僕と亜樹と優衣香と美雪と真琴の….ある土曜日の1日

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最近早く目覚めるときがある。これと言って理由はないのだけれど。7時でいいのに、5時に起きたり酷いときは4時なんてこともある。

その度に、僕は隣にいる亜樹の寝顔を見る。そして安心する。また目を瞑る。朝のアラームが鳴りいつもの時間に目覚める。そんな感じ。

亜樹「おはよう」

道流「おはよう。ふぁー」

大きくあくびをしてしまった。

亜樹「また起きちゃったの?」

道流「うんそうなんだよね」

ベッドから立ち上がり、両腕を高く伸ばしながら答えた。

亜樹「エッチなこと考えてるからじゃない」

道流「そうなのかなあ」

否定はしなかった。しても結局は変態で片付けられてしまうから。

優衣香が帰って来てから最初の土曜日だった。そして僕達の集まりに真琴という変わった子が加わり会社でも賑やかになっていた。

そういえばこの間、真琴が「優衣香さんみたいな美人な方がタイプです!」って何故か告白してた。それを見てさらに何故か、美雪がムスッとした顔をして、真琴に言い寄っていた。

そして、真琴はこうも言った。

「道流さん!亜樹さんの裸が見たいです!」つくづく変態なんだと思った。

道流「亜樹、キスしよ」

亜樹「歯磨いたらね」

道流「はい…」

僕はあまり変わったつもりはないのだけれど、美雪に変態呼ばわりされることが増えた。亜樹のミニスカートをフワりとなびかせて、パンティを見せびらかしたいって言ったら。

「道流さん!素敵です!」真琴が言った。変態が変態に太鼓判を押してしまう始末。

欲求不満なのだろうか…

それが原因で起きちゃうのかな。なんか、情けない理由だな。

普通というのは、退屈でもある。あれだけ回りに迷惑かけたり、巻き込んだりしたのに、ふと気づけばまた何か起こらないかななんて考えている。

もちろん、亜樹のことだから、誰かとセックスをするのはお断りだろう。でも、もしも、少しでも体が疼くなら…せめて、真琴と絡み合ってくれないものか。

亜樹がゆっくりとパジャマの短パンを下ろす、白いレースのパンティが見えた。次に上着の白いモコモコしたパーカーを脱いで豊満な胸を見せてくれた。いつも寝るときはノーブラ。

はぁ、ため息をついた。あの姿だけでも知らない他人に見せてくれないかなあ。

道流「終わったよ」

タオルで顔を拭きながら言った。

亜樹はパンティ一枚だけで、僕と入れ替わりで洗面台に立った。

綺麗な白い背中、いったい何人の男が、いったい何回触れてきたのだろうか。考えるだけで勃起しそうになる。

心の中でつぶやいた。

欲求不満ですと。

いや、正確に言うなら、欲求不満ではなくて、性癖ロス。そんな言葉はないだろうけど、セックスは充実していると思う。でも、亜樹を他人に抱かせたい、辱しめたいという僕の性癖は常に求めている。

