僕が大学時代、ホテルのバイトをしていた時の事。
まだバイト始めの頃は何も分からず先輩方に教えてもらっていた時です。
僕は夕方5時から翌日の朝9時までを担当していました。
朝の5時にはキッチンに入って朝の朝食のパンを焼くのですが、5時半にキッチン担当の女性の方に変わるのですが、そこで出会ってのが大久保さや。
年齢は30ですが顔が幼い顔をしており、よく話しかけてくれる人でした。
約30分、シフトが合えば会話を重ね少しずつ互いを理解しあって行きました。
「◯◯君は接客業は初めて?」
「そうですね。だから緊張しますw」
「やっぱり?私、緊張するから苦手なんだよねw」
他愛もない普通の会話をしていたのですが、少しずつ好意を見せ始めました。
「◯◯君、あそこのラーメン食べたことある?行きたいんだよね♡」
「ないですね。美味しいんですか?」
「まだ、ないんだよね~」
「あまり外食しないんですよ僕」
「そうなの?」
「はい」
最初は食べ物の話から◯◯食べたい、◯◯行きたいというような願望を聞いているだけでした。
ある日、さやさんから突然
「そう言えば◯◯君彼女いる?」
「居ませんけど…」
「そうなんだ?」
「さやさんは?」
「私も…」
「職場の人は?w」
「ん~w」
「ですよねw」
「良い人だけど…◯◯君はどういう人が好きなの?」
「特に好きなタイプってのはないかな…。さやさんのタイプは?」
「そうだね~…私はガッチリした人が好き♡」
「そうなんですか?よく細マッチョとか聞きますけど…」
「ヤダ。ダサいよ。男はガッチリしてるくらいがいいよ。◯◯君とかちょうどいいよ♡」
「そうですか?wもっと痩せないといけないと思ってるんですけどね…」
「大丈夫、大丈夫!」
最初は適当に話を合わせているだけだと思っていましたが、段々とプライベートな事も聞くようになり
「◯◯君、休みの日は何してるの?」
「適当に本とか読んでますよ」
「へぇ~どこか行かないの?」
「行くとこあります?」
「ないないw田舎だもんねw」
「さやさんは?」
「掃除とかの家事だよね」
「大変ですよね」
「大変wでも好きだからいいんだけどね♡」
僕らは他の職場の人間には気づかれないように互いが互いを求めているのを感じていました。
そんなある日、さやさんからお誘いが。
「ねぇ◯◯君、こないだ話してたラーメン食べ行かない?」
「え?でも時間的に会いますか?」
「◯◯君9時まででしょ?私待ってるから♡」
「いいんですか?」
「うん。今日は午後からの仕事も休みで暇だから♡」
その場で集合場所と時間を決めました。
心の中で早く仕事終えてさやさんに会いたいという気持ちが強くなる自分がいて、そこで自分がさやさんの事が好きだと感じていました。
仕事も朝の9時になり、ようやく終えると、いつも通り帰るのですが田舎の駅近くにホテルがあるのでいつ、どこで職場の人と顔を見られるか分からないので少し遠めので待合わせをしていました。
集合場所には9時半に着き、
「すいません。遅くなって」
「いいよ、いいよ♡行こっか♡」
「でも、朝からラーメンて結構ハードですよねw」
「確かにねwでも私一人だと入りづらいし…」
「そうですよね。なんかあったら何時でも言ってくださいね」
「ありがと♡」
早速ラーメン店に入り、一番人気を頼んで一緒に食べました。
「美味しいね♡結構好きな味かも♡」
「ですね。思った以上にサッパリで」
「そうね♡でも、◯◯君てモテるでしょ?」
「え?そんな事ないですよ。カッコよくもないし」
「まぁね、確かにw」
「ちょっとwそこは否定してくださいよw」
「ウソ、ウソ。でも◯◯君話しやすいし楽しいよね♡」
「それもウソですか?w」
「これはホント♡だって◯◯君だけだもん。素直に話せるのは♡」
「ホントですか?それなら嬉しいですけど。でも、僕もさやさんは話しやすいと思ってましたよ」
「ホントに?私たち相性良いよね♡」
「ですかね?」
「そうだよ♡こんなに話せる人◯◯君が初めてだもん♡あ、そうだこれからどうする?」
「時間はありますけど…」
さやさんの提案で映画を見に行くことに。
一緒にバスに乗り、近くのショッピングモールに行きました。
早速映画を見たのはいいのですが、最悪な事に途中少し寝てしまいました。
「◯◯君寝てたでしょ?」
「すいません」
「でも、しょうがないよね。さっきまで働いていたんだし♡」
「でも、これで大丈夫です」
「そう?なら買い物付き合って♡」
言われるがままに女性服売り場へ。
「◯◯君、これカワイイ?デートで着ても大丈夫だよね」
「大丈夫です。どれも似合いますよ」
「良かった♡じゃぁ次行くときはコレ着ていくね♡」
「え?次?」
「いつでも言ってくださいって言ったでしょ?」
「そんなこと言いました?」
「言ってた♡」
完全に疲れてた僕はさやさんに振り回されクタクタでした。
