眠れない夜に頭に浮かんだ思春期の思い出を文章化したものが、こんなに多くの方に読んでいただいていることに驚き、少し戸惑っています。
そして続編希望されている方も多くいらっしゃいました。拙い文章ですが、頑張って書いてみました。
英語科準備室での出来事は、僕にとってものすごく恥ずかしい出来事でしたが、憧れの真木先生(仮)の体にさわれたこと、先生とハグできたこと、先生に間接的にイカされたこと(勝手にいいような解釈ですが)で、先生の存在をさらに意識するようになり、ますます性の対象として見るようになりました。
毎日のようにあの日のことが鮮明に蘇り、先生の姿を見るとたまらず股間が反応。家に帰ればそれを思い出しながら自分を慰める行為が日課になっていました。
それでも、あの時言われた、あくまで先生と生徒の関係を前提とした言葉を思い出してちょっとネガティブな感情になることもあります。
「大人の対応で何もないように振る舞ってるだけで、ホントは嫌われたんじゃないか」「精神的に問題あるヤツと思ったんじゃないか」「あの事を他の先生にチクって陰でバカにされてるんじゃないか」
そんな被害妄想みたいなことも考えてしまい、勝手にブルーになる時もありました。
ですが、
「どうしても我慢できない時はまたおいで」
このセリフに大きな期待を寄せていました。
なんというか「お守り」のような言葉。
それをいいことに、思春期でまだまだ青い僕は、アレコレ考え込むくせに、結局は欲求のままに都合の良い解釈をして、また真木先生を性の対象として自分の性欲を満たすのでした。
あの日から2週間後経った頃、ある出来事が起こります。
掃除の時間が終わり、次の授業の準備のために真木先生が僕のクラスの教室に向かいます。右手には英語の教材や道具が入ったプラスチック製のボックス(40×30くらいの大きさ)を抱えるように持つのがいつもの先生のスタイルです。
先生が教室の入口の手前に差し掛かり、右折して教室に入ろうとした次の瞬間、ガサァーッと音を立てて先生が転倒してしまいました。ボックスの中の教材も廊下に落ちます。
教室の前の廊下はあまり水気が切れてない雑巾で拭かれていたため、滑りやすくなっていました。
転倒した真木先生。周りにいた生徒は驚いているものの、特にアクションを起こさず、ただ先生を見ているだけです。
思春期ならではの感情なのでしょうか、先生を助けることが恥ずかしい、媚び売ってるように、カッコつけてるように見られ、後から他の生徒にいじられるのが嫌…まぁそんなところでしょう。みんな傍観していました。
先生は「痛ぁ…」
と口にしながら体を起こして道具や教材をボックスに入れ直します。
先生の服装は白のハイネックのインナーに深いグリーンのニットを着て黒いストレートパンツ。ストレートパンツの一部が濡れたようでしたが、あまり目立ちません。飛び出した教材には濡れてしまっているものもあります。
僕は距離があるところからその様子を目撃しましたが、タオルを手にして先生に駆け寄り、
「先生、大丈夫ですか?」
と声を掛けます。こないだの件以来に先生と至近距離で話をします。周りのクラスメイトの目は気にしません。
よこしまですが、憧れの真木先生とまた関われるチャンス。それよりも「助けてあげないと」と真っ先に思ったのがホントのところです。
「あぁ、ごめーん。ありがとう」
廊下に落ちた教材などを拾ったり、濡れた道具をタオルで拭いてあげました。さらに2人の女子が駆けつけ手伝います。
「いいよいいよ、そのくらいで。ありがとう、ありがとう」
僕と女子生徒に礼を言う先生の顔を見ると、右の顎に傷ができてうっすら血が滲んでいます。
「先生、顎から血が出てます」
「え、うそー…」
先生はため息混じりで答えます。
「うーわ、痛そう。保健室行った方がいいですよ、てか一緒行きましょう」
合法的に先生と関われるチャンスととらえて、片付いたボックスを教室に置いて、先生をせかして半ば強引に保健室に連れて行きます。
真木先生は立ち上がると
「あぁ、ちょっと痛いかも」
といい、右の足首を気にしています。
