大学3年の頃。
サークルの友人の男たちと
居酒屋で飲んでいた。
俺入れて5人くらいだったかな。
気心が知れたいつものメンバーで
飲みながらする他愛も無い話は
毎回飽きずに楽しかった。
飲みだしてから1時間くらい
たまには女子でも呼ぼうかって事になった。
皆、スマホを見つめながら
近くに住んでる女友達を思い浮かべる。
友A「七尾も誰か呼べよ~」
俺「え、おれも?」
いきなりそう言われた俺は
一人の女の子を思い出す。
当時、共通の好きな音楽の話で盛り上がり
最近LINEを交換したばかりの子がいた。
その子の名前は、泉。
一個下のサークルでの後輩で
先月親に一人暮らしを許してもらえて
こっちに引っ越して来たばかりと聞いていた。
俺の家とも同じ町内だったし
その事でも話が弾んでた。
後輩なんだけど
変に気を使わずに良い存在で
冗談も言い合ったり、真面目な話を語り合ったりもしてた。
向こうも俺を先輩だと思っていなかったと思う。
名前:泉(いずみ)
身長:150cmくらい
体型:華奢
髪型:少し明るめの茶髪・外ハネ・耳が隠れる程度のショートカット
顔:童顔
胸:A~Bカップ
整った顔をしているのに
オタクっぽいからギャップもあり
下ネタにも普通に食いついてくるから
サークル男子からの人気は高かったと思う。
俺は泉を呼ぶことにした。
俺「いま飲んでんだけど
泉、ヒマだったらこない?」
ちなみにコレが泉への初LINEだった。
送ってから数分後、返信が。
文面はオタクっぽい所が出たのか
泉「お呼ばれキタ━━(゚∀゚)━━!! 」
と送ってきた。
泉「わ、私なんかでよろしいんでしょうか…((((;゚д゚))))ガクガクブルブル」
俺はそんなLINEに吹き出しつつ、
俺「大丈夫、大丈夫! みんな待ってるから早く来な!」
泉「かしこまり」
俺「制限時間は10分!よーいスタート!」
泉「ちょま」
そこから俺はLINEは返さなかった。
泉の事だから今頃、
ドヒャーとか言いながら
焦って準備をしてんだろうなーと
そう想像するだけで笑えた 笑
俺は冗談で制限時間とか言ったんだけど
泉はほんとに10分くらいしたらに来た。
泉「お、おそくなってスミマセヌ・・・。」
俺「お、おま…ほんとに10分以内に来たん?!」
俺は時計で時間を確認しながら
俺の隣りに座った泉にそう言った。
泉「だ、だって…七尾さんが、じゅ、10分以内って…!」
そんなオロオロしてる姿が可愛かった。
俺「冗談に決まってんじゃん!笑」
友人たちは一斉にツッコミみ始める。
友B「ウケるわ~泉!ハハハ!」
友C「七尾の冗談なんて真に受けるなよ!」
友D「泉って天然だったん?」
泉は、え?そうなの?って
感じの( ゚д゚)ポカーン顔。
だんだん泉は
ふくれっ面になりながら俺を睨んでくる。
俺「いや、すまん…!まさか信じるなんてさw」
俺は手を合わせ、謝った。
泉「ムムム…。体が酒を欲してます…!今日は呑まれてやります!」
そう言うと泉は
俺の生ビールを一気に飲み干した。
泉「プハーッ!んっまい!」
そんな姿に友人共は大盛り上がり。
友A「おー!いいねー泉!」
友B「呑まれて死んでしまえ!笑」
そんな感じで飲み会が再開した。
数十分後、後から他のヤツが呼んだ女子も到着。
いつもと違って10人前後でワイワイやって楽しく騒いだ。
隣の泉を見るとニマ~と嬉しそうに笑ってた。
誘った俺もなんだか嬉しくなった。
時間は日付が変わって1時前。
飲み会はお開き。
友A「おつかれ!」
友B「じゃあな~」
電車で帰るやつ、自転車で帰るやつ、歩いて帰るやつなど
それぞれ解散していった。
俺と泉は町内が一緒だから
お互いの自転車で帰ることに
(飲酒運転というのはご愛嬌)
飲み会から一緒に帰っていると
泉は酔ってて自転車を漕げはしたけど
ハイテンションには変わりなかった。
泉「キャハハハ・・・!」
泉は奇声を発しながら自転車を漕ぐ。
俺「おい、うるせえ! 近所迷惑になるからやめろ。」
泉は相変わらず ニコニコしながら
泉「ハーイっ!じゃあ…」
そういうと今度は
泉「あぁぁ~~~~~~うぅ~~♪」
と甲高い声を出し始めた。
