妻のナオは堅物だ。外出時は薄着はせず、男性に対していつも警戒している。
そんな彼女だが、個人撮影会のモデルの代役を受けて以来、仕事なら人前で肌を見せることにも抵抗が無くなった。
一方私は仕事を斡旋した男に約束を取り付け、ナオのそんな仕事の様子を動画にして送ってもらっている。
ナオは私に仕事の具体的な内容を内緒にしているが、私は陰で見ているという状態だ。
ーーー
そろそろ春の足音が聞こえてきたある日。
「また、お仕事が来た」
「お、そうなん?」
「でもちょっと、どうしようかなと」
「迷うようなものなの?」
うーん、といって首をかしげ考える仕草をするナオ。
「いつもよりちょっとアダルトな感じというか。もちろん声がかかってうれしいんだけさ、それでちょっと罪悪感とかもあったり」
「妻として?」
「うーん、それもあると思うし、もっと単純なことかも」
最近は企画モノ動画のような際どいものにも出演しているのに、それでもためらうようなものなのだろうか。
「それでちょっと心苦しいな、と」
「なるほど」
「でもやっぱり、こんな私を見てほしいっていう気持ちもあって」
自己肯定感の低いナオが、モデルを通して女として自分に自信がついてきたのだろう。
一方でそんな自分を否定してしまうモラルもある。その間で生まれる罪悪感を和らげたいのかもしれない。
「まぁ、それでもやりたいようにした方が良いんじゃないかな。やらない後悔よりも」
「そうだね。悩んでも仕方ないか」
ナオは内面を少し出せたからか、幾分スッキリした表情になっていた。
私としては、もう少しいまのまま様子を見続けていたい。
ーーー
週末の朝。ナオはブルーのブラウスに黒のセミフレアスカート姿で、出かける準備をしていた。
スレンダーな彼女にはこういうOLっぽい格好が似合う。ポニーテールにメガネも相まって、仕事に向かうOLにしか見えない。
「今日はフォーマルだね」
「先方の要望なんだよね。とりあえず、がんばってくるわ」
そう言ってベージュのコートを羽織り出ていくと、夕食時には帰ってきた。
「ただいま」
朝出たときと同じ格好で戻ってきたナオは、かなり疲れている様子だ。
少し冷えたのか、コートの襟を押さえている。
「おつかれ。大変だった?」
「うん。色々勉強になったかな」
「そうなんだ」
勉強というのはよく分からないが、いい経験になったのだろう。
「とりあえず、お風呂入って寝る」
そのまま風呂に入り寝てしまった。
一人残された私が休んでいると、スマホに一本のメールが来た。
仕事の斡旋をしてくれた男が、今日もナオの様子を動画で送ってくれたらしい。
【少し前から、もっと色々やりたいと相談を受けていました。ナオさんの条件を加味して今回の仕事を紹介しました。撮影の仕事じゃないので、もしお気に召さなかったら、すみません】
ーーー
動画は小さな会議室からはじまった。向かい合わせの椅子で間に机が置かれている。
向かって右の椅子には、小間使という言葉が似合いそうな小柄な男が座っていた。
しばらくして、コートを脱いで手に提げブラウス姿になったナオが入ってきた。
「はじめまして、ナオと申します」
「ヤマダです。よろしく」
お互いに立って挨拶を交わし、席についた。
「いそがしいところ、すみませんねー」
ヤマダは軽い感じで挨拶した。
「こちらこそ、ありがとうございます」
「いえいえ。それにしても」
そういって、男はナオをじっと見る。
「ナオさん、でしたっけ?おきれいですね」
そういわれてナオは恥ずかしそうにする。
「アラサーですよね?そうは見えませんよ!」
なかなか失礼な男だが、ナオは気にしてない様子だった。
「で、今日は体験入店と聞いてますが大丈夫です?」
「ええっと、はい、はい!大丈夫です」
ためらいながらも、ナオは返事した。
「山本さんから聞いてます?」
山本というのは、仕事を紹介してくれている男だ。
「いちおう聞いていますが、詳しくは分かってないかもです」
ナオは丁寧に答えているが、なぜかモジモジとしている。
「ありゃま、いいのかな。でもまぁ、いいか。とりあえず、この後さっそくお店に行ってもらう感じになります」
