※ノンフィクションです。
俺は高○こそ志望校に行けずに田舎の高○を出たけど、ごく普通の人間です。
これといって取り柄もないし、あるとしたら剣道二段持ってることぐらいかなーと。
スペック。
俺「y」
現在23歳、身長170cm、体重68Kg。
顔は芸能人で例えると中尾明慶をちょっと目を細くした感じと言われる。
俺は今、北海道のどこかでコンビニの店長をやっています。
店長っていっても全然儲かりません。
同窓会とかで同級生にあったら店長だから奢ってーだのみんなにたかられます・・・。
俺の場合高校出てコンビニでバイトして出世していった感じです。
出世っていってもここのオーナーがずれた人だから社員なのに保険ない、ボーナスない、休みない、それで固定給。
バイトの時の方が稼げました。
まじ、ふざけんなよってね。
今となっては良く働いてるなーって思う今日この頃です。
俺はバイト時代から主に深夜の勤務でした。
前までは2人で勤務してたけど、ここ最近は人がいないから基本23時から1人で勤務です。
本当コンビニ業界に限らずだけど働く人が居ないんですよね。
入ってもすぐ辞めちゃうし、コンビニってレジだけしてればいいと思ってましたみたいな人がたくさんです。
実際店長クラスにならなくてもやることたくさんあるんです。
いつも22時に出勤し、朝8時に上がり、パチンコに行き、昼過ぎに寝て20時に起きてまた仕事行っての平凡な日常です。
とりあえず働いては遊んでの繰り返し。
自由に生きてます。
話の本題に入ります。
今から3年程前のある日、22時に出勤し、0時を回り1人で勤務してた日のこと。
お客様が立て続けに来店しました。
うちは深夜でも他の店に比べたら来客数が多いんです。
国道◯号線と◯号線に面してて近くにインターもあるので。
その中に、かわいい!と思うちょっと若い女性がいました。
飲み屋街も近くにあるから色々な姉ちゃん方も来るけど、やっぱみんな化けてるからパッとしないような感じ。
でも、その人はとりあえず一目惚れみたいな感じにさせてくれる人でした。
どうせ彼氏いるよなーって感じの人が多いから、お客さんと親しくなる事はあっても自分からナンパなんてまずしません。
でも、その人はかなりしたかったです。
やっぱ1人で働いてるので仕事が追いつかず、必死に納品してレジ捌いて、気付けばもう3時。
さっきの子は帰ったかなあって思って雑誌の納品をしようとしたら、その子が女性誌を立ち読みしてました。
近くにいる。
お客さん他に誰もいない。
話しかけるか?
でも話しかけれない俺。
情けない・・・なんてこと考えてたら、納品の邪魔になるとでも思ったのかその子はトイレに行ったので納品を済ませて休憩を取りました。
しばらくするとその子が出てきてレジに来ました。
携帯の充電器を一つご購入でした。
1680円のお買い上げになります。
俺がレジをすると、会計にその子が話しかけてきました。
彼女「すみません。今買った充電器で携帯を充電してくれませんか?」
俺「えーと、使い捨てのやつと電池交換するタイプと他のありますよ」
と会話を交わすと、
彼女「ちゃんとした充電器で今以外でも使いたいのでお願いします」
と言われました。
んーいつもなら断るんだが、可愛いし何かのきっかけになればなあと思い、熟考するまでもなくすぐ了承しました。
でもその子が買ったのは、USBに差すやつで事務所にはない。
だから車に行き、アダプタを持ってきて充電してあげました。
なんて俺優しいんだろうとその時は思っていましたw
1時間ぐらいで充電が終わったので、携帯と充電器を渡すとその子は帰ってしまいました。
帰り際に
「本当ありがとうございました」
と丁寧に礼を言い、歩いて去って行きました。
帰った時刻は、5時ちょっと前。
なんでこんな時間に、むしろ1人でコンビニで時間潰して携帯充電して、何かあったのかな?とか家出したのかな?とか思ってました。
ただただ、連絡先ぐらい聞いてればなあとかなり後悔しました。
朝方は、土建屋さんや学生のラッシュでとても忙しく、気付けばもう8時。
