20代前半の時、引越センターの事務所で事務員をやってた。
結構大きい会社で支店がいくつかあり、毎日本社や他支店とやり取りするメール便があって、作業終了後に各支店に立ち寄って回収する役割のおっさんがいた。(40代後半、ワキガ、自分語り多し、何となく皆に嫌われてたっぽい空気はあった)
入社してまだ1年くらいの新人だった自分は、そのおっさんが来たら
「お疲れさまでーす」
「今日暑いですねー」
など、声を掛けたりお茶を出したり飴をあげたりとかしてた。
普段から和気あいあいとした事務所で、作業員の人も営業の人も気さくに話してくれたりしたし、周りが30〜50代で、自分が若いのもあってか割と可愛がられたりもしたのでそのノリだった。
当然そんな対応は他の人にも皆同じようにしてたわけで…。
当のおっさんは、話しかけたりすると嬉しそうにして、飴やお菓子を渡すと
「いや〜こんな事までされたら、◯◯(私)さんにお返ししなくっちゃ(笑)」
と毎回言われた。
大したもんじゃないし、冗談だと思ってたから
「あははw今度じゃあ100倍にして返してくださいねww」
なんて軽く返してた。
そして繁忙期の時、営業さんや作業員さんも忙しくて事務所は空。
自分が事務所で1人で留守番してたら、回収時間じゃないのにおっさんが事務所に来た。
「お疲れっすー!珍しいですねこの時間帯」
「うん。近くで作業があって昼休み。…で、私さん。いつご飯行く?」
「え?(゜д゜)?」
「だーかーらぁwいつものお礼!!どこ行く?好きな所でいいよw」
「い、いや、別にいいですよー…。大したもんじゃないですし…」
「じゃあー、俺ん家に来てご飯作ってくれてもいいよ?」(すげぇ上からwwしかもお礼なのに、何故私が作る?!)
「えっ…あはは〜…それはちょっと〜……」
「なんで?ダメ?俺、◯◯さんの料理食べたいなぁ〜」
目が凄くマジで、ちょっと何言ってるか分かんないです状態。
しかも事務所には私達以外誰も居ないし、おっさんはにじり寄って来るし本気で怖かった。
徐々ににじり寄るおっさんを躱して、何とか必死に断った。
後で事務所の仲良い営業さんに聞いてみると、そのおっさんは実家で母親と2人暮らしで、今まで彼女居た事なくて素人童貞らしいとか…。(そこまで教えるのもどうかと思うけど)
その後は、おっさんが来ても事務的な対応&会話も冷たく返すようにしたらおっさんも喋り掛けてこなくなった。
それにしても…何で親子ほど離れた20歳そこそこの女が、会社以外接点もないのにいきなり家まで来てくれて料理まで振る舞ってくれると思うのか…。
誰にでも愛想良くするのもダメなんだと学びました。