会社で1番の美女は、超箱入り娘。今ドキ女子は、膣イキを電話でシェア。最愛の人と別れた俺は旅に出て…。

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月曜日がやってきた。

R子とのセックス予約の日だ。

昨夜、俺はM美の入院するベッドの上で、

彼女を愛していると言い、

彼女と熱い抱擁を交わし、

フェラと素股で射精した。

2日前、俺たちは初めて、互いが惹かれあっていることに気づいた。

ただ、俺とM美が話をするのはいつも夜だ。

夜は、互いに性的に興奮している。

一度、昼間に会って、落ち着いて話合わねば、と思っている。

俺とM美の将来について、今後の互いの付き合い方について。

真剣に話し合わないといけないと思っている。

にもかかわらず。

月曜日、業務終了後。

俺はR子を乗せて、ラブホの門をくぐった…。

もうこれ以上、同じ部署の女子社員と性的な関係を持ってはいけない。

偶然が重なり、俺はN子とセックスをする仲になってしまい、

先日、俺のクルマで女性陣を送って帰った際、泥酔したN子がそれを全員に暴露、

カレシとの性行為に不満があるR子が、俺とのセックスを望み、今日のセックスを予約したのだった。

俺は酔っ払いのたわごとだ、思うように努めていたが…。

正直に言おう。

R子の巨乳には、とても興味があった。

大きいのに、ピンと上を向いた、綺麗な形。

乳首はどんなふうだろう…。

乳輪の色や形は、どんなだろう…。

彼女の胸を見るたび、そんな想像をしていた。

それが今回、彼女の方から俺とのセックスをセッティングしてくれて…。

しかも後腐れのない、ドライなセックス、を彼女の方から申し出てくれている。

おそらくは社内でも屈指の美乳を味わうことができるこの機会。

逃すのはモッタイない…。

どうしても、頭の片隅でその考えが捨てきれず。

M美に愛しているといった24時間後には、

R子と一緒に、ラブホの中にいた。

「俺さん…。ううん、俺…。クン?俺クンって、呼んでいい?」

「い、いいよ」

「私たち、入社式で隣どうしだったの、覚えてる?」

確かにR子の苗字の頭文字は、俺のと同じだ。その可能性はある。

「隣に美人がいたのは覚えてる。あれはキミだったのか〜」

彼女の自尊心をくすぐる。

「私、本当はあの時から…。俺クンのこと、ちょっと興味あったんだよね…。背が高くて、手がちょっとゴツゴツしてて…。あの手で、ムチャクチャにされたら、どんな気持ちだろうって…」

