季節は夏真っ盛り。街行く女の子達のミニスカートがヒラヒラと夏の風に乗ってなびいている。そして隣を歩いている妻のミニスカートもヒラヒラと、弱い。もっと強く、もっと激しく。そんなんじゃダメだ。それでは一向に舞い上がらない。僕の願望と共にスカートを舞い上がらせたまえ!…
さて、僕達は海に行くことになった。きっかけは真琴のこのメッセージ。
「道流さん!みんなで海に行きましょう!」
しかし真琴は、いつもの5人の他にも連れて行きたい人がいるというのだ。今回は同僚の二人の男も。真琴のことだからろくなもんじゃないと思いながらも、またいつもの高揚感が、なんでこうもムラムラしてしまうのか。
ただ、同僚というのが気になる。他人ならいいけど何か問題があると仕事に影響が出るのではと思って心配になってしまう。
それに真琴が「やっぱり呼ぶならキモくて不潔の変態ですよ!これこそ私が求めている寝取られ!」って言ってた。さすがにそれは失礼だろと思ったし、ていうかもうセックスさせる気まんまんじゃないかと、ツッコミたくなった。
本当にろくなことにならないと確信できる。真琴って僕よりもタチが悪いと思うんだけどな。
さかのぼること出発の3日前、会社にて。
道流「あのさ、海行かない?」
山下「無理」
袴田「辞めとくよ」
この二人は真琴のご指名。容姿はご想像にお任せ。
道流「そうか残念。亜樹と優衣香と美雪と真琴がいるんだけどな〜」
二人は目の色を変えた。
山下「行く!」
袴田「俺も行けるよ」
ちなみに年齢は二人共40代。僕よりは三年長く会社に努めているけど、でも僕の方が先輩っぽいかな。
山下「美雪ちゃんの水着が拝めるのか…」
袴田「憧れだった亜樹ちゃんの…」
頭の中ではすでに脱がされているだろうことは手に取るようにわかった。
それに袴田は亜樹のことが好きだったらしい。僕が亜樹と結婚するって言ったとき、絶望して3日間会社を休んだくらいだ。
道流「真琴、二人を誘ったよ。でもこんな急で泊まる所は大丈夫なの?」
真琴「そこは心配ありません。うちの別荘がありますし、目の前はプライベートビーチです」
一時の間、思考が止まった。
道流「…ん?別荘?プライベートビーチ?」
真琴「はい。なので泊まる場所はもう用意できてますのでご心配なく」
顔はまるで悪魔のようだった。大丈夫かな…
自宅へと帰ってから。
道流「とりあえず、7人になったよ」
亜樹「7?私達以外には誰が来るの?」
道流「山下と袴田」
亜樹はちょっと嫌な顔をして。
亜樹「えー嫌だな。あの二人気持ち悪いんだよね。なんか常に女の子見てるし、服の中を想像してそうでさ」
まあ、当たらずとも遠からず。
亜樹「なんか変なこと考えてない?」
道流「セッティングは全部真琴だよ」
亜樹「じゃあ尚更だよ。真琴ちゃんも道流も一緒なんだから」
道流「それは心外だよ。僕だって同僚にとは思ってないんだから」
でも心では反対のことを思っている。何もないに越したことはないけど。やっぱり、多少、ほんの少し、期待してる。
あくまでも、これっぽっち。
亜樹「とりあえず明日にでも水着買いに行こうよ」
道流「そうだね」
さらにさかのぼること2日前。
会社のテラスに呼び出された。
真琴「道流さん!皆さんのセックス見たいですよね?」
とても10代の言葉とは思えなかった。
道流「それはそうだけど…」
真琴「大事な人を他人に抱かせる、辱しめる。これこそNTRです」
道流「それもそうなんだけど…」
真琴「私は亜樹さんの抱かれる姿が凄く見たいんです」
道流「でもね、亜樹はもう嫌だって言ってるから。それに僕は夫の立場だから言えないよ」
真琴「じゃあ覗いてもらうのはどうですか?」
道流「…どういう意味?」
―――
―――
そして戻ってきて出発当日。
いったい真琴のパパはなんなのだろうか…デカイ観光バスに運転手付きでチャーターしてくれたのだ。
中はトイレは付いてるし個室みたいになってるし。
真琴以外の6人はただただ唖然としていた。
真琴「さあ皆さん乗って下さい。行きますよ」
その言葉と共に皆が乗り込んで行く。気を使ってくれたのか、僕と亜樹には二人用の個室になっていた。
道流「どういうバスなのこれ?」
亜樹「ありがたいけど、あの子の家族は何者なの?」
―――
都会を離れ数時間。時刻は11時。目的の場所に近づいたようだ。
高い木々の森の一本道を抜けて行くと、広大な海が見えて、そして横に曲がると一軒の大きな白い別荘が見えた。
その別荘の回りにも整えられた木々が茂っていて回りから見えなくなっている。
別荘は二階建てで、その隣に車10台ほどのスペースがありそこにバスが止まった。
僕達はバスを降りて、その光景にまたビックリする。直ぐ目の前が砂浜だった。
道流「この正面の砂浜が?」
真琴「はい、あそこからあそこまで全部うちのです」
真琴は指を差しながら淡々と答えるが、いやそんな簡単に出てくる言葉ではないだろ、と心の中でツッコミを入れた。
優衣香「建物も綺麗だね」
美雪「なんか別世界ですね」
恐る恐る建物へと入ると、これまた凄い。
大理石のような真っ白いエントランスを抜けて、正面の広い、白を基調にした内装のリビングは全面ガラス張りで海が一望でき、そしてテラスにはビューバス。さらにそれぞれのゲストルームからもオーシャンビューと…そろそろ頭がついていかない、とりあえず凄いということだ。
前に動画で見た、海外の○億円の別荘を思い出した。
将来はこんな家に住んでみたいね、なんて亜樹と話していたときがあったけど、こんなに早く体験できるとは。
真琴「ではとりあえずお部屋にご案内しますのでついて来て下さい」
吹き抜けのリビングの横を階段で上がり、皆それぞれが指定された部屋に入っていく。
真琴「道流さんと亜樹さんはこの部屋です」
僕達は一番奥の部屋で、入った瞬間窓から夏の暑い日差しと大海原が目に入り、思わず僕も亜樹も声が出た。
亜樹「凄ーい!!」
道流「ホントだね」
真琴「気分はどうですか?」
亜樹「最高だよ」
道流「これだけでも来たかいがあるよ(笑)ありがとう真琴」
真琴「いえいえ、どういたしまして。喜んでいただけて嬉しいです」
本当に凄い景色だった。目の前に綺麗な足跡一つ無い砂浜、波が静かに打ち寄せて、まるで早く来なよと誘ってるようだった。
道流「真琴。ここで着替えて行くの?」
真琴「あっいえ、ここを出て階段を降りて行くと小屋がありますのでそこでどうぞ」
真琴の笑った顔はさっそく何か企んでる表情だ。
もうなの?…僕は好奇心で心臓が高鳴った。いったい何が起こるのか。
真琴は亜樹を狙ってるのだから、まずは単純に覗こうとしているのだろうと思った。
僕と亜樹は水着を持って言われた場所に向かった。途中優衣香と美雪も来たが、山下と袴田が来なかった。まあ最初は断っていたのだから、海は苦手なのかもしれない。
そういえば真琴も来ない…
石造りの小屋に着いて、まず亜樹と美雪が入っていった。そして優衣香が何か忘れ物をしたのか、いったん部屋に戻った。
僕は小屋の横で海を眺めていると、上から真琴が降りてきて、スッと横に立つと。
真琴「道流さん。さっそく興奮すること言いましょうか?」
手を後ろで組んで、つま先を立てたり戻したりしながら言った。
道流「うん。言ってみて」
真琴「この小屋の中は山下さんと袴田さんの部屋のテレビに流してます」
今飲み物を口に含んでいたら思いっきり吹き出していただろう。
道流「ってことは?」
真琴「今、亜樹さんの裸と美雪さんの裸は、部屋で見てる二人のオカズになってますっ!」
語尾にハートマークが付いているような言い方だった。
想像したら勃起してしまった。二人の顔が思い浮かぶ。特に袴田はずっと狙っていたから長年の夢が叶っただろう。亜樹のヌード。おそらく、もう2、3発出しているかもしれない。
真琴「早く私も見たいですよ(笑)」
本当に真琴の執念には脱帽だ。ここまでして、好きな人を他人に見せて辱しめたいのかと。しかも同性だから僕とはまた違うアプローチができるし。
道流「本当に真琴は凄いね。悪い意味で」
真琴「ありがとうございます。私がいてよかったですか?」
道流「うん。つくづくね」
真琴は手を叩き飛び跳ねて喜んだ。こういうところは可愛いのに。なんでこんな性癖に…いや、僕も同じか。
すると、小屋のドアが開いた。
亜樹「おまた〜」
美雪「すいません遅くなりました」
亜樹は首と背中で結ぶタイプの水色の水着で、美雪はこの前とはまた違った白ベースの花柄の水着だった。二人の谷間がセクシーで油断すると…
