俺には幼馴染がいて、名前は彩月(さつき)。
小学1年生の時に出会って以来、クラスは違う時もあったが中学、高校と同じ学校へ通っていた。
ショートヘアの似合う可愛い女の子。性格は大人しく、でも優しい。
そんな彩月にはある悩みがあった。それは嘔吐体質。簡単に言うと、よく吐いてしまう。
初めて嘔吐を見たのは、小1の授業中。授業に集中しないで周りをキョロキョロ見ていた俺は、隣の席だった彩月が口を抑えているのを見た。顔色も悪いしどうしたんだろうと思っていると、突然床に吐いた。周りの子達が騒ぎ出し、授業は中断となった。
それ以降も彩月は事ある毎に吐いた。授業、給食、朝礼、学校行事。頻度で言えば月に2、3回ほどだろうか。
そういうこともあって、彩月はいじめられていた。ストレートに「ゲロ」なんてあだ名を付けられ、登校する度に「今日もゲロ吐くのー?」「こいつが今度吐くゲロの色当てようぜ」などと、からかわれていた。2人組でも誰もペアを組もうとしない、人によっては菌扱い。
極めつけは小3のマラソン大会。1月という寒い時期に、半袖短パンという格好で走らされる。皆さんの学校にも居たかもしれないが、小学校のマラソン大会というのは必ずと言っていいほど嘔吐する子がいる。そして彩月もその中の一人、だけならまだ良かった。
彩月はゴールしてしばらくすると、その場で嘔吐した。しかしそれだけでなく、寒い中で薄着にされたのが災いしたのか、下痢便まで漏らしてしまった。青い短パンは、どんどん茶色く染まる。短パンの隙間から、液体状の便が垂れてくる。
周りにいた子達は悲鳴をあげ、彩月から離れていった。相当ショックだったのだろう、1週間ほど学校を休んでいた。
そんな中、小5の時だろうか。中二病真っ盛りだった俺は、彩月を助けてあげたいと思った。優しさもあったかもしれないが、何より好感度アップと正義のヒーローを気取りたかったのが理由だったと思う。
相変わらずいじめられていた彩月。女子数人から「臭いから学校来ないでよ」「その口ってゲロ吐くために付いてんの?」等と酷い言葉を浴びせられていた。
俺は勇気を出して「そんな事言うなよ、可哀想だろ」と、いかにもアニメに出てくるヒーローの様な口調で言った。「は?なにお前」「こいつのこと好きなの?キモっ」等言いたい放題言われ、プライドが高かった俺はカッとなり「いい加減にしろよ!!彩月だって吐きたくて吐いてる訳じゃないだろ!!自分が吐いた時にそんな事言われたらどう思うんだよ!!」と、我を忘れて強い口調で言っていた。今思えばこれは多分本心だったと思う。
そんな俺は、次の日からいじめられるようになった。いじめの対象が俺に変わって彩月はいじめられなくなる、ならまだ良かったのに、彩月も相変わらずいじめられた。この頃の俺は、学校でもあまり友達はおらず、毎日のように暴言を吐かれたり殴られ、家に帰ると自室で泣いていた。喧嘩も弱くて抵抗なんか出来なかったから、良い的になっていたのかもしれない。
6年生になると皆中学うんぬんの話題になる。大半の人は地元にある公立の中学に行くようだが、俺はいじめを理由に県内にある国立の中学へ通うことにした。通学には電車に乗らなければならないが、その分地元からは離れている。そして彩月もまた、同じ理由でそこに決めたようだ。入試こそあったが、俺も彩月もそこまで成績は悪くなかったため、普通に合格することが出来た。
そして卒業式の日。悲しさよりも嬉しさの方が勝っていた俺は、涙を流すこともなく卒業を迎えた。すると彩月に声をかけられ、「後で○○公園に来てくれる?」と言われた。
いじめられっ子同士とはいえ、お互いあまり話したことはなかったが、同じ中学に行くんだしこの機会に仲良くなるか、と思ってその公園に行った。
俺は緊張して周りをキョロキョロしていると「俺君、ずっとお礼したくて」と彩月が口を開いた。
「あの時俺君、私のこと守ってくれたじゃん?私、本当に…嬉しかったよ。昔から、吐いてばっかで、みんなから汚いとか臭いって言われて。だから、俺君があんな風に言ってくれたのが嬉しくてっ…」
彩月は涙をこらえていたのか、言葉を詰まらせながら話していたが、我慢出来ずに泣き出してしまった。
「でもっ、私のせいで俺君までいじめられて…、私のせいでっ、本当にごめんなさいっ!!」
大量の涙を流しながら、絞り出すように彩月は言った。もちろん俺は彩月のせいでいじめられたなんて微塵も思ってない。