そんな後ろ姿の亜樹に欲情しながらも、あのときそう約束したのだからと自分に言い聞かせ、僕はそっとキッチンに向かい朝御飯の支度を始めた。

―――

朝御飯も食べ終わり、時刻は9時を回った。

二人でゴロゴロしながら、今日は何をしようか、どこに出かけようかなんて会話をしていたときだった。

亜樹の携帯が鳴った。

亜樹「もしもし。おはよう」

僕は亜樹の声を隣で聞いていた。

亜樹「うん…うん…おっいいねえ。行く行く!」

何やらいい予感がする。

亜樹「おっけー。じゃあまた後でね」

携帯を切ると、ニヤニヤとこちらを見て。

亜樹「優衣香がね、紅茶を飲みに来ないかだって。私は行くけど、道流はどうする?」

道流「もちのロンで行くよ!」

亜樹「よし、じゃあ決まりね」

久しぶりだ。思い出すだけでも口の中に唾液が溢れてくる。本当になんで優衣香が淹れた紅茶はあんなに美味しいのだろうか…

僕と亜樹はさっさと準備をして家を出た。

亜樹はルンルン気分なのだろうか、自然と足が軽やかに弾んでいる。そして、胸もまた弾んでいる。

ちなみに、今日もグレーのミニプリーツスカート。嫌々ながらも、言った通りミニスカートを着てくれるそんな亜樹に僕の気分もルンルンです。

その後聞いた話しだと、美雪と真琴も来ることになっていた。 久しぶりに騒がしくなりそう。

電車の中は比較的に混んでいて、朝のラッシュと比べればそうでもないが、土曜日のこんな朝からだと珍しく感じる。

僕は亜樹と向き合いながら、片手を腰に回し支えた。

亜樹の目が僕を疑う。いやいや、さすがに何もしませんよ。

(本当は誰か触ってくれないかなって思ってるけど)

電車で揺られ、乗り換えてまた揺られ数十分。

優衣香の最寄り駅に着いた。

すると、改札口に美雪と真琴の姿が見えた。

美雪「おはようございます」

先に美雪が声をかけてきた。

道流「おはよう。僕達の方が遅かったみたいだね」

亜樹「道流が遅いからだよ(笑)」

道流「そうなの?」

真琴「道流さん、今日は何で優衣香さんの家なんですか?」

道流「ん?ああ真琴は知らないのか。今日は紅茶でパーチーだよ」

美雪「パーチーって…」

亜樹「なんかひくわー」

真琴「あはは!面白いですね(笑)」

つくづく真琴とは気が合いそうだ(泣)

