バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編② 決戦は金曜日

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激裏GATE-エロティカの数少ないマー坊とせっちゃんのファンの皆様、そして激裏GATE-エロティカを訪れる名も知らぬ多くの方々より、何時もながら数多くの続編希望のお声を頂き、本当に有難う御座います。m(__)mペコリ

晴れて美花子と言う可愛い赤ちゃんを授かり、「バカ夫婦」から「バカ家族」へのステップアップを果たした、マー坊とせっちゃんの甘々?な結婚生活物語をお楽しみ下さいませ。

登場人物スペック

誠人(マー坊)→レストランで働く、ちっぱい好きで仮性包茎のコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。

節子(せっちゃん)→16歳でお母さんになった、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい幼妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ焼きな一棒主義者。

鉄さん→誠人が勤務するレストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが、根は良い人。

・・・

「もしもし…せっちゃん。美花子は…元気にしてる?」

「うん、チョー元気!さっきまでおっぱい、ごくごく飲んでたんだよ!」

「せっちゃん。美花子の声、聞きたいな…」

「ゴメン、ちょっとだけ待ってね…ほら美花子、お父さんでちゅよー」

「ばーぶー、ばーぶー」

「美花子…お父さんだよ…」

「だーだー…だーだー…」

俺は休憩時間中、愛娘の美花子の声を聞くのがすっかり、恒例行事になってしまっていた。

「美花子…お父さん、お母さんと美花子を食べさせる為に一生懸命、頑張るからね…」

「あまんまー、おぱーだー」

美花子は「ママ」とも「お母さん」とも…「パパ」とも「お父さん」とも受け取れる、なんとも曖昧な御返答。

「それじゃせっちゃん…そろそろ休憩時間終わるから。帰るまで…美花子を宜しくね」

「うんっ!誠人さん、お仕事頑張ってね♡」

と言うと、携帯電話の通話が途切れる。

俺は携帯電話を専用のロッカーに放り込むと、手洗いとアルコール消毒をして厨房へと戻って行った。

「馬鹿野郎、トッシー!ニンニクのみじん切り位もっと早くやれ、バカタレ!」

「す、すいません!ごめんなさい!」

厨房では鉄さんが、この店でアルバイトを始めてもうすぐ一年が経過する、せっちゃんの元クラスメート、瑠璃子ちゃんの彼氏の俊郎クンにカミナリを落としていた。

「オイ、マー坊!トッシーに、ニンニク刻む手本見せてやれ!」

「…ハイ!分かりました!」

と返答すると俺は、三徳包丁にアルコールをスプレーし、手際良くニンニクを刻んでいく。

「良い?ニンニクを手際良く刻むコツは先ず、側面側から切り込みを入れる事。それと…先ず少し大き目に切り込みを入れて、その間を狙って刻んでいく事。それじゃ…やってみて?」

「ハイ…」

と呟くと俊郎クンは、ぎこちない包丁捌きでニンニクを切り刻んでいく。

「うん、良い感じ、良い感じ…」

このレストランでアルバイトを始めるまで包丁を握った事が無いと言う、俊郎クンの些か危なっかしい包丁捌きに内心ヒヤヒヤしながら、俺は俊郎クンを励ましていた。

「先輩。こんな感じで…どうですか?」

「うん…さっきよりは結構マシになったかな?後は…数をこなすしかないかな…」

「数をこなす…」

「そう。料理ってのは結局、基本が肝心でね…俗に言う❝メシマズ❞ってのは基本をないがしろにした料理人の哀れな末路って訳。逆に言えば、基礎がしっかりしていれば、どんな料理も応用が効くんだよね…」