ひどくはなさそうですが少し庇いながら歩きます。
真木先生は教室にいる生徒に向かって
「先生ちょっと保健室に行くから、授業遅れます。戻るまで問題集の◯ページやっててください。すみませーん」
と伝えて教室を後にしました。
僕は真木先生を気遣いながら横を歩きます。先生は付き添いを断りますが、僕は無視します。
教室前を過ぎてすれ違う生徒もいなくなると、左手で先生の右手を軽く握ります。手を握ると胸がドキドキ、股間が熱くふっくらしてきます。
そんな事など知る由もない真木先生は
「そこまでしなくていいよ、大丈夫。ありがとうね。付き添いとかよかったのに」
と僕のお節介を制します。
「いや、足痛そうだし、無視するわけには…」
「ありがとう!やっさしい(笑)」
「それに顎も。女の人の顔に傷がつくとか…へこみますよね?」
「大丈夫よ(笑)」
「彼氏に嫌われますよ」
「そんな人がいればいいんだけどねー(笑)」
そんな先生との会話にこれまで勝手に抱いていた「嫌われたかも」というネガティブな憶測が吹き飛び、なんだか嬉しくなり、心が軽くなった気がしました。
そして何気なく尋ねた彼氏の存在はいないようです。先生はフリー。なんだか嬉しい情報です。
僕はテンション上がって、先生がケガしていなければ…場所がもっと人の目の届かない所なら…迷わずハグしたり、体をいっぱい撫でまわしたい気持ちでした。
保健室には、拭き掃除を済ませて手を洗う保健のT先生がいました。T先生に事の顛末を伝えて、真木先生のケガの様子を診てもらいます。
T先生は真木先生をベッドに座らせて
「真木先生痛かったねー!顔に傷なんて」と悲しそうな表情で傷口をいたわります。顎のすり傷に優しく消毒液を塗り、真木先生の希望で絆創膏を貼ります。
そして足首を診て冷やした方がいいと判断。T先生は氷を準備し、患部を冷やします。せかせかしているT先生。
「ごめん、私いまから面談があるのよ。10分くらい冷やしたら氷を外して自分で湿布貼ってもらえる?ホントごめんね!」と真木先生に伝え部屋を出ました。
僕と先生の2人きりになりました。教室に帰っても良かったのですが、このシチュエーションを簡単に手放すわけにはいきません。
保健室に憧れの真木先生と…
そんなエロ漫画みたいなシチュエーションに、英語科準備室での出来事、ネガティブを払拭する先ほどの会話、これまでの妄想などいろんな想いが積み重なり、とんでもなく興奮して、いつものように股間が熱くなってきました。
そんな興奮を抑えながら僕は思い切って話を切り出しました。いや、むしろ話の流れからラッキーがあればと思いながら先生に話しかけました。
「先生、こないだはすみませんでした」
「ううん、先生は大丈夫だよ。やっぱ気にしてた?」
「はい、先生を嫌な気分にさせたし、こんな恥ずかしいことないです。絶対嫌われた」
「嫌いになるわけないじゃん(笑)石本くん(仮)の気持ちがうれしかったって言ったじゃん」
「いや、それって社交辞令というか、うわべの言葉じゃないですか」
「ううん、そんなとこないよ!」
「えぇ…先生、聞いていい?」
「なに?」
僕はちょっと踏み込んでみます。
「僕にそういう対象で見られてるって聞いた時、正直どんな気持ちだった?」
「うーん、戸惑ったよね、教え子だし。生々しいし。でもまぁそういう時期だし仕方ないのかなぁって。デリケートなことは先生あんまりわからないし」
「デリケートなことは先生あんまりわからないし…」
その言葉がとても気になり、よからぬ考えが浮かびます。
もしかして真木先生は…
「男を知らない」んじゃないか。
他の生徒が陰口で言っているように…
ホントに「処女」なんじゃないのか。
そんな疑問を感じていると、先生は僕に嬉しい言葉を掛けてくれます。
「でもそれで嫌いにならないよ。ちょっと恥ずかしかったけど、石本くんだったから大丈夫ってのもあるかも。結局全然嫌じゃなかったかも」
勇気を出して話して正解でした。
先生から予想以上に嬉しい言葉が返ってきました。
「石本くんだったから…」
その言葉を噛み締めます。
真木先生はむしろ僕を好意的に見てくれてる?
