は少しずつモノを挿入していく。

詩音「あぁっ!あっくんのおちんちんっ!」

グチュグチュな中で、優しく受け止めてくれるマンコの感触に酔う遊馬。

遊馬「あぁぁ……すっげ……キツイのに……気持ちいい」

ズブズブと侵入するモノの大きさ、硬さ、熱さを全身で感じ取る詩音。

詩音「あぁんっ!嬉しいっ!あっくんの、あっくんのおちんちんがあたしのマンコにっ!」

根元までしっかりと入れたら、すべすべで大きなお尻が肌と触れ合う。

遊馬「詩音………」

密着して詩音の耳元で囁く遊馬に、詩音の気持ちが更に高揚した。

詩音「あっくん……そのまま前後に動いて……ただ、あんまり激しくしないで……」

至近距離で見つめ合う2人。

遊馬は詩音が「痛いからだろうな」と受け取ったが……詩音の考えは少し違った。

「あっくん……ピッタリくっ付いていたい……あっくんの熱を感じていたい……」

遊馬は自然と詩音のTシャツの裾から手を入れて、生の胸に触れた。

詩音はぽっちゃり体型で胸も膨らんでいるが、「まだブラはいいや」と本人が拒否する為に、ブラ付きのキャミソールを着ている。

詩音「あんっ!あっくん、おっぱい触ってくれるの?」

遊馬「触りたくなったんだ……詩音のおっぱい……」

詩音「嬉しい!いっぱい触って!おちんちん動かして!」

同年代にしては目立つかもしれない膨らみを揉み、腰を動かす遊馬。

詩音「あぁんっ!あんっ!あんっ!気持ちいい!あっくぅぅんっ!」

マンコに締め付けられるモノは、とても気持ちよく包まれていて……遊馬は快感を覚えてしまった。

遊馬「詩音!詩音!気持ちいいっ!」

密着しつつも激しく動き、詩音もその刺激に酔いしれる。

詩音「あっくん!あっくん!気持ちいいっ!あんっ!あんっ!はぁぁぁんっ!」

風が強く吹く高所で、少年少女がセックスをしている。

冷たい風では、彼らの滾る気持ちは止められない。

詩音「あぁんっ!イクッ!イクッ!」

ビクビク震える詩音に構わず、セックスの虜になった遊馬は腰を動かす。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……詩音っ!詩音っ!」