道流「二人共似合ってて可愛いよ」
隣で真琴がヨダレを垂らしそうに見ていた。
亜樹「ありがとう。じゃあ美雪ちゃんと先に行ってるね」
美雪「お先にです」
二人は麦わら帽子と浮き輪を持って砂浜に向かった。
そして、入れ替わるように上から優衣香が降りて来た。
優衣香「あれ、二人は先に?」
道流「うん、今さっき降りて行ったよ」
真琴「では優衣香さん中でどうぞ」
その顔はウキウキだ。
優衣香「道流さんも一緒にどうですか?」
道流「僕は待ってるよ」
優衣香「…構いませんよ?」
優衣香は疑問の目を向けた。勘がいいし、何かあるとすぐに察するから、あまり下手はことは言えない。
優衣香「じゃあ真琴ちゃんは?」
真琴「…あっすいません水着を持って来てませんでした。ちょっと取って来ます」
そう言うとさっさと戻って行った…逃げたな。
ポツンと取り残された僕はなんて言おうか迷った。さすがに盗撮されてるなかで、優衣香と一緒に着替えるわけにはいかないし、ましてや僕には亜樹がいるのにそんなとこ見られた日には…おそらく、真琴はあの二人に裸を見られたくないから逃げたのだろう。
どうしよう…
優衣香「…何か企んでます?」
さすが優衣香。もう疑い始めた。これは素直に言って、僕達側に引き込んだ方がいいのでは…
優衣香「道流さんと真琴ちゃんで何か企んでますよね?それに、山下さんと袴田さんもなんで来ないんですかね」
そのとき僕は観念した。
僕は優衣香に真琴が何か企んでることを話した。
―――
優衣香「本当に好きですね(笑)」
道流「でも、詳しいことは僕も知らないんだよ」
優衣香「楽しそうですし、良かったら私も何か手伝いますよ」
その言葉を聞いたとき思い出した。そういえば優衣香もどちらかと言うとサディストだし、しかも負けず劣らず変態だし。
道流「じゃあそのときはお願いするよ」
優衣香「はい、わかりました」
すると、優衣香は小屋の扉を開けたのです。
道流「優衣香?」
優衣香「二人が見てるんですよね?じゃあ着替えて来ますね」
裸を見せるのに、よくそんな涼しい顔して言えるなあと感心してしまった。そんなの気になりませんよと言わんばかりの表情だった。いや見せつけたいのかな…
そのまま中に入っていき、静かにドアが閉まった。
見計らったように真琴が、黒い水着姿で下りて来た。
道流「…逃げたろ?見られたくなくて」
真琴「正解です!」
はぁ、ため息をついた。
道流「亜樹と美雪も晒したんだから真琴も見せてあげなよ」
真琴「気持ち悪いし絶対嫌です(笑)」
道流「ちなみに今、優衣香が着替えてるけど…」
真琴「もちろん二人は見てます。もしかしたら射精しすぎて干からびてるかも知れませんね(笑)」
真琴は上機嫌のようだ。ニヤニヤが止まらない。
道流「…まあいいや。僕はここで着替えちゃお」
僕は真琴の目の前で裸になった。
真琴「…」
道流「ん?どうしたの?そんな赤くさせて」
真琴「いえ…なんか…思い出しちゃって」
そういえば、あのときは完全に雰囲気と流れでお互いにオナニーしたけど、あらためて考えると確かに恥ずかしいかも。
道流「ゆっくり見ていいよ(笑)」
真琴「変態!」
真琴はそう言うとすたすたと海に向かって行った。
変態に変態って言われてもな…
優衣香「お待ちど…」
ドアが開いた瞬間目が合った。
優衣香「なんで全裸なんですか?それに勃ってますよ?」
道流「…エッチ」
―――
一通り遊んだ後、僕達は少し遅いお昼をリビングで、ガラスの長いテーブルを七人で囲み。出張料理人の美味しい料理に舌鼓を打ちながら堪能した。
山下と袴田は違った意味で堪能したので、なにか落ち着かない様子だった。いったいどういう思いでこの場にいるのか。
目の前には、好きだった子、憧れの子が艶々しい笑顔で、何も知らずに座っているのだから。
横で妻の亜樹が一口食べるたびに僕に美味しいねって微笑みかけてくれる。
白くて薄いTシャツからは大きな胸の形がハッキリとわかる。そして、ピンクのブラがうっすら透けていた。
あの胸やクビレ、陰毛や桃尻が見られた…そう思えば思うほど勃起してしまう。
亜樹はおそらく僕が興奮していることに気づいているのだろう、エッチっ!目がそう言っている。
その後食べ終えて、三々五々部屋に戻って行った。
僕は、片付けを手伝ったあとに真琴をそっと呼んだ。
真琴のマスタールームは大層豪華な装飾だった。
絨毯は真っ赤で薔薇だし、こんなでっかいシャンデリアは初めて見たし、ベッドはキングサイズでまるで英国のお姫様が眠るような…
道流「これはどういうことなの?」
真琴「ん?普通ですよ」
うん。普通ではない。僕は胸を張ってそう言える。
真琴「道流さんもう我慢できないんですよね?」
道流「そう。さっきも亜樹の裸が見られたと思ってたら勃起しちゃったよ」
真琴「ですよね。私もオナニーしたくて堪りませんでした(笑)」
そのとき、ドアからノックする音が聞こえた。
真琴が開けると優衣香がいた。
優衣香「また悪戯の相談ですか?」
真琴「あっもうバレちゃいました?」
道流「さっき僕が話したんだよ。優衣香はこっち側にいてくれた方がいいと思って」
真琴「なるほど。でも私優衣香さんの姿も…」
優衣香はそんな真琴を見て、頬を指で突っついて微笑むと、真琴はまるで一目惚れしたように優衣香に見とれてしまった。
道流「真琴」
真琴「はっはい」
道流「あるんでしょ?」
真琴「もちろんですよ」
真琴は大きなテレビに映像を映した。
小屋の中で亜樹と美雪が一枚一枚服を脱いでいくところと、さらにもう一つ映像があり、山下と袴田は相部屋なのだが、その部屋の映像も映っていた。
二人は裸の亜樹と美雪を見て、オナニーを繰り返していた。
お互いのことなど気にすることもなく、ひたすらにモノをシゴいていた。
映像は特に亜樹を撮っていた。胸にズームしたり、お尻を狙ったり、陰毛を…少し割れ目が見えた。
真琴が股に手を当てて興奮していた。そしてその様子を見て優衣香が後ろに立って耳元で。
優衣香「一人でしちゃダメだよ」
ゾクゾクした。
優衣香は後ろから真琴のマンコに指を入れて優しく弄くった。耳に息を吹きかけたり、首筋にキスをしたり。次第に真琴の顔はエロく、色っぽくなっていく。
やっぱり違う。優衣香のこの独特の色気はなんなのだろうか。妖しい、妖艶さが比べものにならない。
真琴はもうすでに立っているのがやっとといった感じ。
クチュクチュとマンコからいやらしい音が響く。
優衣香がこちらを意味深に見たので、僕は真琴の隣に、テレビの方を向いてズボンからモノを出して立った。
優衣香は正面に移動してしゃがみ、片手でマンコを、片手で僕のモノを握り前後に動かした。
テレビでは亜樹と美雪の裸が見られているということに興奮しながら、優衣香の細くて綺麗な指が僕のモノを刺激する。
堪らない…真琴も同じ気分だろう。
するとビクビクと体を震わせ真琴が座り込んでしまった。
優衣香は真琴の愛液がついた指を僕のモノに根元から先端までべっとりとつけた。
ヌルヌルといやらしく手が動いている。思わず口から声が出そうになるほど気持ちいい。
道流「優衣香、もう出そうだよ」
その言葉を聞くと、目の前で跪づきフェラをしてくれた。
唾液と我慢汁と愛液が絡み合い、さらにいやらしい音が鳴る。
道流「あっもう…」
その瞬間口の中に射精した。体がビクビクと震えた。下半身から頭の先までなにか電流が走っていくのを感じた。
二人揃って骨抜きにされてしまった。
道流「優衣香エロ過ぎるよ」
優衣香はごくっと喉を鳴らした。
優衣香「美味しい」
その上目遣いがダメなんだよ…おかしくなりそうだ。
優衣香「真琴ちゃんも、どうだった?」
真琴「…凄く…気持ちよかったです」
優衣香「ならよかった。ダメだよ一人でしちゃ」
真琴「はい…」
優衣香「では、私は…」
真琴「優衣香さん!私、優衣香さんのセックスが見たいです」
優衣香「機会があったらね」
今わかった気がする。真琴は無鉄砲な小悪魔で、優衣香は恥じらいを知らない魔性の女なんだ。僕はとんでもない二人に挟まれてしまったらしい。
これからどうなることやら…
―――
それぞれが個々の部屋で過ごしていると、美雪が僕達の部屋に来た。
美雪「お邪魔していいですか?」
亜樹「どうぞ」
道流「どうしたの?」
美雪はベッドと窓の間にある木製の椅子に座った。
美雪「一人だとなんか淋しくて(笑)」
亜樹「そういえばさ、美雪ちゃんはなんで恋人を作らないの?」
美雪「なかなか好きな人ができないんです」
道流「しょうがない、じゃあ僕が養ってあげようか」