そして、歩いて数分。優衣香のマンションに着き、部屋のベルを鳴らした「ピンポーン…」

中から足音が近づいてきて、扉が開いた。

優衣香「おはようございます。どうぞ、上がって下さい」

お邪魔しますと一様に言って入り、リビングのテーブルを皆で囲んだ。

優衣香はキッチンで何やらお湯を沸かしたり色々と準備をしていた。

真琴「優衣香さんの部屋はいい匂いがしますね」

亜樹「そうそう、この匂いがまた落ち着くんだよね」

美雪「あっあれじゃないですか?」

美雪が指を差す方で、ローソクに火がついていた。

優衣香「アロマキャンドルですよ」

道流「ああ、これがそうなんだ」

亜樹「凄いオシャレ」

道流「それに凄い落ち着くね」

美雪「私も置いてみよかな」

真琴「美雪さんも似合うと思いますよ、暗い部屋で焚いて、愛する人とイチャイチャと」

僕は想像した。亜樹や美雪が、ローソクの灯りがゆらゆらと怪しく照らす薄暗い部屋の中で、男達に激しく、描き乱され犯される姿を…

道流「真琴。最高だよ」

真琴「ですよね!」

亜樹「…ひくわー」

美雪「変態が二人になって大変ですね」

ほどなくして、優衣香が白い薔薇の絵が入ったおぼんにアンティークのティーカップとポットを置いて運んで来た。

そして、一つずつポットで紅茶を淹れていき皆に渡した。

優衣香「どうぞ、召し上がって下さい」

皆それぞれに一口、口をつけ深いため息をついた。

真琴「美味しい!なんですかこれ!」

優衣香「ありがとう真琴ちゃん」

道流「ついに真琴もこの味を知っちゃったね(笑)」

亜樹「もう忘れられないよ」

しばらく紅茶を飲みながら雑談をしていると、真琴の視線が気になった。その視線の先は亜樹の太ももに向けられていた。

僕は真琴にウィンクをして合図を送り、隣に座ってる亜樹のスカートの裾をゆっくり気づかれないように上げていった。

真琴の目がギラギラとしてきた。正面に座っている真琴からは、そろそろパンティが見えるこ…

バチン!と亜樹にビンタをされた。

亜樹「ホントに油断も隙もないね」

道流「ごめんなさい」

僕は頬に手を添えながら涙目で謝った。

優衣香「相変わらず変態なんですね」

道流「優衣香までそんなこと言わないでよ」

美雪「真琴もほどほどにしないとこうなるよ」

真琴「はい!肝に銘じておきます」

優衣香「でも、道流さんと真琴ちゃんは同じ性癖なんでしょ?」

真琴「そうみたいです」

道流「浅いところは違うと思うけどね」

亜樹「もっとタチが悪いじゃん(笑)」

優衣香「最近も欲求不満みたいですね」

道流「そうなんだよね〜」

僕は亜樹をチラっと見てすぐ逸らした。

亜樹「なに?」

道流「なんでもありません」

真琴「亜樹さん、私と…」

亜樹「は?」

道流「亜樹、是非真琴と変態…」

亜樹「あ?」

殺意を感じたので、そろそろこの辺りにしておこうと思った。

優衣香「ふふっ先は長そうですね(笑)」

美雪「亜樹さんが気の毒に感じます」

時刻は11時。昼御飯の話題になった。

美雪「やっぱり魚です」

亜樹「肉」

優衣香「お蕎麦で」

道流「亜樹がいいな」

真琴「私も亜樹さんでお願いします」

…沈黙が流れた後。

亜樹「二人揃って埋められたいの?」

多分本気だったと思う。

道流「やっぱり肉かなあ」

真琴「私も肉だと思います」

亜樹「じゃあ多数決で肉に決定」

僕達は家を出て近くの大通りに向かい、焼き肉店に入った。少し早かったこともありすぐに案内された。

6人席のテーブルに、正面に優衣香と美雪、そして反対側に僕と亜樹と真琴の順に座った。

真琴はよほど亜樹の隣がいいらしく、腕を掴んで離さない。しかし亜樹もまんざらでもないようで、頭を撫でてあげたり、頬を指で突っついたりしてちょっかいを出していた。

美雪が入社してきたときにもこんな感じで可愛がっていたから、案外同じくらい可愛いのかも。

亜樹「カルビとタン塩と上ミノと…」

真琴「カルビスープが食べたいです」

二人は定員に注文をした。これはテーブルに乗り切らないな。そんなことを考えていたとき。

美雪「そういえば、道流さんて転勤するんですか?」

道流「え?」

美雪「そんな噂を聞いたんです」

優衣香「あっ私も聞きましたよ」

道流「いや僕は何も聞いてないし、ていうか嫌だよ」

美雪「まあ、あくまで噂ですよ」

道流「ならいいけど」

僕は亜樹を見た。注文をしているから気づいていなかったけど、何故か急に淋しくなり、申し訳ない気持ちになった。

せっかくパン屋のパートも馴れてきたのに。辞めさせるようなことにはしたくなかった。

ここまできて、まだ亜樹に負担をかけなければいけないのかと、自分が嫌になったし、つくづくだらしがない。

優衣香「道流さん?」

道流「…ん?ああごめん」

優衣香「大丈夫ですよ。噂ですから」

道流「…うん」

無性に亜樹を抱きしめたくなった。出会ってから5年。ずっと近くにいてくれて助けてくれた。そんな亜樹に僕は何もしてあげられてない。

注文を終えた亜樹がこちらを見て。

亜樹「どうしたの?」

道流「ううん、なんでもない」

亜樹「またエッチなこと考えてたんでしょ?変態!」

道流「…ごめん」

優衣香「亜樹」

亜樹「ん?」

美雪「道流さんごめんなさい」

静かにそっと言ってくれた。

当たり前じゃない。たった一つのきっかけで環境は変わってしまう。わかっているようで全然わかってなかったとあらためて身に染みた。

