口臭フェチと口臭女の奇妙な関係

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もう15年以上前、僕が大学生だった頃の話。

僕は当時大学でキャンプサークルに入っていて、そこで出会った同い年のナルミという女の子に惹かれていた。

目鼻立ちがハッキリとした、元体操選手の田中理恵にそっくりな活発な子で、もちろんそんな見た目にも惹かれたのだが、もう一つ理由があった。

いきなりだが僕は臭いフェチだ。その中でも好きなのが口臭。

ただ、不潔な子だったり、いかにも臭いそうな見た目とかではなく、綺麗な子や可愛い子が見た目とは裏腹に……みたいなのが好きだった。よく言うギャップというやつだ。

ナルミにはそれがあった。

顔も可愛いし歯も綺麗なのだが口が異常に臭い。元々ドライマウスなのか、いつも口が乾いた様な、ひどい時はうんこが口に逆流したような臭いがしていた。サークル仲間もそれには気付いていた様だが、明るく性格も良いナルミを悪く言う人間はいなかった。

大学2回生の夏、恒例の山籠りが開催された。僕は実家暮らしだったので車を出して運転していた。隣にはナルミが座っていた。道中、僕とナルミはずっと話をしていたのだが、やはり口が臭い。後部座席のメンバーは無言で窓を開けて換気していた。

ナルミ「今日の予定ってどんな感じなの?」

ナルミがそうたずねてきたので

「そこにある俺のバッグにノート入ってるでしょ?一応、渓谷に着いてからの予定の流れ書いてるから読んでみて」

僕らのサークルでは、イベントごとに幹事ならぬスケジュール幹事みたいなのが決められていて、僕は今年それに任命されていた。

ナルミ「うわぁ〜びっちり書いてる!やる気マンマンだね!」

ナルミは関心するように俺の書いた予定ノートに見入っていた。その間は暫く無言…

(徹夜して考えた力作だからな!ナルミもびっくりするだろうな!!)

着いてからの荷物配分やキャンプ器具の手配、キャンプファイヤー時の催しプランまで、我ながら完璧なスケジュールだった。俺はナルミが読み終わるまで敢えてどう?みたいな事は聞かなかった。

ナルミ「………」

しかし、読み終わっても無言のままで、なぜか悲しそうに俯いているナルミを横目に俺も首を傾げた。

(なんか不手際があったかな…?)

そう思って待ちきれず僕はナルミにたずねた。

「どうだった?………あっ!???」

(やば…そのノートは……)

俺はナルミの膝元のノートを見て凍りついた。俺は間違って違うノートをバッグに入れていたのだ……しかもそれはとてもまずいものだった。

ナルミ「カバンに戻しとくね……」

ナルミは目も合わせようとせず、ノートをバッグにしまって外を向いてしまった。

(終わった……)

僕はそう思った。

間違って持ってきたのは、僕が密かな趣味にしてたオリジナル官能小説を書いたノートだった。内容は、僕とナルミの物語で、ナルミの口臭に魅了され好きになった過程や、今までのコミニュケーションの中で感じた臭いを赤裸々に綴っていたのだ…

ずっと助手席から外を向いたままのナルミに、僕は声もかけられないまま目的地に到着した。

キャンプはとてもスムーズに進行して大盛り上がり。プラン役の僕はメンバー達から凄く褒められたのだが、もちろん喜べる気分ではなかった。

結局キャンプファイヤーからの飲み会が終わり就寝となったのだが、僕はなかなか寝付けずにいた。時間は深夜の2時くらい、枕元の携帯のメール着信音が鳴った。

ナルミ

《今から駐車場まで来れない?》

絵文字も何もないメールに僕は鳥肌が立った。

(何を言われるんだろう?軽蔑されたのは確実…バラされたらもう大学にはいられないかもしれない…とりあえず土下座でもなんでもしよう……)

無視したかったが、ナルミの怒りをかうのが怖かったので僕は駐車場に向かった。

駐車場の自販機の明かりの下にナルミはいた。

「みんな寝た?」

ナルミ「うん……、ねえ、座らない?」

僕達はそのまま地べたに座って向かい合った。

ナルミは僕を見ながら何度も目を逸らす。そりゃ恥ずかしいだろう…好意を持たれているだけならまだしも、自分の口臭を変態チックに書き綴られていたのだから…

ナルミ「聞くまでもないけど…ノートのあれ、私の事だよね?」

俺は恥ずかしさで顔が熱くなった。まあそれはナルミも同じだろうが…

「……そうです。ごめんなさい……本当に悪いと思ってる!!」

俺はそのまま土下座した。するしかなかった…

この事実がメンバーやほかの生徒の耳に入れば俺の大学生活は終わり……

ナルミ「……ねえ?私が誰かにバラすとか思ってる?できるわけないじゃん…私の恥なんだし…」

そりゃそうだ…俺は少し安心したが、状況は厳しいままだった。ビンタがくるのか?罵られるのか?俺はなんでも受け止める覚悟でいたのだが、ナルミが淡々と話始めた。

ナルミ「実はね、中学の時にその……言われた事があるの。その時好きな人がいて、もう1人その人が好きな後輩がいたんだけど、その後輩がその人と一緒に私を馬鹿にしてるのをたまたま聞いて………2人で私の息が臭いって笑ってた…ぅっ…ぅぅっ……泣」

