優奈の妊娠が発覚し、高◯も中退。(実際は退学扱い)
そして、妻と姉の優花は家を出て行ってしまいました。
1週間、2週間と時が過ぎるたび、妻たちの荷物は確実に少なくなっていきました。
今は、妊娠3か月の優奈と二人きりです。
優奈は私のベッドに潜り込み、毎日泣き声をあげました。
優奈「ごめんね。ごめんね。優奈がわがまま言ったから・・・。こんなことになっちゃって・・・」
私「気にするな。悪いのは、私なんだ」
そう言って、優奈を抱きしめ、背中や髪を撫でました。
あれから2か月。
優奈「パパ、今日から近くのコンビニにアルバイトに行ってきます。10時から19時までだけど・・・」
今日の優奈は、半袖の白いTシャツにデニムのホットパンツです。
私「そうだね。優奈も少しずつ外に出ないと」
優奈「パパが20時には帰って来るでしょう?その時には笑顔でパパを迎え入れることができるような時間を選んだの♪」
こうして、高◯を中退した優奈は、近くのコンビニでアルバイトを始めました。
中退してからずっと引きこもりだった優奈は、少しずつ明るさを取り戻していました。
やがて、優奈がアルバイトを始めたことを知った高◯のクラスメートたちがやって来ました。
美奈「優奈。元気?優奈がいなくなって、寂しくなったよ」
洋子「優奈。中退した時は妊娠3か月だったけど、もう5か月なんだね」
優奈「うん。このホットパンツも、だいぶキツくなってきたの♪来週からは、マタニティーだなあ♪ハイヒールも、ミニスカートも、当分の間はお預けだなあ♪」
千鶴「びっくりしたよ。去年は美希で、今年は優奈でしょう?何があったの?」
優奈「今は言えないけど、優奈がいちばん好きな人なの。妊娠したいってずっと待って、なかなかできなくて・・・。そんな時に妊娠が分かったの。最初は、どうしようって悩んだけど、今はちゃんと産んで育てるんだって決めたんだよ♪」
コンビニ店員「良かったら、30分くらい休憩したら?友達も来ているみたいだし、楽しんで来たら?」
優奈「ありがとうございます。うれしいです♪」
6人のクラスメートと一緒に外に出た優奈。
優奈「もう、6月かあ。暑くなるなあ♪」
詩織「優奈。出産はいつなの?」
優奈「10月12日って言ってた♪困った時は、美希ちゃんのところに行くんだ。妊婦さんでも、ママでも先輩なんだよ。優奈、幸せになるからね」
陽加「そう言えば、優奈のお姉さんと話をしたんだけど、優奈の両親が別居したって?あんなに仲良しだった両親に、何があったの?優奈の妊娠と、何か関係があるの?お姉さん、聞いても教えてくれなかったんだよ」
優奈「ねえ・・・。これから言うことはみんなの心の中にしまって、絶対に誰にも言わないって約束してほしい・・・。そうだったら・・・、教えてあげる」
陽加「うん。もちろん♪」
優奈「実はね・・・。この赤ちゃんのパパは・・・」
洋子「うんうん♪」
優奈「私のパパなんだ」
美奈「えっ・・・。ウソ・・・?」
優奈「小学校3年の時から、ずっと片想いだったの。あの頃、ずっとイジメに遭ってた頃で、登校拒否になったことが・・・。そんな私を、優しく支えてくれたのが・・・、パパなんだ。いつしか、パパのことを本気で好きになって、4年の時から毎日のように一緒に寝るようになったの。14歳の秋に、私がレイプされそうになったことがあったんだ。おっぱいがなかったからって、それ(未遂)で終わったんだけど・・・。その日の夜に、パパに告白したんだ」
美江「優奈・・・。イジメにレイプ未遂?」
優奈「その後、初潮が来て・・・。もう一度パパに告白したの。そして・・・、パパに処女を捧げたの」
和恵「もちろん・・・、1度や2度じゃないよね?」
優奈「・・・」
和恵「大丈夫だよ♪私たちは、優奈の味方だよ♪」