家族がいて友達がいて同僚がいて、そんな日々は当たり前じゃない。

―――

美味しい昼御飯を食べ終えたところで、とりあえず気分は元通り。皆で近くのゲームセンターにでも行こうということになった。

真琴が皆でプリクラを撮りたいと言ったのがきっかけ。さすが若者と言ってしまったのが美雪だったので、のちにひんしゅくを買うことにもなった。

僕よりはマシだけど。

入り口を入り、僕はトイレに行きたくなったので亜樹達と少し離れた。

フロアが3つあり、それぞれにそのジャンルのゲームが置いてあったり、ダーツやビリヤードもあった。真ん中は吹き抜けで、エスカレーターがある。

用を足して戻ると、真琴を先頭に美雪、優衣香、亜樹と続いてエスカレーターに乗ったところだった。

僕もそれを見てから、遅れて乗ろうとすると横やりのように、中年のオタクのような二人組が割って入って来た。

僕は失礼だなあと思っていると、そのうちの先に乗った男が姿勢を低くして上を見上げた。

すぐにわかったが、その視線の先には亜樹のパンティが見えたはず。

「どうだ?」

片方が興味深そうに聞く。

「白のレースだ。可愛い」

はぁ、ため息をついた。僕のわがままでミニスカートを履いてもらってるわけだけど、さっきのお店の後だと、なんか気が引けた。

本当だったら、心臓を高鳴らせ、呼吸を荒くしてもっと見てほしいって思うんだろうけど。

とりあえず、3階で合流してプリクラコーナーに向かい、さっそく皆で中に入りパシャパシャと撮った。

さすがに手馴れている様子で真琴が操作していく。亜樹と優衣香は後ろで見ていて、美雪は何やらペンを持ち落書きをしていた。

違うのかな…いや、僕みたいな男からすると落書きだよ。

一人ぶつぶつと心の中でつぶやいていると、遠くにさっきの二人組がジーっとこちらを見ていた。正確には亜樹だろうけど。

また、覗こうとしているのだろうか。

今日はスカートが亜樹と美雪。でも美雪はロングスカートでおそらく見えないからそうするとやっぱり亜樹になる。

僕は誰に謝っているのかもわからない言葉を心の中で唱えて、亜樹の後ろに回った。

僕なりの意志表示だった。この子には僕がいるよと、夫がいるぞと見せつけるように。

すると男達は察したのか離れて行った。

そっと胸を撫で下ろした。それでも結局、明日にでもなれば元通りに、亜樹を辱しめたいと思う自分がいるだろうというのはわかっていた。

難しいよと、また心の中でつぶやく。

真琴「はい、出来ましたよ!」

綺麗に切り分けわれた写真を一人一人に渡してくれた。

それぞれが満面の笑顔で映っている。

でも、いつかはみんな…

…ううん。先のことを考えてもしょうがない。未来がどうなるかなんて誰にもわからないし。今を全力で楽しめばいいんだよ。

道流「この真琴の顔!面白い(笑)」

亜樹「ホントだ!(笑)」

当たり前じゃない日々だからこそ楽しまないと。

―――

外は日が暮れて来た。

僕達はちょっと早いけど解散することにした。優衣香の家から、美雪と真琴が出て行き、その後に僕と亜樹が出た。

優衣香「道流さん」

玄関を出たところで呼び止められ振り向いた。

道流「ん?」

優衣香「…皆一緒ですし、これからも皆一緒です」

僕はビックリした。そして思った。本当に優衣香は凄いよ。その二つの言葉は、今一番僕が欲しい言葉だったんだから。

道流「ありがとう優衣香」

優衣香「いいえ。ではまた会社で」

バタンとドアが閉まった。

隣で亜樹が不思議そうにこちらを見ていた。

亜樹「どういう意味?」

道流「とりあえず…ありがとうってことだよ」

亜樹「いやわからないから」

二人で仲良く手を繋ぎながら家の最寄り駅に着き、そして晩御飯の為の材料を買いにデパートの地下へ向かった。

僕がカートを押して、亜樹が食材を見て、これは?こっちは?とそのたびに聞いてくる。食べ物を見てるときの亜樹はなんだか幼く見える。まるで子供のように無邪気な笑顔になるからとても好きだ。

そういえば亜樹はずっと同じ髪型だ。明るい茶色でショートのデジタルパーマ。もうかれこれ5年は変えてない。

なんでだろう?…あんまり、興味がないのかな。

その後、カゴの中はいっぱいになり、レジに行こうとしたとき駄菓子コーナーで亜樹が止まった。

しゃがみ込んで何やら真剣に選んでいる。また好きなホワイトチョコレートでも買うのかな?

亜樹「あれ?無くなってる」

道流「ん?あっホントだ。なんでだろ」

亜樹「えー、なんかショック」

道流「いつも食べてたのにね」

亜樹「しょうがないか…」

その横顔は少し淋しそうだった。

僕達はレジでお会計して、袋を二つ、二人で持って家に帰った。

亜樹「あのチョコ好きだったのになあ」

道流「亜樹ってあればっかりだよね(笑)」

亜樹「当たり前だよ。だって道流が…」

その時、僕は思い出した。一年目のバレンタインのお返しに買ったのを。

そうだ。そうだよ。あのホワイトチョコレートは僕が亜樹にあげたお菓子だったんだ。

隣から僕の顔を見上げる。

亜樹「もしかして忘れてた?」

道流「ごめん。今思い出した」

亜樹「…だから好きなんだよ?」

道流「うん。ありがとう」

家に入り、荷物を置いて冷蔵庫に入れて、僕はキッチンに立った。気持ちが舞い上がってウキウキする。なんだろう、嬉しいのかな、それとも楽しいのか、自然と笑顔になってるのがわかる。