日勤さんに引き継ぎをして、その日は定時で退勤しました。
いつも通り遊びに行き、寝てまた仕事です。
1人の時間になり、また昨日の子でも来ないなぁとか考えて仕事してました。
でも0時過ぎても来ません。
そりゃそーだよねーって思ってました。
でも3時ぐらいに来たんです。
テンションアゲアゲになりましたよ。(笑)
でもなんでこの時間?ってね。
お店に来て早々にレジに来て、
「昨日はありがとうございました」
と礼を言われなんていい子なんだよーと思いました。
礼を言われてからまた昨日のように立ち読みを始めたので俺の中では謎だらけ。
雑誌が来たら昨日のようにトイレに行きました。
よし、レジきたら話しかけようと決意し、レジに飲料を持ってきたので
俺「遅い時間ですが何かあったんですか?」
彼女「すみません長居してしまって。知り合いがコンビニで夜勤入ってるので時間潰してました」
んー時間潰してってこんな時間からかーとか思ってたら、
彼女「店長さん仕事は何時までですか?」
俺「基本8時までだけど、今日は本部のお偉いさん。あっ、SV〔スーパーバイザー〕が巡回に来るから11時には、帰れるかなと」
彼女「長いですね。しかも1人で大変そう。お仕事頑張ってくださいね」
と言って帰りました。
毎週金曜日は巡回なんです。本当だるいです。
でもこんな可愛い子に頑張ってください言われたら頑張りますよ。
俺って単純かな。
ただの馬鹿かな?笑
巡回が終わり、だりーだりー思いながら帰り支度をして車に乗り込もうとしたら、後ろからすみませんっと一言。
ん?と後ろを振り向くと、なんとそこにはあの可愛い子が。
頭の中がパニックでした。
俺「どうかしましたか?携帯充電したいの?」
彼女「・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「用ないなら疲れたし帰るよ」
彼女「・・・・・・・・・」
まじ何なんだよって。
車に乗ろうとしたら、
彼女「すみません。お話ししたい事があります」
え?
とりあえずなんだろーとパニック。
俺「常連さんもいっぱい見てるからとりあえず車乗って。場所変えたいから近くのコンビニに移動するから」
と言うと、
「分かりました。ありがとうございます」
と躊躇せずに乗り込みました。
よく正体知らない人の車に乗れるなあとちょっと感心。
数分でコンビニに到着。でも、
「なしたの?」
って聞いても何も話さない。
とりあえず携帯いじってたら、彼女のお腹がグゥ〜となり恥ずかしそうに顔を赤めてました。
まじ、可愛い。
ご飯でも誘うかと思い、
俺「よし。ここで話しにくいなら近くのファミレス行く?」
と言うと
彼女「あんまりお金持ってないです」
って返されました。
でもまたお腹がグゥ〜っとなるもんだから、
俺「ファミレスぐらい奢ってあげるから。お腹空いてるんでしょ?ここより話しやすいし。よし、向かうよ?」
と言うと、すみませんと頭を下げるので近くのファミレスに行きました。
ドリンクバーもあるし、話もしやすいなあと思ってたらかなりお腹空いていたのか、
彼女「好きなの頼んでいんですか?」
と言うので、
俺「遠慮しなくていいよ。俺もそうそうファミレスなんて来ないからがっつり食べる気だし」
と言い、その日は全然食べてなかったのでカットステーキにハンバーグにグリルチキンの盛り合わせを頼むと彼女もそれを頼みました。
かなりびっくりしました。
俺「かなりがっつりだけど、本当にこれで大丈夫?」
彼女「大丈夫です、多分・・・・・・・・・。でも残したらすみません。でも昨日からなんも食べてないので大丈夫だと思います」
まじかー。
ますます何かあったのかなあと心配になりましたが、なかなか話を切り出さないので、食べ終わってジュースでも飲みながら聞こうかなと思ってました。
ぺろりと満腹セットを平らげかなり満足そうでした。
そしたら彼女が口を開きました。
彼女「実は・・・・・・・・・私、住む家無くなって家出してるんです」
俺「は?まじ?なして?」
とりあえず質問攻めですよ。
こんな可愛い子が家出するのかよー。
