偶然の再会がこんな展開になるなんて。

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偶然とはいえ、彼女との再会は毎日何の楽しみのない平凡な生活の私にとって久々の胸の高鳴りでした。

一度犯した過ちと2度と繰り返さないと誓ったことが嘘のように、彼女とのドライブの妄想が止まりませんでした。

ただ、それと同時に世間ではコロナが広まり、外出自粛となりこの状況でもしドライブなんかして、感染なんかしたら、、。と思うと、やっぱりこれも運命だなとあきらめていました。

約束の日は5月の緊急事態発令の真っただ中。

それでも、私は約束の日、時間に向かいました。

当然ながら彼女はいません。

1時間ほど待ちましたが、当然現れませんでした。

あきらめて喫茶店でも行って時間をつぶそうと思いなおしたとき、ふと約束の待ち合わせ場所のすぐそばにある掲示板に目が行きました。

(○○さん。1か月後の同じ日、同じ時間に待ってる。)

その名前は私の下の名前。

彼女はこの場所に来ていた、、。そう思うだけで再び胸が高鳴りました。

(りょーかい!)

彼女が見るかどうかもわからないし、本当に彼女が書いた掲示板かもわからないが、→をつけてひらがなで返答を書き足してその場を去った。

そして、6月も半ば過ぎ。

緊急事態宣言も解除され少しづつ日常が戻ってきていた。

その日も彼女と会えるかどうかもわからないのに、妻には仕事だと言って家を出て再びあの約束の場所に向かっていた。

あれから1か月が過ぎているというのに、なぜか私と彼女が書いたかもしれないコメントがうっすらと残っていた。

(いいけど、知らないよ!)

私が書き足した後にさらに→が付け足されコメントまで。

(彼女が見たに違いない、、。)

そう思いながら掲示板のコメントにくぎ付けになっていました。

すると、背中のほうから聞き覚えのある声が私の耳に届きました。

「おはよー!本当に来たんだね!バカなんだから!」

振り向くと彼女がいました。

「バカなのはお互いだろ?」

「まあね!最初に言っとくけど、連絡先を交換したりとかないからね!今日は特別だから。」

「それは、こっちのセリフだってば!」

「ほんとかなぁ?まぁいいけど。ねぇ、早くどっか連れててよ!」

「言われなくても、考えてますよ!ちなみに何時までに帰らないとだめなの?」

と聞いてみた。

「子供のデートじゃあるまいし、最初に時間聞いちゃうの?」

「わかったよ!」

私は彼女より前を行き、車を停めている駐車場へと向かった。

助手席に彼女を乗せ、私も運転席へと乗り込む。

「ついに奥さんじゃない女子が助手席に乗っちゃったね。」

「まあそうだね、、。」

胸の鼓動はこの日までの妄想していた時と比べ物にならないくらい、音が彼女に聞こえているんじゃないかというくらい。なのに、いかにも平静を装って口数が一気に減っていった。

車を走らせ最初の目的地へ。

普段は人の多い公園だが、この日はいつもの半分以下といったところか。

1時間ほど公園を2人で歩き、散策した。

そのあと、近くのレストランへ移動し昼食を共にした。

時間は早く過ぎるもので、レストランを出るころには1時半過ぎ。

公園内を再び歩き車に戻った。

「もう1か所行きたいところがあるんだよ。車で15分くらいの移動なんだけどね。」

そう言って、助手席を開けようとしたのだが、彼女は後部座席のドアを開けた。

「後ろに乗るから、、。」

私は運転席に回ろうとしたのだが、この日初めて彼女は私の腕をつかんできた。

「あなたもよ!」

私も勢いに任せて彼女のあとから後部座席へと乗り込んでいった。

ドアを閉じると、なぜか私も彼女も当たり前のように、この日これまで避けてきた目線をかなりの近距離で合わせてしまった。

当然この後の成り行きは、、。

2人とも全くの無言のまま。互いに両腕を絡めあい、顔を近づけついには唇を重ねてしまった。一瞬だけ、軽く触れたくらい、、。

だけど、それが合図となって、再び唇を重ねると、吸盤が付いているんじゃないかというくらい、吸い付くようにディープに触れ合った。

口角から涎が垂れようと、頬っぺたやら口の周りが唾でべトベトになろうと構わずずっとくっつき続けていった。

お互い背中に廻し絡めた両腕も、私は彼女の豊満なFカップをワンピースの上からこれでもかと撫でまわし、彼女はズボンの股間部分を微妙に避けつつも足の付け根からお尻やらを撫でまわしていた。

もちろん、気持ちいい声は口から洩れ車の外へと、、。

「お母さん!あの車から変な声が聞こえるよ!」

「昼間っから本当にもう!気にしないのよ!」

とかいう、親子の会話や

「ちょっと、結構おっさんだよ!こんなところで変態だね!」

「俺たちも負けてられないな!」

「こんなところじゃいやよ!」

とかいう、カップルの声までなぜか、夢中になってキスしているのに外の声も耳に入ってくるのだ。

「私がいいっ!っていうまでやめないで!!気にしないで!!!」

「そっちこそ、、。もういいっ!なんていうなよ!!」

「言わないからっ!!」

私は後部座席のシートを倒し3列目のシートと合わせ広くさせると、彼女を押し倒し覆いかぶさるようにしてさらにキスを続行した。

「いいの!もっとぉ!!もっと激しいのが欲しいの!!きてぇぇぇっっ!!」

「もっと、ほらぁっ!!舌を出してごらんよ!!吸い尽くしてあげるよ!!」

「これでいいのぉぉ?ねぇぇ?もっとぉぉ?」

じゅるじゅると互いの舌を吸い尽くして言った。着ていた服も乱れ、肌が露出していった。

気づいたら車の中でのキスだけで1時間が過ぎていた。

「まだいいっ!っていてないよ?」

「こっちだって、まだそんなこと言ってないよ。」

「でも今止めようとした?」

「それはそっちだろ?」

「だってぇぇ、、。」

「だって何?」

「同じこと思ってるのに、私に言わせるの?」

「違うかもしれないよ?何思ってるの?」

「いじわるぅぅ!もっとしたいの、、。」

「んっ?キスならまだできるよ!」

「違うよ!キスはもういいの!」

「あっ!君のほうが先にもういい!って言ったよ!」

「ほんとに!いじわるなんだから!そのいいっ!じゃないよ!!」

「じゃあ?なに?」

「もう!エッチがしたいの!!あなたと、エッチがしたいの!!」

「だったら、ここじゃまずいよね?」

「もう!いいけど、、。」

2人は自分で前の座席に移動すると、私はハンドルを握り車を走らせた。市内から少し離れたホテル街で車を停めた。

「こんな状況で変だけど、帰る時間はちゃんと言ってよ。送るから。」

「本当に変だよね。こんな時に、、、。でも、ありがとう。わかってる。」

そこから2時間。

少ない時間をこれでもかとフル稼働で腰を振り続けた。

何度も妄想したシチュエーションが現実になるなんて、、。

多分この日が最初で、最後。次は偶然の再会でもこんな展開にはならない?だろうと思いながら、あの時を思い返してる。

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