「僕が中2の時、更衣室で知らないおじさんにイタズラされた話」の続きで、数日後に電車で男の痴漢に遭った話です。
時系列では、「僕が中2の時、フヒヒと笑う男の先輩にイタズラされた話」より、少し前になります。
中2の時の話です。
美術の授業でやった課題が、コンクールで副賞だか何だかを取り、都心で行われた表彰式に出席しました。
学校のオフィシャルな行事なので、制服の学ランを着て行きました。
表彰式は無事に終わったのですが、帰りの電車で同性から痴漢に遭いました。
これは、その時のことを思い出して書いたものです。
電車に乗って、ドアの横の所に立っていました。
すると、隣に立ってる人の手が、僕の大事なところに当たりました。
最初は偶然だと思っていたのですが、何度か当たった後、
突然手が僕の制服のズボンのポケットの中に入って来ました。
(間違えて手が入っちゃったのかな)
と思ったのですが、いつまで経っても手は入ったままで、
しかも段々とポケットの奧に指が伸びて行き、
(えっ)
と思った時には、布越しに大事なところを摑まれていました。
振り返って顔を見たら、その人と目が合いました。
スーツを着ていて、頭の禿げた、太ったおじさんでした。
おじさんは僕を見て、にやっ、と笑いました。
そして、耳元に口を持ってきて、
「きみ、可愛いね」
と、小声で言いました。
僕は、つい数日前も更衣室で中年の男性にイタズラされたばかりだったので、
(この人もあの人と同じ…)
と思い、怖くなって、何も言えませんでした。
おじさんはそのまま制服のポケット越しに僕のそれをさすりました。
すると身体が反応してしまい、あっという間に勃ってしまいました。
おじさんも解ったらしく、僕の顔を覗き込んでニタニタっと笑い、
「勃ってるじゃん」
と言いました。
そうして、おじさんがポケットから手を抜いたので、
ああよかった、辞めてくれたと思ったら、
そうではなくて、おじさんは今度は僕の制服のズボンのチャックを開けてきました。
僕はドアの方を向いて立っていたので、周りの乗客からは見えないと思うのですが、
さすがに電車の中にはたくさん人がいたので、誰かに見られたらどうしようと焦りました。
でも、おじさんはそんなことお構いなしに、
制服のチャックから下着の中に手を入れ、
指で僕の毛の生えているあたりを撫で回し、
「可愛い顔して、もう毛が生えてるんだね」
と耳元で囁きました。
僕は何も言えず、黙って耐えていましたが、
おじさんはさらに手を入れて行き、何と僕の性器をじかに触りました。
僕がびくっ、としたら、おじさんは、
「可愛いね、触られて感じたね」
と言いました。
知らないおじさんに触られるだけでも気持ち悪いのに、
そんなことを言われて、思わず泣きそうになりました。
ともかくおじさんを見たくなくて、黙ってうつむいていたら、
今度はおじさんに首筋を舐められました。
舌の感触がひたすら気持ちが悪くて、鳥肌が立ちました。
おじさんから逃れたくて、逆の方向を向こうとすると、
手でアゴを掴まれて、顔をおじさんの方に動かされ、
(えっ)
と思った時には、おじさんの口が僕の口に被さってました。
(キスされてる…)
そう思いましたが、キスという言葉から連想されるような甘酸っぱいものではなく、
唇を舐め回されるだけの、とても気持ちが悪いものでした。
おじさんの顔が目の前に見えるのが嫌で、目をつぶったら、
舌が口の中に入ってきて、ぼくの舌に当たりました。
そしてそのまま、しばらくの間口の中を舐め回されました。
だいぶ経って、おじさんの口が離れた感じがしたので、
目を開けてみたら、おじさんと目が合いました。
おじさんはまた、にたにたっ、と笑いました。
僕は怖くて、またうつむいていました。
すると、おじさんはズボンの中の下着を摑み、
下にずらして行きました。
さすがに手で抑えて必死に抵抗しましたが、
おじさんは強引に下着を下ろし、何と僕のそれを半分露出させました。
そして、肩越しに上からのぞき込み、
「見えた、剝けてるじゃねえか」
と言いました。
そしておじさんは、手に自分の唾液をたくさん付け、
僕のそれを握って、上下に動かし始めました。
お腹の底から甘酸っぱいような感覚がこみ上げてきましたが、
僕は当時まだ精通前で、それが何なのか解りませんでした。
電車は快速運転だったので、目の前でいくつも駅が飛ばされて行きました。
その間、僕は大事なところをおじさんにいいように弄くり回されました。
不意に手を掴まれたと思ったら、何とおじさんのそれを握らされ、
そのまま上下に動かされました。
おじさんに好き勝手にされ、気持ちが悪くて泣きそうでした。
再び首筋を舐められ、段々上に上がってきたと思ったら、
またおじさんの舌が口の中に入ってきました。
そしてそのまま、しばらくの間、
舌を入れられ、下は弄くられ、手はおじさんのを握らされていましたが、
おじさんは急に(うっ)と言い、
僕の手に、生暖かい液体がかかった感じがしました。
おじさんの顔が離れ、手の動きも止まったので、
僕は急いで制服のズボンのチャックを閉めました。
恐る恐るおじさんの顔を下から覗き込んだら、
おじさんはニタニタ笑っていました。
次の停車駅に着くというアナウンスが流れ、目の前のドアが開きました。
僕は、ともかくここから逃れようと、慌てて電車を降りようとしました。
すると、おじさんが僕の大事なところをズボンの上から摑み、
さらに自分の指を僕の口にぐっと入れてきました。
イヤな、苦い味がしましたが、そのままダッシュで改札を出て、
近くのデパートのトイレに駆け込みました。
手と、詰襟の下の方に、べとべとしたものが付いていました。
おじさんが指に付けて僕に舐めさせたのと同じものでした。
当時僕は何だか解りませんでしたが、
それがおじさんの精液だったことをずいぶん後に理解しました。
手を良く洗い、持っていたハンカチを濡らして学ランを拭きました。
ズボンと下着を脱いで、大事なところを拭こうとしたら、
おじさんに付けられた唾液まみれになっていました。
おじさんの舌の感触と、指から口の中に入れられたものの味が、
口の中に残ってるのが気持ちが悪く、
何となく自分が汚されたような気がして、悔しくなりました。
それから十何年も経ち、アルバムを整理していた時に、当時の自分の写真が出て来ました。
髪の毛が中途半端に伸びていて、しかも黒眼がやたらと大きく、男とも女とも解らない感じでした。
(これじゃあ痴漢に狙われるのも当たり前だよなあ…)と思いました。
と同時に、(あのおじさん、僕の体をもてあそびやがって)
と、とても悔しい気もしました。