先生のおちんちん

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これは、私が中学二年の時の話しです。

私、夏海は小学6年まで地元の写真館でキッズタレントをしていたこともあり、中学に上がっても「モデル」というあだ名で呼ばれていました。

しかし、中学に上がると体重が増えてきていたので、そのあだ名にプレッシャーを感じていました。

そんな二学期のある日の放課後、吹奏楽部だった私が音楽室に行くために北棟の人気の少ない階段を登っていると、突然後ろからスカートをめくられました。

夏海 「きゃぁっ!何!?」

麻友 「えー、モデル体操服履いてるー」

相手はクラリネットパートの麻友ちゃん。フルートパートの私とは練習場所が近く、去年はクラスも同じ。ノリが良すぎるのが玉に瑕でしたが、なんがかんだイツメンです。

夏海 「麻友ちゃん……。何?」

麻友 「一人だったから尾行してみた!」

夏海 「普通に声かけて」

麻友 「モデルのパンツを見たい男子は沢山いるんだよ。特にこんな山猿だらけの中学じゃ」

夏海 「それって麻友ちゃんのことでしょ?」

麻友 「さぁね。それより、おっぱい大きくなった?」

夏海 「いやっ!」

セーラー服の上から私の胸を揉む麻友ちゃん。

麻友 「すごー!B?C?」

夏海 「どっちでもいいじゃん!」

こんなことは日常茶飯事。

階段の踊り場で戯れていると、通りかかった吹部の同級生の女子たちが参戦してきて、結局5対1でいじめられるはめになり、私はスカートの下に履いていた体操服を奪われました。

麻友 「獲ったどぉー!」

友達 「いぇーい」

夏海 「ちょっと……返して……」

練習開始時刻になり、一年生の面倒を見なければいけない私は体操服は諦めて、練習をスタートさせました。

しかし、練習を開始してしばらくすると、副顧問で数学教師の倉木が私の練習場にやって来て、音楽準備室に一人で来るように言われました。

夏海 「(なんだろう……)」

倉木は33歳で、ピノコ好きのロ◯コンを自称しているオープンで三枚目な先生。学校の隠れイケメンとも言われ、毎日女子に囲まれてるような人気者だったので、その呼び出しは決して嫌なものではありませんでした。

ーー音楽準備室

夏海 「なんですか?先生」

倉木 「お前、今日階段で何されてた?」

夏海 「え?」

倉木 「いじめとか、ないか?」

あぁ、やっぱり良い先生だな、と思いながらも馬鹿馬鹿しそうに笑って答えます。

夏海 「やだな先生!いつものこと!」

倉木 「いつも?何されたんだ?」

夏海 「スカートめくりとか?」

倉木 「とか?」

夏海 「……揉まれたりとか」

一瞬、先生の目が私の胸を見たのが分かりました。

倉木 「そ、そうか……。あと、“返して”と叫んでたが、何か取られたりしたか?」

夏海 「スカートの下に履いてた体操服を」

倉木 「脱がされたってことか」

夏海 「まぁ……」

倉木 「先生が取り返してきてやる」

夏海 「え!?いいよいいよ!私が先生にチクったみたいじゃん」

倉木 「でも……」

先生の優しさに感謝しつつ、私は自分でどうにかすると言って、先生を残して練習場に戻りました。

麻友 「モデル!倉木に呼び出されてたって!?」

夏海 「あー、うん」

麻友 「大丈夫!?」

夏海 「なにが?(笑)」

麻友 「いや……」

夏海 「今日階段のところでいじめ受けてなかったか?だって」

麻友 「なるほど」

夏海 「倉木優しいよね。あれでロ◯コンじゃなかったらなー」

麻友 「何言ってんの?モデル、あいつが誰のこと好きか知ってる?」

夏海 「ピノコ」

麻友 「ばか」

夏海 「え?」

この時ドキっとしたのは、驚きと不安。無自覚のうちに私は倉木のことをまぁまぁ好きになっていました。倉木に好きな人が……。みんなの倉木は永遠にピノコ好きのロ◯コンでいてほしいと思っていました。