なんて悲しい話だ……僕ももらい泣きしそうなくらい、だが、そんな気持ちとは裏腹にアソコが完全勃起している…

ナルミ「だけどその後はね…高校でも大学でも言われる事もなくなって、あの時期はたまたまだったんだと思ってたんだけど……やっぱ皆んな気を使ってたんだなって今日気づいた…」

俺は何も言えなかったのだが、ナルミの話は意外な方向へ動いていった。

ナルミ「私僕君がずっと好きだった…」

予想外のまさかの告白。

「俺もだよ…」

ナルミ「知ってる今日わかったから…でも喜べないよ…マジ最悪……」

(俺がノートを間違えて持ってかなけりゃ普通に付き合えてたのか…)

緊張、後悔、焦り、俺の思考回路は壊れた。

「ナルミは可愛いよ!可愛すぎるからそんなギャップがそそったんだよ!!俺はナルミが好きだ!!」

パニクってあまり覚えてないけど俺はひたすらそんな事を言い聞かせてた。するとナルミは

ナルミ「ふっ…あははは…全然フォローになってないし………」

そう言って身を寄せるがまま俺にキスをしてきた。これがまた猛烈に臭かった。

ナルミ「そんなに思ってくれてるなら………でも言っとくね?私も女だし、治したいし治す努力はするから…僕君はもし私の口臭が治っても好きでいてくれる?」

「もちろんだよ!そんなのフェチの一部に過ぎないから!良い匂いで綺麗なナルミならその方が良いに決まってるよ!」

正直魅力は半減だったがノーとは言えなかった。ナルミは安心したように少し笑った。

ナルミ「ねえ、さっきのキスやっぱり臭った?笑」

「あはは……ちょっとね…笑」

ナルミ「もぉ〜っ…笑」

ナルミはそう照れながらもその後何度もキスしてくれた。酸っぱいうんこのような臭いの口臭が至近距離で鼻腔を通過していく…とても幸せな時間だった。

次の日、僕達は早朝に同じ場所で待ち合わせした。

ナルミ「本当にするの?笑」

「うん…やって欲しい…笑」

ナルミは呆れた顔をしながらも、寝起きの歯磨き前の口臭を吹きかけてくれた。

ナルミ「はぁ〜〜〜っ…」

「クンクン……」

側から見れば変態カップルだろう。こうして僕たちは何故か無事に付き合える事になった。

ナルミは直ぐに歯医者や内科に通うようになり、本格的な口臭治療に励んだ。

しかし…

ナルミ「ワンちゃんおいで♡ぷはぁ〜〜〜…」

俺が純粋に喜ぶ姿が嬉しかったのか、2人でいる時はナルミの方から嗅がせてくれる事もあった。実際に臭い時の方が僕の勃起も素直だったからだろう。鼻を舐めまわしたり唾を顔に塗りたくって団扇で乾かして臭がる(興奮)僕に満足気だった。

そして幸運な事に(ナルミにとっては不運)治療やフロスなどの自宅治療をしてもナルミの口臭はほとんど改善されなかった。

話が口臭ばかりに偏ったが、勿論その他の臭いも大歓迎。ナルミはその他の足やアソコもなかなかの臭いだった。昔から虫歯もないあたり、体臭は体質的なものだったのだろう。

なので冬はロングブーツ、夏はキャンプ用のトレッキングシューズのスルメ臭い靴をセックスのおもちゃにしていた。

ナルミ「私の靴が臭いですって?ならあなたの吸引力で臭いを吸い取るのよ!ほら、吸って!!」

そんなプレイもよくやった。ナルミもその頃は開き直ったように恥もなく顔面騎乗してきたり、アナルを鼻に押し当ててラブラブ窒息攻撃なる名前までつけて、とにかくノリノリだった。アソコのブルーチーズの様な腐敗臭とアナルの強烈なウンコ臭を嗅がされながらセックスはヒートアップ、でもやっぱり最後は座位で喘ぐ口臭を嗅ぎながら突いて突いて突きまくってフィニッシュが定番でした。

ナルミ「じゃあ今日はここまで。明日も朝から寝起きのレッスンがあるから覚悟してね♡」

「よろしくです先生!!」

こんな関係が約1年続いたのだが、別れは呆気ないものだった。

ナルミに好きな人ができた。その相手はノーマルで優しい人だとの事…

口臭の事を打ち明けたら、頑張って治そうと励ましてくれたらしく、それで本当の愛に気づいたらしかった。

だいぶ遅いが、ナルミも冷静になったのだろう。私は何をやってたんだ?と…

僕達は別れた。ナルミはその後直ぐに大学を辞めてその男と結婚した。もちろん僕は呼ばれなかったが、後に写真を見せてもらったが、ドレスを着飾って新郎と幸せそうに写ってました。今は子供も4人いるそう。

(実は旦那も口臭フェチじゃねえの?だから子作りも捗るんだろ??)

歪んでる僕はそんな風に愚痴(嫉妬)ってました。

僕も今は妻もいて子供もいます。ですが最近はすっかりレスで、たまにするセックスもナルミの口臭を考えながらじゃないと勃たない僕がいます。

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