ーーー
「それで、と」
そういって、男は紙とペンを出してきた。
「これ契約書ですので、書いてください。あと免許証みせてもらえます?」
ナオが免許証を渡すと男はスマホで撮影した。
「お店のスマホなのでご心配なく」
そして、ナオが契約書を記入していると男が言った。
「源氏名はノアさんってことで良いんですね」
「はい」
「体に傷、タトゥー無しでタバコも吸わないと」
ナオはうなずく。
「実はナオさんの出てる動画見させてもらたので、体のほうは知ってるんですけどね。でも実物のほうが良いなぁ」
そういってヤマダはニヤッと笑った。
「それじゃ、ちょっとそこに立ってください」
言われた通りにナオが立ち上がると、男はスマホを構えてナオを撮影した。
「とりあえず、これでOKと。あ、これパネルのじゃないです。パネルはナオさんの動画のパッケージのほうから貰ってますので」
「なんか、恥ずかしいですね。でも、わかりました」
「じゃ、店に行きましょうか。オナクラOL室っていう名前です。店長がいますので、詳しくは店長に聞いてください」
二人はそのまま部屋を出た。
ーーー
シーンが変わり、別の事務室のような部屋が映る。ナオと、もうひとりナオと同じような格好をした若い女性が椅子に座ってスマホを弄っていた。そこに中年女性が入ってきた。
「店長のヨシモトです。こちら体験のノアさん。サクラさん、仲良くしてあげてね」
サクラと呼ばれた女性は興味なさそうにうなずいてから、またスマホを弄りはじめた。
「まずはこれ、安全ピンだからつけておいて」
ナオは渡されたネームタグをブラウスにつけた。
「指名が入ったら部屋に行ってください。そこでお客様がAV見ながらオナニーしますので、見てあげてください。タイマーかけて、時間になったら終わり」
コクリとうなずくナオ。
「あと色々リクエストがありますので、お願いします。ちんこ触ったり、おっぱい触られたりは大丈夫?」
「大丈夫です」
真剣な表情で答えるナオ。
「オッケー。それで、オプションは、、」
といって、ラミネート加工された資料のようなものを見せる。
「こんな感じのラインナップ。どう?いけそう?」
「えっと、、」
渡されたメニューを見て眼を見張るナオ。
「まぁ体験だし、無理なのは断ってもらって良いよ。でも、できれば受けてあげてね。お店の評判にも関わるし、お給料にも響くから」
「わかりました」
「とりあえず、その説明しっかり見ておいて。どういう風にするか書いてあるから」
ナオは固くうなずいた。
「あともちろん本番は禁止。強要されたらすぐに連絡して」
「はい」
「それじゃ部屋見に行きましょう。設備も説明するね」
いったんフェードアウトした後、ナオだけがさきほどの部屋で待機している画面になり、ヨシモトが現れた。
「お客さん来たよ。初めてだと色々言われるかもしれないから気をつけて。あとこれ名刺。体験だけどお客さんに渡しちゃって良いよ」
ナオは名刺を受け取り、ぎこちない足取りで部屋を出ていった。
ーーー
そこは狭い事務室のような場所だった。普通の事務室と違うのは、部屋の真ん中にベッドが置かれていることだ。OLというテーマを意識した内装なのだろう。
ベッドには、スーツ姿の中年男性が腰掛けていた。部屋に置かれたテレビではAV女優が激しいプレイを演じている。
「失礼します」
あいさつしながら部屋に入ってきたナオ。ブラウスにスカートと、家を出たときと同じ格好だ。
「ノアといいます。今日はよろしくお願いします」
そういってお辞儀をすると、サイドボードにタイマーを置いてセットした。
「さっそくだけど、下脱がせてくれる?」
男はさっそくリクエストしてきた。
「えっと、下だけで良いですか?」
「いいよ」
ベッドに手をついて座ったまま男は促した。ナオは男の前に跪き、ベルトを外してズボンのホックも外す。そのままズボンを引っ張り脱がせる。そして現れた緑と黒のチェック柄のトランクスにも手をかけた。
「新人さんだよね?」
AVを見ながら男が言った。指名時に新人タグでもついていたのだろう。
「はい、、実は、お客様がはじめてのお客様で、、」