隣から鋭い視線を感じた。
道流「…冗談です」
美雪「道流さんみたいな人がいたら楽しいんですけどね(笑)」
亜樹「変態だけどね(笑)」
道流「いやいや、男なんて皆変態だからね。むしろ普通の人の方が少ないでしょ」
亜樹「そんなムキにならなくてもわかってるよ。それに道流の料理は凄く美味しいから私は好きだよ」
道流「でしょ?もっと褒めて」
美雪「いいなあ。私も早く見つけたいです」
道流「山下は?」
美雪「ごめんなさい」
亜樹「はやっ(笑)」
僕も亜樹も美雪には色んな思いがある。
増田のときには、お酒の席だけど僕に声を荒げて怒ってくれた。亜樹が悩んでいたときには近くで寄り添い話しを聞いてくれたし。夫婦の家で重なりあったとき、僕は美雪との相性の良さを感じて、他人に抱かれる姿は本当に興奮した。
それに今では亜樹や優衣香とおなじくらい大切な存在になっている。まだ二年の付き合いだけど…亜樹も言ってた。謝りたいしありがとうって精一杯の感謝を伝えたいって。
だからいい人を見つけてあげられたらって思う。まだ若いからゆっくりでいいかもしれないけど、今の美雪は今しかいない。本当に素敵な女の子なんだ。
道流「…一緒に探そうね」
亜樹「私も手伝ってあげる」
美雪「はい。ありがとうございます」
道流「…ちなみに真琴はどう?」
美雪「本気で聞いてます?」
道流「…冗談です」
ダメなんだ…
山下と袴田は昼御飯に姿を見せたっきりだった。人とコミュニケーションを取るのが苦手なのかな、それとも先ほどの映像がそんなにもお気に入りで、今もオナニーしているのか。
それとも、まだなにか仕掛けがあるのかな…真琴のやり方はなんでもありだからなあと呆れ気味につぶやいた。
キッチンで飲み物をグラスに注いで部屋に戻った。
道流「あれ?また行くの?」
亜樹「うん。せっかく来たんだしいっぱい遊ばないと」
道流「じゃあ僕も行こうかな」
僕達はまた水着を持って小屋に向かった。
二人で中に入り、見られていると知りながらも平然を装って着替えを始めた。
亜樹がシャツを脱いで短パンを下ろすとピンクのブラとパンティが露になる。
そして、ブラを取って胸が見えると我慢できずに僕は抱きついた。
亜樹「どうしたの?」
道流「ごめん。少しだけ…」
僕はキスをした。亜樹の顔が色気づいていくのがわかる。トロンと溶け合って一緒になるような感じがした。
パンティを下ろして、マンコに指を入れるとビクっと体を動かした。そして…口を離して、指を抜いた。
道流「ごめんね。急に」
亜樹「…夜にね」
道流「うん」
それから、二人水入らずで夕方まではしゃいだ。
―――
部屋に戻ったときには疲れきってグッタリ。これはセックスは無理かな、なんて二人で話していたら晩御飯の時間になった。
聞いた話しだと、晩御飯は魚のフレンチ料理だそうだ。美雪は案の定ヨダレを垂らして興奮していた。
またそれぞれが部屋から出て来て、リビングのテーブルに腰かける。
山下と袴田は何故かげっそりしていた。
亜樹「二人共大丈夫?体調悪いの?」
山下「あっううん。大丈夫だよ。あまりこういう所は馴れなくてね」
頭をクシャクシャと掻きながら答えた。
亜樹「袴田さんは?」
袴田「そうなんだよ。俺も馴れなくてね(笑)」
亜樹「海に入ればいいのに。楽しいよ?」
袴田「また明日ね。ゆっくり寝れば大丈夫だと思う」
オナニーのし過ぎだろと言ってやりたかったが、隣に座ってる真琴はクスクスと笑ってた。
そしてしばらくすると、料理が運ばれて来た。
前菜の色鮮やかなサラダ、スープその一品一品が美しい。メインの、これは伊勢海老?デザートは…うん、なんだこれは。もう…よくわからない。
とりあえず凄いということだ。建物も凄いし料理も凄いし。ますます、パパさんがどんな人なのか見てみたいと思った。
後に聞いたところ、料理人の方は専属でお世話をしているとのこと。真琴が小さいときからの知り合いらしい。
料理人の方が、真琴の小さいときのやんちゃっぷりを語ると皆から笑いが起きた。
本人は恥ずかしそうに顔を真っ赤にして怒っていた。
そんなこんなで、明るい楽しいディナーを過ごした。
一通り食べ終わると、何やら真琴が山下と袴田を連れて二階に上がって行った。
亜樹は疲れたのか部屋に戻り、美雪もお風呂に向かった。
優衣香「道流さん、良かったら少しデートをしませんか?」
道流「ん?別にいいけど」
二人で階段を下りて行き、広い砂浜の真ん中で隣同士で座った。
風が心地よく吹き、波の音が繰り返し耳に入ってくる。
優衣香「綺麗。満天の星空ですね」
その言葉を聞いて僕も見上げた。空一面に星が輝いている。
道流「そうだね。この前の海のときも凄かったけど、今回はまた特別に綺麗だね」
優衣香「…」
道流「…久しぶりだね。二人でいるの」
優衣香「こんなに近くにいるのに、なかなか機会がなかったですね」
道流「淋しかった?」
優衣香「どうでしょうか」
道流「淋しいくせに(笑)」
優衣香「出向したときはさすがに淋しかったですよ(笑)」
道流「向こうは楽しかった?」
優衣香「はい、とても」
道流「エッチは?」
優衣香「さあどうでしょうか」
道流「それくらいはいいじゃん(笑)」
優衣香「内緒です(笑)」
落ち着く、それにフワフワと心が浮いてるようだ。おそらくこの風の心地よさと波の音もあるのだろけど、穏やかな気分になる。
もう4年か…
道流「短かったような長かったような」
優衣香「私はあっという間でしたよ」
道流「まだ僕のこと好きでいてくれてるの?」
優衣香「…内緒です」
道流「そればっかり(笑)じゃあこれだけ。もし、今流れ星が見えたらなんてお願いする?」
優衣香はじっと空を見上げながら、ボソっと答えた。
優衣香「どこかで同じ綺麗な星が見つかりますように…」
道流「…どういう意味?」
そのとき、後ろから亜樹が走って来た。
亜樹「優衣香ー!」
いきなり抱きついた。
優衣香「わっ…亜樹、びっくりしたよ」
亜樹「ごめんごめん。なんか後ろ姿を見たら嬉しくなっちゃって」
同じ星…それって?
亜樹「ねえ、私も混ぜてよ」
優衣香「亜樹ー!」
振り返り優衣香も亜樹を抱きしめた。
亜樹「あーいい匂い。私は優衣香が大好きだよー!」
優衣香「私も亜樹が大好きー!」
やっぱり開放的な場所だと、大きな声を出したくなるのかな。
僕はしばらく二人のイチャイチャする姿を眺めていた。
―――
優衣香「そろそろ戻りましょうか?お酒も少し飲みたいですし」
亜樹「おっいいねぇ」
道流「亜樹はダメだよ。この感じだとすぐ寝ちゃうから」
亜樹「そんなことないよ」
それに釣られるように大きなあくびをした。
道流「ほらね」
優衣香「まだまだ明日もあるし、今日はゆっくり寝たら」
亜樹「えーっやーだー飲みたいー優衣香と一緒がいいー」
道流「駄々こねないの」
亜樹「ぷー」
僕達がリビングへ戻ると、テーブルには五本のワインが置いてあった。
真琴「そろそろだと思って用意しておきましたよ。私は飲めませんので皆さんで楽しんで下さい」
やけに用意周到だ。これはなにかある…絶対。
亜樹「いいなあ」
道流「また、明日ゆっくり飲も。ねっ」
亜樹はワインを横目にしぶしぶ部屋に戻って行った。
真琴「では、美雪さんと残りの二人を呼んで来ますね」
優衣香「真琴ちゃん」
真琴「はい?」
優衣香「これって、そういうこと?」
さすが優衣香。ここでも勘づいたのか。
真琴はニコっと笑いそのまま階段を上がって行った。
道流「やっぱりね」
優衣香「あの子の欲求は凄いですね(笑)」
道流「優衣香。僕と真琴だったらどっちが変態だと思う?」
優衣香「道流さんです」
道流「えっなんで?」
優衣香「とりあえずやり方は置いておいて。あの子は素直なんですよ。考えてることもわかるし、自分の欲求に真っ直ぐなんです。道流さんはたまに気持ち悪いときがありますし、怖いときもありますので、色々考えると、変態は道流さんです」
何故か反論できなかった(泣)
すると、上から美雪が下りて来た。真琴に言われたのか、花柄のミニのフレアスカートを履いている。モデル顔負けのスラりとした脚を惜しみ無く出しているし、あんな太ももを見せたら二人が正気を失ってしまうんじゃないかと思った。
美雪「高級そうなワインですね」
道流「そうなのかな」
優衣香「高いと思いますよ。中身はどうか知りませんけど」
…なるほどそういうことか。さすが優衣香。
ボトルだけ高級感を出して興味を惹かせて中身は安物で、そして媚薬が…
僕はそんな真琴よりも変態なのか…ていうか変態の概念てなんなのさ?