「彩月ちゃんのせいじゃないよ、俺がカッコつけてあんな事言ったんだから自業自得だよ。気にしないで」
と、俺も泣きそうなのをこらえて言った。
「ごめんね…、ありがとう…」
彩月はそう言うと、声を上げて泣き出した。俺も我慢出来ず、声を殺して涙を流した。
落ち着いた後、話は中学の内容になった。
「そういえば私、俺君と同じ中学だよね。やっぱり、いじめのせいで…?」
「うん、俺達の小学校から○○中に行く人ってあんま居ないし」
「そっか、私今まで俺君とあんまり話してなかったから、中学では仲良くしようね」
「こっちこそよろしくね」
俺達は握手をして笑いあった。
それから俺達は中学に入った。
彩月の嘔吐体質は健在だったが、流石にその場で吐くことはほとんど無くなり、トイレへ行って吐くようになった。周りも徐々にそれに気付いており、疎む者もいたが、それ以上に彩月に優しく接する人の方が多かった。
俺も俺で気の合う友達が出来て、お互い楽しい学校生活を送っていた。
そしてそれは高校に入っても同様だった。
高1のある日、俺達は学校が終わると一緒に下校した。高校の近くの駅から電車に乗り、地元の駅で降りて、俺の家まであと5分ほどの所だった。彩月は「うっ…」と口を抑える。吐くようだ、でも田舎だから周りには民家や畑のみ。
そんなことを思っていたのも束の間。彩月は嘔吐した。立ったまま吐いて、制服のワイシャツやスカートに嘔吐物がべっとりと付いた。全て吐き終えた後、俺の家に連れて行ってシャワーを浴びさせることにした。
彩月がシャワーを浴びている間に、俺は制服に付いた嘔吐物を軽く落とすことにした。
新聞紙を使って弱めに擦りながら取り除いていく。だが俺は「これが女子の制服…」と意識していた、女子の制服を触っていることに興奮を感じたのかもしれない。
「いつも彩月が着てる制服…」「彩月の体を包み込んでいる制服…」等と、気持ちの悪い雑念を浮かばせながら、処理していく。
その時だった。風呂場のドアが勢いよく開いた音、ドタドタと廊下を走る音、トイレのドアを勢いよく開ける音がした。
何事かと思って見に行くと、トイレには全裸で嘔吐する彩月の姿。俺は慌てて彩月の背中をさする。咳き込みながらなんとか吐き終えた彩月、俺も一安心していたのも束の間。目の前にいる彩月は全裸なのだ、とようやく意識した。
Cカップくらいのおっぱいに、色白で肉付きのいい体、適度に生えたアソコの毛。初めて生で見る女性の体。
落ち着いた彩月は、「あっ!!」と声を上げ慌てふためく。俺も「えっと、ごめん!!」とすぐにその場から去る。彩月は再びシャワーを浴びたが、俺の脳内はある思いで満たされていた。
「あれが彩月の裸、小さい頃から一緒だった彩月の成長した体、意外とおっぱいあったな、やっぱアソコに毛生えてるんだ、柔らかそうな体だったな、やっぱり彩月も女の子なんだ」
という変態丸出しの考えをループさせながら、再び彩月の制服を綺麗にしていく。
シャワーを浴び終え、俺のジャージに着替えて2人でリビングでくつろぐ。しかし気まずい空気が流れる。
お互いしばらく黙っていた後、ようやく彩月は口を開く。
「えっと、なんかごめん…。あんな格好見せちゃって」
「いや、俺の方こそなんか、ホントごめん」
「んんん、やっぱちょっと恥ずかしいね(苦笑)」
「えっ?あっ、うん…」
会話もぎこちなくなる。そんなこんなでまともに会話も出来ず、彩月は制服を受け取り帰って行った。
その数日後の土曜日、学校が休みだから俺は朝からオナニーをしていた。オカズは彩月、もちろんこの前の裸を思い出していた。
あんな美しい体をしていても、ゲロを吐くんだな、なんて考えていた。しかしそんなゲロさえも綺麗と思えるほど、素晴らしい思い出だった。彩月の裸を思い出しながら、イヤホンで音楽を聴きながらチンコをしごいていく。
その時、部屋のドアが開いた。そこには彩月がいた。
「えっ!?」
「あ、あっ、えっと…」
「ごめん!!」
彩月はドアを閉め、そのまま帰ってしまった。
俺は頭を落ち着かせ、部屋から出るとそこには紙袋が。中身は俺のジャージ、この前貸したヤツを届けにきたようだ。そして後で分かったことだが、インターホンを鳴らし応対した母親に促されて家へ入り、俺の部屋のドアをノックしても返事が無かったので仕方なく開けたようだ。音楽なんか聴くんじゃなかった。
