次に美香さんに会ったのは2週間後だった。待ち合わせの場所は前回と同じ、○○電気の駐車場だった。
待ち合わせ時間ピッタリに赤いプジョーが停まる。
「待った?」。私がプジョーに近づくと、女は車からすっと降りてきて私に声をかける。
「久しぶりね。じゃあ、行こうか。乗って」。私はプジョーの助手席に身体を滑り込ませた。今日も膝丈のスカートから伸びる脚が細くて美しく。私のスケベ心を刺激した。今日は濃いめの黒のパンストだった。
名前は美香。上の名前は教えてくれないが、別にどちらでもいい。年齢は42歳とのことだが、見た目はもっと若く見える。どう上に見積もっても40といったところか。あとは医療系の仕事をしているとのこと。彼女について私が教えてもらったのはこれだけだった。
「ご飯どこに行こうか?」
「以前言っていた、ハンバーグ屋にしませんか?」
「そうね・・そこにしようか。」
そういうと、車は目的のレストランに向かった。信号停止の途中、美香さんが後部座席のバッグを取ろうと後ろを振り向くと、太ももに引っ張られてタイトスカートが大きくめくれ、隠れていた綺麗な太ももとその奥のデルタゾーンの暗がりが見えた。私は既に美香さんの美脚に視線を奪われていた。
「セックスしてないってLINEに書いてたよね。溜まったときってどうしてんの?正直言っていいのよ。」
レストランに向かう車の中で美香さんにそう聞かれた。
「モヤモヤして寝れないときはオナニーしてます。」
「ビデオとか、動画とかで?」
「最近は・・・アダルト動画みながら美香さんを想像してオナッてます。」
「ふ~ん、そうなんだ。スッキリする?」
「まあ、そうですね。寝つきは良くなりますね。」
「ふふっ、そうなの。あ~、可笑しい。可愛いね、昭吾くんって。ねえ、想像じゃない世界を感じたい?」
「はい。出来れば早く感じたいです。」
美香さんの言いたいことはわかったので、私は素直に返事をした。そして、ワンピース越しにしか見たことの無い美香さんの乳房を想像していた。見た目、巨乳でないのは想像に容易かった。ここまで着痩せすることはないからだ。おそらく浅いお椀をひっくり返したぐらいの大きさだろうが、この乳房に手のひらを被せてみたいという願望は前回、会ったときから持っている。
それから、ショーツの下に隠れている秘部の形、色、恥毛の濃淡、そして肉棒を挿入したときの感触も想像の中では作り上げられている。美香さんと出会って2週間、その間、ずっとオナニーの対象は美香さんだった。早く確かめたい、そう考えるとズボンの下のイチモツがムクムクと大きくなり、生地を押し上げてくる。
「なに、ぼーっとしてんの?」
気づくと美香さんが黒目がちな目で怪訝そうに私を見つめている。
「ねえ、昭吾くん、ママ活契約しない。契約っていっても口約束なんだけど、いいかしら?」
「いいですよ。言ってください。」
「ママ活といっても昭吾くんの生活面の援助はできないけど、洋服とか靴とかだったら買ってあげる。そして、デートしてくれたり、今後、私を満足させてくれたら対価としてお金は払うわ。その代わり、私の言うことにはできる限り従って欲しいの。痛いとか、汚いとか、そういう嫌なことは強制したりしないから心配しないで。これだけよ。いいかな?」
*************
昼食で食べたハンバーグは美味しかった。年齢も20歳離れているので、会話のネタに苦労するかなと最初は心配していたが、美香さんが話上手で聞き上手なので、他愛もない話ばかりだったが特に会話に困ることはなかった。話を聞いてくれている美香さんの横顔がたまに少女のように映ることに驚いた。