そんな僕を見て。

亜樹「どうしたの?楽しそうだね」

道流「なんでだろうね。僕にもわからないよ」

亜樹「変なの」

道流「亜樹来て」

亜樹「うん?」

それからは自然と抱きしめた。そう僕のセックスは充実してなかったんだと思う。だから不満だったんだ。

本来、いくら性癖があったからって体は一つだし心も一つ。求める人も一人。

亜樹がいるから、性癖がある。性癖があるからこそ愛が深まる。

…なんか、難しくなってきたからこれくらいにしよう。僕はあれこれ考えられるほど頭がよくないから、今は目の前の妻を抱くことにしよう。

亜樹「今日はムラムラしてたの?」

道流「ずっとしてたよ。でもそのずっとは亜樹だけだよ」

亜樹「なんかやっとだね。今までは皆にムラムラしてたのに」

もう言葉はいいや。僕は亜樹をベッドに連れて行き寝かせた。

目が合うと恥ずかしいのかすぐに目を剃らすし、5年目なのにまだ頬を赤くする。意外に純情なのかも…いや、意外は失礼か。

グロスが塗ってあるふっくらした唇にキスをした。いつもの甘い味とその吐息に安心する。手を恋人のように合わせて握ると、さらに安心して穏やかな気分になる。

これからセックスするのに穏やかというのもおかしい話しだけど、これが抱かせたいとか辱しめたいとは違う、僕本来のセックスなのだとあらためて思った。

「チュ…チュパ」部屋には唇を合わせる音しか聞こえない。外からの雑音も入ってこない。舌を出せば絡めてくれる。僕よりもちょっと小さいけど、亜樹の唾液混じりの舌は気分を高めてくれるし、もっともっと欲しくなる。

そしてだんだんと昂っていき、体の仕草一つ一つが激しく求めるようになっていく。

シャツとスカートを脱がせた。あの男に見られた白いレースのパンティが露になる。でも、これから先は僕だけが知る体だ。

またキスをして、首に舌を這わせていき、ゆっくり肩から谷間に、お腹を通り、パンティ越しにマンコにたどり着いた。

短い舌の旅路だけど、そのなぞったところにそれぞれ色んな人の性癖がある。

キスが好きな人、谷間が好きな人、お腹が好きな人、それとも一気にマンコ、という人もいるだろう。僕みたいに変態な人間は舐めるのも好きだし、触るのも好きだし…とにかくほとんど好きだ。