「そうなんですか…」

「うん。トッシー、料理ってのは❝一生勉強❞なんだ。俺も未だに、店長や鉄さん、先輩方から学ぶ事ばっかりなんだよね…」

「は、はい…」

「すいません!ハンバーグ定食にカニクリームコロッケ定食、それにトンテキ定食注文入りましたー!」

との信彦のオーダーに。

「了解!」

と返すと俊郎クンの目の前で手際良く、ニンニクを薄切りにして行った。

・・・

「後、せっちゃん。買ってきて欲しい物は有るかな?」

「それじゃ誠人さん…」

「あー!わーん!うわぁーーーん!」

「あー、美花子…よちよち、よちよち…」

家路につく、俺の携帯電話から美花子の泣き声に入り混じって、トントントンと言う、でんでん太鼓の音が聞こえてきた…かと思うと。

あら不思議、美花子はぴたりと泣き止んだではないか。

「誠人さん、ゴメンね…」

「せっちゃんこそ、何時も美花子の面倒をみてくれて、本当に有難うね」

「それじゃ誠人さん…鶏モモ肉を二つ買ってきて貰えますか?」

「鶏モモ肉を二つね?せっちゃん、了解しました」

「それじゃ誠人さん…早く帰って来てね♡」

「うん…分かりました。それじゃね、せっちゃん」

俺は行きつけのお肉屋さんで鶏モモ肉を見極めていると。

「アレ?もしかして…誠人か?」

「え?アレ…お前、もしかして…龍?」

「あー、やっぱり誠人か!そうだよ、龍だよ!」

「えらい久し振りだなぁ、龍!」

「あぁ、すっげえ久し振りだな、誠人!」

「お前のその面見りゃあ…❝元気だったか?❞なんて…聞くだけ野暮みてーだな」

「あぁ…色々有ったけどな…ま、どーにか生きてるよ」

この龍は。

俺の中学時代、心を許せた数少ないクラスメート。

定期試験では常に上位の成績をキープする秀才ながら、それをひけらかさない謙虚さと、引き出しの豊富なトークの巧みさ、そして決断力から仕切り役として、男女問わず好かれる存在だった。

「それより誠人!お前、何時引っ越ししたんだ!?去年の同窓会の案内状、結局引っ越し先が分からなくて送れなかったんだぞ!」

「あー…ゴメン。引っ越ししてから色々有ったから、すっかり引っ越し先を教えるのを忘れてたわ…」

と言いながら、俺は龍に現住所を教える。

「ふむふむ…ん?○○宅ってお前…居候してんのか!?」

「正確にはマスオさん状態…つった方が正しいかな?」

「え…それじゃ、お前…」

「…あぁ」

俺は仕事用の懐中時計の蓋をカパッと開け、内側に貼り付けられた俺とせっちゃんが結婚祝いにプリクラで撮影した、ツーショット写真を龍に披露する。

「なんつーか、その…すっげー可愛らしい奥さんだな」

「有難う、龍」

「それで…赤ちゃんは…?」

「去年の二月に産まれた。メッチャ可愛い女の子でね。くったくたになって帰宅しても、あの子の可愛い寝顔を見てると、❝明日もまた、頑張らないと❞って、働く意欲が湧いてくるんだよな…」