詩音「あっくん!イキたい時は、あたしの中でイッていいよっ!」

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……はぁっ!」

詩音「あんっ!あんっ!あんっ!はぁんっ!」

柔らかく温かい身体を味わい尽くして、詩音の尻肉をプルプル揺らして遊馬は限界に達した。

遊馬「あぁっ!出るっ!詩音に出すぞっ!」

自然と出た言葉だった。

「あぁぁ……あっくんの口から言われた……”中に出すぞ”って……言われたかった……」

詩音「あぁぁぁんっ!イクぅぅぅっ!!」

未成熟な初潮前のマンコの中に、遊馬の精子がドクドク注がれた。

遊馬「あぁっ………あっ………」

詩音「あっ…………うぅんっ………」

抜ける時はスルリと抜けて、オナニーを覚えて間もない少年の精子が、少女の割れ目からポタポタと流れ落ち……その色は赤く染まっていた。

遊馬「詩音……血ぃ出てんじゃねーか……やっぱり、すげぇ痛かったんだろ?」

詩音「大丈夫……だってね……あっくんとしたかったんだもん。その嬉しさに比べたら……ぜんっぜん痛くないもん!」

お尻を向けたまま、かわいらしく笑う詩音。

その姿がとても愛おしくて、遊馬は詩音を向かい合わせで抱きしめて……キスをした。

詩音「あっくん……嬉しい………」

遊馬「詩音………ありがとうな……」

2人は前回の事もあるので、ポケットティッシュを持参していた。

アスファルトに落ちたのは無理だが、自分達の身体に付着した血混じりの精子を拭き取る。

遊馬「詩音のお気に入りのパンツ、汚れなくて良かったな」

詩音「エヘヘッ!ありがとう〜!」

冷静に考えると少し寒くなったので、2人は遊馬の家に移動した。

詩音「おじゃましま〜す」

遊馬「今、おやつとジュース出すからよ。いちごミルクはねーけどな」

遊馬はキッチンの棚からクッキーを出し、冷蔵庫にあったコーヒー牛乳をコップに注いだ。

詩音「あっくん、あたしの話聞いてくれる〜?」

詩音は語った。

オナニーを覚えてからは、図書館で色々調べたりした事。

小学生向けより、少し大人なファッション誌に色々と性に関する特集が組まれていて、そこで知識を得た事。

遊馬「よくバレねーな。奏音とか、お母さん達に見つかったらマズイだろ?」

詩音「奏音はあたしの雑誌なんて興味ないし〜、ママ達もあんまり興味ないみたいだから、何とかバレてないよ〜?あたし達がしたのはね、”セックス”って言うんだよ」

遊馬「セックスか……昴大が言ってた気ぃすんな」

詩音「あっくん……あたし、初めてがあっくんだったからもう大満足!だから……あっくんがこの先、誰とセックスしても何も思わないからね〜!」

遊馬「そんなする事ってないんじゃねーか?俺ら小学生だぞ?」

詩音「あっくんはドリームタウンのタレントだもん。あっくんとしたい人って、いっぱい居るんじゃない?あたしはその人達より先にあっくんとしたから、もう勝ったよね〜!」

独占欲は無いようだが、1番にはなりたかったようだ。

遊馬「確かに……すげぇ気持ちよかったから……またしたいとは思うな」

詩音「ウフフ〜。あっくんもエッチになっちゃったね〜!」

遊馬「詩音が教えてくれた世界だからな」

2人が話し込んでいる間に、時計は6時を回っていた。

詩音「そろそろ帰らなきゃ〜」

椅子から立ち上がった詩音。

遊馬「詩音………帰る前にさ……」

遊馬も立ち上がって詩音を抱きしめる……と、見せかけて両手はスカートの中に入っていく。

遊馬「もっかい……一緒にオナニーしねーか?」

詩音「あっくんエッチ〜!でもぉ……せっかくならオナニーじゃなくて……もう1回おちんちん挿れちゃう?」

詩音のお尻を揉んでいる間、遊馬のモノはムクムクと膨らんできていた。

遊馬「そっちのがいいな!」

詩音「エヘヘッ!じゃあ、あっくんの部屋行こ?ベッドでおちんちん挿れてほしいな〜」

小学生とは思えないやり取りを繰り広げ、遊馬は詩音をベッドに寝かせてパンツを脱がせた。

遊馬「汚しちゃいけねーもんな」

詩音「あっくん、いいよ?」

詩音のマンコに触れると、それなりに時間が経過しているとは思えない程に濡れている。

詩音は仰向けで脚を開き、グチュグチュのマンコを晒しながら遊馬を待っている。

遊馬は少し慣れたような動きで、あっさりと詩音の中に入っていく。

詩音「あぁんっ!気持ちいいっ!あっくぅぅんっ!」

遊馬「詩音……詩音の中……すげぇ……」

詩音に覆い被さり、詩音の耳を舐める遊馬。

詩音「ひゃあんっ!あっくぅぅんっ!」

遊馬「詩音……すげぇかわいい……すげぇ気持ちいい……もう離したくねぇっ!」

詩音をギュッと抱きしめると、詩音も脚を絡ませてきた。

詩音「あっくん!あっくんの精子出してっ!あたしのマンコにいっぱいっ!」

遊馬「あぁ……また出すぞ!詩音の中に出すぞ!」

詩音「あぁぁんっ!イッくぅぅぅぅっ!!」

遊馬「あぁっ!!」

熱い精子を再び詩音に注ぎ込み、モノを抜いたら倒れてしまった。

遊馬「はぁ……はぁ……はぁ……すげぇ……気持ち良かった……」

詩音「あっくん……またいっぱい出してくれてありがとっ!」

お互い清々しい笑顔になった。

大人への階段を……かなり段飛ばしで登った2人。

余韻に浸る間を惜しんで、詩音は家に帰る事になった。

遊馬「詩音……ありがとうな」

詩音「あっくん、またセックスしよ?あと、パンツをくんくんするのもね!」

遊馬「あぁ……またしたいな」

詩音「今日はあたし、本当に幸せだった!また明日からも普通にしよ?」

遊馬「そうだな。俺らはずっと一緒だ」

詩音「うんっ!ず〜っと仲良しだもん!じゃあ、またね〜」

いつもの笑顔で去っていく詩音を見送り、遊馬は自室で余韻に浸った。

「これが………セックス…………」

その頃、A棟のメインの出入り口を歩く詩音に声をかけてきた人物が居る。

「しのー!何してんのー?」

詩音「こっちゃ〜ん。あっくんと遊んでたの〜」

声をかけてきたのは塾から帰って来た琥珀だった。

琥珀「そうなんだ……あ、あのさ……しの……」

詩音「ん〜?」

何となく何かが引っかかってる雰囲気の琥珀に、詩音はいつも通りだった。

琥珀「遊馬に……何かされたりしてない……よね?」

詩音「何かって〜?」

琥珀「だってほら、遊馬……しのの事、かわいいって言ってたし……」

詩音は何となく琥珀の気持ちに気付いた。

詩音「何もないよ〜。あたし達、幼なじみじゃ〜ん?それにあっくんの事だから、”かわいい”なんて誰にでも言ってるでしょ〜!」

詩音はただごまかしただけだった。

だが、それは琥珀にとっては地雷だった。

琥珀「そうだよね……ごめんね。変な事言って……」

詩音「こっちゃん、勉強のしすぎで疲れてるんじゃな〜い?たまには気分転換した方がいいよ〜?」

琥珀「はぁ……そうかもね……じゃあ、気をつけて帰ってね」

詩音「ありがとう〜!じゃあ、また明日ね〜」

ミニスカートをヒラヒラさせて帰る詩音を、琥珀は見つめていた。

「しの………私は……遊馬に”かわいい”なんて言われた事ないよ………しの……信じていいよね?」

そんな琥珀の気持ちを見抜いているのか、詩音は笑っていた。

「こっちゃん、あっくんに”かわいい”って言われた事ないのかな〜?残念だけど、あっくんの童貞はあたしがもらっちゃったよ?それに……あっくんは多分、こっちゃんとは何もないまま終わるんじゃないかな〜?」

おっとりした天然も詩音だが、小悪魔で計算高い一面もある詩音。

きっとこれも、時間の流れが彼女を大人へと近付けた結果なのだろうか。

幼なじみ達の関係は……少しずつ変わっていく。

彼らはどう向き合っていくのか……それはこれからの話である。

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