シャワーを浴びた彼女は、バスローブを着ているが

でもわざと、上乳をかなりはみ出させた、

谷間を強調する着方をしている。

その姿で俺の前に立ち。

俺をずっと見つめている。

「シャワー…。浴びたら…?」

R子が言うが。

俺は今すぐ、美乳が欲しかった。

ローブの前をはだける。

ぶりん!と音がするように、

乳房が弾けた。

なんて弾力だ…。

乳首は…。

俺がR子を思いながらオナニーした時、妄想で描いたように、

ピンッと上を向いている。

乳輪は想像していた以上に大きく、

ほんの少し、色素の沈着が見られる。

ただそれさえ、

その乳房に魅了された男たちが、

その乳首と、その乳輪のとりこになった男たちが、

時間を忘れてねぶり続けた証であるように思えて。

やや黒めの乳輪さえ、俺をギンギンに勃たせた。

俺はR子を抱き寄せ、キスをして口を吸い、

やや強引に、彼女をベッドに寝かせると…。

乳房を揉んだ。

天然の乳ならではの柔らかさだ。

キスよりも乳首だ。乳首が欲しい。

俺はすぐに、乳首を吸った。

「俺クンの…。エッチ…。」

満足げに呟きながらR子が言う。

「いつも、チラチラ私の胸、見てたでしょう…?知ってたんだから…」

吸ってない方の乳首は、指でつまんでコリコリとしごき、吸っている方の乳首は、そのまま顔を埋めるようにして、

乳房の柔らかさを顔で感じている。

揉み。

なめ。

ねぶり。

しごき。

俺は無限とも思える時間、R子の乳房と乳首を堪能していた。

R子は股をモジモジ、モジモジ、と、小便を我慢しているかのように蠢(うごめ)かせている。

胸だけで、かなり感じているようだ。

俺はすでにブリーフ一枚になっている。

俺はブリーフも脱ぎ去り。

ギンギンにそそり立つ18センチペニスを、

R子の目の前に差し出した。

「お前も、これが欲しかったんだろ?」

剥けて黒い大きな亀頭は、一つ目の怪物のようにR子を睨みつけている。

R子は何度も生唾を飲み込みながらそれを見つめ…。

感極まったように、口に含んだ。

俺は期せずして始まったR子のフェラチオを、目を閉じて堪能しながら…。

彼女の陰毛の、ザラザラ感を手のひらで楽しんでいた。

下腹部を撫で回し、

彼女のポルチオに刺激を与え続ける。

R子は夢中になってフェラをしている。

強く強く、バキュームし、

サオを必死にシゴいている。

ある程度のところで、俺はR子の口からペニスを抜き、

彼女の臍の下を舐める。

「アッ…」

R子が甘い声を上げる…。

陰毛の奥からは…。

生臭い、オマンコの匂いが立ち上っている…。

透明で、

粘度の高い液体が、

トロトロ、トロトロ、

膣口からだらしなく、流れ出ている…。

R子は羞恥のあまり、股を閉じたいような、

それでいて、クンニへの甘い期待で、股を広げたいような、

どっちつかずで、股を広げている…。

その様子が、またエロい…。

膣口に、俺は自分のクチをつけた…。

粘ついた愛液を、吸う…。

ジュルジュル、

ジュルジュル…。

わざと、恥ずかしい音を立てて…。

彼女のオマンコが、愛液で溢れかえっていることを、音で分からせて…。

彼女の羞恥心をいっそう刺激する。

「アッ…」

R子の体が弓なりにしなり…。

この性感に、彼女が酔いしれていることを示している…。

膣の奥に舌をねじ込み…。

指も2本、入れた、

その時だった…。

スマホの着メロが、はやりのアーチストの曲を流した。

俺のクンニにとろける目をしながら…。

R子が震える手で、サイドテーブルのスマホを手にした。

電源を落とすものとばかり思っていたら…。

なんと、彼女は電話に出た。

「モ…。モシモシ…」

R子は電話をスピーカーフォン状態にして、

サイドテーブルにスマホを戻した。

『もしもし?R子ちゃん?』

スピーカーからN子の声。

「聞こえるよ…。N子ちゃん…」

俺は面食らって、クンニの手を止めていた。何か大事な用件かもしれない。

「俺クン??…大丈夫よ…。クンニ、続けて…」

R子が、彼女の股の間で驚いている俺に向かってそう言った。

『R子ちゃん、どう?うまくいってる?』

「うん…。いってるよ…。いまちょうど…。クンニ…。してくれてるとこ…」

「えっ、まさか…。このまま、続けるの?」俺は驚いてR子に聞いた。

『そうよ!!』電話のむこうのN子が答えた。

『俺さん!!R子ちゃんにクンニ、続けてあげて!!』

「オマンコの汁を…。わざと、音を立てて吸うのよ…。めっちゃ、エロい音させるの…」

『それな。私の時も、したわ…』

「今はオマンコの中に舌、入れてる…。指で…。アッ!!!…。!!!アッ、アッ…。長いユビで…。オマンコの中…触ってる…。気持ちいい!N子ちゃん、これ、気持ちいい!!」

『R子ちゃんずるい…。私のセフレなのに…。』

「さっきもう、軽く1回、イッちゃったの…」

『ええ?!いつ??何してくれたとき?!』

「おっぱい…。私のおっぱいを…。ずっとずっと、吸うの…。揉んで、吸って…。乳首も、ずーっとコリコリして…。たぶん30分…。ううん、40分…。おっぱいのこと、責めたの…。イッちゃった…」

『マジでー?!おっぱい40分?!私の時は15分くらいなのに?!』

「R子…。電話、切ってくれないかな?」俺がR子に頼んでみる。

『ダメよ!!!』電話の向こうからN子に拒否される。

『俺さんは私のセフレなんだから!!R子ちゃんが中イキしたいっていうから、レンタルしてる状態だからね!!私だってその間、気持ちよくなるんだから!!』

どうやらN子は、俺たちの行為を電話で聞きながら、オナニーしてるようだ。

そういえば電話の向こうで、クチュクチュ音が聞こえると思った…。

「アッアッ…。N子ちゃん、この人…!!!。クリを…!!!ねぶる気みたい…」

『マジで?!マジで?!嬉しいじゃん?!』

「!!!…。アッアッ…!!!アッアッアッアッ…!!!…!!!アッアッアッアッ!!!」

『キてるの??R子ちゃん?!クリちゃん、キてるの?!クリちゃんナメナメされてるの?!』

「!!!…アッアッアッアッアッアッアッアッ…!!!!!!」

『ムチャクチャ気持ちいいでしょ?!俺さんのクリなめ!!私、オシッコ漏らしたもん!!R子ちゃん、オシッコ漏らしながらイッていいんだよ?!』

「ドリル…。みたいに…。回しながら押し込めるの…。私のクリを…舌で…」

『ええっ?!そんなの私の時はなかった!!』

「…!!!…!!!!!!…。!!!…!!!、!!!」

『R子ちゃん?!R子ちゃん?!イッちゃうの?!イッちゃうの?!まだイッちゃダメよ、わかってる?!』

「!!!…!!!…!!!イクイクイクイクイクイクイクイク!!!」

「R子ちゃん??イッちゃってるの?!今、イッちゃってるの?!」

「!!…!!!!…!!!アアッ…!!!…!!…!!!!…!!…!!!」

『!!!R子ちゃん…。すっごい気持ち良さそうな声…。私もイキそう…。イキそう…!!!…!!!イキそう!!……!!!イクッ…!!!』

目の前のR子のイキ声と、電話の向こうのN子のイキ声とをダブルで聞かされ、

正直なところ、俺はかなり興奮していた。

昨夜もその前も、M美の女体に極限まで興奮させられながら、

結局、オマンコへの挿入はない。

俺のペニスは、オマンコの、あの…。

生温かく、

キツキツで、

ヌメヌメの、

いやらしい感触に飢えていた。

「R子…。R子…。入れるよ…。オマンコに、入れるよ…」

俺はクリイキから徐々に回復を見せ始めたR子のオマンコを指で広げ。

亀頭を膣口にあてがうと、そのまま…。

『ニュルン!!』

すでにヌレヌレのR子のオマンコに挿入した。

『ニュルニュル、ニュルニュル』

ペニスを奥へ、奥へと侵入させる。

「!!!アアッ…アアアーッ!!!…」

R子が断末魔に近い呻き声をあげる。

「N子ちゃん!!入って来ちゃった!!俺クンのオチンポ…。!!!アッ、アッ。アッ…。入って来ちゃったぁ…」

『マ、マジで?!』電話の向こうでイッっていたN子も復活し、R子にアドバイスを送っている。

『R子ちゃん、即イキ注意ね!!女はすぐイッちゃうから!!その人のチンポ、大きくて、オマンコの中で、まだツンツンされた経験のないトコ、たんとツンツンするから、その人!!女の弱いトコ、よく知ってるからその人!!すぐ、イッちゃわないよう気をつけて!!』

