「紗耶香先生がデリヘルで働いているらしいぞ。」
居酒屋で高校時代の同級生と数人で飲んでいた時、突然飛び出した話題だ。
紗耶香先生は、高校時代の英語の先生で、男子生徒のマドンナ的な存在だった。
紗耶香先生は僕が高校2年になった4月、大学を卒業して新規採用教員として僕たちの高校に赴任してきた。色白でストレートヘアーのよく似合うスレンダーな美人だ。
2年生に進級してから、僕は英語の授業がいつも楽しみだった。いつも胸ときめかせながら、紗耶香先生の授業を受けていた。
紗耶香先生はいつも薄い布地のブラウスとミニスカートという姿で授業をしていた。先生がいつも着ているブラウスの布地が薄く、ブラジャーが透けて見えていた。
ブラウスの胸元も広く開いていて、先生が前かがみになると、ブラウスの中の乳房の谷間がはっきり見えることがあった。
そればかりではない。ミニスカートから伸びたスラリとした白い足が授業中気になって仕方がなかった。
先生が時々膝を曲げるとスカートの奥が見えそうになる。そんな時、僕は、先生のスカートの裾の奥の太ももを凝視した。しかし、スカートの奥は見えそうで見えなかった。
僕は、スカートの中の太ももの奥をいつも想像し、授業に全く集中できなかった。
「先生のスカートの中を覗きたい、一瞬でもいいから先生のパンティを見たい。」
という衝動に駆られていた。
僕は先生の太ももやスカートの中、そしてブラウスから見える胸の谷間のことが気になり、勉強が頭に入らなかったのだ。そして、夜になると紗耶香先生の裸身を想像し、先生とのセックスを思い浮かべながら自慰に耽っていた。
授業に集中できないのは、僕ばかりではなかった。
「紗耶香先生のパンティが見えた。今日はピンクだった。」
「ブラジャーが少し浮いてて、茶色の乳首が見えてたぞ。」
授業が終わると生徒が教室の隅に集まり、紗耶香先生のパンチラ、胸チラの話題で盛り上がっていた。
紗耶香先生が英語を担当するようになって、僕たちの学年の男子生徒の成績は軒並みガタ落ちだった。
そのことが原因で、3年生になったら紗耶香先生は僕たちの学年の担当を外れてしまった。3年生は大学受験が控え、大事な学年であるという理由で、ベテランの男性教諭が英語担当になってしまったのだ。男子生徒はとても後悔した。
僕たちが高校を卒業した年の6月に紗耶香先生は結婚した。相手はIT企業の若手社長だった。紗耶香先生の大学の英語サークルの先輩で、紗耶香先生が高校の英語教師を続けるという条件で結婚したらしい。
僕たちは紗耶香先生の結婚相手をとてもうらやましく思った。噂によると、身長180を超えるイケメンで、高校時代はバスケットボールの選手としてインターハイにも出場した経験のあるスポーツマンらしい。ベンチャー企業の社長として年収も1億を超え、紗耶香先生の結婚相手としてふさわしい男性であった。
ところが昨年、紗耶香先生のご主人が経営するIT企業が事業に失敗し倒産してしまったのだ。紗耶香先生もその企業の取締役に名を連ねていたので、経営責任を問われることになったらしい。
「貴婦人という高級デリヘルでクレアの名前で出ているらしいぞ。ご主人の経営していた会社が倒産し、その後離婚したらしいが、借金の返済を紗耶香先生も迫られているらしい。」
僕は、憧れていた紗耶香先生が昼間は高校教師として授業しながら、夜はデリヘル嬢として働いていると聞いて、とてもショックだった。あんな清楚で綺麗な紗耶香先生が、デリヘル嬢として毎晩淫らな姿で、不特定多数の男に抱かれていると考えるだけで胸が締めつけられそうだった。
しかし、大学生の僕には紗耶香先生のために何もしてあげることができない。自分がとても無力で惨めに思えた。
「今度バイト代が入ったら、貴婦人で紗耶香先生を呼んでみよう。」
「高級店だから60分2万5千円らしいぞ。」
今夜の飲み会は、紗耶香先生の話でもちきりだった。
僕は紗耶香先生が気の毒でならなかった。デリヘル嬢として働く先生の姿を想像すると、とても複雑な気持ちだった。
