姉にはSという名の彼氏がいた。見た目は背が高く顔も凛々しく、正直なところ男の私でも惚れ惚れするような容姿であったが若い頃はなかなかヤンチャをしていたらしく、私にとってはなんとも喋り難い存在ではあった。
仕事は土木作業員みたいな事をやっており、仕事の都合でよく県外に仕事に行くことが多かった。Sは姉の4歳年上の社会人だった。
女子高生の姉とは違って働いているということもあり、姉にはどこか「亭主関白」みたいな所があったように思える。しかし、姉からすると恐らくだがそれは「ただの束縛」であり、時としてそれはとても窮屈に感じることが多かったに違いない。
なぜならSが家に来る日に限って姉の顔は曇りだす。そしてその日の夜中には決まって私が寝静まった頃にSによる「Sが不在時の姉の行動についての尋問」が執り行われるのだ。
姉「その日は…男友達と……」
と言う姉の声とともにSによる姉に向けられた容赦ないビンタの音が鳴り響く。
バシッ!!!という音の後には決まって姉のすすり泣く声と共に姉の謝罪が始まる。
姉「…ごめんなさい………」
私は姉の泣き声を聞きながら「もういい加減にSなんかと別れたらいいのにな…」と思いながら掛け布団を頭に被り眠りにつく日々を過ごしていた。
そして次の朝、姉から笑顔で「おはよう♪」という笑顔で姉が作ってくれたお弁当を渡されて私は中学校へ登校する。
…これはそんな頃の話。
最近、どういう風の吹き回しだかわからないが、姉がよく私に小遣いをくれるようになった。
それも毎回決まって1万2万といったものであり、当然の事だが、当時の中学2年の私にとってそれは高額なものであった。
そのお陰で私は毎月のようにそのお金を握りしめては街に繰り出してはゲームを買ったり、漫画を大人買いしたりとやりたい放題であった。
しかし、時にはそれは「いじめっ子にたかられる一つの道具」みたいなモノにもなっていた。しかしそのせいだろうか…私に対するイジメは徐々に少なくなっていったようにも思える。
…だから少し複雑であったが、私は何処か姉に「感謝」の気持ちを持っていたことは間違いなかった。
そんなある日の事。私が中学校から帰ると土足場に男モノの靴が揃えておいてあった。「…誰か来ているのかな?」と思いながら廊下を渡り、姉の部屋へ通じる扉を開ける。
すると姉が部屋に男友達を連れてきていた。姉が彼氏以外の男と密会というのはそう珍しいものではないことは弟の私もよく理解していたが、あからさまに姉が彼氏以外の男を部屋に連れ込んでいる所に出くわしたのはこれが初めてだった。
私は男と軽い挨拶を交わすと私は襖を開けてその奥にある自分の部屋に入る。
「姉が他の男と密会をする」…本命の彼氏が自分勝手で暴力的でおまけに束縛が酷い男となれば仕方のない光景であろうか。なぜなら姉が他の男と接することでその時だけは「Sから束縛されている」という事実から逃れられるだろうから。
そして何よりも辛いSからのDVの事も忘れられるのだろう…その証拠だろうか、襖を隔てても今日は隣の部屋から姉の甘い声が聞こえてくる。
姉「あん♪…もう……(笑)」
弟の私としては耳を塞ぎたくなるような姉の甘い言葉である。まあ、何はともあれ隣の部屋では姉が楽しく男とイチャついているのである。私はそれを邪魔しないようにそっとテレビの電源を点けてファミコンで遊ぶことにした。
ゲームをし出して2時間ほど経ったとき、襖がそっとひらいた。
姉「〇〇(私の名前)…ご飯できたよ〜♪」
毎晩、姉の口から聞かされる号令である。姉の部屋へ行くと、男は姉の横にビッタリと座っているのがわかる。…少し違和感を感じた私だったが、食事自体はいつもと変わらず穏やかな日常の風景と美味しそうな晩御飯の匂いが漂っていた。
無言で食事を終え、いつもならテレビの前で姉と談笑…と行きたいところではあるが、今日は姉の横に来客の男が居るのである。私はそそくさと自分の部屋へとって返して無言でまたゲームを始める。
…今日は何かいつもとは違う重い空気に押し潰されそうになりながらも、私はテレビの中の敵キャラをバッタバッタと倒していくことに集中していた。…この時はそうするする事で少しでも気が紛れることは間違いなかった。
暫くすると、姉の部屋で音楽が流れ始めた。時計を見ると夜の9時だ。もう男友達は家に帰ったのだろうか…私の中にそんな疑問が浮かんだが、それにしても大きな音楽である。夜9時ということもあり、時間的にも少し音量を落としたほうがいいのではないかと思うほどの音量である。
ただこの時、私はそれに気にしないフリをしながらゲームを続けるしかなかったのである。
…しかし、残念ながらこの時の姉の部屋との襖から「開けてはならない」といったただならぬものが感じられた。私はそれに従うしかなかったのである。