どうしたんだろうと思い、話をしてくれるのを待ちました。
彼女「親に捨てられました。家がもう無くなります。帰るとこありません」
俺「ん???は?え?」
まじなんなんだろう。
こんな可愛い子、ご両親も可愛いくて仕方なくないのか、と色々なことが頭をよぎりました。
話を聞くと、要するに両親が昔から仲が悪い。
お互いに浮気してる。
とりあえず彼女が高校を出るまでは、離婚しないでいた。
彼女は、高校を卒業し今は大学に在学中。
でも大学は辞めるそう。
2人とも浮気相手の家に住み込み、家には帰らない。
彼女は、いつも家で1人。
どちらの親も引き取る気は無いらしい。
自由に生きろと。
そして大家さんに家を出される寸前だそうです。
まじどんな親よって。
聞いてたらイライラしてきた。
そして彼女は泣き出した。
周りの家族には、ちょっと痛い目で見られる。
なんで俺が・・・。
泣き止み、言ってきた言葉が、
彼女「しばらく私のことを家に泊めてください。家事でも料理でも何でもするので」
まじかーーーー。
俺「なして俺?ただ昨日客と店員として会ったばっかだよ?他に頼れる友達いないの?そー言えば昨日コンビニで働いてる知り合い待ってるって言ってなかった?」
彼女「待ってたのは店長さんです」
俺「は?」
彼女「頼れる友達も全然いないし、もうこの際コンビニで誰かに話しかけようとしてました。でもみんな怖い人ばかりに見えて、誰にも声かけられませんでした」
俺「なんで俺に声かけたの?」
彼女「店長さんのお客さんとのやりとり見てたらとても優しいし、私にもとても親切に対応してくれたので店長さんにお願いすると決めてました」
俺「まじかー。なんかかなり複雑だわ。俺に家族いたらどうしてたの?独り身だと思うかい?」
彼女「もしだめならその時です。本当何でも言うこと聞くので私のこと引き取ってください」
なんだよこの急展開。
お近づきになれるのは正直嬉しいけど、まじ複雑だよ。
でもここで断ったら彼女も可哀想だし・・・。
俺「よしわかった。でも条件ある」
彼女「なんですか?」
俺「ちなみに俺一人暮らしだから、その辺は安心してね。条件はね、部屋を提供してあげるからまず仕事すること。少しでも1人立ちする努力して。ただただ居候して楽に生きるのは禁止だよ」
彼女「わかりました。本当にいいんですか?私なんかお邪魔しても」
俺「ここで断ったら君どうするのさ。ちゃんと働いてくれるならいいから気にしないでください」
彼女「・・・ありがとうございます。ウワァーン・・・!」
彼女はまた泣き出した。
とりあえず会計を済ませ、店を出てまた車に乗る。
彼女が荷物を取りに行きたいと言ったので家まで行くと、彼女はキャリーバッグのでかいやつ2つを持って家から出てきた。
俺「ちゃんとご両親に報告しなよ」
彼女「嫌です。もうあの2人とは縁を切りましたから」
俺「もしなんかあった場合、俺の立場もあるからさ。できないなら俺がしてあげるよ?」
彼女は携帯を取り出して電話をかけ、一言言って電話を切った。
ご両親から言われた言葉は
「勝手にしろ」
だそうです。
まじ本当に親かよってね、ちょっと俺が電話してきれたかったけど他人が言うのもあれだし。
でもかけようと頼んだら全力で止められたので家へと向かいました。
俺の家は、マンションです。
家に着くなり、彼女が一言。
彼女「広〜い。さすが店長さん」
俺「店長といっても全然稼いでないよ・・・」
俺の家は、高○時代から5年程付き合ってた元カノと同棲するために借りた家なんです。
社会に出てからどんどんすれ違っていって別れました。
だいぶ後悔したけど、だからこそ今を楽しく生きようと決め自由に生きてました。
でも一人暮らしで2LDKバルコニー付きです。
本当に広いです。
なんかここに住んでたら元カノが帰って来る気がして未だ引っ越さないでいたんです。
部屋も一つ空いてるし、彼女に使ってもらってちょうど良かったです。
ここで彼女のスペック紹介します。
ただ可愛い子しか表現してなかったので。
彼女「S」
19歳、身長158cm、体重不明。
顔は女優の桐谷美玲をちょっと幼くした感じ。