ブラを取って、Eカップの胸を優しく包み込むように寄せて上げて乳首を一舐め。体がピクっと動いた。

乳首は性感帯、そんな反応をされるともっと責めたくなる。乳首を舐めて、もう片方を指でコリコリとこねるとまたピクピクと震わせる。

亜樹「はあ…ん…」

喘ぎ声が僕の体を疼かせる。

興奮して昂っていくのがわかる。

チュパチュパと舌技をゆるめない。次第に握り合ってた片方の手に力が入っていく。そんなことをされたら虐めたくなるよ。

僕は、そっと動きを止めた。

亜樹「…なんで?」

消え入りそうな声を出す。そのトーンを聞くとゾクゾクしてたまらない。

亜樹「早く…舐めてよ…」

こんな可愛い妻を他の男に抱かせたのかと、この声や体を味わった男が何人もいるのかと思ったら心が締め付けられて鷲掴みにされた気分だった。

そしてこの気分こそ嫌じゃないし、むしろ好きだ。

僕は、大きく口を開けて乳輪ごと乳首を頬張って舌で勢いよく転がした。

亜樹「あぁっ…はあっんあ」

お互いが同じように昂っていく。

道流「次は亜樹のマンコだよ」

あえて言ってみた。こういう性癖もどうかな?そこに意識を集中させるみたいな…ダメか。

もうすでに濃厚な蜜が溢れてきていた。両側のヒダを大きく舌でなぞる。

亜樹「んん…」

膨張していていやらしい。指で左右に広げて口を密着させ、舌を突っ込んだ。さらにいやらしい味と匂いがする。

亜樹「あんっはぁ…はあぁ…」

細いうわずった喘ぎ声が出た。体は舌に合わせてビクっと動きながら腰を浮かせる。

そろそろかな…

僕はマンコを舐めながら、両手で乳首を摘まんで引っ張った。

亜樹「ああぁ!」

ホントに一瞬だった。亜樹は体を震わせるてイッた。

はぁはぁと荒く息を吐きながらこちらを見て。

亜樹「…入れて」

道流「うん」

正直言葉はいらなかった。亜樹のことはなんでも知ってる。これで満足できるほどの体じゃないし、もっと激しさを求めてるはず。

僕は四つん這いにして、バックから奥底まで届けと突いた。

亜樹の喘ぎ声が先ほどよりもはっきりと強く出た。

後ろから両胸を鷲掴みにしながら腰を激しく前後させる。

この体勢が一番好きな体位だ。モノでマンコを感じて、両手で胸を揉み、顔を背中に付けて舌を這わす。

一度に亜樹のほとんどを感じることができる気がする。

亜樹「ああっ…あんっんっ…はあぁ!」

道流「熱いよ。亜樹の中凄く熱い。グチョグチョだしこんなに絡みついてくる」

亜樹「だって…あぁんっ…気持ちいい…から」

道流「もっとほしいでしょ」

亜樹「ああぁ!…頂戴!もっと突いて!」

亜樹の両肩を掴んで後ろに引っ張り反らせながら一心不乱に突いた。突いて突いて、もう無理だよと腰が悲鳴をあげるまで突いた。

いつ以来かわからないほどの気持ちよさだった。快感が身体中を電気になって走りまくる。身体と心が満足していくのがわかる。

道流「亜樹いくよ!」

亜樹「私も…ああっイク!」

身体中の不満が無くなっていき、そして精子を亜樹の中にたくさん注いだ。

僕は亜樹の背中に覆い被さった。

うなじにキスをして、瞼を閉じた。

―――

ふと、目を覚ます。

あれ?…寝てしまったようだ。時計を見ると夜の9時。

亜樹は?回りを見渡してもいない。もしかして、さすがに一回だけだったから怒っちゃったかな。

ガチャっと玄関のドアが開いた。

亜樹「あっおはよう。早かったね」

道流「亜樹ごめん。途中で寝ちゃって」

亜樹「ん?なんで謝るの?」

道流「いや、あれじゃさすがに」

亜樹「いいよ。最近あんまり寝てなかったでしょ?」

そういえば、最近で一番寝れた気がする。たった数時間だけど、身体は凄く軽い。

亜樹「じゃーん!」

亜樹はいきなり袋の中から何か取り出し、僕の目の前に持ってきた。

亜樹「あったよ!ホワイトチョコ」

それは、さっき買えなかったお菓子だった。

道流「あっホントだ。どうしたのこれ?」

亜樹「どうしても食べたかったから、近所の駄菓子屋さんに行ったの。そしたら二つだけあったのよー!」

よぼと嬉しかったのか、顔は満面の笑みだった。

亜樹「はい、食べて」

道流「いいの?」

亜樹「ん?いいに決まってるでしょ。だから二つ買ってきたんだよ。運動の後は甘い物、これが一番!」

道流「そうだねありがと。でも待って。まずは晩御飯を食べてからね」

亜樹は頬を膨らませて眉間にシワを寄せた。

道流「すぐ作るからね」

不思議とこの日から、またぐっすりと眠れるようになった。

やっぱり、欲求不満だったのだろうか…

そしてこの後。真琴から一通のメッセージが届いた。

「道流さん!みんなで海に行きましょう!」

―――

―――

―――

あとがき。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

懲りなくまた書いています。申し訳ありません。

今回の話しはソフトに書いてみましたが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

そして私事ですが、もうすぐ投稿した話しが30になります。なので、そこまでは書いてみたいなと思っています。

次回の話しはまた海ですが、投稿した際にはまた是非読んでみて下さい。

よろしければ、続編希望の評価を押していただけたら幸いです。

重ねて、ありがとうございました。

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