「イッちゃう!!イッちゃう!!」

『だからダメだって!!…R子ちゃん?!入れてまだ10秒じゃん?!まだイッちゃダメよ?!』

「!!!…!!!イクイクイクイクイクイク…!!」

『R子ちゃん?!…??R子ちゃん、応答して!!R子ちゃん?!応答して?!』

R子はとても応答どころではなく。

腰を高く上げ彼女はえび反り…

俺のペニスを膣にくわえたまま…。

尻はベッドの上、約30センチの上空で停滞し、膣イキでピクピク、ピクピクと腰を痙攣させている。

まるで赤子が母親の乳首を吸うように、

自分の右手の指を5本とも、激しく吸って、性感をこらえている…。

『R子ちゃん??応答して??!!』

俺は膣イキしているR子に、さらに無慈悲にピストンを加えている。

『…俺さん??そこにいるの??』

「…あ、ああ、いるよ」

『R子ちゃん…。イッちゃってる??』

「う、うん。今はイッちゃってるみたい…」

『中イキしてるってこと??』

「うん、中イキしてる」

『R子ちゃん…。どう?それが中イキよ…。気持ち、いいでしょ??…。初めての中イキ。よかったわね…』

「…アアッ…。アアッ…」

『ど、どうしたのR子ちゃん?!』

「やめて…くれないの…。俺クンが…。ピストンするの、やめてくれないの…また…。感じて来ちゃうの…」

『そうよ、俺さんが射精するまで、その地獄の中イキは続くのよ…。気をしっかり持って!!敵の攻撃に、対処するのよ!!』

「アアッ…そんなトコ…。つっついてくるの??イクに決まってるじゃん、ダメに決まってるじゃん…また…。イクに、決まってんじゃん!!!…イキそ…!!!」

『R子ちゃん!!こらえて!!』

「あのさ」俺が転がってるスマホを取り上げて言った。

「悪いけど…。全然、集中できないんだ。今、R子ちゃんとセックス中だから、N子、悪いけど切るよ!!」

『ちょ…。ダメよ!!ちょ…』

俺は電話を切り。

電源を落とすと…。

俺の腹の下で、性感に悶絶しているR子へのピストンを…。

本格的にスタートさせた。

結局、俺はR子のオマンコで2回、射精し。

R子のフェラで一回、射精した。

R子のイッた数に至っては…。

乳首への軽イキなども合わせると、もう数えようがないほどだった。

あまりの気持ち良さのためか、R子は、ホテルを出るためクルマに乗り込む際も、

足がガクガクしてうまく歩けず。

目も、クスリでもやってるみたいにトロンとしている。

本来は、彼女を家まで送ってやるべきだろうが…。

このあと、M美の病室にも顔を出したい。

俺は最寄り駅までR子を送り。

まだ、夢見心地な顔をしたR子を駅で下ろすと、

そのまま、M美が入院している病院まで、クルマを走らせた。

時間は夜の10時を回っていた。面会は8時までだが…。

深夜受付の警備員は、今日の早朝、M美が俺を病院の駐車場まで見送ってくれた時に、

M美と一緒にいた俺を覚えていたので、

あっさりと入ることができた。

M美はもう寝ているだろう。もし寝ていれば、その寝顔だけ見れば、今日は帰ることにしよう。

そう思って、彼女の病室の前に立ち。

ドアの窓から中を覗くと…。

ベッドの中に、M美の姿はなかった。

目をこらすと…。

病室の窓際に、椅子を持って行って。

そこから外を眺めているM美の姿があった。

俺は静かにドアをノックした。

M美がこちらに顔を向ける。

きのう、俺を見たときのように、キラキラした笑顔になってくれるものと思っていたが…。

彼女は悲しげに目をそらし。

また窓の方を向いてしまった。

俺はドアを開け、彼女の病室に入り。

「こんばんは…。元気、ないね?」

とM美に声をかけた。

月夜に輝くM美の姿は、竹久夢二が描く絵画のように美しかった。

が、今夜の彼女は、明らかにいつもと様子が違っていた。

俺は病室を横切り、彼女の元へと近づいた。

「それ以上、私に近づかないでください」

氷のような声でM美が言った。

「R子ちゃんの…。匂いがします」

俺は背中が凍りついた。

「今まで…。彼女と、お会いになられてたのですね?」

「ち、違うよ、急な残業が入って…」

クルマに積んでたファブリーズをカラダ中に吹きかけたし、

クチも、何度もモンダミンですすいだ。

R子の匂いは、完全に消し去った…。はずだ。

暗闇の中で、M美が大きく呼吸する。

「ファブリーズと、モンダミンですね。慌てて匂いを消し去ろうとされたご様子が、手に取るようにわかります。でも全然、消えてないですよ?」

「彼女の香水。ゲランのブラックパーフェクトの匂い。それに何より…。彼女の体臭。きっと、彼女のカラダの、奥の奥まで触らないと、付着しないような…。奥の奥まで、指で掻き出さないと出てこないような、彼女の深いところにあるはずの体臭が、プンプンしますわ」

M美はまるで預言者のような口調でそう言った。

「私…。申したと思います…。あの予定はキャンセルしてほしい、と。きっと死ぬほど、ヤキモチを焼く、と。確かに私は、別の男性と婚約してる身。俺さんが誰と過ごそうと、口出しできる身じゃありません。だけど…」

「だけど、私が、俺さんをお慕い申し上げてる気持ちは…。届いていると思っておりました。俺さんもきのう、私のことを、愛していると、おっしゃってくださいました」

月明かりの中、M美は凛として佇んでいる。

俺が何も言わないでいると、M美が言った。

「R子ちゃんを…。抱いてこられたのですね?」

「う…。うん」

「どうしてですか?」

「ど、どうしてって、言われても…」

「私の思いは、俺さんに、届いてはいなかったのですか?」

「そ、そんなことはないけど…」

「愛していると言ってくださったあの言葉は、ウソだったのですか?」

「ち、違う、そんなことはないけど…」

「私が、セックスをさせないから、手軽にできる女性とセックスをされた、ということですか?」

図星かもしれなかった。俺は返す言葉がなかった。

「私の…。カラダだけが、お目当てでしたか?」

違う、そうじゃない!!

