ミニスカでなければキマらない時代に高校生活を送っていた私は「最近の女子高生のスカートって長い、ってか長すぎでしょ!!」と思います。
最近の制服のスカートは、裾に校章が入っていて、裾を切れないようになっているようですが、当時は、皆がスカートの裾を切って、ミニスカに改造していました。
私は、高1のゴールデンウィークに、自分でスカートの裾を切って短くしようとしました。
長さが歪になってしまい、揃えようとして、どんどん短くなってしまいました。
ゴールデンウィーク明けに登校すると、ゴールデンウィーク前には私に見向きもしなかった男子達の熱視線を感じました。
「香織もミニスカにしたんだ。」
「お互い、パンチラに気を付けようね。」
毎日のように、先生から「スカート短い!!」と注意されていました。
最近の女子高生は、スカートが長い上に、中にハーパンを穿いているようです。
スカートの丈とハーパンの丈がほぼ同じです。
私達の時代は、ミニスカの中にハーパンを穿いて、ハーパンの裾をまくり上げて、見せパンとしている女子もいましたが、私は、スカートの中はいつも生パンでした。
白の無地のパンツなど穿く気はなく、派手な色や柄のパンツを穿いていました。
ある日「皆自分でスカートの裾を切ったから、糸がほつれちゃってる。」と言う話になりました。
そこで「スカートが更に短くなって、パンチラリスクが高まるのを覚悟で、学校のミシンでスカートの裾上げをしよう。」という事になりました。
家庭科室に行き、皆でスカートを脱ぎました。
「こうやって見ると、皆のスカートめっちゃ短いね。」
「ってか、香織のパンツ可愛いってゆーか、ど派手ってゆーか、凄いの穿いてるね。」
「皆だって。」
皆、下はパンツだけでスカートの裾上げをしていると、家庭科室のドアが開きました。
「えっ!?」
「えっ!!」
「えっ!!」
「えっ!!」
「えっ!!」
クラスのキモ男が入ってきました。
「キャー!!」
「キャー!!」
「キャー!!」
「キャー!!」
「キャー!!」
「あんた!!なにやってんの!!」
「この調理実習で使うエプロン作りが終わらなかったから、居残りだよ。」
キモ男は「そっちに背を向けてやるから。」と言って、ミシンを準備し始めました。
こっちも、途中でやめる訳にはいかないので、作業を続けました。
結構上手く仕上がりました。
「終わった終わった。」
「じゃあね、パンツ覗き魔。」
「別に覗きじゃねぇよ、事故だろ。」
「私達のパンツをオナネタにすんの?」
「そんな事する訳ねぇだろ。」
いや、絶対“シタ”に決まってます。
後日、服装チェックがありました。
皆がスカートの短さを指摘されていたので、当時としては長いスカートを穿いていた人にスカートを借りる事にしました。
その人は、スカートの中にハーパンを穿いていました。
その人が私のスカートを手にしました。
「こんなに短いスカートで恥ずかしくないの?」
「しかも、ハーパン穿いてないんだから、簡単にパンツ見えるよ。」
「この前もキモ男が階段の下から覗き込んでたよ。」
「バッグとか教科書でガードするとかした方がいいよ。」
「はーい。」
その人のスカートを穿いて服装チェックに臨みました。
「あれ、スカートもっと短くなかった?」
「そんな事無いです。」
こうして、服装チェックを乗り切りました。