俺はもう呆れてめんどくさくなった。
俺「なんなんだよ、それ・・・」
泉「え~?七尾さん知らないんですか?桃乃木かなタンの喘ぎ声です!」
俺は一瞬意味がわからなかった。
当時AVは見ないタイプだったから
桃乃木かな、というAV女優も名前だけであまり知らなかった。
俺「え?ももの…なんだって?誰かのモノマネ?」
泉「かなタン知らないなんて信じられないです!それでも男ですか?めちゃ可愛いんですよ~」
今度は大真面目な顔で俺に言ってくる。
俺「え、お前そういう趣味あったの?レズ?」
泉「違います!同姓としてカワイイ子っているじゃないですか。そんな感じです。ウチで見ていきます?」
俺は少し迷ったが
まだ飲み足りない事もあって寄っていくことに。
俺「そんなに可愛いなら見せてもらおうじゃないの!」
泉「AV視聴会ケテーイですね!やほーい!」
俺「だからうるせぇって!」
そんなくだらない話をしながら
二人で泉の家に向かった。
この時はまだ
ヤラシイ気持ちなんて少しもなかった。
泉の家に到着。
泉「いらっしゃませー」
そう言いながらドアを開けてくれる。
俺「おじゃまー」
部屋を見渡すと壁には俺も好きな
アーティストのポスターや
アニメ・アイドルのポスター、
きゃりーぱみゅぱみゅのカレンダーもあり
壁一面に色々貼ってあった。
多趣味というかオタクというか、なんというか・・・。
二人してまた飲み直しながら
好きな音楽の話も少しした後で
AV視聴会なるものをはじめることに。
泉はPCに桃乃木かなのDVDを入れ、
再生ボタンを押した。
AVが始まる。
泉はまじまじと見ていて
時折解説してきた。
泉「ほら、ここです!これとか超カワユスです!」
俺はまぁよくある感じだな~なんて思ってた。
俺「可愛いっていうかさ、AVってエロイとかやらしいとか、そういう表現のほうが合ってんじゃねぇの?」
泉「うーん・・・私はそういうのより可愛いっていう方が強いですね」
なんだか泉はうまくつかめない…。
俺「ふーん、そうなんだ・・・」
色々話したり飲んだりしているうちに、
時間は過ぎて行きAVの方はいよいよクライマックスへ。
泉「あ、ここです!ここ一番カワユスなんです!」
場面は桃乃木かなが絶頂を迎えるシーン。
さっきの帰り道で泉が発したように
桃乃木かなは大きな声で喘ぎながらイった。
目を閉じハァハァと妖艶な顔をしながら笑った。
泉「ね、ね、?カワユスですよねー」
泉は笑いながら俺に執拗に聞いてくる。
俺「かわいいっていうか…ま、たしかにエロイな」
泉「カワユスでしょ?!」
俺は酔っぱらいに反論しても
仕方ないなって思ったんで
俺「あーそうだな。かわいかったよ!カワユスだなー」
そう適当に返した。
泉「えへへ・・・わかってくれて嬉しいです~」
泉はまたニマーと嬉しそうに笑った。
このAVはよくあるタイプ、なんて思っていても
やっぱり反応だけはしてしまうもので、半勃起状態にあった。
泉「う~ぅ・・・そろそろ眠くなってきました。。」
AVを観終わって少しした後、泉はそう言い出した。
俺も酒が回ってきたせいもあって結構眠い。
俺「だな~。俺もここで寝ていいか?」
俺の家はすぐ近くだけど、もうその距離さえ、
動く気が失せていた。
泉「あ~。。いいですよ。布団とかないんで一緒にベッドでいいですよね~」
まったくコイツは俺のこと男と見てないみたいだ。
でも俺はその言葉に甘えることにした。
二人してベッドに入る。
泉は俺に対して背を向けて横になった。
電気を消して眠る態勢に。
10分くらいした頃だろうか。
俺は時間がつにつれ、
さっき見たAVの余韻からか、逆に眠気が覚めてきた。
泉の匂いや体温を近くに感じて
ドキドキして来たからだと思う。
背を向けてる泉はもう寝たのだろうか。
俺「なぁ、寝た?」
泉は背を向けたまま答える。
泉「んぇ・・・七尾さん寝れないんですか~。。」
普段あまり聞いたことない小さな声だった。
俺「寝れねぇ~。泉にドキドキしちまって・・・・」
俺は冗談のつもりで言おうとしたが、
思ってたより声のトーンが低く出てしまい、
自分でもマジな感じで聞こえた。