「そうだったのか…それで誠人。お前、今何してるんだ?」

「○☓ってレストランで、コックやってる」

と言いながら、俺は店の概要が印刷された、名刺大の紙を龍に手渡す。

「へー、こんな所にレストランが有ったのか…じゃあ今度、飯食いに行くわ」

「有難う…それじゃ、奥さんと赤ちゃんが待ってるから、この辺で…」

「それじゃあな、誠人…」

俺は会計を済ませると、急いで家路についた。

・・・

此処は、俺達バカ夫婦の寝室。

「ハイ誠人さん…大人の授乳のお時間でちゅよー♡」

と言いながらせっちゃんはキティちゃん柄のパジャマのボタンを外し、うっすらと茶色がかってきたちっぱいの先端を俺にさらけ出した。

俺は何も言わず、無言でせっちゃんのちっぱいを撫で回し、興奮で勃起した先端部を舌で転がす様に舐め回すと先端部を口に含み、愛する妻の敏感な性感帯を存分に堪能する。

すると。

美花子の命の源とも言える母乳が、乳首からじわじわと滲み出てきたではないか。

俺は興奮のあまり、牛乳とも…豆乳ともまた違う味覚のせっちゃんの母乳を、思う存分堪能していた。

「もぉー、誠人さんったらぁ、こんなに甘えん坊さんだったなんて…」

「せっちゃんのちっぱい…何回味わっても本当に可愛くって…そして美味しいんだもん…」

思えば俺達バカ夫婦はあの新婚旅行から週にニ、三回のペースで御互いの身体を貪り合っていた。

それなのに…御互い、全く飽きない。

否、それどころか、毎回のセックスが、新しい快楽の発見と言っても良いくらいだ。

俺は乳首から唇を離すと、やや膨らみが増した、せっちゃんのちっぱいを優しくもみもみ。

忽ちせっちゃんの唇からは、可愛らしい喘ぎ声が漏れ出す。

「ああん…あーん、誠人さぁん…」

すると俺は。

「せっちゃん…可愛いおっぱい、お知り合いになった頃から比べると、少し膨らんだね。これだけあればパイズリ…出来るかな?」

「もぉー、誠人さんったらぁ…♡」

と言いながらせっちゃんは俺をベッドに寝かせると、二つの小さめの膨らみで俺のズル剥けおちんちんをサンドイッチに。

そのままぐりぐりと、ちっぱいでズル剥けおちんちんを愛撫する。

「す…すげえ気持良い…」

「あぁん…節、興奮したらまた、母乳が溢れてきちゃったぁ…♡」

せっちゃんは、母乳をローション代わりにちっぱいとズル剥けおちんちんになすりつけると、そのままパイズリを再開。

母乳まみれのちっぱいに挟まれた俺のズル剥けおちんちん…そして一生懸命ちっぱいを寄せて愛撫するせっちゃんの切なげな表情に、次第に射精感が込み上げてきた。

「せっちゃん…もうすぐ出そう…」

「誠人さん…何処にかけたい?」

「せっちゃんさえ良ければ…顔とおっぱいにいっぱいかけたい…」

「誠人さん…早く、早く出してぇ…」

「せっちゃん…もっと…もっと早くおちんちんこすって…うっ…だ、だ、出すよせっちゃん、目ぇ瞑って!」

と警告するや否や。

尿道から大量の❝赤ちゃんの素❞が吐き出され、せっちゃんの顔とちっぱいをみるみるうちに白く汚していく。

「誠人さぁん…やっぱり誠人さんの精液の、この臭い匂い…何回嗅いでもたまんないなぁ…♡」

汗とよだれにまみれ、そして俺の精液をぶっかけられたせっちゃんの恍惚とした表情は正に、貪欲に快感を求める淫乱な人妻。

「誠人さん…次は、節の此処を満足させて…」

と呟くとせっちゃんはパジャマのズボンをパンティーごと脱ぎ捨てるとベッドの上で両脚を開き、ラブジュースが溢れるキツキツオマンコを御開帳。

「誠人さん…早くおちんちん挿れてぇ…早く、早くぅ…」

「え?前戯無しで良いの?」

「もう…前戯は済んでるじゃあん…意地悪しないで節のオマンコに誠人さんの皮被りおちんちん…早く挿れてよぉ…早く…早くぅ…」

せっちゃんのおねだりにやや萎え気味だったおちんちんは、忽ち硬度を取り戻す。

そして俺は、正常位でオマンコにズブリとズル剥けおちんちんを挿入し、せっちゃんとドッキング。

「あ…あっ、あぁん、ひゃぁっ、いやぁっ…ましゃとしゃんのぉ、皮被り、おひんひん…凄い、しゅごい、カチコチぃ…うんっ…あうんっ…だめぇ、節、頭、おかひくなりそう…」

せっちゃんは俺のズル剥けおちんちんを突きこまれて、完全にラリった状態になっていた。

「出産後の女性は性に貪欲になる」と言うのは本当だったのか…俺のズル剥けおちんちんを突きこまれる度に、せっちゃんは切なげな喘ぎ声を挙げ、腰を振って快楽を貪っていた。

「あぁん…誠人しゃぁん、もっと突いて…子宮をノックしてぇ、そう、もっとぉ…あっ、ああっ、駄目、イク、イッちゃうー!」

と絶叫しながらせっちゃんは数十回ピストンしただけで豪快に潮を吹きながら、呆気なく果ててしまった。

「せっちゃん…大丈夫?」

「あっ…誠人さぁん…もっと突いて…もっともおっとぉ…」

バカ夫婦の寝室は、扇風機の羽が回る音に混じって俺のズル剥けおちんちんをせっちゃんのキツキツオマンコに突き込む際に響き渡る「パン…パン…パン…パン…」と言う接触音、そしてせっちゃんの快楽を堪能する喘ぎ声が聞こえるだけだった。

