今から15年以上前の話になります。
「ねね、桃花ちゃんって経験済み?」
中2の七月。水泳部の練習終わり。
隣で大きな胸を揺らしながら着替えていた、ひとつ上の祐華(ゆうか)先輩が聞いてきた。
祐華先輩は女子水泳部のキャプテンで、よく話してかけてくれる優しい先輩。
ただ、ちょっと下ネタ好きなところが玉にキズ。
「な、なんのですか?」
質問を返すと、先輩はこっそりと耳打ちした。
「エッチ、したことない?」
私が顔を赤くしたのを見て、先輩は得意気に「まあ、中2ならそうだよねっ」と笑った。
「先輩は、あるんですか?」
そう尋ねると、待ってましたと言わんばかりにニヤっと笑い「今日ちょっと残れる?」と言ってきた。
濡れた髪をタオルで乾かしながら、更衣室を出て水道に腰掛けた。
「さっきの話。ウチさ、この後卒業する(笑)」
「き、今日!?」
「しー!声が大っきい!」
「ど、どこでですか?」
先輩は内緒だよといい、プールとは反対方向を指さした。体育館の方向だった。
「器具庫、ちょっと借りるんだ」
体育館の器具庫は、先輩たちがそういうことに使っていると聞いたことがある。
「こっから、マジで内緒ね。柊とする(笑)」
「えーーっ!!」
柊(しゅう)先輩は男子水泳部のキャプテンで、祐華先輩の元カレ。
先輩たちが中2の時、二人は1年間付き合っていた。
3年生になり、お互いキャプテンとなった時に後輩へのけじめとして別れたが、まだ友達として仲良くしていた。
「付き合ってる時さ、中3になったらしようって約束してたんだ(笑)」
「……見たい?」
「み、見るって……どう、やってですか?」
「隠れる場所だらけだって。そーゆーの、興味あればだけどね(笑)」
私の心臓は、音が聞こえるんじゃないかってくらいバクバクした。
そういうの、大人がするものだと思っていたから。
「……み、見てみたいです」
食い気味で返す私を見て、祐華先輩は笑った。
「意外とエッチだね(笑)」
「こっそり家ぬけて、九時半ごろここ来な?ちょっと早いけど、桃花ちゃんの隠れ場所探そう(笑)」
落ち着かないまま家に帰り、食事と風呂を済ませて、部屋に入った。
これまで動画でしか見たことなかった行為を、この目で見る。少し怖かったが、それ以上に好奇心が勝った。
家族が寝たのを慎重に確認して、音を立てず家を後にした。外は雨が降りしきり、夜の住宅街に響く足音を消してくれた。
ジャージ姿で再び学校に向かい、着いたのは21時半ごろ。
プール前に行くと、屋根の下に同じ学校のジャージ姿で祐華先輩が座っていた。
「早いねっ」
「遅くなりました!」
「ウチも今きた。柊とは、ちょうどにここで落ち合うの」
先輩は流石にさっきのトーンから下がっていて、緊張の色が見えた。
「雨、降っちゃいましたね」
「うん。でも、こっちのがバレにくそう(笑)」
「……私いて、嫌じゃないですか?」
「むしろ心強いって(笑)肝試しくらいに考えてよっ」
二人で体育館裏に周り、解錠しておいた器具庫に侵入した。
さっきまで練習で使われていいたと言わんばかりの、ちょっと埃っぽい、じめっとした空気が溜まっていた。
鉄の戸を閉めて、光が漏れないようカーテンを閉める。
携帯(当時はガラケー)のライトで様子を伺うと、真ん中に人一人寝られそうなスペースがあった。
祐華先輩はそこに運動用のマットとバスタオルを敷いた。
隠れられる場所を探していると、先輩が少し奥まった位置にある跳び箱の一番上の部分を持ち上げた。
中には空洞があり、入ってみるとちょうどしゃがんだ目の位置に穴がくる。
跳び箱の蓋を閉めてもらうと、完全に暗闇と化した。外からは覗き込まないと分からない。
先輩が携帯のライトを、行為するスペースが照らされるよう置く。敷かれた真っ白なバスタオルに座る先輩が、想像よりもはっきりと見えた。
