団地で出会ったご夫婦 Part 3 です。
最後までお読みいただければ嬉しいです。
M子さんは、私とのSEXを心底楽しんでいた。
罪悪感など全く感じられない、自由奔放さであった。
そして、自分の快感にひたすら貪欲であった。
この事が、とても新鮮で心地良かった。
ホテルの駐車場に戻った時、K氏と愛はすでに車内にいた。
M子さんが、「待って、こっそりと近づいてみよう」と言って低姿勢になるように
手を取った。
車の後方から近づき、そっとウインドウを覗いた。
二人は期待した光景ではなく、何か話していた。
でも、愛の表情は明るく笑っていた。楽しい会話だったようだ。
「イヨッ、お二人さん! 仲がおよろしいようで!」とM子さんがおどけて言った。
Kさんは、ちょっと手をあげて優しい笑顔で「お疲れさん」と言った。
愛もこぼれるような笑顔だった。
こうして、「最初で最後のデート」は終わった。
旅立ち:
私たち家族は、国際線出発ロビーにいた。
見送りの人たちと離れて、搭乗までの静かな時間を過ごしていた。
この日までは、慌ただしくゆっくり二人で話すこともできなかった。
私は、まだ愛の「最初で最後のデート」を詳しく聞いていなかったが、K氏との交わりがあった事だけは疑いようがないものだった。
そして、それは愛にとって不快なものではなく、むしろ充実した時間であった事も感じられた。
愛「結婚してから、あっという間の8年間だったわね」
私「うん、子供ができるまでの新婚時代は特にね」
愛「あら、私はその頃が一番長く感じたわ、淋しかったから」
私「そうか、友達もいなかったし、僕は帰宅が遅かったしね」
愛「あなたが帰ってきたら嬉しかった。一緒に食事して、お話して」
私「最初の頃は、毎晩のように愛し合ってたしね」
愛「うそ、あなたは疲れて帰ってくるから、そんな毎晩なんて」
私「そうかな、結構頻繁だったと思うけど」
愛「私、毎晩楽しみに待っていたのに、何度裏切られたか。笑」
私「そうだった?笑」
私「そんなに楽しみにしてたんだ」
愛「そりゃ、他に楽しみなかったもん。私、初めてだったし、夫婦ってどんな事するのかも知らなかったのよ。」
私「そんな、どんな事するか位知ってたでしょう」
愛「知っていたけど、詳しくは何も。毎晩、期待感でワクワクしていたわ」
私「そんなに?」
愛「最初は、えッこんな事もするの? えッこんな事もしていいんだってね!」
私「ハハハ、すごいね!」
愛「それが、M子と知り合ってからは、もっと驚きの連続だったわ」
私「M子さん流の性教育を受けたわけだ」
愛「そう、M子の考え方が全く常識からはずれていたから」
私「でも、その頃はまだ婚外SEXの事はわからなかっただろ」
愛「勿論そうよ、でも考え方が違ったの」
私「何が一番違うと思った?」
愛「性生活で?」
私「うん、まあ」
愛「M子は、SEXの主役は女性だって」
私「えッ?」
愛「SEXの究極は、女性のオーガズムだって、男性はそれに精一杯協力するのだって」
私「へぇ~!」
愛「男性は、射精で満足するけど、女性はもっと奥深いの」
私「なるほど」
愛「だから、女性は自分の快感に貪欲であるべきなんだって」
私「、、、」
愛「それに、SEXは男女間の最高のコミュニケーションだと言ったの」
私「うむ」
愛「私が処女で結婚したのをとてもびっくりしてたわ」
私「そんなに貴重なんだろうか?」
愛「知らないけど、とに角それがM子の私に対する性教育の意欲を掻き立てたのは確かね」
私「具体的にはどんな?」
愛「あなたには内緒(笑)」
私「そんなぁ!」
愛「あなたが聞いたら腰を抜かすかもね?(笑)」
私「尚更、聞きたいね」
搭乗が始まった。
会話は一時中断となった。
外人のCA(当時はSW)さんが、にこやかに迎えてくれた。
窓際から、娘、愛、私は通路側の席に着いた。
シートベルトを締めると、やがて駐機場から滑走路へ。
そして、エンジン音を響かせて離陸。
「さようなら、ニッポン。しばし、さらば!」私たち家族のアメリカへの旅立ちだ。
機内で最初の食事を済ませて、CAさんが「Coffee?」とやってきた。
私は待ちきれないように、愛に続きをせがんだ。
私「それで?」
愛「もう、せっかちね。12時間もあるんだからゆっくりとね」
私「聞きたいよ!」
愛は、コーヒーを少し飲んでから、話の続きに入った。
愛「私が、新婚半年くらいで、はじめてオーガズムを知ったのは覚えているでしょう?」
私「うん」
愛「M子は、そんなもんじゃないって」
私「へぇ~!」
愛「もっと積極的になって求めていいのよと、だって当時は受身一方でしょ私」
私「うん」
愛「それから、男性がどんな事を喜ぶか、女性の性感帯について」
私「それって?」