夕陽をバックに黄昏れる自分の後ろ姿が思い浮かんだ。
真琴が二人を連れて下りて来た。
真琴「では皆さん楽しんで下さい。私は部屋にいるんで何かあったら呼んで下さいね」
そう言うと、真琴は一階にある自分の部屋に入った。
道流「二人はワインは大丈夫?」
山下「ああ頼むよ」
袴田「こっちも大丈夫だよ」
僕はまず一本のワインのコルクを抜いて、グラスに注いでいった。見た目はとても美味しそうだ。
そして、一人づつ渡していくと各々椅子なり、横にあるこれまた真っ白のソファーなりに腰かけた。
優衣香と美雪がソファーに隣同士で座ったので、その正面に僕も腰かけた。
道流「二人もこっちに来なよ」
椅子に座った二人は緊張しているようだった。あまり馴れていないから仕方がないけれど、せっかくの席なのだから僕は気を使った。
僕、袴田、山下。正面に優衣香と美雪という感じ。
すでに山下は美雪の太ももに釘付けだった。というより誰でもなるだろうけど。
優衣香「美味しい」
まず優衣香が一口飲み、その一言で気がついたように皆一斉に口をつけた。
道流「うまっ!」
美雪「凄いフルーティーですね」
山下「確かに美味しいね」
袴田「正直飲めないかと思ってたけど、これならごくごく飲めそうだよ」
そんなワインなので皆のペースは上がった。しばらくすると、真琴のことは頭からなくなっていた。ワインもあっという間に三本が空になり、自然と緊張感も和らいで会話が楽しくなっていった。
山下と袴田もさっきよりも口数が増えて楽しそうだ。
ただこの辺りから、雰囲気が変わってきたのがわかる。
美雪の脚のガードが緩んできたので、おそらく正面の山下からはパンティが見えているかもしれない。僕もみたい!と心の中で思っていると、膝上丈の赤いスカートを履いている優衣香も、「少し暑いですね」と言いながら袴田に見せつけるように裾を太ももの真ん中まで上げた。
ガチャっとドアが開き、真琴がやって来て。
真琴「はい!席替えでーす!」
合コンかっ!ってツッコミを入れたくなったがぐっと堪えた。
席替えと言っても二人が入れ替わるだけで、結局優衣香と山下がチェンジした。
そして、僕も一つずれて正面に四人が見えるように座り直した。
道流「真琴!はい、隣に座って一緒に見よ」
真琴「わかりました。ちょっと待ってください」
キッチンからオレンジジュースを出して持ってきた。僕と真琴は四人のこれからの成り行きをじっくり眺めることにした。
道流「あっそういえば亜樹は大丈夫かな。ちょっと見てくるね」
真琴「道流さん、亜樹さんはもう寝てますから大丈夫ですよ」
そっか。ん?…まあいいや。
僕はそっと真琴の腰に手を回した。優衣香が袴田を誘い始めたからだ。スカートの裾を太ももの付け根にまで捲り、黒いパンティを見せつけた。
真琴もその光景に見入りながら心臓を高鳴らせていることだろう。
美雪と山下は笑顔で会話しているので、とりあえずは何もなさそうだ。
視線を戻すと、優衣香は袴田の手を自分の太ももに乗せて、触ってと言いたげに見つめている。
袴田もそれに応えるようにそっと撫でた。白くてすべすべで艶々の優衣香の太もも。
僕もいつか…触れていた頃が急に懐かしくなった。そういえばなんで優衣香は僕に触れなくなったんだっけ?その前はさんざん抱き合って、キスをして、意外と濃い陰毛を掻き分けて綺麗なピンク色のマンコに挿入していたのに。
まだ僕のことを好きなのかな…
袴田のもう片方の手が胸を揉んだ。撫でるように、膨らみはどれくらいなのだろうかと恐る恐る慎重に。優衣香も久しぶりなのか、少し、顔が赤くなってる気がする。
酔いのせいもあるだろうけど、なんか初々しい感じで羨ましいな。
美雪はまだ話している。山下って意外と面白い人なんだとその表情だけでも見てとれる。
二人は優衣香達に気づいてないのだろうか。美雪は僕の方を向いてるからおそらく見えてるはずなんだけどな。
今この場に亜樹がいたらなんて言うかな、多分怒るだろうな。でも、優衣香みたいに参加してくれたら、そう思うとまたさらに興奮してきた。
そのとき、美雪がチラっとこちらを見た。
美雪「山下さん良かったら外で話しませんか?星が綺麗ですよ」
山下「おっいいねえ」
二人は優衣香と袴田を横目に部屋を出て行った。
僕は真琴を見た。
真琴「私はここがいいです」
だろうと思った。あれだけ優衣香を見たいって言ったのだから、おそらくセックスまでいくだろう二人を見た方がいい。
僕は立ち上がり、二人の後にそっとついて行った。
階段を下りて行くと、小屋の横で声が聞こえたのでゆっくり覗いた。小屋と岩肌の1メートルくらいの隙間で向き合って何か話していた。
山下「どうしたのこんな所で?まさかムラムラしちゃった?」
美雪「さっきから身体がおかしくて、熱いんです」
山下「実は俺もそうなんだ。我慢はしてたんだけど」
やっぱりあのワインか…ん?でも僕はなんともないぞ。
美雪「内緒にしてくださいね」
山下「いっいいの?おっ俺で?」
急に言葉が上ずって緊張し始めた。
美雪「だって…もう、身体が…我慢できない」
美雪はスカートを捲りあげて、白いレースのパンティを見せた。憧れの美雪のパンティなのだから、山下はもう止まらない。
顔を一直線にアソコに押し付けた。
山下「美雪ちゃん美雪ちゃん美雪ちゃん…」
ずっと名前を連呼している。そして両手はお尻を乱暴に揉みしだいた。
美雪「…んっあん」
山下「可愛い。その声いいね。美雪ちゃん美雪ちゃん…」
また連呼し始めた。癖っ毛の薄い頭をユラユラと揺らしながら匂いを嗅いでいる。
片方の脚を持ち上げ、パンティ越しに舌でベロベロと舐めていやらしく見上げた。美雪は目が合うと、両手で顔を覆った。
美雪「やぁん…見ないで…」
山下「最高…」
そしてパンティをずらして。
山下「美雪ちゃんのおマンコ見ちゃったよ。可愛いね〜」
まるで赤ん坊にでも話しかけてるような声だった。
屋根の縁にぶら下がってるランタンが二人を照らしてくれている。美雪は顔を隠しながらも、喘ぎ声が漏れて、その声で山下はさらに興奮していく。
山下「美味しいよ。美雪ちゃんのエッチな汁がいっぱい出てくるよ。全部飲んであげるからね」
美雪「あっ…はあぁ…ダメっ…舐めちゃ」
チュパチュパ、ジュルジュルといやらしい音が鳴り響く。
山下「ダメだよ。もう我慢できない。美雪ちゃんいいよね?」
山下は美雪の返事も待たずに、後ろ向きにして手を岩肌につかせバックから挿入した。
山下「凄い!これが美雪ちゃんの…やっと入れられた。俺美雪ちゃんでずっとオナニーしてたんだよ。美雪のこと何回も」
美雪「あん…あっあんっ…」
山下「いいよ!繋がってる!俺のチンポで美雪のマンコと、ほら美雪!」
美雪「ああぁ!気持ちいいっ…掻き回して!」
その言葉と同時に、突き上げるピッチを上げて、太い腕が美雪の脇腹をがっちりと掴み前後に動かす。
美雪の身体がどんどん前屈みに下がっていく。それほどまでに感じているのだろう。
すると突然山下の口調が変わった。
山下「こんなエロい尻しやがって。美雪!お仕置きだ!」
お尻に平手打ちをした。パンパンともう肉のぶつかり合う音なのか、手の音なのかわからない。
美雪「あぁっ痛いっ…あんっあ…はぁん…もっとぉ」
山下「そうだろ!この淫乱な雌豚が!」
先ほどまでのあやすような声はなくなり、目覚めたように罵声を浴びせた。その言葉は間違ってない。美雪はマゾヒスト。しかもドがつくMだ。身体中で快感を感じてるはず。
その時、マナーモードになっていた携帯にメッセージが入った。
「道流?どこにいるの?」
亜樹からだった。戻らないと…
山下「美雪!もう出すぞ!」
美雪「あっダメ!中はダメ!」
山下「じゃあお願いしろよ。ほら!」
美雪「お願いします。口に出してください」
山下「それじゃあダメだ。明日もセックスさせてくださいって言え」
美雪の顔は先ほどとは打って変わって今にも泣きそうだった。
美雪「…ごめんなさい」
山下「ちっ…しょうがねえな」
山下は美雪の頭を掴み、モノを口に押し込んだ。かなり苦しそうだ。
山下「ほら!フェラしろ!」
必死に舐めたり吸ったりしゃぶったり…そのとき。
山下「イク!」
射精した。よほど大量だったのか、美雪はむせて口から出してしまった。
美雪「ゴホっゴホっ…はぁはぁ」
山下「最高だったよ美雪。お前がこんなに淫乱だと思わなかったよ。今日のことは内緒にしておいてやるから、また会社ではいつもどうりにしような」
そう言い残し、山下はさっさと別荘に戻って行った。
座り込んでる美雪はどこか淋しそうだった。
道流「美雪」
美雪「!?…見ないでください!」
その言葉にびっくりした。まさかそんなことを言われるとは思っていなかったから。
道流「ごめん」
美雪「なんで来たんですか?」
道流「…見たいから」
美雪「それだけですか?」
道流「…ないよ。僕にとってそれ以上の言葉がないんだから」
嘘じゃない。本当にこれ以上はなかった。僕の性癖で「見たい」は特別なことなんだ。それにこれ以上なんて…亜樹だって優衣香だって美雪だって、さらには真琴だって。僕にとって大切な人の犯されてる姿を「見る」これ以上の興奮はない。
道流「やっぱりないよ。美雪は僕の大切な人だから」
美雪「…本当に道流さんらしいですね」
道流「ごめん」
美雪「せめて…また、言ってください」
道流「もちろん…美雪、素敵だったよ」
そのときの美雪の微笑んだ顔は一生忘れることはないだろう…
―――
美雪のセックスを見たいがために、好奇心と欲求のために心臓を高鳴らせ下りて来た階段。美雪の顔を見て、どこか安心してそっと胸を撫で下ろして上る階段。興奮と緊張、見たかった映画を期待以上の価値で見終わったあとの安堵するような気持ちだった。
