「あれ……もしかして、まゆちゃん?だよね?」
仕事帰りのコンビニで缶チューハイを手にとろうとしていたところに上から声が振ってきて、振り返ると、それは大学時代のバイト先の店長だった。
「あ、中川さん!お久しぶりです…!偶然ですね。おうち、ここら辺なんですか??」
一回り以上は離れているし、まったくもってタイプではない。ただ、バイト中にはよく助けてもらった。高いところのものを取ってもらい、妙にときめいて、その晩朝までひとりで熱を慰めたのを思い出す。
「まあ、そんなとこだよ。まゆちゃんも?」
何気ない会話。たしか、奥さんとは別れたって言ってたっけ。何故だか、お腹の奥がきゅんと熱くなる。この人と、セックスがしたい。そんな衝動に駆られ、動悸がした。
「あ、あの……店長。」
「いや、もうバイトじゃないんだから店長はやめてよ。」
「あの、……あの。あの……わたしとホテルにいきませんか?」
先程までの呆れたような笑顔が一瞬で驚いた顔になる。それはそうだ。わたしだってこんなことを言うのは初めてだ。でも、もうダメだった。セックス以外のことは頭にない。こんなたわいない会話だけで、触らなくてもわかるほどに濡れていた。
そこからどうやってホテルまで辿り着いたか、もうあまり記憶にない。気づいた時にはホテルに着いていて、ドアを閉めた瞬間に深いキスをしていた。
「は、ン……なか、がわさん……っ、」
すこし煙草のにおいがする。唾液を飲まされる。服の上から痛いほどに胸を揉みしだかれて、呆れるほど甘い声が漏れる。もっと触って。もっと気持ちよくして。はやく挿れて。気持ちばかりが焦る。彼の股間の膨らみを服の上から撫でた。
「まゆちゃん、舐めて。」
言葉を聞いただけなのに頭がぐらりとした。どろ、とまた愛液が溢れて来るのを感じる。ズボンの上からくん、と嗅ぎ、キスをしてから勃起した陰茎をとりだす。そこからは夢中でフェラをする。
「む、ン…は、んん……」
漏れる声よりもぢゅるぢゅる、やらしい水音のほうが大きかった。かたい。あつい。おとこのひとのにおい。限界だ。はやく。はやくはめたい。はやくいれてほしい。
「中川さん、…わたしむりです。もう、がまんできない……〜はやく、はやくいれてください。」
壁に手をつき、臀をつきだす。手で陰部を開いて見せると、ぽたりとまた愛液が雫になる。
「まゆちゃんがこんなにえっちだなんて知らなかったよ……!…は、」
ずぶぶぶぶ!
彼の興奮を煽ってしまったのだろうか、荒い手つきで腰を捕まれ、そのまま一気に陰茎を蜜壷に押し込まれた。
「はあああン!♡…おちんちん、きたあ……っ」
脳にまで響く快楽に背を反らせ、ぴゅっ、と潮をふく。感じたことのない強すぎる快楽で膝が震えた。
「……っまゆちゃん、気持ちいいよ、」
情けない声を出しながら、乱暴に腰をうちつける。犬のようだと思った。
ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぱんっ!ぱんっ!
水音と乾いた音が鳴り響き、わたしの甘い悲鳴も止まらない。気持ちよくて溶けそうだ。事実潮をふきっぱなしだった。
「は、あッ♡ン♡ああッ♡きもち、♡もっとっ♡もっとっ♡」
かたい陰茎が膣を出入りする。パンパンになったカリが膣壁をえぐる。快感が体を巡るたびに膣が痙攣する。熱く蕩けた腟内が陰茎を締め付ける。
「…っ、まゆ、ちゃん……っ、そろそろ、」
「わたし、も…っ♡あ、ッん♡いく、おまんこ、おまんこにッ♡おまんこにくださいッ♡ぜんぶ、ッぜんぶちょうだい…っ♡ああッ♡」
中出しをだらしなく強請る。ピルを飲んでいるとはいえ、そんな言葉を口に出したこともない。理性が飛んでいた。ピストンがはやくなる。子宮口に亀頭が何度もあたり、腰が勝手に跳ねる。
「…〜まゆ、いく……!!でる、…!ッ!!ああ…っ」
「…〜〜あああッ!いく…〜〜〜〜!!」
1番奥に亀頭を押し当てたまま、射精された。擦り付けるように何度かゆっくりストロークする。奥で熱い液体が跳ねるのがわかる。頭が真っ白になり、爪の先まで快感が駆け巡った。
このあと、3回ほどセックスをして、解散した。連絡先も交換しなかった。もう会うこともないだろう。だけどこれがわたしの人生で1番気持ちよかったセックスの体験だ。