「◯◯君大丈夫?」
「さすがに眠い。多分30時間くらい寝てないw」
「ごめん♡帰ろっか?」
「はい」
バスで最寄りの駅まで着いたのは良かったのですが、さやさんから
「ねぇ、良かったら家来ない?」
「え?」
「その~◯◯君を連れ出しちゃって悪いなと思って。すぐそこだし、ね?」
「でも…大丈夫ですか?」
「◯◯君が心配だよ」
結局、さやさんに甘えて彼女の家で休むことに。
「お邪魔します」
「どうぞ~♡」
「綺麗ですね。いい匂いだし」
「ありがとう♡疲れてるでしょ?早く寝ていいよ♡」
「いいんですか?じゃあ、失礼します」
「違う、違う。私のベット使っていいから♡」
「大丈夫ですよ。僕はどこでも寝れますから」
「気にしないで…♡ホントに大丈夫だから♡」
「じゃぁ、お言葉に甘えて」
「ちょっと待って。服…」
「すいません。でも着替えとかないけど…」
「そのままでいいから…♡」
僕は仕事からずっとスーツ姿でネクタイを外そうとしたら、さやさんが来て
「待って、外してあげる♡」
「自分でしますから…」
「いいの、私に任せて♡」
言われるがままに、ネクタイからスーツ、ワイシャツまですべて脱がしてもらいました。
パンツとシャツだけになった所で
「◯◯君臭いw」
「すいません」
「シャワー使っていいから」
「すいません。お借りします」
簡単にシャワーを済ませ、上がろうとしたらパンツだけしかありませんでした。
「すいません、シャツは?」
「洗っといたから♡」
「え?」
「大丈夫、そのまま来てもいいから♡」
仕方がないので、そのまま彼女のベットに。
「◯◯君疲れたでしょ。マッサージしてあげよっか?」
「大丈夫ですよ。眠りますから」
「いいから。◯◯君は寝てていいよ」
そこからは記憶がありません。
なんとなくマッサージしてもらった記憶はありますがすぐに寝てしまいました。
起きると夕方6時。
なんとなく違和感があると思ったら、さやさんも同じベットで寝ていました。
「◯◯君起きた?」
「え?さやさん?」
「そうだけど…ぐっすり寝てたね♡」
「すいません」
「ううん大丈夫。そんな事より◯◯君の寝顔カワイイね♡写真撮っちゃった♡」
さやさんの僕の写真を撮ってそれを見せようとした時の姿が、胸の谷間が見えるタイプの薄ピンクのネグリジェを着ていて、谷間付近に写真をもっていたので自然と谷間に目線が行ってしまいました。
「あっ!◯◯君谷間見たでしょ!」
「見てないですよ」
「見てた、見てた♡」
「だって近くに写真が…」
「いいよ、いっぱい見て♡◯◯君なら見てほしい♡」
その瞬間、僕はさやさんの胸の中にいました。
さやさんが僕に抱きつき、ギュ~っと胸を当ててきたのです。
起きたばかりの僕には何が起きているのか分からず、何も反応できなかったので
「◯◯君おっぱい好きなの?」
「さやさん…?」
今度は熱いキスをされました。
唇を甘噛みされ、途中で軽く舌を絡ませ
「ん~ハァ、気持ちいい♡◯◯君…」
さすがに意識もハッキリとして強引に止めました。
「どうしたんですか?」
「◯◯君だって気づいてたでしょ?」
「え?イヤ、その~…」
正直気づいていたし、嬉しかった。
でもこういうやり方でいいのか…。
「我慢できなかったの…ごめんね♡」
「嬉しいけど…」
「ずっと◯◯君を見てて…」
今にも彼女の目から涙が溢れそうな感じで、年上の女性がここまで好きでいてくれる事が嬉しく、思わず抱き着いてしまいました。
「僕もさやさんの事好きだよ。ずっとこうなりたいって思ってた」
「嬉しい♡◯◯君…」
「でも、少し早くないかな?」
「私もそう思ったけど…♡」
最高の雰囲気でさやさんが体を許す気になったのは嬉しいし、せっかくなら最後までやりたかったのですが、雰囲気を壊すつもりでいました。
「やっぱりもう少し時間を置きたい…」
「なんで?もう、職場で会えないよ、こんなんじゃ…」
「そうだね…、難しいかもね。でも、嫌いじゃないから、ちゃんと好きだし付き合いたい」
「ホントに?」
「今日はさやさんといるだけで十分嬉しい」
「じゃあ、ちゃんと付き合ってくれるの?」
「うん。もちろん、その気ですよ」
「良かった~♡」
慰めるつもりが、さやさんを緊張感から安心させ、逆に泣かせてしまいました。
「さやさん?泣かないよ…」
「嬉しい♡」
この日が僕とさやさんの付き合い始めの日で、翌日は休みなのでお泊りに。
前の間で彼女となったさやさんがいて、半分以上体の関係に持って行きたかったのですがどこかでなぜかセーブしていました。
ただ、それが良かったのかさやさんは色々これまで以上に精神的な悩みや不安などを聞かせてくれて一層深い関係になったと感じました。
結局一緒には寝るのですが腕枕とキスだけ。
ただ、それでも十分でした。
体の関係はもう少し経って持つようになったのですが、それまでに少し段階があるのでいつか書きたいと思います。