ただキミは知らない、男の生理みたいなものがあって…。

うまく説明できるかわからなかったが、説明を試みようとした、その時…。

彼女が、声を上げずに泣いていることに気づいた。

「お恨み…。申し上げます…」

涙を流しながら、強い目線で彼女は言った。

「私の心を…。もてあそんだのですね…」

「M美、そうじゃない…」

「お恨み申し上げます…」

彼女の全身が、怒りで震えているのがわかった。

「お帰りください」

決然とした口調で彼女が言った。もう何も言わせない、強い意志があった。

俺はただ、引き返すしかなかった。

M美が職場に復帰したのはそれから数日後のことだった。

彼女は同僚や、上司たち一人一人に、入院で急に休んだことのお詫びに回っていた。

ただ一人、

俺のところにだけはお詫びに来なかった。

「おはよう」と俺が声をかけても、

彼女から言葉が返ってくることも、

彼女が目を合わせてくることすら、なかった。

いっぽう、R子とN子は、ずっとニヤニヤしながら俺の方をチラチラと眺め、

次のラブホのお誘いLINEを頻繁に寄越している。どうやら3Pにご執心のようだった。

しかし今の俺はとてもそんな誘いに乗るどころの精神状態ではなく。

すべて既読スルーしていた。

でもまあ、よく考えれば、ほんの数日前まで、俺とM美の関係は、ほとんどこれと同じだった。

俺は美人すぎてセレブすぎるM美と距離を置き、毎日仕事をしていた。

彼女とは話をしたこともなかった。

ただ距離を置くベクトルが、俺からM美へ、ではなく、

M美から俺へ、に変わっただけ。

俺がM美に無視される、という関係に変わっただけだ。

そう考えて、心の均衡を保とうと思ったものの…。

M美と愛し合った、わずか2日間は、まるで一生分に相当するかのような、

熱い恋心を燃え上がらせた。

今さら、あの2日がなかったかのような人生を、俺は送ることができるのか…。

女性は、こういう状況に強いと聞く。

古い恋などすぐに忘れて、新しい人生に臨めると聞く。

M美も、あの2日のことなどすぐに忘れ去ってしまうのだろう。

俺はかなり引きずりそうだった。

仕事でもミスが目立った。

俺の上司のA課長は、よく気がつくいい人だ。

「俺クン、いろんな疲れが溜まってるみたいだね?精神的、肉体的な」

「は、はい、そうかもしれません」

「連休、とったら?」

俺たちは半年に一度、6日間の連休を取ることができる。

俺の部署では、すでに俺以外の全員が、その連休を消化していた。

本来は、最低でも1ヶ月前にこの連休取得の申請を出さないといけないが…。

「明日からでも休んだら?」

柔軟なA課長はあっさりとそう言ってくれた。

「でも連休って1ヶ月前の申請ですよね?」

「基本的にはね。でも逆に、1ヶ月後ってけっこう仕事が立て込むし。今ってメンバー揃ってるから、いま取得してくれた方が部署的にはありがたいんだよね。申請書類なんて、適当に俺がやっとくし。明日からでも休んでいいよ。海外とか行くなら別だけど。もっと計画立ててからの方がいいか?」