最近の僕は少しずつ、確実に変わってきてる気がする。今もあんなに興奮するセックスを見せられたのに、オナニーをしなかった。過去の僕なら無我夢中でモノをしごいただろう。なんでだろ…見とれてしまったのかな。
それくらい素敵で美しくて、もしかしたら寝取られセックスに、ついに芸術性を感じたのかも…
変な奴とか下らないとか、そう思われるかもしれないけど、今までの凝り固まった頭では考えられないようなことを、目の前のできごとから思い付く。自分なりに、いい意味で言うなら、柔軟に視野が広くなったのだと思う。
僕は自問自答した。ただ興奮するだけじゃない。性癖が多種多様なように、見るセックスにも色んな意味があるのだとあらためて思った。
リビングの横の窓を開けて、中を見渡す。そう、一つの部屋を見渡す、それほどまでにこの建物は広い。
ソファーにいつもの白いモコモコしたパジャマを着た亜樹が、膝を抱えて淋しげに座っていた。その姿はとても可愛いかった。守ってあげたくなるし、包み込んであげたくなる。いつもは強気でおちゃらけているけど、実は淋しがり屋さんなところも可愛い。
僕は後ろにいた美雪の顔を見たあと、亜樹の隣にそっと腰かけた。
道流「…」
亜樹「…遅いよ」
道流「ごめん」
亜樹「何してたの?」
道流「ちょっと…飲んでた」
亜樹「変態」
道流「…正解(笑)」
亜樹「笑い事じゃないの。浮気一回ね」
道流「ごめんなさい」
亜樹「これが美雪ちゃんじゃなかったら…わかってるよね?」
道流「本当にごめんなさい。でも…」
亜樹「でもじゃない…バカ」
道流「興奮しただけで、抜かなかったんだよ」
亜樹「それだったら何?約束を破ったことにならないってこと?」
道流「ごめんなさい」
亜樹「はぁ、死ぬまで治らないねこれは」
道流「そうかもしれない(笑)」
亜樹「笑い事じゃないって言ってるでしょ」
道流「でも、淋しかったんでしょ?」
亜樹「バーカ」
僕は亜樹の肩を抱き寄せた。
道流「…セックスしたい。亜樹のことを感じたい」
亜樹「私は美雪ちゃんの代わりじゃないよ」
そんなふうに言ったつもりはなかったけど。亜樹はもうわかってるような言い方だった。
道流「ごめん。じゃあ少し散歩しない?」
亜樹「まったく」
今度は亜樹と二人で階段を下りて行く、まったく違う世界にいるような気分だった。同じ道なのに、見たいと思う美雪と、一緒にいたいと思う亜樹。
星空の下、二人で歩いていた。波の音が心地いい、会話は無かった。お互いが何かテレパシーを送りあってるように通じあっていたから。
振り向くと、砂に二人の足跡が残ってる。たった数十メートルだけど、まるで僕達が歩いてきた道みたいだ。
本当だったら、優衣香と美雪と…真琴も。三人の足跡もその隣にあるはず。
今は二つだけだけど、皆一緒に歩んで来たんだ。
道流「亜樹、ほら見て」
亜樹「足跡が残ってるね」
道流「色々あったね」
亜樹「大変だったなー(笑)」
道流「ごめんて(笑)」
亜樹「…ねえ、転勤するの?」
道流「え?」
亜樹「山下さんと袴田さんが話してるの聞いたんだ。道流が、もしかしたらそうなるかもって」
道流「みたいだね。噂だけど」
亜樹「嫌だな。離れたくないよ。道流とも、優衣香や美雪ちゃんや真琴ちゃんとも」
道流「…この先に足跡が無いように、いつだって先のことはわからないよ。でも、またいつか、何年後かに振り返ったときに、色々あったねって言えるようにしよ。2人で。僕はいつだって亜樹の隣にいるから」
亜樹「うん。そうだね。いつの間にかロマンチストになったね(笑)」
道流「嫌いじゃないでしょ?」
亜樹「もう少しイケメンだったらいいんだけどね(笑)」
道流「僕は中身で勝負してるの(笑)」
亜樹「はいはい。あっあと、料理は好きだよ」
道流「は、じゃないでしょ?も、でしょ(笑)」
亜樹「どうかなー(笑)」
月が眩しく輝いてる。ロマンチックに言うなら月の明かりがスポットライトのように僕達だけを照らしてくれる。
勘違いでもいい。今は亜樹が主役でお姫様、そして僕が脇役の王子様。砂浜の真ん中で抱き合いキスをした。
この瞬間だけは僕達の特別なステージ。
…そんなことを考えながら、一人頬を赤く染める僕だった。
―――
窓から朝日が眩しく入ってきた。隣には可愛い寝顔の妻がいる。一つ違うのは、ここが家ではないと言うこと。
ダブルサイズのベッドから起き上がり、テラスに出て大きく伸びをした。気持ちいい。いつもなら夏の日差しが嫌いですぐに日陰を探すのに、今はこんなにも浴びたいと思っている。
今日は何があるのかな…
僕は亜樹を起こさずに部屋を出てリビングに下りた。
そこには、可愛いらしいキャラクターの絵が入ったパジャマ姿の真琴がいた。
道流「おはよう真琴」
真琴「おはようございます。お早い起床ですね」
僕はテレビの上にあった、アンティークの大きな古時計を見た。時刻はまだ6時半だった。
道流「あっホントだ。全然気づかなかったよ(笑)」
真琴「旅行に行くと、早く起きちゃうときありますもんね」
道流「昨日はどうだった?」
真琴が冷蔵庫からオレンジジュースを出して、グラスに注いでくれた。
真琴「はい、どうぞ」
道流「ありがとう」
僕は一口飲んで、あらためて真琴を見た。
真琴「あれ以上のことはありませんでした」
道流「えっそうなの?」
真琴の表情は暗く淋しそうだった。
真琴「…」
道流「よかったら話してみて」
真琴「…はい」
「道流さんが出て行ったあとに急に優衣香さんが袴田さんに、これで終わりって言ったんです。そのあとすぐに立ち上がって自分の部屋に戻っちゃって。袴田さんもまったく理解できてないみたいでした。私もなんか中途半端だったんで優衣香さんの部屋に行ったんです」
「そしたら、道流さんがいないんだったらもう興味がないって。でも私は優衣香さんのセックスが見たいですって言ったら、真琴ちゃんは道流さんじゃないでしょ?私が興味があるのは道流さんで、あなたじゃないのよって言われて、私なんか疎外感を感じて、泣いちゃったんです」
その話しを聞いて、優衣香らしいと思った。真琴はまだそれが優衣香なりの愛情の裏返しだと気づいていないようだ。僕もそれに振り回されたけど。お互い様か…
道流「そっか。じゃあヨシヨシしてあげようか?」
真琴「結構です。それだったら亜樹さんにしてもらいたいです」
道流「真琴。そういうことだよ」
真琴「え?」
道流「なんで、亜樹ならいいの?」
真琴「…好きだからです。でも道流さんが嫌いなわけじゃないですよ?亜樹さんは、可愛いし、頼りになるし、お姉さんみたいだし。温かいし」
道流「それと一緒で、優衣香は別に真琴を嫌ってるわけじゃないんだよ」
真琴「じゃあ信用がないってことですか?」
道流「まあ…当たらずとも遠からず」
おそらく、真琴には僕みたいになってほしくないんだと思う。真琴は欲求に素直だから、尚更だ。
道流「僕から言えることは、とりあえずもっともっと仲良くなって、距離を縮めること」
真琴「なるほど!わかりました」
そう言うと、またいつもの笑顔に戻った。
優衣香は他人に結構厳しいから。でも認め合ったらちゃんと心を開いてくれる。優衣香は真琴に、まだまだ他人なんだよって言ってるのだと思う。
すると、上から亜樹が寝ぼけ眼で下りてきた。
亜樹「おはよう」
真琴「あっ亜樹さん!おはようございます」
亜樹「朝から元気だねー」
真琴は亜樹に抱きついて、顔を埋めた。
亜樹「おうおう、どうしたの?また道流に虐められたの?」
真琴「はい!」
躊躇なく答えた。
道流「いや違うから」
亜樹「まったくしょうがない人だね(笑)ヨシヨシ」
優しく抱きしめると、真琴の頭を撫でた。
道流「珍しく早起きだね。まだ7時にすらなってないよ」
亜樹「なんか落ち着かないのかな。この家は私には…もうちょっと小さい家のほうがいいかも(笑)」
道流「わから気がする(笑)」
真琴「そんなことないです!亜樹さんはもっと大きな、お城が似合ってますよ」
亜樹「それは言い過ぎだよ(笑)」
道流「真琴のご両親は何をやってる人なの?」
真琴「二人共世界を回ってますよ。仕事は詳しく聞いたことがないのであまり知らないんです」
道流「兄弟は?」
真琴「いません。だから小さいときからほとんど一人です」
だからか。真琴が真っ直ぐに求めるのは。
亜樹「ヨシヨシ。じゃあ私がお姉さんになってあげよう」
真琴「ホントですか!?やった!」
今まで見てきた中で一番の笑顔だった。
真琴「亜樹さん一緒にお風呂に入りましょう」
亜樹「いいよ。ちょっと汗かいてたし。道流、行ってくるね」
道流「うん。わかった」
真琴のことだから、多分いやらしいことを考えてるな…
―――
今日は旅行最終日。それぞれが起きて来て、リビングでくつろぎながら話しをした。何をしようか、どこに行こうか、でもせっかく海に来たのだからバーベキューをしようということになった。
海で遊んで、夜はバーベキュー。
そこで一つ真琴が提案をした。女性陣は皆1日水着で過ごすという罰ゲームのような提案だった。
もちろん即却下。
じゃあということでミニスカートでお願いしますと言った。
もちろん、本来なら却下なのだが。山下と袴田もその提案に賛成したのだ。そして魔性の女優衣香も。
そして賛成多数で結局女性陣は全員ミニスカートになった。
部屋に戻り着替えて戻って来ると、山下と袴田は鼻の下を限界まで伸ばして興奮していた。
そもそも、なんで人数分のミニスカートがあるのか、この状況を想定していたのか、つくづく変態だ。
しかし、僕は心の中でいっそのこと下着姿でいてほしいと思ったのは内緒だ。