「そうなんだ!クールビューティーなお姉さんのはじめてなんて、ツイてるなぁ」
男が嬉しそうに言っている間に、ナオは男のトランクスを脱がせた。ボロンと少し勃起しかけている肉棒があらわになる。
「初心者さんだし、見てもらうだけにしておこうかな」
ふうっとひと息をついてから、男が肉棒を握ってシゴきはじめる。ナオは跪いたまま、その様子をじっと見ていた。
「見てどう?」
「すごく、いらやしいです」
男の手の動きが激しくなる。ナオの目がその動きに釘付けになっている。
「いきそう。ティッシュで受けてくれる?」
一瞬分からない様子のナオだったが、サイドボードのティッシュを数枚引き抜き肉棒に添えた。
うっという声とともに、男の肉棒がティッシュの上に精子を吐き出した。
「ふぅ」
射精の後始末をしながら、男はナオに尋ねた。
「オプションいいかな?」
「どのようなものがご希望ですか?」
「上、脱いでくれる?」
「・・・分かりました」
ナオがブラウスのボタンをはずし脱ぎ落とすと、黒いレースのブラに守られた柔肌が晒された。そしてそのままブラのホックにも手をかけた。
「下着も脱いでくれるのね」
そこで初めてブラウスだけ脱げば良いと気づきナオは顔を赤くした。
「サービスです」
そう言ってブラを脱ぐと、形の良い乳房とピンクの小さな乳首が露わになる。
「へぇ、いいじゃん」
うれしそうな男がナオの胸に手を伸ばす。ナオは一瞬体をビクッとさせたが、じっと耐えている。
男は片方の手でナオの乳房を鷲掴みにしたり乳首を弄ったりしながら、もう片方の手で器用に自身をしごき始める。無心にしごいていた男が、また達しそうになる。
「ノアさん、受けて」
ナオがティッシュを取り出し、そのまま男の肉棒にあてがおうとしたとき。
どびゅっ
ティッシュが間に合わず、ナオの胸に精子が飛び散った。
「ひゃっ!」
「あっ、、ごめん」
「い、いえ、すみません、、いいですよ」
ナオが自分の胸に散らばった精子をティッシュで拭っていると、ピピピとタイマーが時間を知らせる音を出した。
「時間だね。今日は楽しかったよ。名刺くれるかな」
ナオから名刺を受け取ると、男はさっさと身支度をして出ていた。ナオはシャワーを浴びてから待合室に戻った。
ーーー
「おつかれさん。どうだった?」
ナオはすこし恥ずかしそうに答えた。
「良いお客様でした。うまくできたかは分かりませんが」
「まぁ、見た感じ喜んでたんじゃないかな。リピートしてくれたら分かるだろうけど」
「よかった」
ホッとした様子のナオをじっと見てから、ヨシモトは言った。
「オプション追加だったけど、大丈夫だった?」
「は、はい。オプションと言っても、う、上脱いだだけですし」
あわあわと答えるナオ。
「脱いだだけって簡単に言うけど、恥ずかしくなかった?経験者じゃないよね?」
「あ、あの、はい、、その、、その辺は、大丈夫です!」
「へえ、いいじゃん。見せるの勇気いると思うけど、なんかやってた?」
「えっと、、その、まぁ、、ちょっと」
口ごもるナオをヨシモトは怪訝そうに見ていたが、
「まぁ、みんな色々あるよね。とにかく無理はしないようにね。あと他の子と違いが出るのは良くないから、その辺は気をつけて、オプションつけたらしっかり貰うもの貰って」
「はい、気をつけます」
ナオの返事を聞いて、ヨシモトは満足した様子だった。
それからまた画面がフェードアウトした。
ーーー
先程の個室のベッドで、今度はトレーナーにジーンズ姿の中年男性が座っていた。
「はじめまして、ノアです」
少し落ち着いた様子で挨拶したが、すぐに変な表情になる。一瞬、腕で鼻から口元を隠す仕草を見せたので、臭いかもしれない。
客の男はナオの異変に気づかない様子で、さっさとジーンズと中に履いていたブリーフを一緒に下げ、そのままベッドに仰向けになった。
「時間もったいないし頼むわ。手コキ、ごっくんね」
「はい」
ナオは一瞬顔をそむけるようにしてから、あらためて男の下半身に目をやった。だらしなく下がった肉棒が、ナオが来るのを待っている。男は仰向けになったまま、ナオを見て言った。