午後10時に飲み会が終わり同級生と別れてアパートに帰った。
シャワーを浴び、ベッドに横になった。なかなか寝付けなかった。紗耶香先生のことが気になって仕方がなかった。
ふと、スマホを手に取り、風俗サイトを検索した。
風俗サイトで貴婦人のオフィシャルサイトを見つけた。貴婦人のサイトを開くと在籍女性の一覧表があった。すぐにクレアの名前が見つかった。
クレアの名前をクリックすると、クレアの画像とプロフィールの画面が現れた。
クレアの画像をクリックすると紺色のミニのワンピースを着た女性が拡大された。顔にモザイクがかかり、紗耶香先生であるか判別はできない。しかし、ストレートな髪形や体つきから紗耶香先生の姿であることが想像できる。
プロフィールでは、26歳、人妻、血液型はA型。星座はうお座と紹介されていた。紗耶香先生は3月生まれだったので、星座は一致する。
クレアの出勤情報を調べた。今日の出勤は午後9時から明日の午前1時までの4時間だ。予約は電話だけで当日のみの受付になっていた。
時計を見ると午後11時が少し過ぎている。今ならクレアを呼べるかもしれない。僕は、クレアを呼びたいという気持ちより、紗耶香先生に会いたいという気持ちでいっぱいだった。
気が付いたら、貴婦人に電話をかけていた。
「もしもし、貴婦人ですか?クレアさんを呼びたいのですが。」
「クレアさんなら午前0時から予約できますよ。」
「では、午前0時にお願いします。」
「了解いたしました。クレアさんを午前0時で予約します。ホテルはどこになさいますか?」
僕は、ホテルまではまだ考えていなかった。僕のアパートに呼べないだろうか?
「あのう、自宅に呼びたいのですけど・・」
「申し訳ございません。当店ではホテルにのみデリバリー致しております。ご自宅に呼ぶことはできません。」
自宅で呼べないとすれば、ホテルを選ばなければならない。自宅から歩いて10分ほどのところにラブホテルがある。確か、セラというホテルだった。
「それでは、セラでお願いします。」
「了解いたしました。これからセラに向かわれるのですね。お部屋にお着きになりましたら、もう一度お電話ください。その時点で正式に予約を受け賜ります。もし、その前に他のお客様からの予約が正式に決まりましたら、申し訳ございませんがそちらを優先させていただくことになります。」
僕は急いで身支度するとアパートを出た。セラに向かって速足で歩いた。早くホテルに着いてクレアを予約しないと他の客に予約を奪われてしまう。
10分ほどでホテルセラに着いた。
入り口の自動ドアを通り抜けると、ロビーに部屋のパネルが展示され、かろうじて501号室が一つだけ空室だった。
「よかった。満室だったら紗耶香先生に会えないところだった。」
僕はその部屋のパネルを押すと、ロビーの奥のエレベーターに乗り込んだ。
501号室に着いた。時計を見ると11時40分だ。
「クレアの予約が埋まっていなければいいが。」
僕はさっそく貴婦人に電話を入れた。
「もしもし、セラに着きました。501号室です。クレアさんを予約したいのですが。」
「501号室ですね。クレアさんのご予約は承りました。もうしばらくしたらクレアさんをセラに向かわせます。」
「よかった。間に合った。」
僕はクレアの予約が取れてほっと胸をなでおろした。しかし、すぐに複雑な気持ちになった。
もう少ししたら向かわせるということは、紗耶香先生は今、別のお客さんを相手にしているのだろうか?紗耶香先生が、裸で他の男性に抱かれている姿を想像したら、少し胸が苦しくなった。
時計を見ると午後11時50分だ。あ恥10分で沙也加先生がデリヘル嬢のクレアとしてこの部屋にやって来る。紗耶香先生の到着の時刻が近づくにつれて不安な気持ちが強くなってきた。
紗耶香先生が僕に会った瞬間、僕が高校の教え子だったことに気づくかもしれない。その時、紗耶香先生はどんな反応をするだろう。きっとびっくりするだろう。ひょっとすると、僕は客として拒否されるかもしれない。
