男がセナちゃんの家の窓がある死角に忍び込んだのを目撃した俺は、すぐに後を追いかけた。
(あの野郎…痴漢か?)
自分のことは棚上げし、植木の根本のわずかな隙間に顔をこすりつけるようにしゃがみこんだ。
何をしているのか確認したかったのだ。
人通りはあまりないが、道路沿いのためかなり危険だが、どうしても見たかった。
男は・・・窓のすぐそばにいた。俺の聖域にだ。
窓を見ると、今日は網戸にカーテンをしている状態だったが、カーテンが完全に閉まっておらず15センチほど隙間があり部屋の中が見えているようだった。
電気は消えているようだがテレビだけついているらしく、チラつく光と小さく音だけ聞こえる。
相変わらず無防備というか、だらしないというか…
男はそのカーテンの隙間から部屋の中を覗き込みニヤニヤしている。
そして右手はズボンの盛り上がった股間をスリスリとこすっている。
どこか既視感を覚えたが、はっきり言ってキモい。
まだ男の顔は若く整っているほうだと思うが、それでもキモい。
だとしたら、俺はその数倍キモいことになっているだろう。人の目を気にせず欲望を開放すると男はこんな感じになるのか…
だが、今はそんなことどうでもいい。
(覗きか、この野郎!)
セナちゃんは寝てるのだろうか?
怒りがこみ上げてくると同時に、前回のセナちゃんの四つん這いしてる光景を思い出し、男がどんな光景を見てニヤニヤしているのか気になった。
(チキショー!この男…どうしてやろうか)
騒ぎは起こしたくないため、どうやって追い払うか考えていると…俺は目を疑った。
男はひとしきり部屋の中にいるセナちゃんの様子を覗いたあと、窓枠を変なリズムでノックしたのだ。
コン…コンコンココンコン
(おい!なにしてんだよ!)
「………ナオトー?」
(え?)
部屋の中から女の子の小さな声がした。
「よっ、俺だ。起きてたか」
男が網戸を開き、靴を脱いで窓から部屋に入っていった。
(…そうか…そりゃ普通に考えたらそうだよな)
男は、彼氏だった。
そう分かった瞬間、強烈な悔しさがこみ上げてきた。
敗北感。
そして、なぜか勝手にセナちゃんに裏切られた感覚を覚えた。
思考が停止しそうになったが、男が網戸を閉める音に合わせて、同時に植木の隙間に身をよじらせスペースに忍び込んだ。
体が勝手に動いた感じだ。
セナちゃんと野郎がイチャつくところなんか見たくもないが、他人のセッ○スも覗いてみたい願望もあった。
足音を立てず、窓に影が見えないように慎重に窓際に近付いた。
すると、部屋の中から会話が聞こえてきた。
「ナオトー会いたかったー♡チュッ、チュッ」
熱烈にキスする音が聞こえる。どうやら彼氏の名前はナオトというらしい。
「おまえ外から部屋の中丸見え笑」
「寝っ転がってケツが見えてたぞ笑」
「どうせ誰も見てないよー。ここから入れるのナオトにしか教えてないしー」
「せめてカーテンくらいしっかり閉めとけよ笑おれが来たらまた合図するからさ」
(合図?あの変なリズムのノックは彼氏の合図だったのか)
どうせ彼氏しか来ない死角なら合図なんかいらないだろ、と心の中でツッコんだが、まぁそれが楽しいお年頃なんだろう。
「ナオトぉ♡チュッ、チュッ…あむ…」
それにしても長いことキスをしている。どうやらセナちゃんは彼氏に夢中らしい。好きでたまらない、という感じだ。
股間にウズウズと感じながら、キスのあとの会話を盗み聞きしているといくつか分かったことがあった。
・彼氏は5歳年上で地元のヤンキーっぽい
・付き合って半年ほど
・車を近くの空き地に止めて歩いてきている
・なんの仕事か分からないが、夜働いている
・水曜日が休みで、毎週水曜の夜だけこうして部屋を訪れることができる
・セナちゃんの初めての彼氏らしい
(毎週水曜日の夜って…危なかったー!)