それから時間が幾らか経過した頃だった。重たく感じられる襖がゆっくりと開いた。
姉「〇〇(私の名前)、お風呂入りなさいよ♪」
いつもと変わらぬ姉の言葉になぜか少しだけ平常心をを取り戻した私だったが、襖を開けて姉の部屋に入った時、私は身体の中で心臓の鼓動が一気に高まった。…なぜなら帰ったと思っていたはずの男がパンツ一枚でそこにいたからである。
何か言えば良かったのかもしれないが、しかしこれといったリアクションもとれる余裕もなく少し顔を強張らせながらも、私は姉の部屋から廊下へ出て風呂場への扉を開いた。
風呂場に入るとかけ湯をしてから湯船に浸かる。いつもならここで流行りの歌も口ずさむところではあるが、残念ながら今日は歌う気になれなかった。
…私は風呂場にいる。そして姉は男友達と二人で部屋の中に居るのだ。今、私が入浴中に部屋の中では何が行われているか…そして行われているとすれば、私はどのタイミングで風呂から上がればよいのか…そして私が風呂から出れば代わりに誰がこのお風呂に入るのだろうか…いや、正確には「誰と誰が」お風呂に入るのか…色々と考えるたびに益々、心臓の鼓動は高まっていった。
風呂場の扉を少し開けてみた。外気が私の全身に触れ少しだけ寒く感じたが、私はそっと聞き耳である左耳を廊下に向けたのだった。…今更だが姉の部屋の音楽の音は止んですっかりと静寂を取り戻しているのがわかる。
姉「…あっ!〇〇、もう出たの?」
部屋の中から姉の声が聞こえた。
私「うん…もう…出たよ!」
この時私はありったけの勇気を持って、渾身の力を振り絞り、そこそこ大きな声を発して姉の問に答えたつもりだった。
それからまたシーンとした静寂が訪れる。「…今、部屋に入っていいのか?…いや、開くまで待ったほうがいいのではないのか?」と、自問自答しながらも冷蔵庫の中の牛乳をコップにゆっくりと注ぎだした時だった。
ガチャッ!!
姉の部屋の扉が開いた。すると私の目に飛び込んできたのは一糸まとわぬ男の姿であった。
服の上から分からなかったが男の腕は筋肉質で固く大きく腹筋は八つに割れており、色黒のせいか、そのイチモツはなんとも言えない大きさに見え、その上その形は上に大きく反り上がっているのが分かる。
ガララッ!
男は無言でお風呂場に入る。そしてその後を姉がバスタオルを持ってついて行こうとしていた。すると私と目が合う。伏し目がちではあるが、牛乳を飲む私に対し姉は申し訳なさそうな眼差しでこっちをジッと見ていた。このとき何故か「お願い!Sに内緒にしていて…」と姉の叫びが聞こえたような気がした。
私はぐっと牛乳を飲むと水でコップを洗い流してから流しにそれをそっと置き、そして何も知らないフリをしながら私の部屋へと通じる姉の部屋の扉を開いた。姉のそんな眼差しを背中に感じながらも私は部屋でさっきまでしていたゲームを再開したのだ。
暫くゲームを続けた。しかし何故かこの日は心臓の鼓動の速さがおさえられなかった。今、風呂場で行われている模様を少しだけ覗いて納得してみたくなった。…そうすれば、少しは私の気持ちも楽になれるはずだ。…ただ、そう願いたかった。
襖を開けて廊下に通じる扉をちょっとだけ開けてみる。すると「勢いよく蛇口から出る水圧の音」と「パンパンパンパンと鳴り響く別の水音」と「快楽に酔いしれる姉のあえぎ声」が聞こえてきた。…風呂場のガラス戸越しに浮かび上がっているのは紛れもなく「駅弁プレー」を楽しむ男と姉の姿だった。
いけないとは思いつつも、何故だがこの時だけは駅弁プレーに酔いしれる姉のシルエットに私は見とれてはいた。何故ならこれは姉からすれば、「弟公認の浮気」なのだから…
私はそっと部屋の扉を閉じた。
自分の部屋に戻ると何故か平常心に戻ることができた。そして机の上に置かれた英語のノートに目をやった。…そうか。明日は課題の提出日だった。時計を見るともう11時半…急いで課題を片付けて明日を迎えなければならなかった。
…宿題も終盤に差し掛かったところ、廊下で姉と男の声が聞こえた。姉と男が部屋に戻ってきた。私は気持ちが焦る中、英語の課題をすすめていた。
すると…
私の部屋の襖が勢いよく開けられた。見るとそこにはパンツ一枚の男が私を見下ろしているのがわかる。…どうしていいのか分からずにいると男は私の側までやって来て私の課題の回答欄に指を指してこう言った。
男「ここはね、…………………………だよ♪」
なんと男は私に答えを教えてくれたのだ。その次も、その次も、その次も…男は宿題の答えを教えてくれたのである。そしてたった一言。私は「ありがとう♪」と男にお礼を言うと布団に入り眠りにつくことにした。…まるでそれを強いられたかのような気がしたが、宿題が終わったことで私は安心して眠ることができるのだ。