俺はしばらく考えた。

確かに海外旅行となると、突然明日から6連休では予定の立てようもない。

しかし…。

俺は、M美と顔を合わすのが辛かった。会っても、声もかけないし、目さえ合わせてくれないし。

あの美しい微笑みを、2度と俺に向けてはくれないと思うと、

彼女と同じ空間に居合わせてしまうこと自体が辛かった。

6日間、その現実から逃れてしまえば…。

7日後には、また前のように、彼女なしの生活が、苦にならないかもしれない。

とにかく今は、この辛い現実から逃れたい。

俺はこの課長の提案を、受け入れることにした。

少しだけ残業をして、連休に向けた引き継ぎ書類を作って…。

帰りのクルマの中で俺は考えた。急な6連休。明日から何をするべきか。

何もせず、世捨て人のように部屋にこもり、テレビやネットを見ながらオナニー三昧、という生活もありうる。

いやいや、ありえない。

何一つ、予約していないが、どこか遠くに出かけて、温泉にでも入り、美味しいものを食って、のんびり過ごそう。

この3列シートのクルマを買って間もない。こいつで気の向くまま走って。

万一、宿が取れなければ車中泊もできる。

俺はそう決めて、なんとかメンタルを前向きにして。

次の朝を迎えた。

俺は簡単な荷造りだけをして、ボストンバッグをクルマに放り込んだ。

リュックを背負った。

部屋に鍵をかけようとして、鍵をリュックに入れたままであることに気づき。

もう一度、リュックを下ろしたとき…。

悲劇が起こった。

リュックのポケットに入れていたスマホが、リュックを下ろした拍子に飛び出してしまい…。

したたかに、床に叩きつけられ。

粉々に、壊れた。

待ち受け面にヒビが入った、というレベルではなく。

中の基盤が飛び出し、基盤が中央から真っ二つに割れるレベル。

修理など、とても不可能だ…。

今から旅に出る直前、スマホが全壊。

俺は目の前が真っ暗になった…。

ついてない。とことん、ついてない…。

とりあえず、万一の情報収集などのために、俺は古いノートパソコンをクルマに積んだ。ポケットWi-Fiがあるのでネットは繋がる。

俺は意気消沈しながら、クルマをスタートさせた…。

俺は古典文学の舞台になった、ある温泉地に昔から憧れを抱いていたので、とりあえず進路をそこに向けた。

寄り道しまくり、5時間かけてたどり着き。

案内所で紹介を受け、小さな宿も抑えることができた。

俺は念のため課長に電話をして、朝のスマホの件を報告、

緊急で俺に連絡を取りたい場合として、宿の電話番号を伝えた。

緊急じゃない場合はGメールのアドレスも伝えた。

『大丈夫だって、俺クンなしでも会社は回るよ、こっちのことは忘れて、のんびりしておいで』

と言ってくれた。いい課長だ。

そういえば…。

勝手に3PシスターズというLINEグループを作って、勝手に盛り上がっているN子とR子。俺も一応、既読だけしてスルーしている。

スマホがなければ既読もつかないな。

最初はスマホがない状況にイライラしたものの…。

1日目が終わる頃には、この状況にも慣れてきた。

外湯を巡りながら、

古式ゆかしき街並みを眺め、

美しい自然に心を癒された。

残したい風景は、古いデジカメに収め。

ちょっとお金の張る海産物を食べ、

2日目、3日目も過ごした。

半日に一度、フロントに電話をかけ、俺あての電話が来ていないか確認をして、

Gメールのチェックも怠らなかったが。

誰からも、何の連絡もなかった。

3日目の夜に、同性愛の女性のカップルから声をかけられ。

彼女たちのホテルに来ないか、と誘われた。

もちろん俺は行かなかったが、これをきっかけに、

俺はその地を離れた。

うどんで有名な地方を目指し、また長距離をドライブ。

たらふくうどんを食って、

目についたビジネスホテルに入った。

こうして4日目も過ぎ。

5日目。俺はさらに南下して、大きな漁師町に出た。

新鮮な海の幸を食いまくり、温泉に入り。

美しい海岸線に落ちる夕日を見ながら。

クルマの中で、夜を過ごした。

6日目。いよいよ明日から出勤だ…。

Gメールにも何の連絡もなく。

念のため課長に電話したが、

『こっちは特に変わったことはないよ〜。明日、遅刻するなよ!!』

とだけ言われた。

ノートパソコンで帰り道を検索すると、高速利用で6時間半とでた。

まあ、のんびり帰ろう…。

途中で何度もサービスエリアに寄り、

その地の有名な食べ物を食べた。

疲れると仮眠をとり、

地元に帰り着いた頃には、もう日もとっぷりと暮れていた。

俺は少しでも、現実から逃げておきたかった。

この6日で太った3キロを解消するためバッティングセンターで汗を流し。

やっと自分の駐車場にクルマを入れた時間は、夜の10時を回っていた。

ボストンバッグをクルマから引き出し、リュックを背負い。

俺はマンションのエレベーターに乗った。

3階で降り。

自分の部屋へと歩いた。

角を曲がると…。

人影があった。

こんな夜中に、誰だ?

両手に顔を埋めている、明らかな不審人物。

俺は無言でその人を通り過ぎようとした。

でもよく見ると…。

その人物は、俺の部屋の前に立っている。

痩せた、そのシルエットは…。

月明かりの中…。

竹久夢二の絵画のように見えた。

彼女は両手で顔を覆っていて…。

俺が近づいていることに気づいていない。

「…M美…ちゃん?」

恐る恐る、声をかけると…。

彼女は弾かれたように、覆っていた手から顔をあげ、

俺を見た。

廊下の照明は薄暗い。よく見えないが、彼女の目は…。

赤く、泣き腫らしているように見えた。

「あ…。あなた…」

安堵、当惑、怒り、

様々な感情が複雑に入り組んだトーンの声と表情で、彼女が言った。

「あなた、いったい今までどこにいたのですか??!!」

「…えっ?」

彼女は俺に駆け寄った。俺の腕や、腰や、顔を、その両手で撫でるように触った。

「怪我…とか…。していませんか??大丈夫ですか??」

「け…怪我?」

「ああ!!ああ!!」

彼女は涙を流しながら、俺の頬に手を当てている。

「よかった…。よかった…」

「ど、どうしたの?俺は怪我なんかしてないよ?」

「どこにいたんですか??!!何をしてたんですか??!!」

今度は激しい怒りを俺にぶつけた。

「ど、どこって…」

「誰もあなたのスケジュールを聞いていません!!休暇届も出ていません!!退職届も出ていません!!」

彼女は俺の襟首を掴み、涙を浮かべた目で左右に振り回している。

「どういうおつもりですか??!!会社を辞める気ですか??!!」

「た、退職届??」

俺は訳がわからなかった。俺がいない間、いったい何がどうなっていたのだ??