ツイてたとしか言いようがない。
思い返すと、水曜日は出張していて散歩していなかったのだ。
もし窓から手を伸ばしてセナちゃんをイジってるところなんて見られてたら、今頃病院か警察署にいたことだろう。
盗み聞きしているときカーテンの隙間から思いきって一瞬覗いてみた。
男はベッドの上にこちらに背を向けて座り、セナちゃんは男の足の間に挟まって後ろから抱きしめられる形で、二人でテレビを見ながらイチャイチャしていた。
「ナオトぉ、もっとギューってしてー」
セナちゃんは後ろから抱きしめられて喜んでいる様子。時折振り向いてキスしている。
(イライラ…)
(楽しそうにしやがって)
それにしても、セナちゃんの話し方はだいぶのんびりしている。
語尾が伸びる癖があるところを考えると、ちょっとだらしなそうでもあり、言い方が悪くなるがちょっとバカっぽい。
良く言えば人を疑うことを知らなそうで、簡単に騙されそうな危うい印象だった。
すると、男の手が、後ろからセナちゃんのTシャツの中に滑り込んだ。シャツの中でおっぱいを揉んでいるようだ。
「ナオトぉくすぐったいよー」
二人ともこちらに背を向けているためはっきりと見えない。
「くすぐったいよー、あっ、あん」
おそらくノーブラなんだろう、指先で乳首をイジっているようだ。
「乳首たってきたぜ」
「んっ、んっ、チュッチュッ」
後ろから乳首を攻めながらキスしている。
そのうち、男の右手がセナちゃんの股間の方に伸びた。
「あっ、そこは…」
「なんだよ、もうヌルヌルじゃねーか笑」
「だってー気持ち良いん…あっ、そこダメ…むぐっ」
セナちゃんがどんなイジられかたをしてるのか猛烈に気になったが、背中側からは手の動きしか見えない。
おそらく、乳首とクリ○リスと唇を同時に責められている。
「あっ、あーヤバい…気持ちいい…」
後ろから見ても、セナちゃんが強烈に感じているのが分かった。
しばらくその責めが続き、やがて
「あっ、あっ、ナオト…やば…あっ!」
足がガクガク震えたのが分かった。
おそらくイッてしまったんだろう。セナちゃんが軽くのけ反り、だらしなく開いた口には舌が垂れている。
「おまえ相変わらずすぐイクのな笑」
「だってー、超気持ちいいんだもん♡」
可愛い笑顔で彼氏に振り向いている。
「次は俺の舐めてくれよ」
「いいよ…ナオトにならなんでもしてあげる」
男は服を脱いで裸になり、ベッドに腰掛けるように座った。
セナちゃんは男の右側に座り、キスしたあと、首筋をペロペロと舐め始めた。
チュッ、チュッ
徐々に舐める場所が下がっていき、次に男の乳首を舐め始めた。
ゆっくり、周りから丁寧にじっくりと舐め、時折レロレロと乳首の先端を舌で転がしていた。
「うっ、はぁ…はぁ」
男の表情は見えないが、気持ち良さそうに息をしている。
しばらく乳首を舐めたあと、セナちゃんはベッドから降りて、ベッドに座る男の足の間で四つん這いになった。
さっきイかされたからか、チ○コを目の前にして、犬のような態勢でご奉仕することに興奮しているのか、目がトロンとしてなんとも言えないエロい顔をしている。
そして男の股間に顔を近付けていった。
おそらくフェ○しているのか、俺の位置からはっきりと見えない。
セナちゃんの頭が上下左右にゆっくりと動き、いやらしい音が聞こえてきた。
チュッ、チュバ、チュクチュク…
そのうち、セナちゃんの頭が前後に揺れ始め、いやらしく下品な音が聞こえてきた。
ヂュッ、ヂュボ、ヂュボッ
「あー、スゲー気持ちいいよ。おまえ相変わらずフェ○うまいな」
「えへへ、気持ちいい?もっといっぱい舐めてあげるー」
(羨ましい…)
純粋にそう思った。俺もセナちゃんの口の中の感触は知っている。
だが、寝ているのと自ら動いてくれるのでは雲泥の差があるだろう。
「おっ、そんなとこまで舐めてくれんの」
セナちゃんの頭がさらに下がって小刻みに動いている。顔の位置からすると、チ○コの根本から玉の根本まで念入りに舐めているようだ。
チュッ、レロレロ…
「おまえホント舐めるの好きなんだなー。このスケベ女。ほら、全部丁寧に舐めろよ」
セナちゃんが舐めやすいように、男がお尻を前に出してベッドにギリギリ座っている状態になった。
セナちゃんは四つん這いでさっきよりさらに顔の位置を下げ、レロレロと舐めている。
(見たい!可愛い顔して、そんな丁寧にどこ舐めてるんだ?)
「ホントエロい女だなおまえは」
だんだんと男の口調が強めになっていく。
男の右手は乱暴にセナちゃんのTシャツをめくり、乳首を強めに引っ張っているようだ。
「いっ!うっ…はぁ…はぁ」
(ん?感じてる?もしかしてセナちゃんて…ドM?)
頭が前後に揺れながらも、お尻が少しクネクネと動いている。
男に命令されてご奉仕してることに興奮しているのか、乱暴に乳首をイジられていることに快感をおぼえているのか、明らかに感じている様子だ。
「ほら、もっと奥まで咥えろよ」
男もそれに気付いているのか、セナちゃんの髪を掴んで頭を無理矢理動かしたり、お尻を軽くペチペチと叩いたりしている。
「うっ、むぐっ、うぐっ、うぐっ!」
少し苦しそうな声が聞こえるが、マ○コがうずくのか、セナちゃんのお尻のクネクネが早くなった。
すると、セナちゃんのほうからおねだりが始まった。
「ナオトぉ…入れてぇーお願い…」
目がトロンとしているが、切なそうに男を見上げる顔が見えた。
「は?オチ○チ○入れてください、だろ?」
男は左足を四つん這いになっているセナちゃんの背中の上に乗せながら、強い口調で命令した。
(なんだこいつ偉そうに!ムカつく!セナ!言うなよ!)