「ぐっ…うっ、せ、せっちゃん…俺、ボチボチ出そう…」

「あっ…あぁん、すごぉい…駄目、駄目、節も、イク、イク、またイッちゃうよぉ…」

「せっちゃん…どうする?中に出す?それとも…」

「誠人さぁん…かけて、節に誠人さんの白い液、いっぱいぶっかけて、精液まみれにしてぇー!」

と懇願するや否や。

せっちゃんはまたも数十回ピストンしただけで全身を痙攣させて、呆気なくイッてしまった。

そして俺は、せっちゃんのリクエストに応えてズル剥けおちんちんをキツキツオマンコから引き抜き、やや肉付きの良くなったお腹に❝赤ちゃんの素❞を遠慮なくぶちまける。

そして俺達バカ夫婦はベッドに横になり、事後のピロートークタイム突入。

「誠人さぁん…淫乱な節の事、嫌いになっちゃった…?」

と切なげに語るせっちゃんの白濁液まみれの表情は…淫乱な人妻から、17歳の美少女の清楚な笑顔へと変貌している。

「何でせっちゃんの事、嫌いにならなきゃいけないの…?」

「だってぇ…美花子が産まれてから節のオマンコ、滅茶苦茶敏感になっちゃったんだもん…」

「少なくとも俺は…エッチで淫乱なせっちゃんの事が大好きだよ…浮気しない限りはね…」

「大丈夫だよ、誠人さん…節、浮気なんか、出来ないもん…」

「…本当に?」

と俺は、些か意地悪な返答をせっちゃんにぶつけてみる。

「本当だよぉ…だって節、誠人さんの皮被りおちんちんが大好きだもん…それにね…誠人さん、節…見知らぬ男の人をまだ、信用出来ないでいるの…❝このままじゃ駄目❞って分かっていても…ううっ…う…ううっ…」

「泣かないで、せっちゃん…」

「ううっ…誠人さん…節、このまま一生、このお部屋に引きこもって暮らせていけたらどんなにか幸せって思うよ…でも誠人さんや美花子、お父さんやお母さん、それにお母様や瑠璃ちゃんの事を考えるとぉ…ううっ…ぐすん…」

何時の間にかせっちゃんの、やや垂れ気味の大きな瞳からは、大粒の涙がポロポロと零れ落ちている。

俺は考え無し且つ浅はかな、自分の言葉に激しく後悔していた。

あの忌まわしい❝リア充狩り事件❞の一件が未だに、せっちゃんの脳裏に色濃くこびり付いている事に。

そしてそれを克服しようとしているせっちゃんに、なんとも心無い言葉をかけてしまった、自分の馬鹿さ加減に。

俺は思わず、

「せっちゃん…御免なさい!」

ベッドの上で、せっちゃんに土下座をしていた。

「…誠人さん?」

「せっちゃん…あの事件から、次の一歩を踏み出そうとしているせっちゃんの気持ちも考えないで、あんな事言っちゃって…本当に御免なさい!」

「誠人さん…頭上げて?もう…謝らないで…」

「でもせっちゃん…俺、取り返しのつかない事を言っちゃった…」

「誠人さん…」

「あーん!わーん!うわぁーーーん!!!」

と、そこで。

ゆりかごの中で寝ていた筈の美花子が俺達バカ夫婦の雰囲気を察したのか…は分からないが、激しく夜泣きをし始めた。

「あー、御免ね美花子、気不味い雰囲気作っちゃって…ハイ美花子、でんでん太鼓でちゅょー」

と言うと俺はフリチンのまま、キティちゃんのシールが貼られた年代物のでんでん太鼓をとんとんとんとんと鳴らし始めた。

「うわーん、うわーん、うわーん、うわーん…あーん、あーん…あー、あー、あー…」

あら不思議。

美花子はさっきまでの夜泣きが嘘の様にピタリと泣き止んで、俺に天使の様な素敵な笑顔を披露する。

「あのね…誠人さん。お母さんの話だと、節もこのでんでん太鼓の音を聞くと、どんなに激しく泣いていても、忽ち泣き止んだんだって。もしかしたら、このでんでん太鼓に反応するのって、遺伝なのかもしれないね…」