優奈「ありがとう・・・、ごめんなさい・・・。本当に、ごめんなさい・・・」
美奈「優奈。元気出して!また、イジメられるよ♪」
優奈「みんな・・・。ありがとう・・・。優奈・・・、頑張るね・・・。じゃあ・・・」
優奈は、コンビニに戻っていきました。
陽加「優奈。ガンバだよ♪」
コンビニに戻った優奈は、休憩室で泣いていました。
コンビニ店員「久しぶりに会ったみたいだね。高◯中退って言ってたけど、理由は聞かないよ。さあ、元気出して!」
そう言って、冷たいジュースのペットボトルを優奈に渡しました。
優奈「ごめんなさい。実は、妊娠しているんです。5か月なんです。あと4か月は頑張るつもりですが・・・。出産しても、ここにいていいですか?」
コンビニ店員「まだ、16だよね。大変だけど、頑張って」
優奈「うん♪」
店員さんはカウンターに戻り、15分くらいして優奈も戻って来ました。
そして、その日の仕事が終わりました。
優奈「ありがとうございました。来週からは、マタニティードレスを着て来ますね♪」
家に帰った優奈は、エプロンを付けて少しずつですが夕食の準備を始めました。
20時を過ぎて、私が帰りました。
私「ただいま」
優奈「おかえりなさい♪」
優奈は、私に抱きついていました。
私「体調は、大丈夫か?」
優奈「安定期に入ったみたい♪だいぶ、落ち着いてる♪だけど、お腹が大きくなっているみたい♪もう、ホットパンツもミニスカートもダメみたい・・・」
私「優奈、測ってみるか?」
優奈「うん♪」
私は部屋からメジャーを取り出し、優奈のウエストを測ります。
と言っても、メジャーは布製ですから気になることはありませんでした。
私「ああ・・・、59(㎝)だね。4㎝大きくなってる」
優奈「優奈のお腹って、どこまで大きくなるのかなあ・・・」
私「1週間毎に測ってみるか?日曜日に?」
優奈「うん♪」
その夜、優奈はずっと甘えていました。
明日は日曜日。
お互いに仕事は休みです。
安定期になったらエッチはできるそうですが、最初の妊娠だけに無理はしないことにしました。
気が付くと、優奈は深い眠りに入っていました。
1か月が過ぎて7月になり、優奈は妊娠6か月になりました。
ウエスト周りは一段と大きくなって、今は64㎝です。
優奈「パパ。高◯の同級生も、毎日見にきてくれるんだよ♪先週なんか、担任の先生まで来てくれたんだ♪」
私「優奈、安定期だからといって安心していたら大変なことになるよ」
優奈「分かってるよ♪今日は定期検診だから、アルバイトは少し遅れるかなあ・・・」
不思議なもので、優奈と二人きりの生活にもすぐに慣れていました。
ふさぎ込んでいた優奈も明るさを取り戻していました。
今日の優奈は、真っ白なマタニティードレスです。
少しだけど、お腹も目立つようになりました。
妊娠3か月からは、優奈はパンプスを履きました。
近所の人たちも優奈を気遣い、優しく声を掛けて支えてくれました。
そんな中、私は優奈との旅行を考えていました。
本来なら、家族4人で行くはずだった大分県の由布院温泉です。
妊娠後期になれば、旅行も難しくなります。
安定期に入っているからこそ、できることをしてあげたいと思いました。
その日の夜、旅行の話を優奈にしました。
優奈「パパ。優奈と二人きりだよね」
私「うん。優奈も落ち着いて来たし、土日の休みも取っていいって言われたからね」
優奈「パパ。ありがとう。一緒に行こうね♪」
私「そうだ。優奈のコンビニにも伝えないと」
優奈「そうだよね♪」
私たちは、一緒に優奈がアルバイトをしているコンビニに行きました。
店のカウンターには、優奈と顔馴染みの男性がいました。
男性「おや、優奈ちゃん。今日は彼と?」
優奈「はい♪実は、相談があって来ました。7月の22日の土曜日ですが、旅行に行きたいので休みをもらいに来ました」
