レズビアンの私を受け入れてくれた親友に片想いしてました

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私が自分をレズだと自覚しはじめたのは中高生の頃でした。

中3のとき、仲のよかった男友達から告白されたんですが、まるで何の恋愛感情も湧かず、断りました。

その時は友情と恋愛は別だから仕方ないな、と考えましたがその後また2人ぐらいに告白されて、全員に何の興味もなく…

割とイケメンで女子から人気の人もいて、私もかっこいいことは感じるんだけど、でも恋愛感情は…

せっかくだし試しに付き合ってみれば?っていう女友達もいましたが、結局断りました。

その後、私は恋愛に興味ない、あるいは理想高すぎの女みたいに言われてしまいました。

理想高い訳でも、恋愛に興味ないわけでもないけどな、と少し傷つきました。

その頃私の1番仲良しの女友達がマキちゃんでした。

マキちゃんは私よりずっと可愛いのに、男子はあまり近寄らないのです。

可愛いすぎると気が引けるのかもしれないですね。

マキちゃんに恋愛について相談すると、恋愛は人それぞれだから気にしないでいいし、私に彼氏ができると遊ぶ時間少なくなるから寂しいって言ってくれて、落ち着きました。

私たちはいつもくっついていて、周囲にもしかしてレズ?みたいにからかわれていたんですが、実際、そうであったことに気付いたのは、高校生になってからでした。

同じ高校に進学した私たちは、中学のときと同じように仲良しでしたが、1年生の夏に、マキちゃんに彼氏ができてしまいました。

2年生の先輩で、さわやかイケメンで、性格も良いみたいな、少女漫画みたいな人で、とってもお似合いの2人で、嫉妬されてました。

「私もついに彼氏ができちゃった」

と教えられたとき自分でもよく分からないぐらいにショックを受けました。

なんで?私も嫉妬してる?親友が幸せなら良いことなのに、なぜ喜べないの?私といる時間が少なくなるから?

「彼氏ができても、私とも遊んでね…」

軽く言ったつもりが、思ったより真剣な口調になってしまい、マキちゃんは不思議そうで焦りましたが、もちろん!1番の親友だもん!と言ってくれてホッとしました。

その後も私とマキちゃんは仲良しでしたが、遊びに誘ったとき彼氏と約束あるから、と断られたり、彼氏とデートした話とかされるとイライラしちゃって、機嫌悪い態度をマキちゃんに取ってしまい、困らせることが多くなりました。

このままじゃマキちゃんに嫌われちゃう…と思い感情をコントロールしようと頑張りましたが、うまくいかず…

そもそも自分がなぜこんなにイライラするのか分かっていませんでした。

そんなとき、また男子に告白されました。

あまり話したことのないクラスメイトで、優しそうな人でしたが、やっぱり興味なくて…

でも、マキちゃんにべったりじゃなくて、私も恋愛するべきかなと思い、付き合ってみることにしました。

早速マキちゃんに報告しました。

「私も彼氏できたよ」

「本当?よかった!」

とマキちゃんは喜んでくれました。

私に彼氏ができて安心しているようで複雑でしたが…

でも実際彼氏とデートしても、彼は色々頑張ってくれているのに、あんまり盛り上がらず、手をつなぐのも億劫でした。

やっぱり付き合わない方がよかったかな…と悩み、マキちゃんに相談すると

「今度ダブルデートしてみない?人数が多いと照れくさくないよ。それにみんなで仲良くしたいな!」

とマキちゃんが誘ってきました。

マキちゃんがいるなら楽しそうだし、オッケーしました。

そして、某テーマパークに4人で行きました。

マキちゃんとその彼氏はかなりラブラブな感じで、私はまたイライラしてしまい、マキちゃんを彼氏から引き離して、ずっと2人で手をつないで歩きました。

マキちゃんの彼氏も私の彼氏も不思議そうにしてました。

「もう!どうして彼氏さんじゃなくて私とくっつくの?笑」

とマキちゃんも聞いてきたけど、私は彼女といるのが幸せでした。

楽しかったといえば楽しかったけれど、私以外は少し思っていたのと違ったようですね…当然か。

そのダブルデートから徐々に私も、自分が女の子が好きで、しかもマキちゃんに恋してるんじゃないかと思い始めました。

最初は、いやいや、私が幼いから女の子といるのが気が楽で、それと恋愛を勘違いしてるだけ、と思おうとしましたが、どうしてもいつもマキちゃんのことを考えて、心が苦しくなるのです。