「そうなんだ…」

「だからこのでんでん太鼓…まだまだ捨てられないね…」

「あ…あぁ、そうだね…」

「あー…あぁー…ばーぶー」

「美花子…お父さんとお母さんは…何が有っても、美花子の味方だよ…」

「美花子…お母さんは、お父さん、そして美花子を愛しているから…今はゆっくりおねんねしてね…」

「おまんまー…おぱーさー…」

美花子は再び…「ママ」とも「お母さん」とも…「パパ」とも「お父さん」ともつかない…実に曖昧極まりない御返答。

「美花子…お休みなさい…」

俺はせっちゃんにぶちまけた❝赤ちゃんの素❞をティッシュで拭き取ると…虚脱感と眠気に抗い切れず、「川の字」状態で眠りの世界に落ちて行った…

・・・

「いらっしゃいませ…って、龍!」

「今日は、誠人!早速、飯食いに来たぜ!」

「あんがとな、龍。ところで、隣の可愛子ちゃんは…?」

「ちょっと、誠人クン!アタシの事、もう忘れちゃったの!?」

「あー、御免なさい…全っ然、覚えて無いんですが…」

「もう、誠人クン?鞠子よ、ま、り、こ!」

「・・・?」

「もー、此処まで言わないと分からない!?❝蹴鞠の鞠❞って書いて、鞠子って!」

「あ、思い出した…❝誠人クンは良い人だけど、マザコンから卒業してからまた来てねー❞って俺を振った鞠子か…」

「ピンポーン(笑)」

この鞠子は。

校内でもトップクラスの身体能力を誇った「スポーツ美少女」

思った事を遠慮なく、ズケズケと口にする悪癖故に敵を作る事も多かったが、そのアッケラカンとした気質と❝言い過ぎたと思えば率直に謝罪する❞素直さから、不思議と憎めないキャラとして親しまれていた。