男性「そうなんだ。優奈ちゃんは、店のアイドルみたいな存在なんだ。1日抜けるのは痛いけど、店長に伝えておくよ」
優奈「ありがとうございます。実は、パパが私の彼なんです♪」
男性「ええっ!いわゆる、近親相姦っていうヤツですか?」
優奈「はい♪だけど、バッシングはある程度覚悟しています。だけど、本当にパパのことが好きなんです♪」
男性「優奈ちゃんがアルバイトに来てから、売り上げが2割。多い日は3割以上多い時があるんです。もちろん、1日でも抜けるのは痛いけど、優奈ちゃんが元気な赤ちゃんを出産してくれたらって思ったんだ。本当はね、優奈ちゃんのことが好きなんだけど、妊娠していたからがっかりしていたんだ。残念だなあ。まあ、こんなに可愛い優奈ちゃんの彼が分かったから、良しとするかあ。優奈ちゃんが出産したら、赤ちゃんの写真を店頭に掲示することも考えているよ」
優奈「本当にごめんなさい。だけど、店長さんやオーナーに会ったらきちんと話をしようと思っていますよ♪ありがとうございました♪」
優奈は、男性の前で私の手をつなぎ、ゆっくりと外に出て行きました。
次の日、コンビニの近くを通ると・・・
【お詫び。7月22日の土曜日は、アルバイトの優奈ちゃんが都合によりお休みします。ご了承ください】
と張り紙がしてあった。
帰って見ると、優奈が真っ赤な顔をしていた。
私「優奈、どうした?」
優奈「恥ずかしい!まさか、あんな張り紙を出されるなんて・・・」
私「見たよ。まさか、あんな展開になるなんてね」
そんな時でした。
玄関のチャイムが鳴りました。
開けて見ると、優奈の友達の美奈ちゃんです。
美奈「優奈。アルバイト休むんだって?みんな大騒ぎだよ!」
優奈「今日、店長さんとオーナーが来て、旅行のことを話したの。そうしたら、あんな(張り紙)ことに・・・」
美奈「優奈はね、いつの間にかコンビニのアイドルになってしまったね。妊娠して中退をしようと、優奈が決めたことを話してくれたことがあったよね。あの優奈が、今ではものすごい人気者だよ♪美奈も、はっきり言ってうれしいんだ♪優奈。これからもずっと友達だよ♪」
優奈「ありがとう♪」
美奈「あっ。ごめんなさい。最後に1枚写真を撮らせて♪」
優奈「恥ずかしいよ!」
美奈「いいから♪」
ところが、これが後で予想外な展開をもたらすことになるとは・・・。
7月22日。
私と優奈は朝早く家を出ました。
高速道路に入り、一気に西へ。
まず、目指すのは山口県の徳山港。
ここから、大分県の国東半島にある竹田津までフェリーがあるのです。
徳山港がある周南市の手前にある下松で一度休憩し、ほぼ2時間半で徳山港に着きました。
手続きを済ませ、出航まで1時間。
港の周辺を、優奈と二人で手をつないで歩きます。
今日の優奈は薄い青のマタニティードレス。
なぜか、膝上10㎝のミニです。
優奈「パパ。ありがとう。優奈を見捨てないでくれて・・・」
私「いいんだよ。妻も優花も、出て行ったままだし。このまま、離婚するかも知れないな」
優奈「本当にごめんなさい。パパを、こんなに苦しめるなんて、考えなかった。もちろんママも、そしてお姉ちゃんも」
私は、寄り添って歩く優奈の肩を抱いた。
もう、元に戻ることはないだろう。
明るい、癒しの場をくれた、あの家庭は戻ることはないだろう。
美希ちゃんの人生を狂わせ、ついには優奈の人生まで変えてしまった。
その成れの果てが、これだ。
徳山港からは、かつて太平洋戦争の末期に回天という特攻基地が有った大津島と、上関原発の建設に揺れる祝島への連絡船も出ている。
かつて、国東半島に向かっていたフェリーも利用者減に悩み、数年前から1隻だけの運航に変わって行った。
もちろん、便数も激減した。
ゆっくりと徳山港に戻る頃、沖合いに船を見つけた。