今回も美香さんが全て会計を済ませ、店を出て駐車場に向かう。道すがら、会話の中で「今日はホテルに行こうか?」という言葉が聞けるかなと期待したが無かった。まあ、いつかは聞けるだろう、今後のことはなるようになるだろうと楽観的に考えるようになってきた。それに、「今日は少し長く一緒にいたいの…」という美香さんの言葉が私の気持ちを強く支えてくれていた。
美香さんはママ活をしているとはいえ、最初からセックスだけが目的でサイトに登録したわけではなかった。年齢差のある男女の秘密の出会いで、こっそり合図をして待ち合わせをして食事に行く。
食事を楽しんだ後、セックスでベッドを揺らすわけでもない。普通の彼氏と彼女がするようなデートをしつつ、あくまでもスマートにセックスへと転換させていく。そういう雰囲気を重んじながら、美香さんは私と出会っている。
今は美香さんから自分を値踏みされている、そう思っている。もしかしたら私の消極的な態度が良くないのかもしれない。男の力でぐっと強引に美香さんを抱いてしまえば、女の素顔が顔を表し、事は早く進むかもしれないが、さっき「私の言うことにはできる限り従って欲しい」と釘をさされてしまったから、もうそういう訳にはいかなくなった。
車に乗り込み、車は発進する。
「美香さん、さっき僕に聞きましたけど、美香さんのセックスはどうなんですか?」
「実はね、主人とは結構、年が離れてるの。その主人とは毎週1回はエッチするって決めているんだけど、結構淡白になってきてね。最近は入れても、すぐに終わりっていうのが多くてね。でもね、裸のまま主人に抱きしめられてると快感なの、強い安心感に包まれるから。」
「セックスには満足してないんですか?」
「正直言うとそうね。カラダの奥がジンジンと痺れるように疼いて寝れない時は、ふふっつ、そのときは昭吾くんと一緒よ。」
美香さんがベッドで自分で自分を慰めている淫らな姿を想像して、僕の股間は熱くなってきた。
「ねえ、昭吾くんってパンストフェチなんだよね。黒とベージュだったらどっちが好き?」
「やっぱり肌が透ける薄めの黒が好みです。もっというと爪先フェチ。」
「フェチって人によって色々あって面白いのよね。私の友達は耳たぶだって。顔関係なく、好きな形の耳たぶだったら舐めたくなるんだって。」
「美香さんは何フェチですか?」
「私ね、あんまり人には行ったことないけど、実は匂いフェチなの。男の人の汗の蒸れた匂いが堪らなく好きなの。だからね・・男の人のアレを舐めてあげる時ってシャワー浴びる前がいいから、ホテルとか行くとズボン脱がして速攻でペロペロしてあげる。シャワーして石鹸の匂いのするアレって物足りないものよ。」
この言葉を聞いて僕はドキっとした。今日はセックスは無理として、結構、いいところまでいけるかもしれない。私は会話をしながら、前回と同じように美香さんの太ももに手を置いた。そして、太もものなだらかな曲線に合わせて手を奥へと伸ばしていった。ツルツルとした感触が気持ちいい。美香さんは何気なく脚の力を緩め、私の手の侵入を歓迎するかのように脚を左右に少し開いてくれた。
ストッキングのセンターシームの縫い目を目指して、太ももの上で手が滑らせていると、私は何かの違和感を感じた。途中、指先に感じるはずのショーツの凹凸を感じなかったからだ。私は股間の中心に指先を這わせていったが、やはりショーツの存在を感じない。そして、センターシームの縫い目に到着し指で押すと、指先はシームと共に、いとも簡単に秘部の割れ目の中心に埋没した。
「美香さん・・もしかして、今日、ノーパンですか?だから少し濃いめのパンスト・・・」
「そういうことね。ねえ、昭吾くん、お願いがあるの。私のパンスト舐めてくれないかな?」
突然の急展開に僕の鼓動は早まり、身体が熱くなってきた。
「昔ね、不倫関係にあった男がいたの。その人はあなたと同じ黒パンストフェチで、その人が教えてくれたの・・ノーパンの気持ち良さを。」
(続)