朝御飯を食べ終え、またそれぞれが海に行ったり部屋に戻ったりとバラバラだった。まあこの旅行の趣旨は海だし、ましてや真琴の発案だからエッチがメイン。だからこうなるのはわかるけど…
僕は真琴の部屋に行った。
道流「真琴、次は何を期待してるの?」
真琴「もちろん、亜樹さんと優衣香さんのセックスです!」
このぶれない欲求は本当に凄いと思った。
道流「難しいんじゃない?」
真琴「そうなんですよ。どうしようかと思いまして。でも亜樹さんは大丈夫です。もう計画は練ってありますので」
道流「どうするの?」
真琴「それは夜のお楽しみです」
道流「優衣香は?」
真琴は顎に手を当てながら考えていた。
テレビには相変わらず、山下と袴田の部屋の映像が映っていて、小屋で亜樹と美雪が裸を見せるとオナニーを始めた。
二人でテレビを眺めていると、画面の向こうの部屋に突然優衣香が入って来た。
山下と袴田はびっくりしてすぐにモノをしまった。
道流「あっ優衣香だ」
真琴「どうしたんですかね」
優衣香は椅子に座っている二人の間に立ち、何やら話しをしている。
道流「音は出せないの?」
真琴「ごめんなさい。だって二人の部屋の音なんて気持ち悪いじゃないですか」
まあ、気持ちはわかるけどさ。
ピンク色のミニスカートで、白いブラウスシャツを着て立っている。それだけでも二人には刺激が強いようだ。
二人の視線が下半身に集中してるのがわかる。
しばらく話しをしたあと、いきなり二人が優衣香の太ももを触り始めた。
道流「優衣香の本性が出たな」
真琴「えっ?どういうことですか?」
袴田は前日の余韻が残っていたのか、すぐにスカートの中に頭を突っ込んだ。
それを見て山下も優衣香の後ろに回って胸を揉んだ。
音はないけど、その表情は獣そのもの。鼻息を荒くし、激しく揉んでいた。
袴田も頭は見えないけど、スカートの中でベロベロとアソコを舐めていのがわかる。山下が顔を向かせてキスをした。舌を大きく出して、唇やその回りを執拗に舐めまわしている。
見てるこちらですら気持ち悪いのに、優衣香は涼しい顔で受け入れていた。
そして優衣香は二人を止めて、ベッドに座らせた。次はどうするのかと、僕と真琴は身体が疼いてしょうがなかった。
道流「真琴、僕のモノを掴んで。僕も真琴のオナニーを手伝ってあげるから」
真琴は無言でモノを握り、僕は真琴のマンコに指を入れた。
画面の向こうでは、ベッドの前に立った優衣香が妖しげに一枚一枚服を脱いでいく。山下と袴田は釘付けになり固まっていた。
黒に赤い花の刺繍が入った下着が露になった。ベッドに座る二人に見せつけるように、背中に手を回してホックを外し、胸を隠すようにブラをとった。たったこれだけなのに、僕も真琴も限界だった。
そして、そっと腕をほどくと、綺麗な胸と乳首が見えた。二人も我慢できないのかしまったモノを再度出してオナニーを始めた。
真琴のマンコもビチョビチョ。僕の我慢汁も大量に出てきた。
優衣香はパンティに手をかけると、ゆっくりと下ろした。まるでスローモーションのように長い時間だった。
パンティを足から取ると、指先にぶら下げたまま、肩の横に持ってくると、ストンと床に落とした。
一つ一つの仕草がまるで計算されたように優雅でエロティシズムを感じる。
優衣香は二人が座っているベッドの反対側に座ると、大きくM字に足を開き、オナニーをした。顔を天井に反らせて、口を大きく開き、おそらくあんあんと喘いでいるのだろう。
マンコを愛撫するその指がとてもいやらしく動き、目の前の二人はもう虜になっていた。
ビクビクと身体を震わせ、時折、山下と袴田の目を見つめながら、またあんあんと声を漏らしている。
画面の中の三人と、外の僕と真琴の五人が同時にオナニーをしているのだ。はっきり言って異様だった。
真琴の膝がどんどん曲がってきて、立っているのがやっとだった。
道流「真琴、イキそうなの?」
真琴「あっダメです…もう…」
道流「僕もだよ。堪らない」
僕はピッチを上げた。マンコを激しく掻き回した。
真琴「あぁ…ダメ!イッちゃう…あっ」
道流「一緒に!ほら!イクよ!」
真琴「あああ!」
道流「あっ!」
二人揃って床に座り込む、そして画面の中の三人も同時にイッたようだ。
優衣香は身体を痙攣させて、仰向けに倒れた。
しかしすぐに、優衣香は二人を見て、両手を広げた。するとそれを合図に、山下と袴田は襲いかかった。
もう、二人は止まらない。激しく、乱暴に胸を揉みしだき、マンコに指を突っ込み、ありとあらゆるところを舐めて。
僕と真琴はすぐにまた画面に見入ってしまった。
そして、僕は真琴を後ろから抱きしめて胸を揉み、マンコにまた指を入れた。
心の中でひたすらに謝った。亜樹、ごめんなさいと。今日だけは許してほしいと。
袴田は優衣香のマンコにギンギンになったモノを挿入した。とにかく激しい。そこに思いやりなどの優しさはない。山下も優衣香の口に無理押し込み、頭を掴んで前後に動かす。
山下は優衣香の指を一本一本舐めた。よぼど気にいっのか片方が終わると、反対の腕を掴み、また一本一本舐めた。
袴田もそれを見て足の指を舐め始めた。
道流「見て真琴、優衣香があんなに汚されてる」
真琴「はい」
道流「真琴、勃起しちゃった。また抜いてよ」
真琴「はい」
止まらないのは僕達も同じ。
袴田は限界なのか、ピッチが上がった。
優衣香が苦しそうな表情をした。そして、袴田の動きがピタリと止まり、その精子がマンコに注がれた。
道流「優衣香、中に出されちゃった」
真琴「あんな綺麗な人が…あんな精子を…」
マンコの中の指が締め付けられる。
道流「感じてるんだね。優衣香が汚されたことに」
真琴「はい。素敵です」
道流「じゃあ、もう一度」
僕はまた指を激しく出し入れした。そのたびに真琴の身体はビクビクと震わせ、喘ぐ。キツいマンコがまた…このマンコが汚されたら…僕の身体に電気が走ったら。
道流「真琴の汚されるところも見たいよ」
一気に加速させた。
真琴「ああぁ!」
画面の向こうでは、今度は山下が優衣香に挿入していた。バックから突いて、袴田が背中をベロベロと舐めていた…
―――
亜樹と美雪が小屋に戻ってきた。僕はそれを確認すると、真琴に一言言って自分の部屋に戻った。さすがに亜樹に見られたくなかったらだ。
部屋にいると、すぐに亜樹がドアを開けて入って来た。
亜樹「楽しかったよー」
道流「よかったね」
亜樹「道流は?何してたの?」
道流「真琴と一緒にいた」
亜樹「二人って意外と仲いいよね」
道流「そういえばそうだね」
亜樹「やっぱり性癖が一緒だと通じるものがあるのかもね(笑)」
道流「趣味みたいなもんだからね(笑)それより、シャワー浴びちゃいなよ」
亜樹「うん。そうする。行ってきまーす」
そう言うとシャワールームに入った。
そのときドアをノックする音が聞こえた。僕がドアを開けると、優衣香が立っていた。
道流「優衣香…」
優衣香「亜樹はいますか?」
道流「今シャワー浴びてるよ」
優衣香「じゃあ大丈夫ですね。見てくれました?」
道流「やっぱり。見てるの知ってたんだね」
優衣香「道流さんが真琴ちゃんの部屋に入ったところを見かけたので。それに真琴ちゃんのお願いも叶えてあげようかなと」
道流「優衣香らしいね」
優衣香「…」
物欲しそうな目をしていた。
道流「わかってるよ。優衣香、素敵だった。凄い興奮したよ」
優衣香「ありがとうございます。真琴ちゃんはどうでした?」
道流「同じく、素敵ですだって」
優衣香「よかった。では失礼します」
そう言って戻って行った。素敵だよ。本当に。
ベッドの上でボーッと先ほどのことを考えていると、ガラガラと亜樹がシャワールームから出て来た。しかも裸で。
白い肌が太陽の日に浴びて、僕の目にさらに色っぽく映る。ベッドに座りタオルで髪を拭きながら。
亜樹「ん?どうしたの?」
道流「そりゃ裸でいるんだから、見ちゃうよ」
亜樹「なんか解放感があるからさ、それに道流の前だったらいいでしょ」
道流「そうだけどさ。せめてパンティくらい履いたら?」
亜樹「…興奮する?(笑)」
道流「正直に言うなら、今すぐに抱きたい」
亜樹「ダーメ」
道流「裸でいてそれはないよ」
亜樹「シャワー浴びちゃったし。それに少し疲れたからちょっと寝るよ。お昼まで」
道流「またお預けか」
亜樹「夜にね」
道流「何か飲む?取ってくるよ」
亜樹「ありがとう。でも大丈夫だよ」
道流「そっか、僕はリビングにいるからね」
亜樹「わかった」
僕は部屋を出てリビングに下りた。時刻はまだ11時だった。
そこには、誰もいなかったけど、太陽の日差しとは別にライトの明かりが白い部屋をさらに明るくしている。ソファーに座ると、正面に機械的な暖炉があり、その上にテレビがある。
不思議と本物じゃないのに、暖炉の火を見てると落ち着く。火にはリラックス効果があるってよく聞くけど、今の僕みたいな興奮状態の心と身体には染み入るように落ち着く。
しばらく見ていると、山下と袴田が下りて来た。
山下「ああ道流か。一人で考えごとか?」
道流「いや。この暖炉見てたら落ち着くからさ」
袴田「なあ道流」
そう言いながらキョロキョロと回りを見た。
袴田「亜樹ちゃんの身体はエロいな」
何を言うのかと思ったら。そういえばこの二人は僕が知ってることを知らないんだった。
道流「そう?」
山下「エロいよな。毎日セックスしてるのか?」
道流「さすがに毎日はないよ」
袴田「おっぱいは柔らかいの?マンコはピンク色か?」
道流「言うわけないだろ」
袴田「なあ、一生のお願い。亜樹ちゃんとセックスさせてくれよ」
山下「俺も頼むよ!あと亜樹ちゃんだけなんだ」
道流「…亜樹ちゃんだけってどういう意味だよ?」
山下「ごめんごめん変な意味じゃないんだ。でもさ、俺もずっと憧れてたから。よかったら愛撫だけでもいいからさ。あの胸を触りたいし、マンコも掻き回して喘がせてヒィーヒィー言わせたいんだよ」