…これって…「好き」ってこと?
勘違いでも先生が掛けてくれた言葉が嬉しくてたまらず、思わず照れます。もう意味もなくガッツポーズしたい気分です(笑)
「先生、ホント嬉しいです」
気を良くした僕は先生の右隣に座り、体を密着させます。もう限界です。
「先生、やっぱ我慢できない」
そう言って真木先生に抱きつきます。
当たり前のように股間はテントを張り、パンツを我慢汁で濡らしています。そんな股間は先生のお腹の右側か右太ももに当たり、この間のように少しの刺激ですぐ暴発してしまいそうです。
「もう、ちょっと!何してんの!」
抵抗する真木先生。でも力いっぱいの抵抗ではありません。
そして僕は思い切って先生のほっぺにキスをしました。唇がほっぺから離れると、先生と目が合います。先生は「何してくれたんだ」と言わんばかりの、ちょっと戸惑っているような、睨むような表情です。
「こら、やめなさい」
「ごめんなさい、でも先生、ちょっとだけ」
と言い、先生の首元か鎖骨あたりに顔を埋めて再び抱きつきます。
真木先生は再び抵抗します。でも力を加減してます。するとそんな動きで先生に触れている僕の股間が刺激され、
「あっ!やべっ!」
と声を出した時にはもうズボンの中でビュッビュッと勢いよく射精してしまいました。
「あぁ…」
英語科準備室で感じたのと同じような、何物にも変えられない快感。気持ち良すぎて力が抜けて、抵抗していた真木先生の腕が僕を押して先生の体から離れました。
気持ちいい余韻も束の間、罪悪感が襲います。
「うーわ、最悪。まただ…」
「え!?また!?こないだと一緒!?」
真木先生のリアクションを見て、僕は頭を抱えながら、
「先生、ホントにごめんなさい」
と謝ります。
前回と同じパターン。恥ずかしすぎてなかなか顔を上げることができません。
「はぁ…」
呆れたような真木先生のため息が聞こえます。
顔を上げると、意外にちょっと笑っていました。
「石本くん、まずパンツ拭けば?」
「…はい」
保健室の箱ティッシュを手にして、部屋の隅もしくは男子トイレに駆け込んで拭き取ろうと先生の横を離れようとしますが、僕はふと動きを止めました。
「先生、嫌じゃなければココで拭いていい?」
と一か八か尋ねます。
先生は
「早く拭かないとT先生戻ってくるよ」
と返しました。
先生に背を向けてズボンを下ろしてパンツの中に出してしまった精液を拭き取ります。今日もパンツからは独特の匂いが漂ってきます。この距離なら真木先生も匂いに気づいていると思います。
「先生、臭くないですか?」
「(クンクン…)なんか変な匂いするね。何これ」
「出たヤツの匂いなんです。ごめんなさい、臭くて」
「そうなんだ」
あっさり答えます。
僕の精液の匂いを先生が嗅いでるとわかると、恥ずかしさと同時にムラムラとさらに興奮してきます。そしてまたアソコが熱く、硬く、大きくなってきました。
「先生、僕なんか子どもだろうけど、男の人のアソコって見たことありますか?」
「え、やめて。見せようとしないで」
「いや、見たことあるか聞いてるだけですよ」
「そりゃ、父親や兄弟いれば誰だって見たことあるでしょ」
「家族以外では?昔の彼氏とか」
「えぇ、ないよ」
「そうなんですね…」
「やめてよ、何聞いてんの!」
「あぁ!ごめんなさい」
変なことを答えてしまったという戸惑いと恥ずかしさが真木先生の表情から伝わります。
ほぼ確定です。真木先生は処女でした。
その事実を知って、そしてちょっと赤面している真木先生の表情を見て、また僕の興奮が高まります。
「先生、やっぱり見て!」
真木先生の返事を聞かず、僕は先生の方へ振り返りギンギンのアソコを向けました。
女の人がグロテスクなギンギンのアソコを見たところで「あっそ」「いや、別に見たくない」「早くしまえ」と思われるに決まってます。でも興奮している今、僕は真木先生に見て欲しかったのです。