「それとも、それとも、それとも…」

彼女はワナワナと震えながら、次の言葉を絞り出した。

「自殺でもなさる気だったんですか??!!」

彼女の感情が爆発した。彼女は号泣し、俺の胸に飛びついた。

俺の胸に顔を埋めながら、

「ごめんなさい、ごめんなさい…」

と口走りながら泣いている。

さすがの俺も、この展開にはついていけなかった。

俺は彼女の背をさすり、なだめながら、

とにかく、自室へと導いた。

俺の部屋の、キッチンテーブルに彼女を座らせ、

冷蔵庫にあったオレンジジュースをコップに開け、糖分を取らせて落ち着きを促し。

彼女から、いくつかの話を聞き出した。

俺の勤務スケジュールは、M美やN子たちと同じではなく、課長など、役職者が管理している。

そのため、彼女たちは俺の詳細なスケジュールを知らない。

今回の俺の急な6連休は、課長と俺の信頼関係の中、口頭で決めたもの。

書類関係は事後提出、というふうに課長も考えていた。

厳密に言えばルール違反であるが、この程度の裁量は課長の権限の中にあるとみなされる。

特に支障の出る業務はなく、問題はなかったはずだ。

ただ、あの3Pシスターズが…。

俺のLINEが全く既読にならないことを騒ぎ出し。

俺が全く出勤していないことを騒ぎ出し。

課長にスケジュールを確認したところ、連休に入っているという。

しかし事前にそんな話はなかったし、人事部に確認しても、連休の届は出ていない。

電話をしても、もちろん出ない。

そんなわけで、3Pシスターズが

「失踪」

「逃亡」

「自殺」

など、勝手なキーワードを一人歩きさせ、

面白半分に騒ぎ立てていたようだった。

何しろ俺はスマホが使えないので、連絡の取り用がない。

LINEも電話も、メッセージも通じない。

Gメールの存在など、彼女たちは知りようもなく。

俺は彼女たちの前から、忽然と姿を消した、と思われていたみたいだった。

もちろん、課長に詳しく尋ねれば、温泉宿の電話番号も、Gメールのアドレスも聞き出せたわけだが、

誰もそこまで頭が回らなかったようだった。

ただ…。

M美はただ1人、この騒動を、深刻なものとして受け止めていた。

俺がもし、失踪したり、自殺する理由があるとするなら。

その原因は、自分だと彼女は考えていた。

しかしこれは、誰かに相談できる話ではない。

課長に詳細に、俺のスケジュールの確認などできない。そもそもその理由が彼女にはない。

そういうわけで…。

彼女はただ、俺のスマホに何度も何度も電話をかけ。

何度も何度もLINEや、他のメッセージアプリにメッセージを送り、

同期の男連中に、俺の行方を知らないか尋ね回り、

すべて空振りに終わって…。

半ば、俺が自殺をしたと、真剣に信じ始めていたのだという。

「私が、ひどいことを言ったから…」

「さ、さすがに自殺はしないって」

俺は頭を掻きながら言ったが…。

M美が俺のことをそこまで心配してくれたことは、素直に嬉しかった。

「で…。どこに、行かれてたのですか…」

まだ震える指でジュースを口に運びながらM美が言った。

「えっと…。まず〇〇温泉…」

「お、温泉…?」

「うん」

俺はデジカメの写真を見せた。

「と、湯治に…。行かれてた、ということですか?」

「そうだよ…」

しばらくの沈黙のあと…。

弾かれたように彼女が笑った!!

「湯治に?!温泉に、つかりに行かれてたんですか?!」

「う…。うん」

「あきれた!!」

彼女は声をあげて笑い、手に持ったコップを落としそうになっていた。

「私が…(笑)。俺さんが自殺したかも、と思って眠れなかった日々…(笑)あなたは、温泉に入ってのんびりされてたんですね…(笑)」

この言われ方は、俺にとって不本意な部分もあったが。

とにかく、俺は久しぶりに、

100年ぶりに彼女の笑顔を見た気がして。

心が揺さぶられるほど、嬉しく思った。

「写真、もっと見せてくださいな」

と彼女が言った。

古いデジカメなので、液晶部分がとても小さく。

俺は彼女に密着するほど椅子を近づけ、

スクロールして写真を見せた。

「待って」

彼女が言った。

「今の…。女性が2人、写っていましたけど?」

また声が少し冷淡になっていた。

「ああ、これね!!」

俺はスクロールを戻し、例の2人組の女性の写真に戻した。

「この2人はその…。同性愛者のカップルだったんだ」

「ど…。同性愛…」

「で、なんか知らないけど、俺にホテルに来ないかって誘ってきたんだ」

「同性愛なのに…。なぜあなたを誘うのですか?」

半信半疑であることを示すように、彼女はデジカメと反対方向を向いた。

「さあね、それは知らないよ。きっと俺に2人のプレイを見て欲しかったんじゃないかな?とにかく、もちろん俺は行かなかったよ。この件をきっかけにして〇〇温泉を離れたんだ。旅に出て3日目のことだよ」

「…。本当?…。ですか?」

向こうを向いたまま彼女が問う。

「本当だって」

俺は軽く言った。なぜなら本当だからだ。真実を話すとき、話し手は強い。

「本当?」

彼女がこっちを向いた。その顔は…。

互いの鼻先が触れ合うほど近い。

俺はとっさに、口づけをしたい、と思った。

でもしなかった。彼女とはもう…。そんな関係だと思ってはならない。

俺は上半身を後傾させ、

「ほ、本当だって」

と笑いながらごまかした。

彼女は写真ではなく、

距離をとった俺の目を覗き込んでいた。

俺は立ち上がり、

冷蔵庫から無糖のアイスコーヒーを注いで飲んだ。

「ねえM美…。ちゃん…」

こくん、と頷き彼女が俺を見る。

「俺と、キミとのことだけど…」

何も言わず、彼女が俺を見る。

「今後…。どうして行ったらいいかな?」

椅子の上で姿勢を正し、

彼女はにっこりと笑って言った。

「俺さんは…。どうされたいのですか?」

「俺は…。俺は…」

俺はここ数日の、彼女との悲しいすれ違いを思い出した。彼女が目も合わせてくれない日々は、とても辛い日々だった。

「俺は、おはよう、って俺が言えば、おはようってキミが返してくれる、普通の関係がいい。N子やR子やY子、T子、そしてキミの5人と俺との同期で、俺たちの部署を盛り上げていければ、それで幸せだ」