「あ…それより、御二人様で宜しいですか?」

「…誠人、悪い。後から人が来るから、四人がけのテーブル…お願い出来る?」

「少々お待ち頂けますか…オイトッシー、悪いけど手伝ってくれ!」

「ハイ!」

俺と俊郎クンは二人がけのテーブルをくっつけて、臨時の四人がけのテーブルを作り上げると。

「御注文が決まりましたら、お呼び下さいませ!」

と言い残し、厨房へと戻って行った。

「マー坊…何なんだ、あの客は?」

「俺の中学時代のクラスメートだった、龍と鞠子です…」

「ふーん、そうかい…」

と呟くと鉄さんは、自分の仕事に戻る。

「すいませーん!ハンバーグ定食にオムライス、注文入りましたー!」

「了解だ!マー坊、オムライスは任せたぜ!」

「了解しました!」

俺は両手にアルコールを吹き付けると良く両手に擦り込み、オムライス作りに取り掛かる。

そして十数分後。

「ハンバーグ定食にオムライス、お待たせ致しましたー!」

と俺は、龍と鞠子が座る臨時の四人がけのテーブルに注文された料理を運ぶ。

「頂きます」

「それじゃ、頂きます!」

「…うん、こりゃあ美味え!」

「本当だ…チョー美味しい!」

「もしかしてコレ…お前が作ったのか?」

「鞠子が食ってるオムライスは…俺が作った」

「今まで色んなオムライス食べてきたけど…こんな美味しいオムライス始めて!」

「有難う…鞠子」

「あ…そうだ、龍クン!今度の同窓会…このお店でやんない?そうすれば、前回参加出来なかった誠人クンも参加出来る訳だしさぁ!」

「とは言っても…この店、貸し切り出来るのか?」

「あぁ…結論から言えば、貸し切りは可能だ。但し…それなりの出費は、覚悟して貰うけどな」

「ちなみに…どれくらいするの?」

「俺の結婚式の時に、この店を一日貸し切りにして貰った時は…店長の御好意で、約50万で使わせて貰ったけどな…」

「約50万…って、え?誠人クン?今…❝俺の結婚式❞って、言った…よね?」

「…あぁ、そうだぜ。待ってろ、今証拠見せてやるからよ」

と言うと俺は事務所に向かい、俺の結婚式の際に撮影して貰った写真が収められたアルバムを借り出すと、二人に披露する。

「うわぁ…」

「何か…誠人が別人に見えてきたな…」

「誠人クンの奥さん…すっごく若く見えるけど…」

「中卒で即結婚だからな…若いのは当然だろ」

「え?誠人クン…中学生孕ませてできちゃった結婚しちゃったの!?誠人クン、サイッテー!」

「オイ…ちょっと待て、鞠子!四月に入籍して翌年二月に出産した事の何処が、できちゃった結婚になるんだよ!」

と言いながら俺は、こんな誤解をされた時の為に常に持ち歩いている、婚姻届受理証明書と出生届のコピーを鞠子に差し出す。

「あー…誠人クン、御免なさい…」

「…にしても一日で50万はいくらなんでもなぁ…」

「悪いけどその辺は、俺の裁量で決められる事じゃないからな。そこから先は、店長と交渉して決めてくれ。すまん、それじゃ厨房戻るわ」

と返答すると、俺は厨房へと引き返して行った。

「貸し切りですか?先輩…」

と、信彦。

「正確には、申し込み待ちの状態だけどね…」

と言いながら俺は、愛用の菜切包丁の汚れをスポンジに染み込ませた洗剤で拭い去り、水洗いするとキャベツを千切りにし始めた。

・・・

そして、約一月後の金曜日。

同窓会の日がやって来た。

店長と幹事役の龍・鞠子との交渉の結果、当日は三時にオーダーストップして四時に一旦閉店、六時から九時まで貸し切り、そのまま閉店と言う形で決着が着いた。

俺はオーダーストップ前から、この日の為に先輩方と知恵を出し合って考え上げた料理の下ごしらえに掛かっていた。

「トッシー、お肉は先ず強火で旨味を閉じ込めて、それから弱火でじっくり焼き上げるのが基本!良いかな?」

「ハイ…了解です!」

「誠人さん、チリソース上がりました!」

「んー…ちょっと旨味が足りないかな、砂糖をひとつまみだけ入れてみて」

「分かりました!」

「ノブノブ!それ終わったら、パセリのみじん切りを頼む!」

「了解しましたー!」

「店長!焼き加減は、コレでどうですか?」

「…コレで行きましょう」

「分かりました!」

「鉄さん!アボカド上がりました!」

「おうっ!了解だぁ!」

「明太子の皮剥き、終わったぜ!」

「そしたら、コッチのポテトと混ぜ合わせて!」

てな調子で俺達は、手際良く下ごしらえをこなしていき…。

午後六時前になり、出席者が三々五々と入店してきた。

俺は信彦や俊郎クンに指示を出しつつ、出席者にお出しする料理を黙々と作り上げていく。

そして、宴もたけなわとなった午後七時半近く。