「こんな感じで照らすからね。見える?」
「すごい……しっかり、見えます」
十分くらいで準備が終わり、そのあとは跳び箱から出てマットの上に体育座りし、お話ししていた。
「あの……なんで誘ってくれたんですか?」
「一人じゃ、不安だったし。ウチのバカな話に付き合ってくれるから、興味あるかなって。それなら一石二鳥じゃん?」
「柊のやつ、そんな約束ばっか覚えてて(笑)」
「でも……あいつなら、初めて捧げても良いかなって思えてね」
こっちを見てあどけなく笑う先輩を見て、ドキッとした。
九時五十分ごろ。柊先輩はちょうど十時に来るらしいから、一旦お別れとなる。
「ウチはプールで待つから。ここでひとまずお別れだね」
「……先輩は、怖くないですか?」
「正直ちょっと怖いかも……桃花ちゃんいるって思って頑張るねっ」
笑いながらも、震えてきた先輩が私の右手を取って、両手で包み込んだ。手はひんやりと、震えていた。
「ちょっとだけ、ぎゅってしても良い?」
「は、はいっ……」
祐華先輩は、私を抱きしめた。シャンプーのふわっと甘い良い香りが漂う。
私も腕を回し、大人の女性のような身体を抱きしめた。
祐華先輩は胸も大きく、太ももとお尻もしっかりしていた。肉付き良いが、身長があるのでグラマーな体型だった。
少しして、体育館の屋根を叩きつける雨足が強まる。
それに合わせて祐華先輩は大きく深呼吸し、決心が着いたようで私を離した。
「ありがとね。落ち着いてきた」
「痛かったりしたら、無理しないでくださいね……?」
「うん、ありがとう!」
私が跳び箱に隠れ、先輩が携帯のライトを消すと、周囲は暗闇に包まれる。
梅雨時とあって内部かなり蒸し暑かったが、もはや気にする余裕もなく心臓が高鳴る。
「じゃ、一足先に大人になってきますっ」
先輩は外に出た。暗闇に一人。急に孤独感が増す。
ーーこのまま帰ってこなかったら、どうしよう。
ーー先輩の柔らかい肌。あれに裸で包まれるなんて、さぞ気持ちいいだろうな。
ーーそもそも、中学生ってエッチして良いんだっけ?
色々なことを考えているうち、少ししてガラガラっと入り口の扉が開いた。
来た。携帯のライトを照らして、祐華先輩が柊先輩を誘導する。
「うわ、バスケ部汗くせー……」
「湿気やばいねっ。タオル、さっき敷いといたから」
「すまん!ありがとう」
祐華先輩がライトを付けた携帯を棚に置いて、二人はマットの上に座った。
跳び箱からはちょうど二人の真横姿が正面になる。
「緊張、やばい……」
「……大丈夫」
柊先輩が、祐華先輩を正面から抱きしめると、キスをした。
「んっ……」
チュッ、チュッ……ピチャッ……ピチャッ……。
キスの音は徐々に水気を含んだ音に変わる。お互い舌を絡ませあっている音が、雨の音に混ざって聞こえてくる。
私は右手で口元を押さえて、それを見た。
正直生々しさが強く、たまに目を逸らしてはまた見てを繰り返し、やがては凝視した。
やがて、柊先輩が来ているジャージを荒々しく脱ぎ捨て、黒いボクサーパンツ一枚となった。
祐華先輩もジャージの半袖、ハーフパンツを躊躇いつつ脱ぎ、ブラとパンツの下着姿となった。
「恥ずかしい……」
二人は下着姿で抱き合いながら、再びキスをした。
祐華先輩は顔を上気させ、俯きながらもブラのホックを外した。
そして二人はパンツを脱ぐと、お互いの生まれた姿を晒しあった。
私は、どうしても柊先輩のモノに目が行った。
保健の教科書に載っていたモノが、現実にあった。定規くらいはありそうなサイズの、赤黒い太い肉棒が、日焼けしていない白い下腹部から、そそり立っていた。
先端はさらにボールのように丸みがあり、そこだけツルツルと光沢があった。根本からは大きい袋が垂れ下がっている。