しかし、紗耶香先生が教えていた生徒の数は数百人を超える。僕のことなんか覚えているはずがない。できれば覚えていてほしくないと願った。
そのことよりも、クレアは本当に紗耶香先生なのだろうか?もし紗耶香先生でなかったとしたら・・・不安な気持ちはどんどん高まっていった。
僕は不安な気持ちを鎮めようと、ソファーに座りアダルトビデオのスイッチを入れた。
画面では有名AV女優が男優と騎乗位で絡んでいた。いつの間にかAV女優の乱れる裸身に紗耶香先生の裸身を重ねていた。画面に登場するAV嬢より、紗耶香先生のほうがずっと綺麗で色っぽいだろうなと思った。
紗耶香先生はデリヘル嬢のクレアとしてもうすぐ僕の部屋にやってくる。僕はデリヘル嬢になった紗耶香先生とのプレイを想像すると、下半身が熱くなってきた。
時計を見ると午後11時55分だ。
「あと5分で紗耶香先生に会える。」
僕はいつの間にか、紗耶香先生と会うことに対する不安より、デリヘル嬢のクレアとこれからこの部屋で繰り広げられることになる、淫らなプレイに対する期待感の方が大きくなっていた。
クレアが部屋に到着する時刻が近づくにつれ、僕の体は熱くなり、下半身は硬く勃起していった。
午前0時を1分ほど過ぎた頃、部屋のチャイムが鳴った。
「紗耶香先生だ。」
胸の高鳴りを抑えつつ、ドアを開けた。
ドアの外には下着が透けて見えるほどの薄手の白いブラウスに真っ赤なミニのスカートをはき、黒い網タイツのストッキング姿のスレンダーな女性が立っていた。やや大きめの付けまつ毛にキラキラ光るグレーのアイシャドーと化粧もかなり派手で濃いめだ。
僕は一瞬、紗耶香先生とは別人だと思った。
「クレアです。よろしくお願いします。」
女性はやや深めにお辞儀をすると、部屋に入ってきた。部屋の入り口でハイヒールを脱ぎ、スリッパに履き替えてベッドルームのソファーに座った。
部屋の明るい照明の下で、あらためて女性を見ると明らかに紗耶香先生だった。
昼と夜の顔を使い分けているのだろう。昼間の紗耶香先生からは想像できない派手な服装と化粧から、紗耶香先生とは別人に見える。しかし、確かに紗耶香先生だ。声も紗耶香先生そのものだ。
僕は紗耶香先生とクレアのあまりのギャップに戸惑っていた。紗耶香先生は僕が教え子であることに気づいていない。
「お時間はどうなさいますか?」
「60分でお願いします。」
「では、2万5千円いただきます。」
60分で2万5千円とはさすがに高級店だ。しかし、この金額で紗耶香先生を抱けると思えば、高いとは思わなかった。
僕が2万5千円を財布から取り出し、紗耶香先生に渡そうとした時
「あなた学生さん?」
紗耶香先生が僕の顔を不思議そうに見つめながら聞いてきた。
「はい、学生です。」
「このお店、値段が高いから学生さんのお客少ないんですよ。」
紗耶香先生は、そう言うと立ち上がり、ブラウスのボタンを外し始めた。
「シャワーを浴びましょう。」
僕はあっけにとられた。あの憧れの紗耶香先生が、僕の目の前で何のためらいもなくブラウスを脱いでいる。何人もお客を相手にして、男性の前で服を脱ぐ行為に抵抗はなくなっているのだろう。
僕の目の前にいる女性は、高校教師の紗耶香先生ではなく、デリヘル嬢のクレアなのだ。
先生は、ブラウスを手際よく脱ぎ、紺色のブラジャーをはずした。それほど大きくないが形の整った乳房だ。真っ赤なミニスカートをおろすと黒いタイツに包まれたきれいな細い足がスラリと伸びていた。
先生は網タイツの腰ゴムに手を入れると、スルスルっとタイツを脱いだ。最後にブラジャーと同じ紺色のパンティーを下し、あっという間に全裸になった。
透き通るような白い肌。足の付け根には黒々としたアンダーヘアーがびっしり生えている。腰はくびれ、きれいなヒップラインが眩しかった。先生のあまりに美しく整った肢体に僕は見とれていた。
「あなたも一緒にシャワーを浴びましょう。」
全裸になった先生は、下腹部のアンダーヘアーを手で覆うこともなく、さっさとバスルームへ歩いて行った。
僕がその姿をしっと凝視しているのに、先生には羞恥心のかけらも感じられなかった。
