11年前に別れた元夫を見かけました。
再婚した奥様と、お子さんと一緒でした。
幸せそうな元夫を見て、心が和みました。
結婚して2年目、私25歳、夫28歳の時、
「なあ聡美、そろそろ子供を作らないか?」
と言いました。
結婚して一年間は、膣外射精で子供を作らず二人でイチャつきたいと私が言ったのを、夫は快く受け入れてくれていました。
でも、私は、
「もう一年くらい、イチャイチャしたいなあ・・・」
と子作りを先延ばししました。
夫は、何かに勘付いていたようでしたが、私のその言葉でその何かを確信したようでした。
ある日、夫が、
「これ、聡美だよな・・・」
と数冊の雑誌を開きました。
そこには、男性と淫靡な行為に耽る私の写真が散りばめられていました。
目にモザイクがかけられていましたが、明らかにそれは私でした。
足を拡げて、恥ずかしい穴に淫具を挿し込まれ、激しい快感に悶絶していました。
一人の男性のモノを咥え、もう1人に恥ずかしい穴を、もう一人の男性に排泄する穴を犯され、恥辱の快楽に身を震わせていました。
いろんな体液にまみれ、凌辱の限りを尽くされ、それを撮影されていました。
「人妻でありながら、淫罪の烙印を押されてなお悶える」
「膣奥深くまで汚辱された妻を抱く旦那は憐れ」
「電動淫具の淫戯に潮噴きで応え、複数男根の同時姦淫にヨガり乱れる」
誌面に踊る文字が淫乱な私の姿を的確に表現していました。
夫は、単純に私の浮気を疑っていました。
でも、私のバッグに興信所が仕掛けた盗聴器により、おぞましい事実が暴かれました。
それは・・・実家の借金返済を、新婚の私が身体で支払い続けていた・・・という事です。
1年半の間、本来は夫にのみ捧げなければならない身体を、債権者である数人の男たちに捧げ続けていたのです。
「お前・・・これは売春と同じだ。犯罪だ。それはお義父さんもお義母さんも同罪だ。残念だよ・・・こんな事で・・・お前を・・・」
夫は涙を流しながら、、
「離婚しよう。それから、慰謝料など要らないから、自首してくれ。そして、お前を要求した相手も、それを許したお義父さんとお義母さんも・・・償ってくれ。」
この夫からの申し出により、私は警察に自首をしました。
身体を売らせた両親も送検されました。
私の身体を要求した債権者も検挙されました。
私と両親は、執行猶予付きの有罪判決、債権者は私の身体を要求した行為が買春だけでなく恐喝に当たり悪質だとして、執行猶予が付きませんでした。
あれから11年、私は元夫に対する贖罪と、それから元夫の幸せを祈って生きてきました。
でも、元夫の様子を見に行ったりすることはありませんでした。
元夫の姿を見たら、きっと、まだ残る夫に対する愛が溢れて泣き崩れてしまうと思ったからです。
でも、奥様とお子さんと、幸せそうに買い物している元夫の姿を見たら、心の底から嬉しさが溢れました。
私の頬を伝う涙は、元夫に対する愛ではなく、元夫の幸せを心から喜べる嬉し涙でした。
「あなた・・・良かった・・・どうか、お幸せに・・・」
元夫の姿が涙で滲んでいきます。
ハンカチで涙をぬぐってもう一度夫の方を見た時には、元夫は人混みに紛れて見えなくなっていました。
「さようなら、あなた・・・」
元夫の幸せそうな姿を確認したら、私も、前を向いて歩けそうな気がします・・・