祐華先輩も、それに釘付けになっていた。
そんな祐華先輩の裸も、いつも何気なく更衣室で見ていたが、改めて見ると凄い。
水着の形に焼けた、水泳部らしい小麦色の肌。Eはカップありそうな、大きなおっぱい。凝視したことはなかったが、下の毛は結構濃いが整えられている。
私はその光景をまじまじと、目に焼き付けた。頭に血が上った感覚になり、フラッとするのを必死に耐えた。
「すごい……エロ……」
「あんたもね。良い身体してんじゃん(笑)」
二人は立ったまま、抱きしめ会い、キスをした。
柊先輩の手が、大ぶりな祐華先輩の胸を鷲掴みにする。
「んっ……!」
柊先輩は目を大きく開きながら、そのまま手に掴んだ胸に舌をつけ、乳首を転がしているようだった。
祐華先輩は口を押さえて、声を耐える。負けじと片手を柊先輩の肉棒に伸ばし、掴むと上下に動かした。
「んっ、こ、こう?」
「あっ、やべっ、気持ちいい……」
二人はぎこちないながらも、お互いの身体を味わいあっていた。
「フェラ……って知ってる?」
「う、ん……舐める、やつ」
「嫌?」
「良いよ……」
祐華先輩は立膝をついて、柊先輩のモノの目の前にした。
「すご……いつからこんな剥けるん?」
「俺は中1くらいで剥いた。先輩みんな剥けてたからなー」
まじまじと見て少したじろいでいたが、少しして一気に口に咥えた。
ジュボッ……ジュボッ……ジュルッ……。
「あっ、やべ、凄すぎ……」
柊先輩は感じながら目を閉じ、祐華先輩の頭を撫でた。
祐華先輩は咥える肉棒を味わっていた。慣れない感じがでて、なかなかリズムが安定していなかったが、どこか嬉しそうだった。
私はそれを見て、憧れの先輩が他人のモノになったようで、少し複雑だった。
肉棒を咥える祐華先輩の手は、自分の股に伸ばされていた。
「んっ……」
柊先輩のを舐めつつ、自分のを潤わせた。
「ウチのも触って……」と仰向けになり、両脚を開いた。
整えられた濃い陰毛の間に、柊先輩の手が伸びる。
「んんっ!!」
クリトリスに触れたらしく、祐華先輩は下半身をビクつかせた。
「凄……こんな濡れて……」
「やん……ウチ、Mなのかも……」
「可愛いよ……」
しばらく撫でた後で「指、挿れてみるね」と柊先輩。
それに応じた祐華先輩は、まじまじと自分の下を見ていた。
柊先輩の人差し指が、ゆっくりと、かつ思いのほかスムーズに中へ吸い込まれていった。
「あ……」
「痛くない?」
「ん……出し挿れ、して……」
人差し指を注意深く、ゆっくり抜いて、再度挿れる。しばらく続けた後で柊先輩が聞いた。
「どう?」
「んー……わかんない」
「増やすね」
よく見えなかったが、おそらく指の本数を増やしたんだろう。
祐華先輩はさっきと同じように受け入れていたが、段々と苦しそうになった。
「あっ……キツい、キツいかも……ゆっくり……」
「おっけ、悪い……」
2本の指も時間をかけて挿入ったようで、徐々に祐華先輩の反応が小さくなった。
「舐めるな?」
指が入ったまま、柊先輩は祐華先輩の股に顔を埋めた。
「あっ……!あっ……!!やだっ、まずいよ……」
「全然。味しないよ……」
クリトリス付近を舌で責められているのだろうか、祐華先輩は打って変わって気持ちよさそうに喘いだ。
クチュ……クチュ……クチュ……。淫猥な音が響く。
「あんっ、それ、良いっ……」
柊先輩は、挿入した指を膣壁に馴染ませるように、ぐりぐりと中に擦っている。
中と外を同時に責められ、祐華先輩は声を押さえられなくなっていた。
そんな二人を見て、私はいつの間にか自分の股間に両手が伸びていた。
生え揃いたての陰毛を掻き分け、祐華先輩がされていたように、突起を刺激した。
(っ……!)