「ちょっとぉ、やめてよー!」
真木先生はアソコに目を向けると顔を覆ってすぐに背けてしまいました。
「早く直しなさい!」
「先生、一個だけお願い!嫌かもだけど、さわって!お願い!」
僕は顔の前で両手を合わせてお願いします。
「いいから!早く直して!」
「いや、お願い!僕ももう引けないって!さわってくれたら直すから」
粘り強くお願いします。ここで「あ、ごめんなさい」と引いてしまえばそれこそ恥ずかしさでどうかなりそうです。
「自分がなにしてるかわかってるの?おかしいよ」
「わかってます!どうかしてます!いや、でもホント引けない」
「えぇ、いやだってば」
もう必死です。絶対引けません。もう取り憑かれたように、どうにかさわってもらおうとお願いを続けます。
「先生、手貸して!僕がリードするから!」
僕は真木先生の右手を取りますが、先生は抵抗します。でも先生は僕のアソコから顔を背けていませんでした。あともう少し。
嫌々さわらせることに罪悪感を感じますが、何度も言うように、あとには引けません。もうひと押し、もうひと押し。
「先生、もう限界なんです。保健室まで付き添いしたお礼だ思って聞いて。ね!ね!」
僕は諭すようにお願いして、握っていた先生の右手を再びアソコに近づけようとします。
「もう…いやだぁ…」
とうとう先生は折れて、僕のお願いを聞いてくれました。
「ありがとうございます!嬉しい」
そして僕は抵抗していた先生の右手をアソコに導きます。先生の手が少しふれただけでもう限界。先生の顔をこわばっていて、アソコをおそるおそる見つめています。
「握って、先生」
僕は先生の右手をリードしてアソコを包み込むように優しく握らせます。もう興奮で頭に血が昇っていまにものぼせそう。鼻血も出そう。
真木先生の表情は相変わらず。
そして僕はアソコを握る真木先生の手を包み、リズム良く上下に動かします。
「あ!先生!うっ…」
ものの数秒で、アソコの先から白い精液がビュッビュッと飛び出しました。
「ぃやっ!」
その光景を見た真木先生は思わず声を上げて顔を背けます。精液は真木先生の黒のストレートパンツにも飛び、数ヶ所を汚してしまいました。
予想はしてましたが、僕はイってしまうまで10秒も持ちませんでした。これだけ興奮した状況では仕方ありません。
「はぁ…ぁ…」
果てた僕は荒い息づかいになり、快感の余韻に浸ります。ホント短時間でしたが憧れの真木先生にアソコをさわってイかせてもらいました。もう最高すぎです。
「先生、ありがとう。すっごい嬉しい」
「もぉぉ…変なことばっかさせて!しかも汚すし!きたなーい」
真木先生のストレートパンツもですが、アソコを握っていた右手にもべっとり精液が付いています。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
すかさずティッシュを取り出し、先生の右手とストレートパンツ、僕のアソコを手早く拭き取ります。
「先生、さっきより臭いでしょ?」
「ホント!くさーい」
匂いに顔をしかめる真木先生の表情もたまりません。
「先生、嬉しい、ありがとう」
僕は何度も礼を言います。
「T先生戻ってきたら、今のこと言うわ!嫌がるのに石本くんがアソコ見せつけてきましたって」
「いや、マジでやめてください!ホントごめんなさい」
「言わないから」
僕はさっきから「ありがとう」と「ごめんなさい」を繰り返すばかりです。というよりそれ以外の言葉が見つかりませんでした。
僕と真木先生は保健室の水道で入念に手を洗います。
そんな先生は浮かない表情に見えます。
憶測ですが、男を知らない真木先生には僕の常識はずれで身勝手なお願いと行動は、なかなかショッキングだったのかもしれません。