傷心のまま昼飯を食べ、部屋で横になっていると、インターホンが鳴った。また彩月が来たらしい。何も知らない母親は、俺の部屋へと彩月を促す。
そして長い沈黙。俺は勇気をだして口を開く。
「さっきはマジでごめん」
「いや、私の方こそ、なんかごめんね」
「ノックしても返事しなかった俺が悪いんだから、仕方ないよ」
再び沈黙が流れ、今度は彩月が口を開く。
「でもこれでお互い見られちゃったね(苦笑)」
「あっ、まあ確かに…(苦笑)」
「こんなこと聞いていいのかな、さっき俺君がやってたのって、その…」
「うん、まあ、アッチ系のヤツで…」
「俺君もやっぱりそういうのするんだね」
「あっ、ごめん…」
「謝んなくていいって(苦笑)」
そして彩月から、予想もしなかった言葉が飛び出す。
「もしかして、この前ので…?」
「えっ!?いや、その…、まあ、うん…」
「正直言って、どうだった?」
「え、どうって…。別に変な意味じゃないけど、綺麗だなって」
「ホントに?」
そういう下系の話には無頓着だと思っていたのだが、すごい食い付きだった。彩月は一旦言葉を止め、深呼吸をしてこう言った。
「私、俺君と付き合いたい」
驚きを隠せなかった。俺も彩月をそういう目で見てなかったと言えば嘘になるが、裸を見るまではほとんど友達のような感覚だった。そしてそれはお互いにそうだと思っていた。
でも違った。俺が彩月を庇ったあの日から、俺に好意を抱いていたらしい。
「しょっちゅう吐く女なんて嫌かもしれないけど、私は本気で俺君のことが好きなの。俺君はどう?」
決まってる。
「俺も、好き。付き合いたい」
思わずカタコトのような返事になってしまったが、彩月は嬉しそうな顔をした。16歳にして、初めて彼女が出来た。
お互い告白をして、しかもつい最近互いの裸を見た。そうなればもうやる事は1つだ。
俺達は抱きしめ合ってキスをした。初めは唇と唇を合わせ、やがて舌を合わせる。
「まさか俺君とこんなことするって思わなかった」
そう言いながら彩月は服を脱ぎ、下着姿になる。幼少期でさえも見たことが無かった彩月の下着姿、それが今眼前にある。俺は我慢出来ずに抱きついた。おっぱいを揉み、アソコを触る。アソコは濡れていた。
彩月は水色の下着も脱ぐと、この前も見た綺麗な体があらわになった。「やっぱ恥ずかしいw」、そう笑いながら言うが、俺はたまらなく興奮し、体を触った。
「これが彩月のおっぱい、柔らかい…」
「肉付きがよくてムチムチしてて最高…」
幼馴染の成長した裸を見れたことが何より嬉しく、俺は夢中になって触っていた。
アソコを触ると、彩月の体がビクンと震えた。感じたようだ。俺は優しくアソコを触る。指でなぞる度に、彩月は感じる。声こそ出ていなかったが、息遣いは荒く体もピクピクしていた。やがて「あっ…、やばい…」と声を出すと、「んんんっ…」と体を震わせた。イッてしまったようだ。
今度は俺が服を脱ぎ、彩月は俺のチンコを見つめる。「こんな風になってんだね」と、目を輝かせている。「もっと体鍛えとけばよかったな」なんて思いながら、自分のガリガリな体を見る。
彩月は俺のチンコを触ると、そのまましごき始める。時折玉袋を撫でられ、最高に気持ちよかった。「どう、気持ちいい?」なんて小悪魔っぽく聞いてくる。息遣いが荒くなっていった俺は、とうとう絶頂を迎えた。
お互いに気持ちよくなった俺達は、またしばらく無言のまま服を着る。すると彩月が口を開いた。
「ありがとね」
「ん?」
「私なんかとこういう事してくれて」
「え?いや、別に…」
「私みたいなしょっちゅう吐く汚い奴なんて、誰もそういう目で見てくれないと思ってたから。俺君が私で興奮してくれたの本当に嬉しかった」
「そんなっ…」
「小3の時なんかみんなの前で大きいの漏らすし、その後も吐いてばっかで。自信無くしてたから」
「彩月は本当に可愛いし綺麗だから、もっと自信持ってよ」
「もうっ…」
俺達は笑いあった。
それから俺達は高3になり、受験を乗り越えて、無事大学生になった。
残念ながら大学は離れてしまったが、同じ東京23区内なので、会うのは容易い。お互いの家に行くこともあり、もちろんエッチもする。
そんな彩月は次第に吐く頻度は減っているようで、本人も安心しているようだ。「吐いてる彩月もかわいいよ」と思ったが、言葉には出さなかった。