愛「そうよ、実地試験よ!」
私「どうやって?」
愛「お互い素っ裸になって、ベッドで」
私「えーッ、M子さんの家の?」
愛「勿論、うちでもしたわ!」
私「えーッ! それってレズ? やばいんじゃないの?」
愛「何言ってるの、旦那様のために必死に勉強したのよ!」
私「うわッ! 想像しただけで興奮してきた」
愛「しッ、大きな声を出さないで!」
私「それで?」
愛「私ね、夜の営みが余りにも楽しみだったから、自分でも異常じゃないかと思ったの」
私「ふ~ん」
愛「M子は、当たり前よって、本当は女性はSEXに貪欲なのよ」
私「具体的にどんな事教わったの?」
愛「あなたとのSEXで唯一不満があったの」
私「えッ、何が? 何で言ってくれなかったの?」
愛「そんな事私からは言えなかったわよ。それに今でも少し不満なのよ」
私「えッ、今でも? それなら尚更知らなきゃいけないよ」
愛は私の耳元に口を近づけて、
愛「フェラチオ!」と言った。
私「えッ?」
愛「あなたは、クンニは毎回でもしてくれるけど、フェラは余り求めなかった」
私「うん、女性を虐げているようで余り好きじゃない」
愛「そうでしょう? けど、私はしたかったの! イヤ今でももっとしたいの」
私「そんな事知らなかったよ」
愛「M子は、フェラの指導をしてくれたの」
私「えッ、どうやって?」
愛「バナナやフランクフルトを使って」
私「えーッ、平日昼間に人妻同志が、素っ裸でフェラの練習?」
愛「大きな声出さないの! そうよ、その通りよ」
私「何て光景なんだ!」
愛「M子は、クンニの後に、(私もあなたのもの舐めてもいい?)って聞きなさいと」
私「そういえば、そんな事あったような気が、、、」
愛「そうよ、そうしたら貴方は快くいいよって言ってくれたの。嬉しかったわ」
私「そんなにしたかったの?」
愛「うん、昼間にボーと外の景色ながめている時、ふと(チンポ舐めたい!)って言ってみたら、ゾクッとしたの!」
私「そうだったのか」
私たちが、余りに顔をくっつけて話しているので、側を通るCAさんが「仲がいいのね」と言わんばかりに、優しいほほ笑みを投げかけてくれた。
愛「69もそうよ、M子がうまくやる方法を教えてくれたの」
私「どうやって?」
愛「クンニから体制を変えてやる方法、くるっと回って69に移るの。」
私「練習したの?」
愛「もちろんよ!」
私「興奮する!」
私「でも、僕たち余り69していないよね」
愛「だから、今でも不満だと言ってるの!」
私「そうか、じゃこれからは積極的にしよう」
愛「そうね、お願いします。」
愛「今回Kさんとのデートでは、たっぷりフェラも69もさせてもらったわ!」
私「ウワ~! ショックだなあ! 本当に?」
愛「そうよ、あなたの希望でしょう? 私、ラッキーだと思ったわ!」
私「そんなに? 良かったの?」
愛「うん、とっても! 優しかったし、たっぷりと可愛がって下さったわ!」
私「そうか、複雑だねー!」
愛「何言っているの今更、私もKさんとのSEXにとても積極的に応じたのよ」
私「ええッ、愛の方からも? 騎乗位とか、バックも?」
愛「当たり前でしょう? そうでないと失礼だわ! 私、対面座位が気に入ったわ! とても素敵よ、今度しましょうね!」
私「ちょっと待ってよ、対面座位なら僕たちもやっているでしょう?」
愛「そんなの体位を変える時に、ちょっとだけでしょう?」
私「そんな事ないと思うけど、、、」
愛「Kさんとは、とってもいい感じだったの! こんなの初めてって思ったのよ!」
私「ええッ、Kさんとは感じたんだ。だって対面座位といったら、見つめ合ってやる、恋人同士向きと言われる体位なんだよ!」
愛「そうねぇ、本当に恋人同士みたいだったわ!」
私「うわぁ、それって相当ショック! 愛も相当気持ちが入っていたんだ」
愛「そうね、M子も、前日に話した時、(もし、受け入れてくれるのなら、Kをうんと喜ばしてあげてね!)って言ったのよ。 私も、ちゃんと応じないと二人に申し訳ないと思ったの」
私「そうかぁ、全くその通りなんだけど。愛、よくそこまで思い切れたね。」
愛「二人への感謝の気持ちと、何よりあなたが喜んでくれると思ったからよ」
私「本当にありがとう!」
愛は少し微妙に笑って、
愛「さあ、一度体験したから、これから私、どうなるか分からないわよ!(笑)」
私「えッ、期待もあるけど、、、これからが怖いよ!」
愛「アメリカで新しい人生が始まるのよ!」
到着した時、機内唯一の日本人CAさんが、私たちのところへ寄ってきて、
「同僚のCAと、あなたたち家族をとても仲良くて素敵ねって話していたのですよ」
と言ってくれた。
そして、アメリカでの第一歩が始まった。
(完)
続編:「アメリカ版」あり??