袴田「道流だって俺が亜樹ちゃんのこと好きだったの知ってるだろ?一度でいいから、お願い!」
…なんだろ。いつもだったらいいよって言うんだろうけど、何故か…凄い腹が立ってきた。亜樹は…都合のいい身体じゃない。
道流「亜樹は僕の妻だ。それはできない」
袴田「わかったよ。しょうがない、とりあえずは部屋で我慢するか」
山下「あの豊満な胸と桃尻、最高だよな」
二人は捨て台詞のように言って戻っていった。
そう、亜樹は都合のいい身体じゃないんだよ道流…心の中で自分に言い放った。
―――
さて、もうお昼だ。
そう思い、いったん部屋に戻った。部屋のドアノブに手をかけたときに何か、勘としか言えないが違和感を感じた。
そっとドアを開くと、山下がいたのだ。しかも山下は裸で寝ている亜樹の胸を揉んでいた。
僕は怒りが込み上げてきて、近づき胸ぐらを掴んだ。
道流「何してるんだ?」
山下「ちっ違うんだ。たまたま、亜樹ちゃんと話したくて、そしたら鍵がかかってなかったからさ」
道流「…出て行け」
山下「ごめん」
逃げるように部屋を出ていった。
亜樹は気持ち良さそうに寝息をたてて眠っている。僕はほっとして、ため息をついた。さっきまでの怒りが亜樹の寝顔を見たらすっ飛んでいったようだ。
すると、亜樹が目を覚ました。
亜樹「…道流?…おはよう」
道流「おはよう亜樹。もうお昼だよ、ご飯食べよ」
亜樹「うん」
二人でリビングに下りると、すでに皆がテーブルを囲んで座っていた。
真琴「遅いですよー」
亜樹「ごめんね。寝坊しちゃったよ(笑)」
美雪「さっき起きてたじゃないですか(笑)」
亜樹「ごめんごめん」
僕は山下を睨み付けながら椅子に座った。
優衣香「道流さん?」
道流「ん?」
優衣香「あっいえ」
真琴「では、お持ちしますね」
―――
午後になり、僕は海に行こうとした。亜樹と美雪はさすがに行かないだろうと思ったので気を使った。美雪に一言伝えて亜樹と一緒にいてもらうようにした。
部屋に行くと真琴はすでに水着に着替えていた。「道流さん、わかってますよ(笑)」すでにお見通しだったようだ。さすがにここまでくると妹のような親密さを感じる。
そして、今度は二人で優衣香を誘った。「やっぱり来ましたね(笑)わかってます」そう言った優衣香は水着姿だった。
道流「本当に気が合うね(笑)」
優衣香「道流さんがわかりやすいんですよ」
真琴「Sの三人ですね(笑)」
真琴の黒いフリルの水着も可愛いらしいけど、優衣香の色気たっぷりの赤い水着も似合ってて綺麗だ。
昨日と同じく今日も日差しが強い。これはもしや、男の夢である、オイルを塗ってあげることができるのでは…
優衣香「またあの顔…」
真琴「いつもの変態の顔ですね」
優衣香「道流さん、ちなみにオイルは必要ありませんからね」
道流「えっ?男の憧れだよ?塗らせてよ」
真琴「そういうことですか。やっぱり変態ですね(笑)」
道流「まて!それは心外だよ。優衣香だって真琴だって変態じゃないか」
優衣香「気持ち悪い変態と、淑女な変態の差ですね(笑)」
真琴「その通りです。さすが優衣香さん!(笑)」
道流「変態に綺麗も汚いもないだろー(泣)もういっそのこと変態トリオでいこうよ」
優衣香「丁重にお断りします」
真琴「いやでーす」
優衣香も真琴も入社してきたときはペコペコと可愛いかったのに、なんでこうなってしまったのか。
道流「もっと先輩を敬う心を持とうよ」
優衣香「尊敬してますよ。先輩」
真琴「これからもよろしくお願いします。先輩」
道流「この感じ嫌いだ(泣)」
長い会話が終わると、三人で海に飛び込んだ。
―――
ひとしきり遊び終えると、三人で別荘に戻った。大分日も暮れてきた。そろそろバーベキューの時間だ。
道流「真琴、バーベキューはどこでやるの?」
真琴「すぐ横にバーベキュー専用のスペースがありますのでそこで」
バーベキュー専用の…スペース?ダメだ。考えるのは止めよう。僕の感覚では到底理解できそうもない。
道流「亜樹。美雪ー」
亜樹「おっ帰って来たね。楽しかった?」
道流「もう現実には戻りたくないね」
美雪「本当ですね(笑)」
道流「ほら、行くよ。バーベキューだ」
亜樹「待ってました」
道流「魚もあるみたいだよ」
美雪「お魚!?早く行きましょう!」
この後、僕達は最後の夜のディナーを楽しんだ。今日の思い出は一緒忘れることはないと思う。なかなかに濃い二日間だったけど、楽しい旅行になった。皆との絆も深まったし。それに僕にとっては皆の笑顔が見れたことが一番だ。本当に真琴に感謝しないと。
僕がテラスで海を見ていると、真琴が近づいて来て、耳元でボソボソっとつぶやいた。
真琴「道流さん、まだ終わってませんからねっ」
また語尾にハートマークが付いている。まだ何かあるのか。
道流「今度は何?」
真琴「私には見なければいけない人がいるんですよ」
道流「悪いけど、あの二人に亜樹は抱かせないよ」
真琴「わかってますよ。とりあえずこれをお願いします」
それはベージュの小さいイヤホンのような物だった。
真琴「それを耳に入れておいてください」
道流「…しょうがないな。真琴には感謝してるからね。今日だけはわがままを聞いてあげるよ」
真琴「お願いしまーす」
手すりに肘を付きながら振り返った。亜樹が肉を頬張って幸せそうな顔をしている。真琴も隣で亜樹の腕を掴みながら真似をしていた。詰まらせないといいけどと、僕は心配しながら見ていた。
そういえば、山下と袴田は?始めはバーベキューを囲んで楽しそうに食べたいたのに…
僕は少し回りを散策した。すると、海とは反対のエントランスを抜けた所、バスの影で袴田と上半身裸の美雪が抱き合っていた。ふと目を向けると、シャツとブラが地面に落ちていた。
袴田は背中を抱き寄せ、美雪はそれに応えるように首に手を回す。それは恋人のような熱いキスだった。
そしてミニスカートを捲り上げると、パンティを履いていなかった。取られちゃったのかな…直接お尻を揉まれていた。
山下が言ったんだろう、美雪とセックスしたって。だったら、目の前の光景は当然なのかも知れないな…
ということは優衣香もどこかで…さらに僕はあっちこっち探してみた。
しかし、杞憂というか、なんてことはない、優衣香は亜樹と真琴と一緒に肉を食べていた。
少し残念というか、らしくないなあ。なんて思ってしまった。
じゃあ山下は?僕はリビングに戻り二階に上がった。
もしかして、僕は自分の部屋に戻った。やっぱり…山下が亜樹の下着の匂いを嗅ぎながらオナニーしていたのだ。
山下は僕に気付いた。
山下「道流!?」
道流「…いい加減にしてくれよ」
山下「すまん!でも、怒らないでくれ!本当に亜樹ちゃんのことが我慢できないんだよ」
道流「なんでそんなに亜樹に執着するんだ?」
山下「…」
道流「前に何かあったのか?」
山下「実は…もう大分前だけど、亜樹ちゃんにお願いしたことがあったんだ」
道流「お願い?」
山下「一度でいいからセックスさせてほしいって」
道流「…」
山下「もちろん断られたけど…俺、我慢できなかったんだ。だから、朝の通勤の電車で触った」
道流「は?」
山下「胸を揉んだんだ。そしたら感じてくれてさ。だからもう止まんなくて、後ろからマンコに指を入れたり、首にキスしたり…いい匂いがした。あの感触が忘れられないんだよ」
道流「いつ頃?」
山下「美雪ちゃんが入社してすぐぐらい」
増田のときか…亜樹も我慢できなかったのかな。
道流「それで?」
山下「俺そのときは部署が全然違ったから、亜樹ちゃんも俺のこと知らなくてさ、ただの変態と思ったんじゃないかな。それ以来は何もしてない」
道流「ストーカーじゃないか」
山下「ごめん。それに…美雪ちゃんや優衣香さんとセックスしたんだ。この旅行で。だから興奮して理性が…」
道流「はぁ…その下着あげるから、もう二度としないでくれよ」
山下「ありがとう道流」
付き合ってないときのことは全然知らない。そりゃ当たり前だけど、亜樹も僕の知らない所で色んな人と出逢って仲良くなって、それでセックスして。10代の頃はどんな子だったんだろ?そういえば、初体験は校舎って言ってたっけ。そのときの亜樹は絶対可愛いはず。見てみたいな。
亜樹「どこ行ってたの?」
道流「ちょっと部屋に戻ってた」
すると、肉が刺さったステンレスの串を一本渡してくれた。
亜樹「美味しいよ」
道流「ありがとう」
―――
夜も更けてきて、僕達は部屋に戻った。最後の夜の淋しさもあり、時計の針が進むたびに名残惜しい思いになる。
リビングで飲み物を注いでいると、真琴が来た。
真琴「道流さん。亜樹さんとセックスしますよね?」
道流「よねって…したいけど、どうかな」
真琴「イヤホン着けて下さいね。役に立ちますから」
道流「はぁ….皆はもう寝てるのかな」
真琴「優衣香さんと美雪さんはもう寝るみたいですね。山下さんと袴田さんは相変わらずです(笑)」
道流「とりあえずもう戻るね」
真琴「はい」
僕は階段を上がりながら。
道流「真琴。ありがとう。おやすみ」
真琴「どういたしまして。おやすみなさい」
部屋に戻ると、亜樹がお風呂から上がったところだった。パジャマ姿で、頭にはタオルを乗っけて。
亜樹「おかえり」
道流「はい、飲み物」
亜樹「ありがとう」
亜樹は喉を鳴らして、ゴクゴクと飲んだ。
亜樹「あー美味しい」
そう言うとベッドに座った。
そのとき、イヤホンから何やら音が聞こえてきた。僕は右耳に集中すると…山下と袴田の声?
山下「あのパジャマ姿可愛いな(笑)」
袴田「本当に童顔であのおっぱいは反則だよな(笑)」
僕は唖然とした。まさかこの部屋も?