自分を慰める行為をするとき、僕の妄想の中では、いつも経験ある大人の真木先生が僕を優しくリードしてくれて、いろんなエッチなことを教えて実践してくれる…という設定でしたが、そんな設定はこの瞬間に、あっさり崩れました。
僕のアソコをさわるときの表情やぎこちない様子がそれを物語っていました。
さらに、自分の教え子に性の対象として見られて、押しに押されてやってはいけないことをしまった、という罪悪感を感じているような表情と態度です。
「真木先生を悲しませてしまったのでは…」
「また嫌な気分にさせてしまったのでは…」
「真面目で真剣に英語を教えてくれる先生に恩を仇で返すようなことをしたのでは…」
賢者モードも相まってネガティブ思考が湧き上がり、心底申し訳なくなりました。
勝手な憶測で勝手にへこんでいると、先生が口を開きます。
「石本くん。先生になんでこんなことさせたの?」
「どうしても抑えられなかったのと…正直」
「なに?」
「こないだ先生が言ってくれたでしょ?どうしても我慢できない時はまたきてねって」
「…うん」
「そう言ってくれたから甘えても大丈夫って思って」
「ぁ…そういうこと…」
「ごめんなさい。勘違いして」
少し間があり、真木先生が話し始めます。
「うーん、やりすぎだよね」
「はい」
「わかってる?先生と生徒なんだよ?」
「はい」
「正直刺激が強すぎてショックだった」
やはり思ったとおりでした。ボクは改めて自分のしたことの下劣さを思い知りました。
「でもね、石本くんと一緒にこんなことした先生もダメだと思う。反省してる、ごめんなさい」
「え…あぁ、はい」
重たい空気が流れますが、先生の話が少し変わります。
「石本くんて、先生のことどう思ってるの?」
「憧れです」
思いがけない質問でしたが、即答します。そして続けます。
「もうはっきり言います。…先生を抱きたいです」
先生は表情を変えず私を見つめます。
「先生にそんなことしていいの?」
「先生が許してくれるならお願いしたいです」
「許すと思う?」
「…わかりません」
そこそこ長い間が空き、先生が口を開きます。長い時間かけて言葉を考えてるようでした。
「…先生ね、石本くんのこと生徒として、人としていいなぁと思ってる」
「…はい」
「石本くんはこんなことしても、人の気持ちが考えられる優しい子だと思うから」
僕はうつむいたまま、無言です。
なんの慰めにもなりませんが、先生が丁寧に考えて口にしてる言葉だとはわかります。
「さっきのはショックだったけど、先生もいい大人なのにやってはいけないことしちゃったけど、正直…ああいうことする相手が石本くんでよかったって思う」
「え?」
僕は思いがけない言葉に顔を上げて真木先生の目を見つめます。真木先生もまっすぐな目で僕を見ています。でもなかなか先生のホントの気持ちが分かりづらく、なんだかヤキモキします。
真木先生は少し声のボリュームとトーンを上げて、
「うーん、まぁ何事にも初体験はつきものだし、それが今日で石本くんだったし、まぁよかったかもしれないな!」
と言ってくれました。
怒られてるのか、許してもらえたのか、先生の曖昧な言い回しもあり、僕はもう頭がぐちゃぐちゃで、考えが追いつきません。
僕は咄嗟にこの関係を続けたいと心から思い、先生に聞いて確約を得たいと思いましたが…
さすがにそんなことを聞く度胸がなかったので、すぐに引っ込めました。
僕はあらためて謝ります。
「先生、ホントごめんなさい。…でも僕、先生とこんなことできたのホントに嬉しかったんです」
「そっか…先生も石本くんもいい経験したってことにしときましょ」
真木先生は最後の最後まで思いがけない言葉で、話を曖昧に終わらせました。
「さすがにもう教室に戻りなさい」
そう言われて僕は教室に戻り、数分後に先生も入室し、だいぶ遅れた授業が始まりました。
当然ですが、この日の英語の授業に集中できるわけありませんでした。