自分の腰がガクガク震えるのがわかった。
男子に、あんなふうにされたら、どうなってしまうのだろう。
「やっ、やだっ、恥ずかしいっ、こんなっ!」
「誰もいないから、もっと声出してよ」
その言葉に、心臓が止まりそうになった。大丈夫、知られてるわけない。
祐華先輩もハッとこっちをチラ見して、恥ずかしそうに顔を背けた。
その顔が、既に知っている祐華先輩の顔ではなく、大人の女性に見えた。
「あっ、やばい、なんかっ、変っ、くる、くるっ!!」
祐華先輩は顔を真っ赤にし、両腕をこわばらせ、身体をのけぞらせた。大きい胸が突き出されて強調される。
「…………っ!!」
痙攣し、肉付きの良い太ももがぶるんっと揺れる。
顔を力のこもった両脚に挟まれた柊先輩は、絶頂する様子をしっかりと間近で見ながら、ゆっくり起き上がって指も抜いた。
「柊……」
「祐華……」
二人は抱きしめ合い、舌を絡ませた。
柊先輩が、祐華先輩の太ももを抱えて持ち上げる。
「断って良いんだぞ?」
「ううん……挿れて……ほしい」
「初めて、本当に俺貰っていい?」
「……柊なら……いや、柊がいいっ……」
「ありがとう……」
柊先輩は来ていたジャージを漁り、コンドームらしき袋を探した。
祐華先輩はそれを遮って、目を閉じた。
「初めてだけ……このままきて……」
「…………」
私は祐華先輩を心配しつつ、同情した。自分も同じシチュエーションだったら、そのまま欲しくなると思うから。
柊先輩は葛藤していたようだったが、ついに頷くと、自分のモノを親指で押さえて膣口へと運んだ。
ずんぐりとした太い亀頭に愛液を塗りたくってから、膣口に押し当てた。
指とは全く違う太さのモノを見て、祐華先輩は涙目で口を押さえた。
「無理無理ぃ……挿入んないよぉ……」
「大丈夫。ゆっくり挿れる、怖くないから」
割れ目に肉棒をゆっくりと擦り付け、十分に湿らせる。粘度のある愛液がトロッと垂れるのが見えた。
「挿れるよ……?」
こくっと祐華先輩がうなづいたのを合図に、ピンク色の膣口が初めて男を受け入れた。
ーーその時。
「痛い、痛いっ!!痛ぁいっ!!!」
祐華先輩が身体を強張らせ、柊先輩にしがみついた。泣いているようで、鼻をすする音が聞こえる。
私は思わず息を呑んだ。先輩が心配で、今すぐにでも飛び出て止めてあげたかった。
あんな度胸ある祐華先輩が叫ぶほどの痛みって、どんなんだろう。想像がつかなかった。
「大丈夫?いったん抜くよ」
「ぐすっ……抜かないで……抜いたら、怖くて入んないかも……」
「ゆっくり……ゆっくり、来て」
祐華先輩は敷いたバスタオルを掴み、眉間にシワを寄せて耐えている。目からは涙が溢れていた。
「わかった。挿れる。でも、我慢するなよ」
柊先輩はキスをすると、祐華先輩の太ももを掴んで両脚を持ち上げた。
「やっ、恥ず、かし……」
「大丈夫……」
動いているかいないか、わからないようなスピードで腰を沈める柊先輩。
膣口が亀頭を丸々飲み込んでからは、少し祐華先輩の表情も和らいだ気がした。
「太いとこは、全部挿入った……」
