私(♀)は当時中◯2年生。
ある日、廊下の角を曲がった瞬間に唇と胸に柔っこい感触がした。
ぶつかったのは3年の先輩(♀)で有名な巨乳美人。
もちろん容姿なんぞ中の下の私には接点のないお方である。
どうやら出会い頭に衝突してしまい、私と先輩はキス。
同じような背丈だったので唇と胸とがぶつかってしまったらしい。
相手があの巨乳先輩と分かり、私は
「すいませんすいませんすいません!」
と頭を下げまくった。
周りの視線が痛かった。
しかし、巨乳先輩は必死に謝る私がおかしかったのか、笑って許してくれた。
先輩「私こそごめんね」
私「とんでもございません!!(>_<)」
巨乳先輩の横にはこれまたイケメンで3年生の幼馴染の先輩。
もうなんじゃこの巨乳とイケメンの幼馴染は黄金比か!と当時は思っていた。
そのイケメン先輩も、
「お前、後輩のファーストキス奪ったんだからよく謝っとけよ」
なんておっしゃるもんで。
しかも巨乳先輩、
「私もファーストキスなんですけどー」
とビックリ発言をなさる。
えええー?
その可能性は考えておりませんでしたよ。
とにかくゴタゴタしながらもその場は終結。
その日の夜、自宅にて。
私「なぁ、兄よ」
兄「何だ、妹よ」
私「妹は今日、ファーストキスを捨てたよ」
家族皆リビングで寛いでいたので両親は驚愕、兄は慄(おのの)いていた。
実はかくかくしかじかがあって、と説明すると両親は安堵(特に父)、兄は羨望の眼差し。
兄「マジか。あの巨乳ちゃんとか、いーなー(´・ω・`)」
兄は2つ上なため、兄が中学在学当時から巨乳先輩は有名だった。
母は娘の唇より、先方から苦情が来ないかを心配しておりました。
後日、ファーストキス事件以降なぜか親しくなった巨乳先輩が遊びに来る事となり、平日の夕方にも関わらず、これまた何故か家族全員が家にいた。(両親は共働き、兄は普段から夜遊び三昧)
巨「お邪魔します」
母「どうぞどうぞ」
兄「こ、こんちは」←緊張してる。
巨乳先輩とはその後卒業してからも友人付き合いは続き、私が巨乳先輩を通じてイケメン先輩と恋人になる…事もなく、巨乳先輩とイケメン先輩とがくっつく事もありませんでした。