2回目のチャットの約束はしたけれど、秀樹さんは夕方と言っただけ。
私はまた服を着て、やり残していた家の中の掃除やドリルをして時間を潰しました。
でもちっとも頭には入ってきません。
我慢できなくなった私は、4時が過ぎるとまたパソコンから2ショットチャットに入りました。
ルームを作る人も多くなり、やっと秀樹さんの名前を見つけるのと同時に、そのタイトルに心臓が跳ねました。
『82-63-86、Bカップで週4のかおり待ち(4時30分まで離席中)』
教えた情報の一部が書かれていたのです。でも不快ではなく、むしろ(私のこと、知られちゃった)という変な恍惚感がありました。
それからの十数分間、私はうずうずしながら待ち続け、時間になると急いでチャットルームに入りました。
「かおりです。こんにちは」
「午前中にチャットしたかおりちゃん?確認のために、2回目は何をするのか言ってみて」
「私の願望を教えてくれるって」
「密かな願望、だよ。うん、時間通りだね。待ってた?」
「たまたまです」
「そういうことにしておこうか」
1回目よりもくだけた会話のやりとり。そして秀樹さんは本題に入りました。
「自分でもわかってると思うけど、かおりはマゾだよね。それもドM」
「はい」
「そして精神的な被虐体質。嫌だと思っても、頼まれたり、強引に押しつけられると受け入れちゃうタイプ。委員とか部長とか、選ばれたことあるでしょ?」
確かに私は押しに弱く、仕方ないと思いながら引き受けてしまうところがあり、その時もクラスの副委員長をさせられていました。
(この人は私の全部を見抜いているんだ)
そう思ってしまうと、もう秀樹さんの言うことが全部その通りに思えてきます。
「そしてかおりの本当の願望はね、誰かに認められて、その誰かに自分を預けてしまいたい一方で、その人の全部を受け入れて尽くしたいっていうところかな。それは大きな母性だよ。優しくて、すごいことなんだ」
ドMと言われて蔑まれたあとで母性なんて褒められた私の頭の中では、その誰かが秀樹さんに自動的に変換されていきます。
「どう、当たってる?」
「当たってると思います」
「かおりはかわいいね。それじゃ続き、する?」
「お願いします」
もう秀樹さんのいいなりでした。
「ところでかおりは、今は時間どれくらい大丈夫なの?」
「親が旅行に行ってるので今日はいつでも大丈夫です」
「なるほど。たっぷり楽しめるね」
不用意に情報を教えてしまう私。
「かおりはスマホ持ってないの?持っていたら、そっちで入り直してくれないかな。音声入力にして。これからはそれのほうが便利だから。もし抵抗があるならこのままやめてもいいけど」
そんなことを言われてやめられるわけがありません。私はすぐにスマホでルームに入り直しました。
「おかえり、うれしいよ。あれからかおりはずっと裸?」
午前中に着ていた服でいることを伝えると、秀樹さんは下着だけになるように言ってきました。
「なりました」
「いい子だ。ブラとパンティは上下セットのグレーのコットンだったね、理想的。それじゃ窓際に移動して」
1回目にそこで全裸オナニーをしてしまった私に、下着のまま窓際に立つことの抵抗はありませんでした。
「さっきは勝手に進めたけど、今度はちゃんとチャットしながらするよ。ゆっくりでいいから」
そしてまず指示されたのは窓をあけて、立ったままポーズをとることでした。
手を頭の後ろで組んで胸を反らせたり、腰をくねらせたり。胸を寄せるようにして前屈みになったり、後ろ向きになっておしりをつきだしたり。
送信しなくていいからそれを自撮りするように言われ、私はその通りにしました。
「色っぽいポーズをしたら、視線を感じたんじゃないかな。それじゃ次はパンティを食い込ませてみようか」
後ろはおしりが出るくらいに、そして前もヘアが見えるくらいにしなさいと言われ、スタンダードなショーツは紐のようになってしまいました。
「後ろのほうを持って、上に引っぱりなさい」
グッと力を入れると、ショーツが股間を刺激しながらズルッと後ろに動きます。
「次は前を持って上に」
最初よりも細くきつくなった食い込みが、さっきとは逆の方向に引き絞られます。
「ゆっくりでいいからそれを15回繰り返して」