「え、まだ半分……っ、やっぱおっきいね……!」
「やばい、気持ち良すぎ……」
柊先輩は気持ちよさそうに、膣内を味わっていた。
やがて、進みが止まった。
「挿入っ……た……?」
「うん、根本まで……」
「なんか、変な感じ……ウチじゃ、ないみたい……」
「……痛くない?」
「ううん。幸せ……。挿れるときは死ぬかと思ったけど(笑)」
「……ごめんな。後悔してない?」
「うん。たぶん、一生忘れない……」
二人の声が、どこか遠い世界の会話に聞こえた。
私は暗闇の中、夢かうつつかわからないような感覚に陥った。
私を再び現実に引き戻したのは、祐華先輩の喘ぎ声だった。
「うっ、うっ……んっ……んっ……!」
痛みを我慢しているのか、はたまた感じているのか。ピストンの度声が漏れる。
ゆっくりと、しかし一定のリズムを保ち、柊先輩が正常位で腰を振っている。
祐華先輩は顔をしかめながら、出し挿れされるそれを味わう。大きな胸がピストンされるたび波打って揺れた。
「あー……やばい、祐華の中、すっげえ気持ちいい……」
「んっ……柊っ……柊っ……!」
柊先輩は祐華先輩に覆い被さり、顔が見えなくなる。祐華先輩は背中に腕を回し、そっとハグした。
祐華先輩が閉じていた目をうっすらと開く。
恍惚とした表情で、焦点の合わないうっとりとした目。いつもふざけて笑い合っている先輩が、大人の顔になっていた。
そんな表情に見入っていると、祐華先輩はそっと視線をこちらに送ってきた。
柊先輩の首元に両腕を回して、勘付かれないようにして。
祐華先輩は数回首を横に振り、笑いながら「痛い、痛い」と口パクで送ってきた。
間も無くして柊先輩が上体を起こしたので、私たちの秘密の時間は終わってしまったが、なんだか嬉しく、変な緊張が飛んだ。
「……無理、我慢できない……」
「もっと……速くしていいよ?」
柊先輩は祐華先輩の足首を掴んでぐっと上げさせ、より腰を深く挿れた。
これまで数センチのピストンだったのが、亀頭が見えそうなくらい引き抜かれ、完全に根元まで押し込まれる。
パンッ、パンッ、パンッ。
「んっ!!すご、奥、奥にくるっ……」
「痛い?」
「い、痛くないっ……好きに突いて?」
結合部から引き抜かれる肉棒は、愛液で赤黒い光沢を帯びていた。局部をフルに使い、生で感じていた。
動きも徐々に速さを増し、やがて肌がぶつかり合う音が激しさを増す。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。
「あ、やべっ、やばいっ、ふぅ……祐華っ!」
「んっ、んっ、んっ!!もっとっ……!もっといいよっ……?」
痛いだろうに、祐華先輩は気持ち良くなってもらいたいからかピストンを煽る。
言葉通り柊先輩は我を忘れ、まさに無我夢中で腰を振った。
「うっ、うっ、うっ!!」
パンッパンッパンッパンッパンッ!!
「あっ!あっ!んっ!!柊っ、柊っ!!」
「祐華、もうっ、俺っ、無理っ」
「んっ!来てっ!出してっ!」
パンッ、パンッ、パァンッ!!