僕の知っている紗耶香先生からは想像もできない大胆な行動に、僕の意識から紗耶香先生が少しずつ消えかかっていた。目の前にいる女性はクレアなのだ。男性の前で何の恥じらいもなく服を脱ぎ、平気で裸身をさらすことのできるクレアなのだ。クレアはそのままシャワー室へ入っていった。
「はやく、あなたもいらっしゃい。シャワー浴びましょう。」
クレアは僕をシャワールームに誘った。
僕も急いで服を脱ぎ、シャワー室のドアを開けた。後ろ向きにシャワーを浴びているクレアの背中からヒップを伝わってシャワーのしずくがしたたり落ちていた。
「僕もシャワーを浴びます。」
僕はクレアの背中越しに声をかけた。すると、クレアはくるりと僕の方に向きを変え、ボディーソープを手に広げると、そっと優しくペニスに手を伸ばした。
「わあ、すごく元気。こんなに硬くなって。」
クレアのペニスを握る手に力が入る。いつの間にか僕の下半身は鋭く反応し、硬く勃起していた。
僕の目の前の女性は、僕の意識の中では紗耶香先生ではなく、完全にクレアになってた。クレアの美しく整った裸身に本能を強く刺激された。僕は目の前のクレアを抱きしめたい衝動にかられた。
クレアも僕の気持ちを察したのか、ペニスを握り締めながら僕の身体に身を寄せてきた。
僕はクレアをぎゅっと抱きしめ、激しく唇を奪った。クレアもすぐに応じ、舌を絡めてきた。僕はクレアの下半身に手を伸ばし、シャワーで濡れたアンダーヘアーの奥に指を這わした。割れ目の奥は熱く潤っていた。
中指を膣に挿入しGスポットを指先で押すと、体がピクンと反応した。指先でGスポットをかき回した。指先にザラッとした感触が伝わってきた。膣の奥から熱いぬるぬるした愛液が溢れてきた。
クレアのペニスを握る手にも力が入り、激しく扱き出した。僕も指先でGスポットをかき回しながら、手のひらでクリトリスを刺激した。大きく硬くなったクリトリスのコリコリした感触が手のひらに伝わってきた。
クレアの息が荒くなり、膣の奥から熱い愛液がとろとろ流れ出してきた。
「イキそう、やめて、もうだめ。」
クレアは腰を引き、僕の手の下半身への愛撫から逃れようとした。
「だめです。やめません。」
僕はクレアの下半身から手を離さなかった。クレアの膣とクリトリスへの攻撃をさらに加速した。すると膣の入り口が挿入した指をぎゅっと締め付けてきた。その直後だった。膣がビクンビクンをリズミカルな収縮を始めた。クレアは顔をゆがめ
「イクイク・・・イッチャウ・・・」
と苦しそうに声を絞りだしながらオーガズムに達したようだ。激しく痙攣している。
クレアはそのまま浴室にしゃがみこんでしまった。僕はクレアを抱き抱えた。そのまま脱衣所に連れていき、バスタオルでクレアの身体を拭いた。クレアはまだぐったりしていた。僕はクレアを裸のままベッドルームへ連れて行き、ベッドに寝かせた。
ベッドに横たわるクレアの美しい身体をじっと見つめた。クレアはそっと目を閉じて仰向けに寝ている。先程の余韻が残っているのか、やや荒い呼吸をしながら胸が上下に動いている。すらりと伸びた足の付け根には黒々としたヘアーが白い肌とコントラストを描いている。
僕はアンダーヘアーの奥を見たい衝動に駆られた。クレアの足首を持ち上げながら足を左右に広げた。アンダーヘアーの奥にアーモンドピンクのひだが縦に裂け、内側は赤く充血していた。ひだを左右に開くとピンク色をした膣が、ぱっくり口を開けていた。
僕は固くいきり立ったペニスをその中に突っ込みたい衝動に駆られた。僕はペニスをそっと膣の入り口に添えた。そしてペニスの先を膣の入り口から中に少し入れた。
その瞬間クレアの表情が変わった。慌てて両手で膣を塞いだ。
「何するの!だめよ。」
クレアは厳しい口調で僕のペニスの挿入を拒絶した。僕はクレアの膣からペニスを外した。
「正常位すまたならいいわよ。でも絶対入れたらダメ。」
今度は僕に諭すような口調だった。
