俺が大学一年生の時の話。俺のバイト先はとあるショッピングモールにある雑貨屋で、学生バイトと主婦のパートが半々くらいの比率だった。
そこに、先輩の女性パートさんがいた。名前を仮に由香さんとしておこうと思う。
由香さんは俺よりも十歳上の二十九歳。開店時からずっといる古株で、俺の教育係だった。
その縁から話す様になった。年齢はずっと上だったけど、お互い共通の趣味もあって、仲良くなるのにもさほど時間はかからなかった。そんな由香さんに、いつのまにか好意を抱いていた。でも、由香さんは既婚者で、叶わぬ恋だと思っていた。
しかし、由香さんとヤれることになったのは、秋の半ばだった。
その日は、午前十時から十九時までの勤務。俺と由香さんもそのシフトで入っていた。
いつもよりも忙しくて、クタクタになった終わり際に由香さんが話しかけてきてくれた。
「今日上がる時間一緒だよね?送っていこうか?」
「ぜひお願いします」
これから二十分かけて電車と歩きで帰宅するのは辛いと考えていた矢先に、この誘いは渡りに船だった。
「じゃ、またね」
そういって由香さんは仕事に戻っていった。
バイトが終わり、携帯を見ると、俺よりも早く上がっていて、既に休憩室で待っていてくれた。
「いこっか」
俺と由香さんは並んで歩き始める。建物から駐車場に出ると、陸風のせいで肌寒い。
由香さんのワゴンRの助手席に乗り込んだ。月明かりに照らされた由香さんが美しくて、性欲がふつふつと湧いてくるのを感じる。
他愛もない雑談を繰り広げて、赤信号で止まった。
この信号は長かった。たしか二分くらい赤だったと思う。
「あの……」
「ん?どしたの?」
「好きです」
「そんなこと言われてもね、旦那いるし」
苦笑いする由香さん。
「ほんとに好きなんです」
はあ、とひとつため息をついて「一回だけね」と吐き捨てるように言った。
直進するべき交差点を左に折れて、人気のない海岸方向へ進む。
数分ほど車を走らせて、誰もいない海岸の駐車場に車を止めた。
由香さんはシートベルトを外して、両手を広げた。
「おいで」
俺は由香さんの胸に飛び込むように抱きついた。
汗の匂いと香水の香りが混ざった由香さんの体臭に興奮していた。
しばらく抱き合っていると、由香さんが背中をさすってくれる。
そして、キスをした。最初は唇を合わせるだけだったけど、ついに舌を入れてきた。
息苦しさを感じ始めたところで、唇が離れた。
由香さんは辛抱ならないといったふうに服を脱ぎ捨てると、ブラジャーもパンティも取って全裸になる。俺の指を取ってねぶると、由香さんのおまんこに誘導してくれた。
クリトリスから膣内までゆっくりなぞりあげると、甘い声を上げて体をビクッとさせる。
次に乳首を口に含む。舌先でコロコロ転がすと、「ああぁっ!だめぇ!」と言いながら腰を動かし始める。
今度は俺が脱ぐ。ズボンとパンツを同時に下ろすと、俺のチンポが勢いよく飛び出した。
それを優しく握られる。気持ちよすぎてすぐに出てしまいそうだった。
「いれるよ?」
助手席に座っている俺にまたがって、由香さんが腰を下ろしていく。
「はいっ……たぁ」
根元まで入ると、ゆっくりと上下運動を始めた。車内にはピストンの音だけが響く。
そのうちに絶頂を迎えそうなのか、由香さんの動きが激しくなった。
「イクぅっ!!!!!」
そう言って仰け反って痙攣すると、そのまま倒れ込んでくる。
俺はまだ満足していなかったので、下から由香さんを突き上げる。
「え!?ストップ!!」
静止の声を無視して、ひたすら突く。
「やめて!!イッてるからぁ!!!」
由香さんが暴れ出す。しかし、俺は構わず突き続けた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
獣のような叫び声をあげて、中がきつく締まる。
「俺もうイキます」
「待って、今日危ない日だから!」
「すいません、無理です」
俺は由香さんの中で射精してしまった。
「あーあ」
膣内から溢れる精液をティッシュで拭いながら、由香さんは達観したように笑っていた。
「明日、旦那としないとなあ」と独り言をつぶやいた。
そんな体験をしたのち、俺は家まで送ってもらった。その夜は興奮して眼が冴えてしまい、翌日は自主休講にした。
翌週、俺がバイトにいくと、由香さんはいなかった。店長に聞くと、もう辞めてしまったとのこと。
LINEもブロックされていて、もう連絡の取りようがなかった。