「裸なってくれねぇ?」
「えっと、オプション料金が追加になりますが、よろしいですか?」
「いいよ。オールヌードで」
「はい、ありがとうございます」
「じゃ、頼むよ」
それからブラウスとスカート、ストッキングを脱いで黒いレースの下着姿になる。ショーツはサイドがストラップになっていて結び目があった。
「下着もな。メガネはかけたままでいいから」
ナオはブラのホックを外し、ショーツのストラップを解いて裸になった。メガネをかけポニーテールにしているが、首から下は生まれたままの姿だ。
「いかがですか?」
「いいじゃない」
褒められてフフッと、いたずらっぽく笑うナオ。そして仰向けの男の隣に添うように横たわり、恥垢にまみれた男の肉棒を掴んだ。臭いがこちらにまで伝わってきそうだ。
興奮していきり立ってきた肉棒にローションを垂らし、そのままグチュグチュとしごき始めた。
「お、いいぜ」
「ふふっ、、おっきいですね」
「だろ」
男がナオの胸をギュッと掴むと、ナオの体がビクッと反応する。
「ちっちゃいけど、やわらけぇな」
そう言いながら、乱暴にナオの胸を揉みしだく。
「小さいので、、やさしく、扱ってください、」
「へっ」
んっと、ナオから切ない声が漏れる。負けじとナオはしごく手の動きに勢いをつける。
「そろそろ出そうだ。しっかり飲んでくれよ」
グチュグチュと手のスライドを激しくさせながら、ナオは肉棒の先で口を開けて構える。そこに、ドクッドクッドクッと肉棒が脈打ち精子が弾け出る。
「んっ、んんっ、んっ、んっ、」
ひとしずくも零したくないように、ナオは目を見張って口に精液を溜める。狙いがずれた精液が、ナオの顔に少しかかった。
そしてあらかた出しきったのを見てから口と目を閉じ、
ゴクリ
喉を鳴らして精子を飲み込もうとする。固く瞑った目尻から、一筋の涙がつたう。
「おぉ、、いいぜ」
なかなか喉を通らない様子だったが、勢いをつけて飲み込んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、、」
息を整えるナオを、男は興奮した様子で見ている。
「ふぅ、、ねえちゃん良いな」
そう褒められると、ナオはへへっと子供のように笑った。
「ありがとうございます、気持ちよかったですか?」
「ああ。それに、、」
男がそういったところで、ピピピとタイマーがなった。
「ありゃ、もう終わりか。残念。また来るわ」
男はさっさと身支度をして部屋から出た。
ナオは裸のままベッドの上で膝を崩して座り込んでいたが、よく見るとモジモジと膝をすり合わせていた。
それから、シャワールームで体を流していた。
ーーー
「はじめまして、ノアです」
少し慣れたのか、落ち着いた様子で3人目の客を迎えるナオ。ワイシャツにスラックス姿の、若めのサラリーマン風の男がベッドに腰掛けていた。
「ノアさん、で良いのかな。よろしく。新人さんですよね?」
「はい、精一杯つとめさせていただきます」
ナオは慇懃に頭をさげた。
「手コキにごっくん、言葉責めをお願いしたいんだけど、大丈夫?あと、下だけ脱いでほしいな」
「ありがとうございます。言葉責めはうまくできなかったら、ごめんなさい」
「いいよ、好きにやってもらって」
すると、ナオは男を見下ろして言った。
「ほら、はやくズボン脱いでください」
男は言われたまま、自分でズボンを脱いだ。グレーのブリーフが、男のイチモツの形に膨らんでいる。
「先っぽ、濡らしちゃってますよ」
そういって、ナオはブリーフの上から肉棒を擦る。ググッと、肉棒が大きくなった。
「あら、もう我慢できないんじゃないです?」
目を細めながら、相手の男を見て言った。男は興奮した様子で答える。
「はやく、抜いてほしいです」
「それならパンツも脱いでください。ほら、私も一緒に脱ぎますから」
ナオはスカートに手をかけ脱ぎ落とし、黒いショーツを見せつける。男がブリーフに手をかけると、ナオもショーツのストラップに手をかけ、一緒に脱いだ。露わになったナオの秘部は粘液で潤っていた。
「あなたのおちんちん、とっても大きくなってますよ」