僕は軽くうなずくと、膣口の少し上の方にペニスを置き、クリトリス向けて何回もペニスをこすりつけた。割れ目の温かくぬるりとした感触がたまらなかった。クレアも腰を動かし始めた。
クレアの割れ目と僕のペニスがピチャピチャといやらしい湿った音を立て始めた。クレアの腰の動きが激しくなった。ペニスはびんびんに勃起し、硬さは頂点に達した、
僕は再びペニスを割れ目に挿入したい衝動に駆られた。
「入れていいですか?」
僕がクレアに聞くと
「ダメよ。絶対ダメ。」
クレアは、首を激しく振って固く拒んだ。
「我慢できないんです。お願いします。」
「だめよ。お店にばれたら私、クビになっちゃう。」
「お店には内緒にします。」
「デリヘルでの本番は法律で禁止されているのよ。」
「黙ってたら分かりませんよ。オプションでもだめですか?」
オプションと聞いてクレアの表情が変わった。クレアの腰の動きが止まった。迷っている様子だった。
しばらくすると僕の目をじっと見つめて、こう言った。
「お店には絶対内緒よ。3万円ならいいわよ。」
さすがに3万円は高い。正規の料金と合わせて5万5千円だ。
「3万円は無理です。」
僕が申し訳なさそうに言うと、
「じゃあ諦めてね。そろそろフィニッシュしましょうか。」
クレアは上体を起こすと僕のペニスを握り締めてきた。そしてペニスを口に頬張るといきなりしゃぶり始めた。クレアの舌触りがとても心地良かった。
僕もクレアの割れ目に顔を近づけた。シックスナインの体勢になった。僕の目の前にクレアの割れ目が大きく開いている。割れ目のやや下の方に膣口がピンク色の光を放っていた。
僕は膣の中に舌を挿入し、がむしゃらに舐めた。あの憧れの紗耶香先生と、こんな行為をしているなんて。・・・・でも、紗耶香先生とシックスナインしているという実感はなかった。僕の目の前にいる女性は僕の意識の中ではクレアだった。
ピチャピチャ音を立てながらクレアが激しくペニスをしゃぶっている。ペニスに唇と舌が絶妙に絡まり、僕は強い射精衝動を覚えた。
「イクイク・・・イキそうです。」
ペニスの興奮は絶頂に達し、痙攣を始めた。そして、クレアの口の中に激しく精液を放出し始めた。クレアは僕のペニスを咥えたまま、ペニスの先から放出される精液を口で受け止めた。
ペニスの痙攣が治まり、精液の放出が止まるまでクレアはペニスを口に咥え続けた。
やがて。ペニスの痙攣は収まり、射精も止まった。
クレアは僕の身体から離れ、枕元のティッシュに手を伸ばすと、ティッシュの中に僕が放出した精液を吐き出した。そして上体を起こすと、
「シャワーを浴びましょう。」
と言って、ベッドから離れた。
クレアの言葉はとても事務的だった。僕とのこの戯れも、クレアにとっては業務の一環なのだろう。
時計を見るとクレアが僕の部屋を訪れてからまだ40分しか経過していない。
僕は、もう少しクレアと一緒にいたかった。しかしクレアはさっさとシャワー室に入っていった。僕も仕方なく後からシャワー室に入った。
シャワー室で、再びクレアと抱き合ってキスをしようとした。クレアはキスを拒んだ。
「もうプレイは終わりよ。」
バスルームから出たクレアは急いで服を着ると、
「今日はありがとうございました。よかったら、また呼んでくださいね。」
そう言うと、軽くお辞儀してハイヒールを履き、部屋を出て行った。
クレアが出ていったドアを僕は茫然と眺めていた。クレアが僕の部屋を訪れてから45分しか経過していなかった。
クレアは間違いなく紗耶香先生だった。僕は今、一糸まとわぬ裸の紗耶香先生を抱いたのだ。高校時代憧れていた紗耶香先生の美しい裸体、そして性器の細部まで僕はこの目でしっかり見たのだ。
そればかりではない。裸の紗耶香先生を抱きしめ、キスをし、紗耶香先生の性器を手で触り、唇で貪ったのだ。
僕にとって、夢のようなひと時であったはずなのに、期待していたほどの大きな感動はなかった。
僕が今抱いた女性は、紗耶香先生ではなくクレアなのだ。僕がいつも高校時代に憧れていた、僕の意識の中に存在する紗耶香先生だったらどれほど興奮し、感動しただろう。