夏海 「……誰?」

麻友 「……モデルだよ」

夏海 「……は?」

私は苦笑しました。だって、倉木と二人きりで話したのなんて今日が初めて。それに、ピノコにも似てません。

夏海 「ありえない」

麻友 「じゃあ、なんで階段で戯れてる時に声かけなかったの?いじめだと思うなら、その場で止めれば良かったじゃん」

夏海 「慎重だったんだよ。相手麻友ちゃんだし」

麻友 「違うね。見て楽しんでたんだよ。或いは聞いて楽しんでた」

夏海 「ないない」

麻友 「私が踊り場で戯れてる間、何人か部員が通ったけど、誰も倉木を見てないよね。どこから見てたんだろう?」

夏海 「っ……」

麻友 「階段を下ると何があったっけ?」

夏海 「階段を降りると……トイレ?」

麻友 「そう、トイレ。うち、渡り廊下でモデルの後ろを歩いてた倉木を走って追い抜いたんだよね。スカートめくったのはその後」

夏海 「……え?」

実は麻友ちゃんは弁護士の娘。ギャルな容姿とは対照的に、席替えで紙に書かれた番号を推理してみせたり、先生が頭を抱えるくらい頭のキレる子。

私はそんな麻友ちゃんの真剣な顔にハッとして、真面目に話しを聞いてみることに。

夏海 「どういうこと?」

麻友 「去年、倉木はうちらの数学を受け持ってたじゃん?」

夏海 「うん」

麻友 「その時、授業中に私たちが理想のアニメキャラランキングをノートに書いてた時があるんだよ」

ーー(回想) 1年3組教室

麻友 「やっぱり一番はアシタカでしょ!」

夏海 「アシタカは放浪しすぎ。インドアがいいな」

麻友 「じゃ、工藤新一!」

夏海 「やだやだ!インドアだけど放浪しすぎ!」

麻友 「放浪だめ?」

夏海 「放浪するのはいいけど、それなら私も連れてってほしい」

麻友 「うわー。めんどい女」

夏海 「えー、いつもどこへでも連れてってほしい!」

倉木 「お前たち、なにラクガキしてるんだ?」

夏麻 『わっ!!』

ーー練習場

夏海 「そんなことあったねー……」

麻友 「その時、倉木はうちらを叱らなかった」

夏海 「うん。まぁ、倉木基本怒らないし」

麻友 「その翌週だよ。男子が結婚しないのかって倉木に聞いて、ピノコの話しが出たの」

夏海 「ピノコの?」

麻友 「『あぁやっていつもどこへでもついてきてくれる子がいいな』って」

夏海 「ロ◯コン(笑)」

麻友 「そう。ロ◯コンの方にみんなはフォーカスした。だけど、問題なのはむしろ『いつもどこへでもついてきてくれる』ってところ」

夏海 「なんで?」

麻友 「支配欲だよ。女は俺の所有物。そして、それは麻友のことを言ってるってすぐに分かった。麻友の理想とマッチングしてる」

夏海 「でも……」

麻友 「そのまま二年に上がって、倉木はうちらと関わりを持つことがなくなかった。そこで倉木は転任した副顧問の代わりに吹奏楽部にやって来た。音楽経験無いくせに」

夏海 「待って待って!それは考え過ぎ!」

麻友 「あいつが習い始めた楽器は?」

夏海 「フルート。でも!それは持ち運びが軽いからって!」

麻友 「一番コンパクトな楽器だけど、30万もするんだよ?そんな理由で楽器を選ぶ?」

夏海 「うーん……」

麻友 「夏海を振り向かせるための投資だよ。ストーカー」

夏海 「ストーカー!?」

麻友 「今まで確信がなかったから言わなかったけど、今日ので確信持てた」

麻友ちゃんはクラリネットのリードを咥えながら、鞄から私の体操服を取り出した。

夏海 「私の体操服!」

麻友 「実験、してみる?」

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