俺はアイスコーヒーを飲み干した。

「キミと挨拶もかわせない日々は…。とても辛いよ」

M美は目を伏せた。

重苦しい沈黙が流れた。

温泉、に引っ掛けたダジャレか何かを言えば場が和むかもしれない、と俺は考えたが。

「哀しみ温泉(本線)日本海」

「浴場で欲情」

くらいしか思いつかなかったので、言うのをやめた。

彼女が、左手の内側を見た。

時間を気にしているのだ。

いつも、

「帰りたくない」

とか

「帰さない」

とか言っていた彼女が、時間を気にしている。

俺はなんとなく…。

寂しい気持ちになり。

「もう12時だね!M美ちゃん、帰ったほうがいい!送っていくよ、俺、ビールも飲んでないから」

俺が彼女の荷物を持ち、

こくん、

と彼女も頷いて。

玄関で、クリスチャン・ルブタンのパンプスを履いた。

履いたまま、彼女はその場から動かず。

狭い玄関なので、彼女が動いてくれないと俺の靴が履けない。

「あの…。ちょっと、動いてくれるかな?ドア開けて、一歩外に出てくれるかな?」

と俺が言うと、

彼女はくるりと振り返り、

「私がどうしたいかは、聞いてはくれないのですか?」

と言った。

ルブタンのヒールは10センチ。それを履いた彼女は、いつもよりとても背が高く見えた。

「えっ…」

「私が、俺さんと私の今後をどうしたいかは、聞いてはくれないのですか?」

もう一度、同じ問いを彼女は口にした。

「…。お、俺にそんなことを聞ける権利なんてないよ?」

「どうして?」

「俺がR子とセックスしたばっかりに…。こんなことになったからだよ。」

「もうそんなことはどうでもいいの!!」

ヒールを履いたまま彼女が再び部屋に上がり込み、

俺に抱きついた。

彼女の荷物を持っていたため上体が不安定だった俺は、

見事にその場に倒された。

ピンヒールのルブタンを履いたまま、ロングスカートがまくれ上がった状態で彼女は俺に馬乗りになり。

「私は嫌です」

と、冷静を装って言った。

「い…。嫌って?」

「普通の関係なんて私は嫌です」

「えっ…」

「お慕いしています、お慕いしています…」

訴えるような目で彼女が行った。

「お慕い申し上げてる気持ちは、伝わっていると思っていました」

「そ、それは…」

「俺さんも、私のことを愛してるって言ってくださいました」

「だ、だからそれはそうだけどさ!!」

「そうだけどなんですか??!!」

「だから俺がR子とセックスしたから!!キミが怒って!!カラダ目当てだったのかって怒って!!俺のこと恨むって!!」

「あれはウソです!!」

「!!!…ウ??」

「あれはウソです…」

「ウソって…。何が??」

「ちょっと…。すねたんです!!」

「す…ねた…??」

「ヤキモチを焼いただけです…。ただし、死ぬほど」

彼女は顔を真っ赤に染めて、頬を膨らませて、そう言った。

「…こんなこと、言わせないでください…」

彼女は俺の上になったまま…。

俺に頭を預けてきた。

髪の、甘い香りが漂う、その小さな頭を。

「だから…。関係を変えるなんて、言わないでほしいです…」

俺は彼女の頬のあたりに手を添え、

俺の胸に突っ伏したままの、その卵型の美しい顔を持ち上げ、

羞恥な表情で俺に目を合わせられない彼女に、

質問した。

「えっ…。あの夜、病院に行ったとき、もう俺たちの関係は終わりだ、みたいなことを言ったよね…??」

「…。言っておりません」

「確か…。こう言った」

・私のカラダだけが目当てだったのか、

・一生、恨む

・私の心をもてあそんだのか

・死ぬまで恨む、

「と、こう言ったように記憶してるけど…」

「…言ってません」

「えっ、じゃあなんて言ったの?」

「…覚えておりません」

そう言って彼女は俺の口を吸った。しかしこの手に乗るわけにはいかない。

俺は唇を外し、

「言ったよね…?」

「…言っておりません」

彼女は頑として認めない。

「ただ、私が覚えているのは…」

垂れてきた黒髪をかきあげ、

少し鋭い視線で彼女が言った。

「誰かさんが…。私ではない女の匂いをプンプンさせて、私の病室にやってきたことくらいです…」

「あっ…。ファブリーズとモンダミンをキミは的確に言い当ててたけど…」

「私、子供の頃から匂いにだけはとても敏感なんです」

と彼女は言った。

「でも…。その匂いのことを、私は忘れますから…」

彼女は懇願するような目で俺を見た。

「誰かさんも、私が何か言ったにせよ、忘れて欲しいです…」

か…。

!!!カワイイッ!!!

と、俺は思ってしまった!!!

俺は彼女の口を吸い!!!

彼女は自分の腹の下に敷いた俺に体重をかけて!!!

俺をレイプするかのように、顔じゅうに唇を走らせた!!!

ルブタンを履いたままの足が、よりSMチックな雰囲気を醸し出している!!

リュウ君の問題は、どうするんだ…。

とか、

3Pシスターズがしつこく訴えてる、3Pの件はどうするんだ…。

とか思いながらも、

俺はこのM美という女が…。

良家の子女で、おしとやかで、古風で。

常に一歩、引いて歩くタイプの女だと思っていたM美が…。

意外としたたかに、自分の美貌を利用して、

時には平気でウソをつき、

そしてそのウソをダシに俺の心を翻弄する、

小悪魔のような一面を持っていることに気付きつつあった…。

彼女はこの時、興奮がマックスにまで高まっていて。

俺が着ていたネルシャツのボタンをうまく外すことができず…。

ついには、引きちぎるようにして前をはだけさせ。

俺の乳首や、腹筋、臍の周りに舌を走らせながら、

右手で、もう勃起しているペニスを、ズボンの上から撫で回していた。

あまりの彼女の興奮ぶりに、下になっている俺は…。

彼女のなすがままにもてあそばれていた。

震える手で、ベルトを引き抜き、

ファスナーを下ろしたM美は、

ブリーフから俺のペニスを引き出すと、

ものすごい勢いで…。

吸引し、

しゃぶり、

しごき始めた!!

しばらく目を閉じて、彼女のフェラチオの感触を楽しんでいたものの…。

彼女は興奮のあまり、やや強めに歯を立て始めた…。

「ちょ…ちょっとM美…。これ、ほとんどレイプだね…」

レイプ、という言葉にM美が敏感に反応した!!