「はい……ナオトのオチ○チ○を入れてください…」
「お願いします、は?」
「…お願いしますぅ…早く入れてくださいぃ…」
「へへ…ほら、ベッドの上で犬みたいになれよ」
男が立ち上がり、セナちゃんをベッドに誘導した。とっさに俺は身を隠した。
少し間をあけてまた覗いてみると、セナちゃんが服を全て脱ぎ、ベッドの上で四つん這い、バックの態勢になり、男が後ろから挿入しようとしていた。
俺はそれを後ろから見ている形になるため、覗きがバレることはないだろう。
挿入しているところがはっきりと見えないが。
「なんだよ、おまえもうベチャベチャだぞ。そんなにチ○コ欲しかったのかよ」
男が股間に手をやり、なにやら動かしている。ベチョベチョのマ○コに亀頭を上下にこすりつけているようだ。
クチュ…クチュ…クチュ
いやらしい音が聞こえてくる。
「あっ、ほらぁこれ忘れてるよぉ」
セナちゃんが、どこから出したのかコンドームを男に手渡した。
男は不機嫌そうに無言で受け取り、慣れた手つきで装着していた。
(こいつ、あわよくば生で入れようとしてたな)
「ほら、入れてやるよ」
男がセナちゃんのお尻を両手で掴み、ゆっくりと腰を前に突き出した。
「あっ、あっ、入って…きてる…」
男はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「あっ…きもち…い…」
男が一突きするたびに、セナちゃんの背中がビクンと震えた。
男はしばらくゆっくりと動かし、見下ろしてチ○コが出入りする様を目に焼き付けるように結合部をじっくりと見ているようだ。
そして、徐々に腰を打ち付ける力とスピードが早くなっていった。
その間も、男の指はセナちゃんの背中やお尻をくすぐるようにそーっと撫で、それに反応したセナちゃんがビクンビクンと動いていた。
時折、お尻を軽く叩いたり、後ろから乳首をつねったりとMっ気を刺激してさらなる快感を与えているようだ。
(こいつ…だいぶ女慣れしてるな)
「あっ、あっ、あっ」
後ろから激しく、時に優しく責められ、セナちゃんの興奮が最高潮に達している。
「あっ、あっ、すご…!もっと犯してぇ…セナをレイプしてぇ…」
男は興奮に応えるように、セナちゃんの髪の毛を後ろから掴み、ベッドに頭を抑えつけている。
「ほら、知らない奴に後ろからチ○コ突っ込まれてるとこ想像してろ」
「いやぁ…やだ…あっ、あぁっ!ヤバい…きもちいいっ」
(この子、レイプ願望あるのか?まぁそーゆープレイが好きってことだろうな)
頭を抑えつけられ、もう片方の手で腕も抑えつけられて後ろから激しく突かれている。
さらにスピードが上がってきた。
「あー気持ちいいっ、そろそろ出すぞ」
「きてぇー、一緒に…あっ…あぁぁっ、イク…!!」
男の動きが止まり、マ○コの中で射精したようだ。と言ってもコンドームの中に、だが。
長いこと男のお尻がビクビクと動いている。若いマ○コにキュウキュウと搾り取られているんだろう。
(あーいいなぁ、気持ちいいだろうなぁ)
セナちゃんのお尻と足もガクガクと震えている。
二人とも長い快感に身を委ねているようだ。
激しい吐息だけが部屋の中に響いている。
男はそっとセナちゃんから離れ、外したコンドームをティッシュに丸めた。
そしてチ○コを拭くことなくセナちゃんの顔の前に近付けた。
「お掃除は?綺麗にしろよ」
「はぁ…はぁ…はい…」
チュッ、チュパ、チュパ
チ○コの付け根から丁寧に舐め上げ、口の中に含んでモゴモゴと動かしている。
男が移動したことで四つん這いのマ○コが丸見えになり、イッたばかりでお掃除フェ○しているためヒクヒクとマ○コが動いている。
そんな淫靡な光景を見ながら、俺は気が付けば、パンツの中が我慢汁なのか精子なのか、ベチャベチャになってしまっていた。
「よし、もういいぞ」
「ぷはぁっ、ナオトぉ、サイコーだったよー。大好き♡」
急に猛烈に虚しさを感じ、そっとその場を離れた。
そして逃げるように家に帰り、急いでシャワーを浴びた。
(クソ!チキショー!俺もセナちゃんにご奉仕してもらいたい!激しく責めてやりたい!)
シャワーを浴びながら、興奮、嫉妬、憧れ、色々な感情が入り交じって頭の中が混乱していた。
だが、しばらくして不意に、悪魔的な閃きが脳を貫いた。
その閃きで雷に打たれたように、しばらく身動きもできなかった。
(死角…合図…水曜日…イケるか…?リスクはあるが…やってみるか!)
必要なものは………紙とペンだ。
長くなってしまったので、今回の話はここまで。
次回、また新たな展開があるのですが、またぼちぼち書いていきます。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。