そして私が寝静まった頃であった。姉の部屋と私の部屋を仕切る襖がありえない音を立てて揺れているのがわかる。
「地震か!!!」
その音にビックリして布団から飛び起きた私であったが、その音とともに姉の部屋からは姉の喘ぎ声が聞こえてきた。
姉「アッん…アッん…アッん…アッん………」
「また姉が男とヤッているだけの展開だ」そう思い、いつものように頭から布団を被り寝ようとした時だった。
ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン…
微かにだが、襖の向こうから機械の音が聞こえてきたのだ。「この音はなんだろう…」私は鳴り止まぬとも分からぬその機械音は私の好奇心を大きくさせ、少しだけ隣の部屋を覗きたくなったのだ。
…そっと襖を開けて姉の部屋を覗くと…豆球に照らし出されたその部屋でM字開脚をさせられた姉の股間には赤い電気が点滅する「大人の玩具」があった。
ヴゥーン、ヴゥーン…と鳴る音とともに赤い電気に照らし出される姉の悶絶した顔はなんとも言えないエロスを醸し出しており、それを上から見下ろす男の顔もどことなくいやらしく見えてとれる。
姉「…凄ぉぉぃいぃぃぃい”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”い”ぃぃ!!……アアア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ァァァァァァあ”あ”あ………!!」
何度も何度も玩具の振動に合わせて自分の腰をくねらせる。赤く光る玩具からは微かな振動音とは別に姉にとてつもない快楽を与えているのである。
姉の胸には姉の汗かよだれかはたまた男の精液なのか分からないものが付いており、時々男はそれを指で拭って姉に舐めさせていた。
姉「ダメ…ダメ…ダメなのぉぅ……欲しい…欲しい…チンポ……欲しい………」
色欲に支配された女性が欲求を満たす為だけに夢中になっている末路であろうか…そこにはもう私が知っている姉の姿は無かった。姉は男をゆっくりと押し倒して男のイチモツを握りしめるとそれを自分の中にゆっくりと入れ始める。
姉「あ…あ”っ…あ…あ”っ…あ…あ”っ…あ…あ”っ…あ…あ”…あ…あ”ぁぁ…」
暗闇の中で豆球の明かりから浮き上がる姉の身体は実に妖艶に見えて、姉はこちらを向いたまま腰をいやらしく動かしているのが見える。何度も何度もその感触を確かめるかのように姉はその腰をゆっくりと動かすとそれに合わせて姉と男の結合部分からはクチャッ、クチャッ、という音がいやらしく聞こえてきた。
姉「あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…」
しかし姉の顔がおかしくなっている事に気がついた。この時姉は白目を剥き、大きく口を開けてよだれを垂らしているのである。…そしてやがては動かなくなった姉に対して男は下から激しいピストン運動を仕掛ける。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…
と、凄まじい下からの突きに姉はぐったりとしたまま動かなくなっていた。しかし男のピストン運動は止まることはない。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…
姉「あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ…あ”っ……………………………グゥっ………………」
姉は自分がセックスをしていることを思い出したかのように姉は突然蘇生した。
それから姉は何度も焦点を迎えている事になる。何度も前に倒れては起き上がり、後ろに倒れては起き上がる…まさに姉はこの時、色欲の権化と化していたのだ。男の上で激しく腰を振りやがては激しく突かれてその現実に酔いしれる。もはやこの時、私は今までに見たことのない姉に驚くばかりであった。
男に乳首を掴まれて絶叫する姉…自ら騎乗位になり、男のピストン運動に酔いしれる姉…そして全てが終わってからも男のイチモツを握りしめて自らの口と舌だけで男のイチモツを掃除していく。私が知らない姉がそこにいたのだ。それはエッチビデオの中の女優さんよりもより濃厚であり、より丁寧なものにあったに違いない。
男「オイ…もういいから寝ようぜ…何回したと思ってるんだよ(笑)」
男は姉に寝るように促すが、姉は無言で男のイチモツを丁寧に舐め上げていく。豆球の灯りのせいであろうか、男のイチモツは姉の唾液によってピカピカになりベタベタになっていることが伺える。