次第に大きくなり、ゆっくりと先を上に上げた。
ペースを落として徳山港に到着した船の名前は【ニューくにさき】。
車の中で待っていると、フェリーから10台の車と3台のトラックが出てきた。
しばらくして、フェリーへの誘導が始まった。
まずはトラックから。
大分や宮崎ナンバーを見ることができた。
全部で5台。
少し間を置いて今度は車だ。
現場の指示に従い、1台、また1台とフェリーの中へ入って行く。
そして、私たちの車も・・・。
やがて、フェリーのエンジン音がひときわ大きくなり、ゆっくりとフェリーは岸壁を離れて行った。
港の中でゆっくりと旋回し、車を入れるために上げていた入口をゆっくりと閉じた。
そして、再びエンジン音が高まり、ゆっくりと徳山港を後にした。
竹田津まで、1時間半の行程だ。
客室に入ると、優奈は私に寄り添って静かに眠った。
「ご夫婦さんですか?」
私「えっ。ああ。そうです」
見ると、30代と見られる夫婦がいました。
女性「どちらまで行かれるんですか?」
私「大分県の由布院温泉です」
女性「あっ、一緒ですね♪」
私「こんなことって、あるんですね。私たちは仕事の関係で1泊2日なんです」
女性「私たちは4泊5日の予定で大分、熊本、鹿児島、宮崎って回るんですよ」
私「すごいですね。大分県なら、由布院温泉を出て玖珠から阿蘇に向かう途中に九重夢吊り橋という場所もあります。別府から阿蘇に向かうやまなみハイウェイからは離れていますが、お勧めの場所ですよ」
女性「ありがとうございます♪見ると、奥さん・・・妊娠されているんですね」
私「はい。まもなく7か月になります。安定期のうちに、旅行に連れて行ってあげたいなと思って」
女性「優しいんですね。私なんか、結婚して4年になるのに、まだ子供ができないんです。今回は、妊娠するための旅行ですね」
私「そうなんですね。環境を変えるのも、1つの方法かも知れないですね。実際に、勢い余って外でしてしまったこともありましたから」
この後の会話は省きますが、奇しくも同じ旅館に泊まることが分かりました。
ご夫婦が九重夢吊り橋の場所が分からないと言ってたことや、優奈も行ってみたいと言ってきたこともあり、翌日に私が夫婦をそこに案内することも決まりました。
しばらくして、フェリーは国東半島の北にある姫島の近くを通過しました。
そして、小さく見える国東半島が次第に大きくなって来ました。
あと2〜30分で竹田津港に到着します。
やがてフェリーは速度を落とし、竹田津港に入りました。
私たちも甲板にある車に戻り、いよいよ九州に上陸します。
岸壁が近くなるに連れて入口がゆっくりと開きます。
竹田津港の姿を、しっかりと見ることができました。
そして、無事に到着。
私たちはフェリーを出て国道を左折し、大分空港・別府方面を目指します。
快調なペースで大分空港の前を通過して杵築大分空港道路に入りました。
別府に着いても、まだ1時間以上走らないといけません。
まもなく別府市街に入ろうとする頃、携帯が鳴りました。
フェリーで一緒になった夫婦の奥さんからです。
フェリーで携帯番号の交換をしていたこと、すっかり忘れていました。
奥さんの名前は明美っていうんですが、この番号の交換が後にとんでもない出来事を呼ぶことになるとは・・・。
【良かったら、休憩しませんか】【分かりました】というわけで、ドライブインに入りました。
優奈はすぐに私に寄り添って来ました。
優奈「パパ。優奈、パパが好きだよ♪」
私「優奈。優奈がいちばん好きだよ」
優奈は立ち止まり、キスをおねだりしました。
私「優奈・・・」
私は優奈を抱きしめ、夫婦の前でキスをしました。
気が付くと、一緒に来た夫婦も触発されたのか、こちらもキスをしています。
私たちはキスを止め、夫婦を見ていました。