男のそそり立つものの先っぽを、軽く指先でなぞるようにした。
「あぁ、、」
ナオは男の声を無視し、ワイシャツの上から乳首をそっとさする。
「ここも、大変そうです」
いきり立った肉棒の先から、透明な液体が漏れ出ている。
「早くしないと苦しそう。ほら、横になってください」
下半身裸の男は、言われるままベッドに仰向けになった。ナオは男の顔にお尻を向ける体勢でまたがった。
「私のここも、よく見てください」
ナオは自分の秘部を男の目前で見せつけるようにしながら、肉棒を掴んでローションを垂らす。
「元気ですね、これ。ローションも必要ないくらい漏れちゃってます」
そう言うと、ナオは肉棒をしごきはじめた。男の目の前ではナオの秘部が動きに合わせて揺れていた。
「とっても、大きい」
グチュグチュグチュとしごいていると、
「ひゃっ!」
ナオの悲鳴が上がった。見ると、男がナオの秘部に指をうずめている。
「手マン、オプション、ありますよね」
「勝手にさわっちゃだめです」
そう言って、ナオは手で秘部を隠した。
「ちゃんと、お願いして」
「お願いします、触らせてください」
素直に従う男の声を聞き、ナオはブルッと体を震わせた。
「いいですよ。ほら、どうぞ」
クチュックチュッと男がいじると、ナオの秘部からつうっっと透明な粘液が垂れる。
「ノアさんここ、ぐちょぐちょ」
男がナオの秘部をかき回す音と、ナオがしごく音が合わさり異様な空気になる。
「ノアさん、もう、だめです、、いきます!」
「どうぞ!いってください!」
男が達しそうな気配を感じたのか、ナオは肉棒をそのまま、はむっと頬張る。
ドクッドクッドクッ
と激しく暴れる肉棒を口で抑えながら、ビクッビクッと体を震わせるナオ。目を白黒させて必死に肉棒に吸い付き、ゴクリと精子を喉の奥に押し込む。
男も満足したのか、ナオの秘部に入れていた指を引き抜いて、息を上げていた。
二人がシックスナインの体勢でぐったりしていると、ピピピと音が鳴った。
「ご利用ありがとうございます」
ろれつが怪しい様子で、ナオはお辞儀をした。
男がさっさと身支度をして出ていった後、ナオはその場で自分の秘部に指を入れて何度も痙攣していた。
ーーー
画面が待合室に変わり、ナオとヨシモトが向かい合っている。
「おつかれさま。これ今日のお給金と明細」
そういって、ナオは封筒を渡された。
「ありがとうとございます!」
「少しは足しになるだろ」
ナオは封筒を受け取ると、そのままバッグに入れた。
「今日はどうだった?」
「とても勉強になりました」
「勉強って、変わってるね。辛くなかった?」
「はい!」
ヨシモトはナオをじっとみる。
「あんた、お金が目的じゃないの?」
「えっ、、」
「いや、いいんだよ。そういう子もいるよ。いくら稼いだか見ないし、勉強だなんて言うし」
「あっ、、」
「エッチが好きなのかい?それならもっと他にも仕事あると思うけど」
「、、、その」
「うん?」
「実は私、エッチなモデルとか動画にも出てるんです。でももっと色々したくって、こちらを紹介していただきました」
ヨシモトはふむふむと相づちを打って聞いている。
「最近とてもウズウズするんです。男の人に求められて、褒めてもらうとお腹の奥がキュンと来るんです。承認欲求かもしれません。でも私人妻で、やっぱり知らない人と本当のセックスだけはしたくないんです」
「そっかぁ」
「正直今日、最初こんな事していいのかなって思ってました。でも今日やってみて、とても楽しかったんです」
「なるほどなぁ」
「変ですよね、都合の良いことばかり言って」
「いんや、良いと思うよ。思ったとおりにやってみたら。ただ、旦那に内緒でやってるんだよね?」
「それは、そうですね、、はっきりとは、、」
「まぁそこだけは、覚悟しておいたほうが良いかもね」
「はい」
真剣な表情でうなずくナオ。
「まぁ、こまったらウチに来なよ」
ヨシモトが笑って言った。
「あの、、」
「なんだい?」
「困ってなくても、また来ても良いでしょうか?」
「そりゃ、もちろん。あんた人気になりそう」
「えへへ」
そういって、ナオは今日一番の笑顔を見せた。