僕が小学3年のときの出来事。
給食の後は掃除の時間。
4,5,6年生は1,2,3年生のトイレを掃除することになっていて、その日も当番で決められた数人が掃除に来ていた。
その日は5年生が掃除に来ていた。
掃除が終了間近になるとトイレの前にはおしっこを我慢している子が集まり始める。
僕は女の子のおしっこ我慢やおもらしに興味があったので、並びながらクラスの女子をこっそり観察していた。
股間を押さえながら足踏みする子、スカートの裾を掴んでもじもじする子、我慢の仕草はそれぞれだ。
僕が密かに想いを寄せてた子(名前はゆかりちゃん)に目を移した。
ゆかりちゃんは少しウェーブのかかった髪を胸くらいの長さに伸ばし、何となく上品な感じのする女の子で、白いタイツをよく着用していた。
ゆかりちゃんはスカートの前で両手を組みジッとしている・・・ように見えて僅かにそわそわしていることに僕は気づいていた。
あぁ、あの子もおしっこしたいんだなぁ・・・、なんて考えていた。
掃除終了後も5年生達は、トイレの前に集まっている子を並ばせて、掃除が終わった後も世話をしてくれた。
ゆかりちゃんも限界が近づいているのか、さっきよりもそわそわしている感じだった。
ゆかりちゃんは2年生のときにおもらしをしており、もしかしたらまたおもらしを見れるのではないかとドキドキしていた。
(因みに4年生のときにもおしっこをもらした)
そんな矢先、列を見守っていた5年生の女子の一人(ツインテール。水色のキュロットスカート)が、
あっ!という表情と泣きそうな表情が混じったような表情になり両手で股間を押さえた。
押さえられたキュロットスカートから水が溢れ出し、足元に水たまりが広がっていく。
彼女はおしっこをもらしてしまったのだ。それも高学年にもなって下級生に見られながら。
俯いてぎゅっと目を閉じ恥ずかしさに耐えているようだ。
それでもおしっこを止めようと必死に両手で股間を押さていたが止まることはなくキュロットスカートを染めていった。
やがてヘナヘナとその場にしゃがみこむ。
同級生が呼んで来てきたのか先生が駆けつけて来た。
そして彼女は連れられて保健室へと向かったようだ。
去っていく彼女のキュロットスカートはお尻の方までぐっしょりになっていた。
耐え難い恥ずかしさであっただろう。
自分のおしっこで汚してしまったキュロットスカートや靴下、上履き、足元に広がった水たまり・・・
先生が駆けつけて来るまでの間、それらの失敗してしまった跡を下級生に見られ続けていたのだ。
後になって思ってみれば、彼女は健気だと思う。
既に自分の我慢も限界なのに、下級生の子を気づかい優先させていたのだ。
その後、彼女がどうなったのか分からない。
無事に登校できているだろうか。からかわれたりしてないだろうか。
でも、どうか健気な心は忘れないでほしいと思う。