僕がオプションを口に出した時、クレアは鋭く反応した。そして、僕に3万円という金額を提示してきた。紗耶香先生なら考えられないことだ。それほど紗耶香先生は金銭的に追い詰められているのだろう。
僕は複雑な気持ちでいっぱいだった。しかし、冷静になって考えてみるとクレアは紗耶香先生であることは紛れもない事実だ。裸のクレアを抱くことは、裸の紗耶香先生を抱くことなのだ。今、僕が紗耶香先生を抱いたことは事実なのだ。
またクレアを呼ぼう。次は3万円のオプションで、クレアとセックスしよう。そのことで紗耶香先生の手助けになるのであれば、喜んでオプションを払おう。
それが紗耶香先生とセックスしたいという、高校時代からの僕の夢を果たすことにもなるのだ。
僕はホテルを出ると、アパートに帰った。
次の日、大学に行き掲示板でアルバイトの情報を探った。仕事は何でもよかった。とにかく時給の高いアルバイトを探した。一日でも早くクレアを抱きたかった。紗耶香先生とセックスしたかった。
道路工事の作業員の求人が目に入った。午前9時から午後7時まで実労働時間8時間で、1日1万5千円と出ていた。僕は、道路工事の仕事の経験はないが、4日間で6万円稼ぐことができる。
6万円あれば紗耶香先生とセックスできる。
すぐに、求人先の事務所に電話を入れた。早速明日から仕事をしてほしいということだった。
僕はその日から必死でアルバイトに励んだ。そして、4日間で6万円稼いだ。
4日間のアルバイトが終わるとすぐにホテルセラに向かった。偶然にも501号室が開いていた。
部屋に入ると時計を見た。午後8時だった。前回クレアは午後9時から出勤している。早くクレアを呼びたかった。あと1時間で午後9時になる。
「今日は、この6万円で紗耶香先生とセックスできる。」
僕は高校時代、紗耶香先生とセックスすることが夢だった。クレアを呼べば紗耶香先生とセックスできる。しかし、僕の意識の中ではクレアと紗耶香先生は完全には重ならなかった。
でも、たとえクレアであっても紗耶香先生とセックスしたいという高校時代の夢は叶うことにもなるのだ。
僕はポケットからスマホを取り出すと。貴婦人のサイトにアクセスした。クレアの出勤を確かめようと、本日の出勤欄のページを開いた。
そこにクレアの名前はなかった。
「今日は出勤しないのだろうか。」
僕は、残念な気持ちでいっぱいだった。
サイトのクレアの姿が見たくて、在籍女性の欄を開いた。
クレアの名前が消えてきた。
僕は慌てて、店に電話した。
「貴婦人ですか?今、サイトを見たらクレアさんの名前がないのですが。」
すると、貴婦人の店員が答えた。
「クレアさんは、昨日お店を辞めましたよ。」
「辞めたって、なぜ辞めたのですか?お店を変えたのですか?」
「それはお答えできません。クレアさんはもう在籍していません。別の女性ならすぐにお呼びできますよ。」
「結構です。」
僕はそう言うと電話を切った。そして、ため息をつきながら貴婦人のサイトを閉じた。
「もう、クレアを抱くことはできないのだろうか?紗耶香先生とセックスすることはできないのだろうか?」
僕は途方に暮れていた。
デリヘルでなければクレアを、いや、紗耶香先生を抱くことはできない。紗耶香先生とセックスすることはできない。
僕の夢は大きく砕かれてしまった。
僕はがっかりうなだれながらホテルを出た。歩いてアパートに帰ると、郵便受けに新聞が入っていた。アルバイトが忙しく、今朝は朝刊を見る余裕がなかったのだ。
部屋に入り、何気なく新聞をめくっていたら、ある見出しが目に入った。僕はその見出しを見て、息が止まりそうになった。
「風俗店に勤務の女性教諭、県教委が懲戒処分」
記事を読むと愕然とした。
「県教育委員会は8月7日、勤務時間外に風俗店で働いていた県立高校の女性教諭(26)を停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は事実を認めており、同日付で依願退職した。」
「紗耶香先生だ。」
僕は新聞紙をくしゃくしゃにして、その場に泣き崩れた。