「えー、それでは…本日のサプライズゲスト、こちらへどうぞー!」

との龍の呼び声に促され、料理を手にした俺が、白衣姿で皆の前に姿を表すと。

「え…?お前、誠人…?」

「…あぁ、誠人だ。みんな…久し振り…」

と、出席者の元クラスメートになんともぎこちない挨拶。

「久し振りだなぁ、誠人!」

「…あぁ」

と返答しながら俺は、出席者に料理を配膳していく。

「もしかして誠人…今、この店で働いてるのか?」

「…そう。高校三年間のアルバイト期間を経て、去年から正社員として働いてる」

「…にしても、美味そうな料理だなぁ…」

「さっき出したベジタブルサワーとタラモサラタ、このチキンステーキチリソースは、俺が仕切り役になって作った」

「どれどれ…ん…すっげー美味い!」

「本当だ…滅茶苦茶美味しい!」

「それにしても…」

「ん?」

「料理実習の時に…レンジで生卵を次々と爆発させて、駄目にさせちゃった何処かの誰かさんとは段違いの腕前だよなぁ!」

との男子の声に。

「ちょっと…やめてよっ、忘れかけてた黒歴史を思い出させるのっ!」

と鞠子が食って掛かる。

「へー、それじゃ鞠子、なんかマトモな料理作れる様になったのか?」

「失礼しちゃうわねー!コレでも一応、豆腐にワカメの味噌汁位は…作れる様になったんだから!」

「…鞠子。一足飛びに料理上手になる必要なんかねぇよ。料理ってのは結局、❝基礎の積み重ね❞でな。早い話が❝一生勉強❞なんだよな…」

「誠人クン…」

との俺の一言に。

「あの…誠人さん…」

と、黒髪ロングの清楚そうな美女が、俺の正面に寄ってきた。

「あの…誠人さん。私の事…覚えてますか…?」

と、その美女は儚げな表情で俺を見上げてくる。

「え…?あの…もしかして…愛里ちゃん…?」

「ハイ…愛里です…。誠人さん…お久しぶり…です…」

「・・・」

この愛里ちゃん。

中学時代は演劇部のヒロインとして、何度も主役を張った事が有る「天性の女優」

俺も当然、愛里ちゃんに愛の告白をしたが、「誠人さんは恋愛の対象としてみられない…本当に、御免なさい…」と見事に振られたクチ。

「あの…誠人さん…」

「…何?」

「誠人さんって…本当に、優しいんですね…」

「…別に」

と俺はつい、ぶっきらぼうに返答する。

「あの…誠人さん…」

「どしたの?」

「アタシ…実は…ま…誠人さんの事が…す、好きだったんです…」

「・・・」

「あ、アタシ…あの…その…」

「愛里ちゃん…御免」

「…え?」

「愛里ちゃん…今の俺には、その…守らなきゃならない人が、居るんだ…」

「守らなきゃいけない人…?」

「…トッシー!俺の携帯、持って来てくれ!」

「…ハイ!分かりました!」

俊郎クンが持って来てくれた、俺の携帯に鉄さんの家の固定電話の電話番号を打ち込み、通話をスピーカーモードにして、同窓会の出席者全員に会話が聞こえる様に設定すると。

「もしもし…あ、誠人さん?」

「もしもし…せっちゃん?」

「あの…誠人さん。同窓会…楽しんでますか?」

さっきまで雑談三昧だった出席者は皆、俺達バカ夫婦の会話に耳をそばだてている。

「うん…楽しんでるよ。あ…せっちゃん。美花子…まだ、起きてる…?」

「うん…まだ起きてるよ。今日は中々おねんねしなくって…」

「御免…せっちゃん。美花子の声、聞かせてくれないかな…」

「ちょっと待って…ハイ美花子、お父さんでちゅよー♡」

「もしもし…美花子?」

「ばぶー、ばーぶー…」

「美花子…お父さんはお母さん…そして、美花子の事を誰よりも愛しているから…だから、今はゆっくりおねんねしてね…」

すると。

「おとーさん…」

と言う、美花子の呼び声がハッキリと聞こえた。

「あ…誠人さん…今、❝お父さん❞って、言ったよね?」

「うん…❝お父さん❞って、ハッキリ言ったよ…」

「美花子…お父さんはね、お母さん達を食べさせる為に一生懸命、頑張っているんだよ…」

「あー…あー、おかーさーん…」

「せっちゃん…聞いた!?」

「・・・」

「せっちゃん…せっちゃん?」

「うっ…ううっ…誠人さん…」

せっちゃんはどうやら、涙ぐんで会話にならない様だ。

すると。

「誠人クン!携帯貸して!」

と鞠子が、俺の右手から携帯電話をひったくる。

「もしもし…もしもし?」

「もしもし…あの…」

「アタシ、誠人クンの中学時代の同級生の鞠子って言うんだけど。今から、誠人クンの御家族に呪いをかけてあげるね」

「鞠子!呪いって…」

「ふふふ…今誠人クンに奥さん、そして赤ちゃんに❝幸せにしかなれない呪い❞をかけてあげたわ。悪いけど、この呪いは死ぬまで解除不可能。それじゃ誠人クンの奥さんに赤ちゃん…」