男「…仕方ねぇな♪」
男は姉を抱きかかえこちらに向かって再びM字開脚にさせると自らの指で姉の股間を弄った。するとM字開脚になった姉は足を床に踏ん張り尻をゆっくりと持ち上げる。その時の姉の足の踏ん張りから姉の快楽の度合いが伝わってくるようだ。
姉「あん…あん…あん…あん…………アンッアンッアンッアンッアンッアンッ?…………ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア……………………!!!!!!!!!!」
やがて姉は絶頂という潮を吹いた。凄まじい勢いの潮はその光景を覗いている私の顔に飛んでくるくらいの量だった。それからも姉は自分の中からかなりの量の潮を吹いていたに違いない。
クチュッ、クチュッ、ピチャッ、ピチャッ、
…その音は姉が性の喜びに酔いしれている証である。…しかし何故だが私にはそれが「彼氏であるSのDVから逃れる一時のストレス発散方法」にしか見えて仕方なかった。その日、姉は何度も何度も潮を吹き、何度も何度も快楽に酔いしれていた。
男「…またするかよ?」
そう言うと、男は姉を抱きかかえて駅弁スタイルになった。バンバンバンバンバンバン…部屋の中に鳴り響くその音で姉がまた白目を剥き、口からは白いモノをたくさん出しているのが分かる。
腕はダランとしていて、それは遠くから見ても姉が気を失っている事は理解出来た。しばらくの間、私は「…大丈夫なのか?」とっさに姉の事を大事に思ったがどうする事も出来ずに結局、この光景を見守るしかなかった。
男は姉を抱きかかえたまま、姉の中からイチモツを抜く。
ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ…
姉の中から大量のマン汁が流れ出ことによって、二人が寝る敷き布団の上は「子供がおねしょをした光景」よりももっと酷いありさまになっていたに違いない。
そして朝を迎える。どうやら知らないうちに眠りについてしまったようだ。そっと、襖を開けるとあんなに情事に狂っていた姉は男の腕の中で静かに眠っているのがわかる。ホッとしたのも束の間。洗面所で変なものを見つけた。…今までに見たことのない不思議な瓶だ。「これは何だろう…」と不思議とそれを眺めているときだった。
男「それ、媚薬だよ」
私の後ろから男が声を投げかけてきた。男の話だと、どうやら昨日の狂ったような姉の反応はこれを試したせいだったらしい。
男「昨日、うるさくしてごめんね♪…襖、揺れてたでしょ?…お姉さん、激しくってね(笑)」
男はスポーツ感覚で一仕事終えたような言い草だった。
男「昨日は弟くんが隣の部屋にいてるのにさ、音楽流して「一回やろう…」みたいな事言われてちょっと困ったんだけど、一回だけ…さっ♪…ごめん。もしかして…バレてたかな?(笑)」
なんと、昨日の夜に流れされた大音量は姉からアプローチに応える為に仕方なくやった事だったらしいのだ。隣の部屋で…姉が私の前に立つ男とセックスをしていた。…わたしはなんとも言えない気分になった。
そして話は私が寝静まってからの姉との話になる。
私「……あの……姉は…大丈夫なんでしょうか?」
男「うん。ちょっと疲れだだけだろうし、あれだけぐっすり寝てたら多分、大丈夫じゃないのかな(笑)」
ホッとする私を見て男は私にこう言った。
男「えっと…お金は弟くんに払ったらいいのかな…?」
私「えっ?…いや…あの……」
私はここで全ての事を察することが出来た。最近、なぜ姉の金回りが良くなったのか、そしてなぜ彼氏のSが出張で他県に行くと機嫌が良くなるのか、そしてなぜ姉がSといつまでも一緒に居られるのかが…。
私はその日、姉に「おはよう」の挨拶をすることもなく中学に登校した。お昼ご飯は姉の作ってくれたお弁当では無く購買部のパンを食べて姉のことを思い出し、下校時には何故か胸のドキドキが止まらなかった。
姉「おかえり!」
姉の明るい優しい声が少しだけ虚しく聞こえた。
姉「今日の晩御飯はハンバーグだよぉ♪」
いつもと変わらぬ日常。それが当たり前の筈だった。
ピンポ~ン♪
そして今日もインターホンが鳴る。今日は玄関に中年のハゲたおじさんが立っている。姉は笑顔でそのおじさんの腕に自分の胸を押し当てている。今日はそのおじさんに何かをねだっているようだ。ハンバーグを3人で食べて…昨日と同全く同じことが繰り返される。…そして次の日はまた違う男性と…その次の日も違う男性と…それはSが出張から帰ってくる日の朝まで続いた。
そしてその日の夕方に姉は私にそっとお小遣いを渡してくれる。
その日は3万円…それは中学生の私にはとてつもなく高額なお小遣いであった。