ついに、マキちゃんのことを考えながら、オナニーしてしまい…

誰に相談すれば良いかも分からずにいました。

彼氏とはデートは普通にできるようになりましたが、キスは一回試しましたが、気持ち悪くて…

無理矢理してくるような乱暴な男なら、すぐに別れたんだけど、いつも優しい人だからつい断れず…

やっぱり付き合わない方がよかった…彼氏にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

もう精神的に限界が来て、ある日ついにマキちゃんの家で一緒に勉強しているときに自分の気持ちをぶちまけてしまった。

「マキちゃん、1つ相談なんだけどいい…?いつもごめんね…」

「何言ってるの、友達でしょ?笑何でも言って、彼氏さんのこと?最近、しえちゃん少し様子が変だから心配だったんだよ?」

「ありがとう…私、彼氏とうまくいってなくて、でもそれは私のせいなの…」

「なんで?」

「私、男の子との恋愛に興味なくて、女の子が好きってことに気付いたの…マキちゃんが好きなの…!」

マキちゃんはしばらく黙って。

「それは本当?勘違いじゃなくて?」

「うん、最近ずっと悩んでた…」

「ふーん、じゃあ、試してみる?」

「えっ?」

「私にキスしてみて、それで気持ち悪くなかったら本当じゃない?」

マキちゃんは目を閉じて私に唇を突き出してきました。

私は思いきりキスしました。

可愛い…可愛い…可愛い…

マキちゃんの柔らかい唇の感触や、綺麗なお顔がこんなに近くにある…

マキちゃんを抱きしめながら、多分10分ぐらいキスし続けました。

マキちゃんは何も抵抗しない…

唇を離した後、

「ごめん、調子にのって…気持ち良くて…」

「ううん、大丈夫だよー、私もなんかドキドキしちゃった。でもね…」

「何?」

「これ以上はできないかな、やっぱり私にとってしえちゃんは1番仲良しの友達だけど、友達みたい…ごめんね…」

「分かってる…大丈夫」

といいつつ、私は涙が止まらなくなりました。

生まれて初めてフラれて、今まで私がふった人もこんなに悲しかったのかな、と思いました。

マキちゃんは私が落ち着くまで背中を撫でてくれて、ようやく泣き止んで、家に帰りました。

次の日、今度は彼氏に話をしました。

他の人に広めたくないし、私がレズだっていわない方が良いかなと思ったけど、別れるなら、ちゃんと理由を言った方が良いな、と思いました。

「ごめんね…私たち別れよう」

というと彼は

「うん、しえは俺といても楽しくなさそうだと思ってた。でも、理由を教えてくれれば助かる」

「あなたが悪いんじゃないよ、誰にも言わないで欲しいんだけど、私、レズビアンなの…」

彼は驚いていましたが、受け入れてくれました。

「マキちゃんのこと好きだったけど、フラれちゃった…」

「ごめん、オレそれに気づかくて、オレすごい迷惑じゃん…」

「いいよ、私も気付いたのは最近だし…」

「その、俺にできることは少ないけど、しえがもし困ったことがあるなら教えて欲しい…俺、しえのこと、本当に好きだったから、これからは友達として、力になりたいんだ」

「ありがとう…!」

その言葉を聞いて、私が普通の女の子だったら、この人と仲良く恋人になれたかもなあ、と思って悲しくなりました。

しばらく抱き合ってお互い慰め合いました。

別れた後の方が仲良くなれるのは皮肉でしたが…

今でも、マキちゃんと彼とは親友です。

大人になってからもあって人生相談します。

2人は素敵な人たちと結婚して幸せそうです。

私も結婚はできませんが、良い恋人と2人で暮らしています。

私がレズでも悩まず暮らしているのは、マキちゃんと元彼みたいな優しい人たちに偶然出会うことが出来たからだと思います。

もしそうじゃなかったら…変な人たちに、まともな生活はできなかったかもしれません。

2人は感謝してます。

今、自分の性的指向に悩んでいる人も、信頼できる人が現れることを願っています。

ごめんなさい、全然エッチな話にならなかった。

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