つい先日、嫌がる彼女の股をこじ開け、

亀頭を挿入寸前にまで追い込み、

俺は彼女にレイプの恐怖を味わわせてしまった。

そのトラウマがあったのか、俺のレイプという言葉に、

俺の股間をしゃぶっていたM美があっという間に俺の顔のあたりまでずり上がって来て、

「ごめんなさい、お嫌でしたか??」

と聞いて来た。

「別に、嫌じゃないよ、ただあまりにキミが慌ててるみたいだから…ちょっと驚いて…」

「わ、私…。すごく興奮して…。ごめんなさい、気をつけます…」

フェラに戻ろうとする彼女に俺がいった。

「M美?」

「はい?」

「その…。フェラ、してくれてる間に…。俺がキミに、その…。クンニ、してもいいかい?」

「クンニ、って…」

「だからキミの女性器に、その、直接、キスをすることだよ…」

彼女の目が泳いだ。激しい葛藤があるようだった。

強く、唇を噛み締めていた。

「…。お察し、ください…」

涙目で彼女は言うと…。

俺の股間へと、潜って行った…。

俺のチンポはしゃぶってくれるのに…。

自分のオマンコは恥ずかしくて見せられないって…。

どういう論理なんだろう…。

と思いながらも、

3度目になる彼女のフェラチオはとても心地よく。

強弱をつけたバキュームや、

リズミカルなサオへのシェイク、

美しく細い指を巧みに使ったカリや亀頭、尿道口への刺激は…。

まるで彼女の得意なフルート演奏のような指使いで。

きわめつけは…。

亀頭をクチに含み、

高速に舌を動かし、絶妙な力加減で、舌で亀頭を叩くようにしゃぶる技は…。

回を追うごとに、俺の射精欲をダイレクトに刺激して来た。

「M美…。そ、それ…。それ、俺…」

「これ…お好きなんですね?」

M美がまるで、悪女のように笑いながら俺を見ていう。

「フラッタっていうの。フルートのタンギング。舌技なんです…。こないだも、これで射精されてましたよ??ずっと、これで責めてあげます…。フラッタで…。射精してください…」

フラッタが再開された。

どうやっているのかはわからない。ただ巻き舌みたいに高速に舌が動き、

唾液と共に舌の粘膜が俺のいちばん敏感な部分を、

超高速で叩き続ける…。

「だ…。ダメだってM美!!それ、やられたら俺…」

指はサオをしごき、

歯もペニスを甘噛みしている。

1週間分のザーメンが、陰茎の奥で蠢(うごめ)いている。

射精したい、射精したい。

俺はまるでクンニされてる女性のように、股でM美の頭を挟み、

腰は勝手に動いている。

股をモジモジさせて射精欲と戦っていたが、

1週間も溜め込んだ精液には、

未経験の舌技・フラッタは強敵すぎた。

「!!!…!!……!!!!…!!……!!!!…イクッ!!!…」

焼け付く激痛に似た性感が!!

尿道を駆け抜ける!!

ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!

ゴクン!!!ゴクン!!!ゴクン!!!ゴクン!!!

射精と同時にM美は精液を嚥下。

射精のあまりの快感に俺は悶絶し、

M美の顔を股に挟んだまま、床を転げ回る!!

M美は俺のペニスを咥え込んだまま、

射精中も、フラッタをやめてくれない!!

ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!ドッピュッ!!!

ゴクン!!!ゴクン!!!ゴクン!!!ゴクン!!!

あまりの大量の射精に、M美の嚥下が追いつかず、

ついに呼吸のため、M美が俺のペニスをクチから離してくれた…。

もう、すぐそこまで、次の射精が来ているところだった…。

M美にフラれたと思い込み、ずっと射精していなかった1週間分の精液は…。

自分で想像していた以上に、大量に溜め込まれていたようだった…。

少し溢れた俺の精液を口の周りから拭くために、M美がティッシュを取りに行く。

ピンヒールはまだ履いたままだ。それが妙にエロい。

俺もキッチンの床から立ち上がり、

まだギンギンに上を向いているペニスとともに…。

M美をベッドルームに誘った。

「ウフフ」

M美が艶っぽい目で俺を見ながら言った。

「俺さん…。女の子みたいでしたよ?」

俺にもその自覚があり。

彼女のその指摘は恥ずかしかった。

俺はベッドに倒れこむ。

ペニスの勢いは弱まるどころか、射精の快感でよりカチカチになっている。

「どうしましょう…?もう一度、フェラでいいですか?」

「キミが…。イッてないから…。いつもキミがイッてないから…」

「私なら大丈夫です。ちゃんとイッてますよ?」

彼女は真面目な顔で言う。

「イッてないじゃん」

「イッてます、イッてますよ?」

俺は彼女のスカートを脱がせ、

パンストを引き摺り下ろすと…。

パンティの股に、ペニスを差し込んだ。

彼女のカラダに一瞬、警戒が走る。俺が膣に挿入するのか、と思ったはずだ。

でも俺は、彼女の尻の側から差し込んだペニスを、

彼女の股を貫通させて前から出すと、

バックからの素股を開始した。

俺のペニスと、

M美のヴァギナは、

完全にこすれ合っているが、

挿入はしていない。

バックから抽送しながら、

ブラウスを脱がし、

ブラジャーを外し、

乳房を揉んで、乳首をシゴき。

全裸にパンティーと、

クリスチャン・ルブタンのパンプスだけを穿いた彼女は、

痺れるほどエロティックだった。

射精に至った俺の精液は、

ベッドを汚し、

彼女の陰毛を汚した。

それでも収まらなかった俺のペニスを、

今度は彼女は手で丁寧にシゴいてくれて、

射精した精液は、彼女の手を汚した。

「まだ…。出ますか?俺さん?」

妖艶な笑顔でM美が聞く。

答えはイエスだった。

精液で汚れた手を、ウエットティッシュで拭いたばかりなのに、

拭いたばかりの手でまたM美は俺のペニスを握ると…。

「いくらでも、お出しください…。いくらでも、お付き合いします…」

ねっとりとしたキスを俺にぶち込んだ。

あの艶っぽい目で俺を見て、言った。

「だから私だけを見てください…他の女を見ては、嫌です…」

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