大学生の頃、俺はダンス系のサークルに入っていた。
これは俺たちのサークルが、新宿のライブハウスで開催されるイベントに呼ばれたときの話だ。
イベントには数百人の客が集まることになっていて、DJ、ダブルダッチのチーム、手品師など、様々なパフォーマーが出演していた。もちろん、俺たちはダンスサークルなのでダンスを披露するために呼ばれた。
本番前、ステージ裏には多くのスタッフが行き交っていた。
俺たちはリハーサルを終えて、練習着から本番で着るTシャツに着替えることになった。サークルでお揃いのTシャツを作っていたのだ。
ここで問題が起きた。
出演者が多いため、更衣室は人がいっぱいで使えない状態だったのだ。
男子はこの場で着替えればいいが、俺たちのダンスチームには女子が一人。アキちゃんという名前の子がいた。
早めに着替えて、本番前の最終調整がしたい。そう思ってチームのみんなが焦っていたら、
「シャツを着替えるだけなんで、ここでいいですよ」
と、アキちゃんが言った。
彼女は外見も清純そうだし、性格も恥ずかしがり屋だ。普段なら男子の前で着替えたりはしないけれど、みんなを待たせるのを申し訳なく思ったのだろう。
アキちゃんは、既に着ているTシャツの上から、本番用のTシャツを重ねて着た。その後で中のシャツを抜き取ろうとしているようだった。
小◯生の頃、体育の着替えで女子が同じことをやっていたなあ、と俺は思い出した。
「んっ……」
とアキちゃんが小さく声を出した。
着替えがうまくいかないようだった。中のシャツを抜こうとしているけれど、服全体が持ち上がってきている。彼女のかわいいお腹がちらりと見えていた。
それだけなら問題はなかったのだが、この後、さらにすごいことが起きた。
服がそのまま下着ごと持ち上がって、ぷるん、と彼女の胸が見えてしまったのだ。
「きゃっ!?」
可愛らしい悲鳴を上げて、アキちゃんは胸を隠そうとした。しかし、シャツが腕に絡まってしまったせいで、彼女は隠すのに手間取った。
そのおかげで、周囲にいた男たちのほとんどがこのハプニングを目撃できたと思う。
アキちゃんのおっぱいは白くてとても綺麗だった。
本当はジロジロ見るべきではないのだろうが、こんなチャンスは二度とないと思ったのでしっかりと見ておいた。俺以外の男たちもガン見していた。
それでもアキちゃんは俺たちを責めることはなく、むしろ謝ってきた。
「変なもの見せてごめんなさい……」
彼女が顔を赤くしながらそう言ったので、俺たち男子部員は、
「いやいや、全然気にしなくていいよ」
「むしろ俺たちからすると嬉しいし、な?」
「そうだよな。アキちゃんみたいに可愛い子のおっぱい見られると思ってなかったし」
と率直な気持ちを伝えた。
アキちゃんの顔はますます赤くなっていたけれど、照れている彼女は最高に可愛かった。ダンスのステージよりも、このハプニングが一番の思い出になった。