2回の移動だけで熱さを感じていた私は、元はショーツだったそれをゆっくりと、それも上に引き上げるというより前後にしごいて、クリトリスとおまんこに刺激を与えました。
「終わりました」
「濡れた?それじゃ、パンティ脱いで」
グレーだったショーツはエッチなお汁で黒く変色していました。
「脱いだらそれを丸めて外に投げる」
「えっ?」
「投げるの。ポイって。お隣とは離れてるんでしょ?拾われたりしないよ」
「でも見つからなくなったら」
「そんなに遠くに投げられないでしょ。明日ゆっくり探したらいいじゃん、ほら、投げる」
屋根に引っかかったり、逆に投げすぎて庭の草むらに落ちてしまうことを心配しながら、私は脱いだショーツを外に投げました。
「本当にかおりは素直でいい子だね。濡れたパンティ、色も変わってたでしょ。ちゃんと確認した?」
言われたとおりにしてもう手元にないのに、秀樹さんは言葉でいじめてきます。
「よくわかりません」
「確認してたんだ。ひりつくオマンコやクリトリス、エッチになっちゃったね」
さわって確かめさせてから、次に秀樹さんは窓に足を向けて仰向けに寝るように、そして左右に開いて膝を立てるように指示してきました。
「それじゃその格好でおしりを浮かせて」
おしりを持ち上げると、とじていたおまんこが少し開いて空気にさらされます。
「橋のポーズってやつだよ。でもヨガよりいやらしいほうに意識を向けて。窓から覗かれたら丸見えだね」
「はずかしい」
「でも隠せないよ。じゃ一旦おしりを下ろしてから、また上げる。ゆっくりと15回繰り返して」
私は天井に向けて、自分のヘアが見えるくらい腰を突き上げてはおろしました。
「それじゃおしりを上げたまま、指でビラビラを開いて20数えて」
「次は後ろに片手をついて同じように広げる。腰も回転させて」
知らず知らずのうちに膝の間の開きが大きくなってしまう私。
「終わりました」
「最後は膝の後ろを持つようにしながら両足を上げて、マンコをのぞき込むようにしなさい」
信じられないようなポーズなのに、それに従わないといけないような気持ちのまま、私は自分の股間を見つめてしまいました。
鏡で見たことはあったけれど、直接は初めて。まわりは薄茶色なのに内側のピンク色が濡れて光って、手前にはクリトリスが膨らんでいました。
視線を感じたのか、おまんこは私の意志ではなくヒクヒクしています。
かすかにいやらしい匂いがして、意識するのと同時に内側から透明なものがじゅわっと出てきました。
「ちゃんとできた?自分のマンコを見た感想、教えて」
「いやらしかったです」
「かおりについてるものなら、俺は全部好きだよ。それじゃ次は部屋から廊下に移動しよう」
「最後じゃなかったんですか?」
「部屋ではね。それともやめちゃう?」
まだぜんぜん満たされていませんでした。
廊下に出ると、秀樹さんは「勝手に動かしたり、いったりしたらダメだからね」と言って、おまんこに指を入れるように指示してきました。
ブラだけの姿のまま階段まで移動。歩くたびに中に差し込んだ指が意識されます。
今度はそこに腰かけて指でクリをこするように言われ、続いて向きを変えてブラを上にずらし、乳首を階段の角に押しつけるようにしながら指を動かされました。
スマホの画面には「見られてることを意識しながら」というメッセージが何度も出てきて、私もだんだんそんな気持ちになりながら、さらに深く差し込んだ指をくちゅくちゅ音がするくらいに動かしました。
すると秀樹さんは、本当に見ているようなタイミングで中断させて、次は玄関まで行くように言ったのです。
そして玄関に着くとブラを外してカップの真ん中を咥えるように指示され、音声入力からタップに切り換えさせられて、待ちに待ったオナニーが許されました。ただし『指示通りに』という注意書きつきです。
カギをかけてあったので、私は安心してスマホを下駄箱の上に置くと、「おっぱいを下から持ち上げる」「乳首をつまんで引っぱる」「脚をとじた状態で、左手の指でマンコをこする」「左手でおしりを開きながら、右手の指でクリを押しつぶす」「痴漢にされてるつもりで、濡れた手で体中をまさぐる」という命令に素直に従いました。
体にはエッチなお汁がたくさん塗りつけられ、でもなかなか指を入れることはさせてもらえません。