そうか、変だと思ったんだ。初日の「亜樹さんはもう寝てるから大丈夫です」って言葉、見てないのになんでって不思議だったし。それに、山下が二回も、タイミングよく部屋にいたのは知ってたからだ。僕がいないのを。
真琴の奴、本当に変態だな。
袴田「朝の裸はよかったな。おっぱいはどうだった?」
山下「柔らかくて最高だったよ。それに亜樹が裸で寝てる姿はヤバかったぞ?寝顔が可愛いくて自分を抑えるのに必死だったよ(笑)キスも旨かったなあ!唇を舐め回したら、ぷりっとしてて甘くてたまんねえよ(笑)」
袴田「ちくしょー俺もしてー(笑)それに、亜樹の尻叩いてヒィーヒィー言わせたいよ(笑)そういえばさっき、美雪の尻も叩いてやったらめちゃくちゃ感じてさ。凄い締め付けてきて、ヤバかったよ。そのあと何回もぶちこんで俺の精子飲ませてやったよ(笑)」
山下「だろ?美雪はドMだよ。帰ったら調教してやるか?(笑)」
二人はやけに笑ってる。随分と酔ってるみたいだ。本当に腹が立つ声で言いたい放題だ。
二人にも腹が立つし、そんな言葉を聞きながらも亜樹を見せつけたいと思ってる自分にも腹が立つ。
亜樹「どうしたの?突っ立ったまんまで?」
道流「亜樹…ごめん」
亜樹「ん?」
僕は亜樹の隣に座り、そっとキスをした。耳から二人の声が聞こえてくる。
山下「お?キスしたぞ」
袴田「やっと見れるのか。せめてセックスくらいは見とかないとな(笑)」
ふっくらとした唇は、まるでお互いを求めているように吸い付く。亜樹もまんざらでもないのか、首に手を回してくれた。
僕は頭に乗ってるタオルを放ると、少し湿ってる髪の毛に顔をつけた。大きく匂いを嗅いだ。シャンプーの匂いが僕の心を落ち着かれてくれた。
道流「亜樹。最後の夜だから…」
亜樹「しょうがないなあ」
亜樹は赤くなった顔を隠すように、うつむきながら答えた。
山下「ははっ!亜樹の顔可愛いな(笑)」
袴田「意外とウブなんだな。あんなに赤くして」
ベッドにそっと押し倒し。パーカーと短パンを脱がせた。
白いパンティだったが陰毛が透けてる。これも全部見られてるのか…
キスをして、いつもと同じく舌を這わせていった。お風呂上がりだからいい香りがする。この肌をいつも味わってるのに、匂いが変わるとまた違った味に感じる。
道流「美味しいよ亜樹」
亜樹「ん…あっ…」
ブラを取り、乳首を摘まみ、舐めて、優しく愛撫した。亜樹の喘ぎ声が細く色っぽくなって、表情がトロンと溶けていく。
亜樹「あん…はぁん…ぁん」
なんでこんなに見られてると思うと興奮するのか。悔しい。二人のオカズになってるのに。
袴田「ヤバい声だな(笑)オナニーが止まんないよ」
山下「亜樹!亜樹!いいよ亜樹!」
美雪のときみたく、名前を連呼し出した。
乳首が勃起して、いやらしくそびえたっていた。
僕は、そっと愛撫を止めた。
亜樹「もう…焦らさないで…してよ」
堪らない。ゾクゾクする。二人も同じようにように感じてるようだ。
パンティを脱がせて、足を大きく広げ、ピンク色のマンコを見せつけるようにさらに広げた。愛液が滴り落ちてきた。
山下「亜樹!やっと見れたよ!亜樹のマンコ!」
袴田「…綺麗だな」
僕はわざと音をたてた。ジュルジュルと。激しく吸い付き、舌でベロベロと舐めて、太ももに指を食い込ませた。
亜樹「はあん!気持ちいい…もっと…あん!…道流!いいよぉ!」
止めない。緩めない。激しく。乱暴に。でも優しく。二人に見せつける。亜樹のこの感じてる顔を。この顔は僕とのセックスのときだけの顔だ。他人が見ることはない。僕はそんな亜樹の姿を、今見せつけている。
マンコに指を奥深く入れて、同時にクリトリスを刺激した。亜樹は身体をビクビクと震わせる、腰を高く上げてよがる。
亜樹「ああぁっ…ダメっそこは…はぁん!」
道流「亜樹。大好きだよ!もっと辱しめたい!」
亜樹「して!…もっとぉ!…あぁん!」
山下「亜樹!スゲーよ!エロ過ぎ!」
袴田「やりてー!亜樹と!あの身体をめちゃくちゃにしてーよ!」
指を変えて、角度を変えて優しくリズミカルに的確にGスポットを責めた。
亜樹「あっ…ダメ!なんか…漏れちゃう!ダメっダメ!出ちゃうよ!…あぁダメぇ!」
そのとき、亜樹は潮を吹いた。
山下「たまんねえ!」
袴田「俺、AV以外で初めて見たよ」
僕だって初めてだった。亜樹は両手で顔を覆った。恥ずかしくてたまらないのだろう。
この姿を初めて見たし、初めて見られた。
堪らない。
僕はすかさず亜樹に挿入した。まるで違う。いつものマンコと違う気がする。
道流「亜樹、とってもいやらしいよ。恥ずかしいよね、初体験だから」
亜樹「そんなふうに…言わないで…」
道流「いくよ」
返答を待たなかった。身体がフワフワとして自分の身体じゃないみたいだった。
亜樹「あっ…あんっあぁ…あん」
僕の腰に連動するように、喘ぎ声が部屋に響く。二人も見てオナニーをしているだろう。声が静かになった。興奮して荒くなった息遣いがイヤホンを通して聞こえてくる。
道流「亜樹!亜樹!」
亜樹「凄いよ道流!気持ちいいよ!…あん…もうイッちゃうよ」
山下「俺もだよ亜樹!」
袴田「一緒にいこう亜樹!」
道流「…皆一緒に。亜樹、いくよ」
亜樹「あぁ!…あんもう…あっイッちゃう!…ダメ!アアァ!」
グッタリと力が抜けてしまった亜樹を優しく抱きしめキスをした。
道流「はぁはぁ…まだ終わらないよ」
亜樹「…うん。もっとして」
バックから突いた。カメラがあるだろう方向に亜樹の顔を向けて。肩を引き寄せ、突かれてる身体全体を見せつけた。
見てくれ。亜樹を、妻を…
その後、幾度なく、繋がった。ありとあらゆる体位でセックスした。身体中を舐め回した。胸を乱暴に揉みしだき、マンコにも挿入を繰り返した。山下と袴田の声も絶えず聞こえてくる。
「もっとエロく」
「こっちに向かせてくれ。そう、その顔」
「たまんねえ。亜樹、最高だよ」
「あのおっぱい見ろよ。スゲー弾んでる」
「下から突き上げたぞ。あの反りかた。エロいなあ」
「犯してえ!!」
でも、僕だって…見たいさ。
どれくらいの時間が経ったのだろう。どれくらい重なり繋がりあったのだろう。
もう、亜樹は寝息をたてている。
僕はそんな亜樹の顔を撫でて、真琴の部屋に向かった。
途中、顔を赤く染めた山下と袴田が部屋から出て来た。
山下「道流…」
袴田「…」
二人は手を合わせた。僕はもう、みなまで言わなくてもわかっていた。
道流「…挿入しなければ」
山下「もちろんわかってるよ。ありがとう道流」
二人は亜樹が寝てる部屋に早足で向かった。
僕は真琴の部屋をノックした。
すると、顔を真っ赤にして、汗だくの真琴が出て来た。
道流「真琴?」
真琴「入って下さい」
僕が促されるように部屋に入ると、真琴はドアを閉めた。
テレビには、僕の部屋と山下達の部屋が映っていた。
部屋では、裸で寝てる亜樹の身体を二人が舐めて、触っていた。そして、袴田は胸の谷間に、山下はマンコに顔を埋めた。
僕と真琴はそんな映像を見ながら。
道流「どうだった?」
真琴「…最高に素敵でした」
聞く必要のない質問だった。答えはその顔を見ればわかる。
僕はそっと、後ろから真琴を抱きしめた。熱い。身体が火照っていて、全身で亜樹を感じたのだろうことはすぐわかった。
道流「一人でしちゃダメだろ?」
真琴「だって…疼いて…止まらなかったんです」
道流「真琴。約束通り、亜樹を抱いたよ」
真琴「はい…ありがとうございます」
僕は真琴のミニスカートを捲り、黄色のパンティを避けてマンコに指を入れた。すでに洪水でビチョビチョだった。
道流「次は真琴の番だよ」
真琴「…いいんですか?」
道流「亜樹にはちゃんと謝る。でも、真琴だけしないなんて許さない」
返事は聞かなかった。何か言ったのはわかったけど、耳に入って来なかった。
服を脱がせて裸にした。子供のような身体だ。まだ発展途上なのか、胸は少女のような膨らみ。陰毛も薄く割れ目が見える。
キスをすると、身体をビクつかせた。馴れてないのか、どこかぎこちない。
唇を離すと、真琴は両腕で胸を隠した。その姿はどこかおかしく思えた。さんざん一緒にオナニーしたのに、今更隠すのかと、ちょっと笑ってしまった。
小さい身体を包み込み、頭を撫でて落ち着かせた。身体が震えてる。先ほどまでの余韻と僕に抱かれるという不安なのだろう。
道流「わかってるよ真琴。初めてなんだよね?」
真琴は頷いた。
道流「大丈夫だよ。優しくしてあげる。亜樹みたいに」
その言葉を聞いた瞬間安心したのか、震えが止まった。
亜樹と比べればわずかな時間だったが、真琴と繋がった。腰を動かすたびに、初々しい反応をした。その姿は可愛いらしくて、虐めたくなった。
そう。僕達はドMなんだよ。寝取られたいのにSなんてことはないと思う。
その後、絶頂に近づいてきたとき、テレビを見ると山下と袴田は亜樹の身体を堪能して満足したのか、部屋を出て行った。
そして真琴も、可愛いらしい声と共に身体を痙攣させてイッた。
しばらくして落ち着いてくると、真琴は微笑みながら言ってくれた「凄く気持ちよかったです」って。
だから僕は、真琴を抱きしめてこう言葉を返した。
「素敵な旅行を…ありがとう」
―――
―――
―――
僕達は現実に戻ってきた。
心はリフレッシュしたけど、身体には疲れが溜まっていた。
もう次の日から会社だというのに、まるで動く気になれなかった。
道流「亜樹。ほら晩御飯の材料買いに行くよ」
亜樹「えー。冷蔵庫に何か無いの?」
道流「無いよ。旅行行く前に整理したでしょ?」
亜樹「しょうがない、行くか」
亜樹は重い腰を上げて、大きく腕を上げて伸びをした。
道流「何食べたい?」
亜樹「道流の美味しい手料理」
道流「それ、なんて返せばいいの?(笑)」
亜樹「道流の料理だったらなんでもいいよってことだよ」
道流「りょーかい」
手を繋ぎ、いつものデパートに向かった。
途中、いつかの願いが届いたのか、夏の風が亜樹のミニスカートを舞い上がらせた。
亜樹「あっ」
道流「おおっ!」
風は、ピンク色のパンティを見せてくれた。
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《あとがき》
最後まで読んでいただきありがとうございました。
書きたいことを詰め込んで書いてしまったために、かなり長くなってしまいました。申し訳ありません。
少しでも楽しんでいただけたら幸いに存じます。
また投稿した際には是非、読んでみてください。
もしよろしければ、続編希望の評価を押していただけたら幸いです。
重ねて、本当にありがとうございました。