力を振り絞って立ち上がって抜き取ると、愛液でヌルヌルになった肉棒を高速で上下させてしごいた。
「イ……クっ!!」
ビュッビュッビュッ!!ドクドクドクッ……。
「きゃっ!!」
柊先輩は下半身をガクガク震わせ、射精した。
勢い良く飛んだ精液は、豊満なおっぱいを目掛けて飛んでいく。離れたここからでも飛ぶ精液が見えた。
祐華先輩の豊満な胸、色白なお腹が、白く濁る。
柊先輩は自分のモノを根本からしごいて最後の一滴まで絞り出し、祐華先輩の身体をおびただしい精液で汚した。
二人は肩で息をして、その場に力なく倒れて抱き合った。
しばらく動けずに、吐息だけが器具庫内に聞こえた。
「ゆ、祐華……」
「ふふ、卒業、しちゃったね……。気持ちよかった?」
祐華先輩は恍惚とした表情で、柊先輩を見た。
完全に、大人になった表情って感じだった。
「腰、砕けるかと思った……気持ち良すぎて……」
「後悔してない?」
「……アンタみたいな気心通じてるやつじゃないと、ウチ一生できなかった」
「ありがとう。幸せな時間だったよ……?」
「うん、俺も……」
これだけ愛しあって、また友達に戻らないといけない。それが切なかった。
私だったら、絶対好きになってしまう。
二人は上体だけ起こして、敷いていたバスタオル一つでお互いを拭いた。
柊先輩は自分の精液と、祐華先輩の血がついたバスタオルを脇に避けて、最後にもう一度キスをした。
そこからは無言でお互い服を着て、マットを片付ける。
やがて電気が消えて、「行くか」の声の後に足音が聞こえた。
足音が遠くの方で止まり、声が聞こえる。
「あのさ……」
「ん?」
「また、俺ら一緒になれるかな」
沈黙が続いた。
「……ウチ、県外の高校志望なの、知ってるでしょ」
「引退後とか、卒業とかじゃない。もっと後でいい」
「それまで、俺、待ってるから」
「……」
返事がないまま扉が開き、二人の足音は外に消えていった。
戻ってきた祐華先輩と、雨が上がった帰り道を歩いた。
「痛ててて……」
内股で痛そうに歩く先輩は歩きにくそうだった。
なんだか私のパンツの中も濡れていて、歩くのが気持ち悪かったのを覚えている。
「変なの見せて、ごめんね?」
「本当に桃花ちゃんいるの、心強かったよ」
「凄かったです……貴重な経験でしたっ。でも先輩、痛そうで……心配でした……」
「そうっ!本当痛かった!!マジであいつさー……」
先輩は激しすぎとかデカすぎとか、ゴム最後までしなかったとか、散々文句を言っていたが「まあ、悪くはないかも」と笑った。
「でも、まだ好きなんですねっ」
「はー?ウチはもう嫌いだよー」
「でも、最後……」
「聞こえてたんだね(笑)これっきりって思ってたのにさ」
「あの後、なんて話したんですか?」
「……内緒っ!」
祐華先輩は中学生らしいあどけない顔で、無邪気に笑った。
この後少しして3年生は引退し、やがて卒業していった。
祐華先輩は県外の高校にスポーツ推薦で進学し、柊先輩は市内の高校に進学した。
仲良かった祐華先輩とも、15年以上疎遠になっていた。
そんなある日。
「もしかして、桃ちゃんですか?」
「……祐華さん?」
地元のイ○ンを歩いていると、偶然再開することができた。
お互い三十代になっていたが、祐華さんの美しさは変わらず、大人の女性って感じがした。
相変わらずのナイスバディで、シースルーの袖からは、あの日見た肌が覗いていた。
大学を出て首都圏で働いた後、結婚を機に戻ってきたらしい。
大学時代とか仕事とか、近況報告をした後で、祐華さんは当時のことを謝った。
「ごめん……見せるなんて、本当どうにかしてた。トラウマなってない?」
「全然です(笑)見たがってたの、私ですし」
「あんな経験、大人じゃできないですもん(笑)」
「よ、良かった……ずっと気がかりだったけど、連絡手段なくて」
祐華さんは心底ホッとした顔をしていた。
「……あの後、柊さんとは?」
「あ、そうそう」
スマホの待受には、筋肉質な男性と腕に抱えられる赤ちゃん。
男性は、柊先輩だった。面影を残したまま、より男らしくなっていた。
「旦那さんって、もしかして……」
「この人、約束破らなかったよ(笑)」
そう言って笑う祐華先輩は、当時と変わらない笑顔を見せた。
(終)
まとまりのない文章、失礼しました。
先輩たちの近況がわかったので、記念の投稿でした。
またどこかで。