絶対に口から離しちゃダメと言われたブラも、私のよだれでべちょべちょになっていきました。
いきたい、もっと気持ちよくなりたい。
そんな不満がたまっていく中でも「乳首はどうなっているか」「クリは感じているか」という問いかけに答えさせられ、私は今ひとつ集中することができません。
「もういかせてください」
私はたまらず秀樹さんにお願いしました。
「それならちゃんと、自分の立場を考えて哀願しなさい。頭のいいかおりなら、どうしたらいいかわかるね」
「エッチなかおりにいくまでオナニーさせてください」
「ぜんぜんダメだよ。”ご主人様、いやらしい女子高生のかおりは体がうずいてどうしようもありません。はしたないメス犬のかおりに、変態アクメオナニーをお許しください”って言ってごらん」
妄想したことはあっても、自分で口にしたことがない言葉。でも私は同じ言葉を画面に表示させました。
「よく言えたね。それじゃ玄関のカギを開けて、変態オナニーでいきなさい」
許可されるとの同時に私の手は動かし始めました。
玄関で命令されたことをなぞりながら胸を痛いくらいに揉んだり、乳首をねじったり、指も深く入れて愛液が溢れるくらいに動かしたり、抜き差ししたり。
咥えていたブラはもう口から離れて玄関の床に落ち、私は「ああ、ああん」とあえぎながら気持ちを高めました。
「いくときは膝をついて、腰を振りながらいけ」
「はいいきます、かおりいっちゃいます」
1回目とは違う絶頂。玄関に膝をついた私は、目の前がチカチカするのを感じながら達してしまいました。
「いけた?」
そんなメッセージに答えたのはしばらくしてから。
「はい」
「玄関でオナニーなんて、誰か来たらすごいことになっちゃっただろうね」
途中からそんな危険性も頭に残っていなかった私は、あわててカギをかけ直しました。
「もしかすると、ドアの向こうでかおりのエロ声を聞いて、びっくりして帰った人がいるかもね」
そんなことはなかったはず。玄関のガラスには人影は映らなかったはず。
そう思う一方で、もしかしたらという考えも浮かびあがり、私はだんだん冷静に、心配になってきました。すると、それまで意識していなかった尿意もかすかにわいてきました。
「あの今日はこれくらいで」
「急にどうしたの?嫌になっちゃった?」
「そうじゃなくてちょっと」
私が口ごもると、秀樹さんは「それじゃ今回の最後に、バスルームに行ってよ」と言ってきました。
お風呂場は家の北側にあって、少しひんやりしていました。そして尿意はさらに強くなってきていました。
「四つん這いになって」
「なりました」
「じゃ、そのままそこでおしっこして」
どうしてわかったのだろう、そんな思いにかぶせるように秀樹さんのメッセージが届きます。
「したかったんでしょ、おしっこ。少し冷えたのかな。ほら、四つん這いでしてよ」
しろと言われても、普通の格好ならともかく、すぐにできるものではありません。
「我慢してないで、ほら、しーしーっておしっこして」
「できません」
「かおりは嘘つきだな、したくないの?嘘だったら罰をあたえるよ」
「したくないです」
押し問答をしている間に、私の我慢は体が震えるほど限界になってしまいました。
「したくない」
「じゃ、するなよ。絶対にするなよ。したら許さないからな。四つん這いのまま、おっぱいを床に押しつけてケツをあげて、ワンワンって鳴きながらクリをめちゃくちゃにこすれ」
言われたポーズをとった瞬間、私は落ちました。おしっこが勢いよく飛びだして音を立てながら脚を濡らし、口からは「あー、あー」という泣き声が漏れ、一緒に涙も流れました。
ほんの十数秒なのに、気が遠くなるような錯覚。終わっても体に力が入らず、汚れたタイルの上に突っ伏した私の荒い息だけがお風呂場に響いていました。
「嘘つきかおりの放尿は完了したかな。罰として、今夜もう一度つきあってもらうからね」
そして画面に『184090××××××××』の電話番号。
「これで非通知になるから、夜12時ちょうどに電話して。スク水も準備しておくんだよ。それじゃ、待ってる」
私は濡れた体が冷えるのを感じながら、『秀樹さんが退室しました』という文字を、ボーっとした頭で眺めていました。