「・・・」

「末永く…お幸せにね」

「ぐすん…あの…あ、有難う御座います…」

「それじゃ誠人クンの奥さん…誠人クンに、替わるから…」

「もしもし…せっちゃん?」

「誠人さん…誠人さぁん…」

「せっちゃん…帰るまで美花子を、宜しくね」

「誠人さん…分かった…じゃあね…」

の呟きと共に、通話は途切れた。

「誠人さん…」

見ると愛里ちゃんは、両目からポロポロと大粒の涙を流している。

「❝守らなきゃいけない人❞って…そういう事だったんですね…」

「…うん」

「誠人さん…」

「愛里ちゃん、何も言わないで」

「・・・」

「このままお話し続けてたら…愛里ちゃんに気持ちが…移って行っちゃいそうで、怖いから…」

「うふふ…誠人さんに…振られちゃった…」

と愛里ちゃんは、吹っ切れた表情で、俺に呟く。

「にしても誠人…」

「ん?」

「もげろ!」

との龍の声を皮切りに。

「このバカップルが」

「地球温暖化の元凶め」

「末永く爆発しろ」

等、些か荒っぽい祝福の言葉が俺に投げつけられる。

「みんな…有難う、本当に有難う!」

俺は思わず、出席者全員に頭を下げていた。

「誠人…今日は本当に有難うな!」

「いや…コチラこそ、本当に有難う御座いました!」

「それじゃな…誠人!」

俺はレストランの出入口で、出席者全員が店を後にするまでひたすら、頭を下げ続けていた。

そして俺は厨房に戻り、後片付けを手伝おう…とすると。

「マー坊、今日はこのまま上がれ!」

と、鉄さん。

「え…でも…」

「馬鹿野郎!二次会に参加するか、このまま帰宅するか早く決めろ、バカタレ!」

「それじゃすいません!今日は帰宅させてもらいます!」

「…やっぱりな」

「…え?」

「…なんでもねぇよ、馬鹿野郎!マー坊、さっさと上がれ!」

「それじゃすいません、上がらせてもらいます!」

「お疲れさーん!」

の声を背中に受けて、俺は家路につく。

「ただいま」

「誠人さん…お帰りなさい!」

鉄さん宅のドアを開けるや否や、せっちゃんが俺に抱き付いてくる。

「誠人さん…誠人さん…」

「せっちゃん…何も言わないで…」

「誠人さん…」

俺達バカ夫婦は階段を登り、二人の「愛の巣」に引き籠もると。

「んー、んんん~…」

と激しく互いの唇を求め合う。

そして俺はせっちゃんをダブルベッドに押し倒し…ブラウスの上から優しくちっぱいをもみもみ。

「あ…あぁん、誠人さぁん…」

せっちゃんの切なげな喘ぎ声に、俺の興奮は最高潮に達していた。

俺はブラウスのボタンを外すのももどかしく…スポブラごとブラウスを捲くり上げ、可愛らしいちっぱいを露わにし、薄茶色に変色し始めた可愛らしいちっぱいの先端を口に含む。

「誠人さん…誠人さぁん…あぁん、節、感じちゃうよぉっ…♡」

「せっちゃん…大好き…」

「誠人さぁん…おっぱいばっかりじゃ、嫌だよぉ…」

「…分かってるよ、せっちゃん…」

俺はせっちゃんの乳首から唇を離すと、今度はせっちゃんの左の耳たぶを甘噛みし…そして右手でせっちゃんのクリトリスを、左手でちっぱいを愛撫しながら甘い言葉を囁く。

「せっちゃん…淫乱で、それでいて可愛い…せっちゃん、もう…誰にも、せっちゃんを渡さないから…」

「誠人さぁん…節も誠人さんの事、絶対、誰にも…渡さないからぁ…」

俺達バカ夫婦は何時の間にか正常位でドッキングして、激しく互いの性器を愛し合っていた。

「あぁん…あんっ、誠人さぁん…もっと…もおっとぉ…」

「せっちゃん…せっちゃん…」

「誠人さん…誠人さぁん…好き…好きぃ…大好きだよぉー!!!」

と絶叫しながら。

せっちゃんは潮を吹き散らしながら、痙攣して果ててしまった。

そして俺はせっちゃんの子宮に、❝赤ちゃんの素❞を大量に射出。

ビュルッ、ビュルッ、ビュワッ、ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!

そして俺達バカ夫婦は、ピロートークタイムに突入する。

「誠人さん…」

「…せっちゃん?」

「どうして…誠人さんって、節とお知り合いになってからの方が、モテモテになっちゃうのぉ…」

「・・・」

「誠人さんは…節だけの素敵な旦那様にしたいのにぃ…何で…何で…」

「…せっちゃん」

「誠人さん…」

「俺は…せっちゃんの事が…世界で一番大好きだから。だって…こんな俺を本気で好きになってくれたせっちゃんを…裏切る事は…俺には、出来無いから…」

「誠人さぁん…」

「せっちゃん。俺の言葉…信用してくれないかな…」

「分かった…」

「せっちゃん…」

「節も…こんな節を好きになってくれた誠人さんを…信用、するよ…」

「せっちゃん…有難う」

「だけど…節以外の女の人と❝接触しないで❞とは言わないけどぉ…あんまりイチャイチャしたり、ベッタリしないで、下さいね…?」

「分かってるよ、せっちゃん」

と言うと俺は、右手の小指をせっちゃんに突き出す。

意図を察したせっちゃんは、直ぐに右小指を差し出すと、小指を絡め合い。

「指切りげんまん、嘘付いたらハリセンボン飲ーます!指切った!」

・・・

俺達バカ家族はこの日、「幸せにしかなれない呪い」によって、「家族円満」の第一歩を踏み出したのであった。

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