これは私が大学時代の話です、私は大学には実家から通っていました、一年の頃にゲーム研究会といういわゆるオタクサークルに入りました、理由は当時PSPの狩りゲーが凄く流行っていて私も素材集めを手伝ってくれる人が欲しかったからです。
そのサークルには男の先輩が4人と私と同期の男の6人が初期メンバーでした、正直先輩達は色々理屈っぽくて説教くさいところもあり面倒でしたが、ゲームの為に適当に合わせていました。
ゲーム研究会の部室がある棟は新しい建物では無くて古い方でした。
結構ボロボロで3階建てなのですが、何故か一階にしかトイレが無くて男子トイレには和式の個室と小便器が1個ずつしか無く、女子トイレも個室が1個しか無いらしく結構不便でした。
ゲーム研究会の部室は二階で一応テレビやエアコン、冷蔵庫があり快適に過ごせたのですが、入り口のドアがクセが強くて開けるのにも閉じるのにも苦労するのがマイナスポイントでした。
問題が起きたのは私が二年になった時にサークルに新しく一年のモモナと言う女子が入ったことで段々おかしくなっていきました。
最初の頃はサークルメンバー全てに愛想良くして昼めしや飲み物を奢って貰ったり、課題を手伝って貰ったりしていましたが、私と同期の松本はモモナに奢ったり、課題の手伝いをしなかったので、モモナの中でも相手にしないリストに入ったらしく途中から4人の先輩にだけ甘える様になりました。
それは別に良かったのですが、私が買った食べ物や飲み物を勝手にモモナが飲んだり食べたりすることが多発して注意したら逆に先輩に多少は多目にみろよ、と注意される始末でいい加減腹に据えかねていました。
当時は私の中でコンビニのレジの横のコーヒーを朝買って部室の冷蔵庫に入れて昼や夕方飲むのがブームになっていたのですが、モモナに毎回飲まれてしまい、最初はブラックで飲まれていたのであえてミルクを入れてみたり、ガムシロップを入れてみたり色々試しましたが全てダメでした。
そこで以前便秘になった時に薬局で買った便秘薬を思い出しました、それはとても強力で飲んだら直ぐに効果が出てトイレに1時間近く籠る羽目になったトラウマのある薬でした、便秘から下痢に変わるので結局一回使って後は手付かずの薬でしたが、この錠剤を磨り潰して粉末にしてコーヒーに混ぜてみることにしました。
とりあえず適量以上の個数を磨り潰して粉末にしてコーヒーに混ぜて見たらコーヒーの色が変わってしまったのでミルクを混ぜて色を変えてガムシロップで味と匂いを誤魔化して冷蔵庫に入れて置きました、モモナが他人の飲み物を勝手に飲まなければ何の問題もありません。
お昼に部室に行って見るとモモナは居ませんでした、コーヒーも冷蔵庫にあったので、純粋に来ていないだけでした、そして夕方部室に行って見ると先輩達と喋りながらコーヒーを飲んでいるモモナがいました。
私「そのコーヒーって冷蔵庫に入ってた?」
モモナ「喉渇いたから貰っちゃいました、良いですよね?」
これ以上言っても先輩に泣きつかれて逆にコッチが責められるのでスルー、しかし暫くするとモモナの様子がおかしくなってきました、冷や汗を流して苦しそうにしていましたが、周りには暑いと思われたらしく良かれと思って先輩がエアコンを強めました、私は内心で先輩、グッジョブ!と思いました、遂にモモナが、
モモナ「ちょっと、トイレに!」
私「俺もちょっと行って来る。」
何気なく先導してドアまで行き、開けるのに手間取る振りをしていたら。
モモナ「ちょっと、早く開けて下さいよ!」
私「いや、ここの扉何時も開きにくいし、早く直して欲しいよね。」
モモナ「良いから、開けて下さいよ!」
かなり、焦っていたので内心スッとしてドアを開けてあげました、そうしたら急いで一階のトイレまで行ったので満足したのですが、とりあえずトイレに行く振りはしないといけなかったのでトイレに行ったらなんと女子トイレは使用中らしくモモナがかなり余裕無く悶えていました。
ここの建物には所謂オタクサークルしか無いのですが、少女漫画研究会とかごく少数の女子はいるので希にトイレが渋滞することがありました。
私「ああ、渋滞中?やっぱりトイレ1個はキツイよね、大丈夫?」
モモナ「何でここの建物はトイレが一階のしかも1個だけなんですか!」
私「まあ、古いし、女子トイレだけじゃ無くて男子トイレも個室と小便器1個しかないから。」
モモナ「あ~もうムリ!先輩、男子トイレの入り口で見張りお願いして良いですか?」
私「エッ、そんなにヤバいの?」
モモナ「本気でヤバいです、お願いします!」
私「俺もトイレ我慢してるけど、まあ良いよ。」
モモナ「有難うございます!誰も中に入れないで下さいね!」
そう言って男子トイレの個室に飛び込んで行きました、トイレ自体も古いので和式で更に個室のドアや壁と床の隙間がかなりあり、普通は隙間が無かったり5センチ位の隙間ですが、ここのトイレは15センチ位あり余裕で足とか見えるので中に入っているか分かるのですが、少し屈めば足だけでなく全体が覗けるレベルです。
とりあえずトイレの前で大人しく見張りをしていたら中から物凄い音が響いて来てモモナがかなり下痢と格闘しているのが丸分かりでした、そしたら別のサークルのオタク男子がやって来て、
オタク「どうした?凄い音響いているけど誰がフィーバーしてるの?」
私「実はウチの姫のモモナ、女子トイレが使用中で緊急避難してる。」
オタク「マジで!あの結構可愛い系の?ちょっとイメージ壊れたわ(笑)」
私「結局、下痢になれば皆同じでしょ?」
オタク「冷めてるな~、で見張りしてるんだ?」
私「そう、俺もトイレ行きたいのに我慢してる訳。」
オタク「見張り変わろうか?」
明らかに覗きたいのが見え見えでしたが、変わってあげました、私は別棟のトイレに行き後は名前も知らないオタクに任せてきました、その日はトイレから部室に戻ったらモモナを待たずに即帰宅してしまいました。
後日、部室の雰囲気が余所余所しくなっていましたが、一応モモナに、
私「昨日は我慢出来なくて他の人に代わって貰ったけどごめんね?」
モモナ「いや、大丈夫です。」
とかなり顔を赤くして答えていてそれを周りの先輩もチラチラ見ていましたが、その時は訳が分かりませんでした。
更に後日にモモナのトイレ動画が出回っていることを知りそれを見た先輩が微妙な態度を取っていました、動画を撮影したのは私が代わってあげたオタクですがそれをこのオタクサークル全てに売り付けた見たいでモモナの下痢便動画は一気に広まり先輩達の千年の恋も下痢便動画に砕かれたみたいです。
モモナの方も動画に気付いてしまい、それからはサークルに来ることは無くなり私の平穏は守られました、モモナも結局は大学を辞めることは無かった様で少なくとも私の在学中は辞めていませんでしたが、大学でのモモナアダ名がゲリ子とかピー子になってしまったらしいです、動画の拡散はヤバいとこの時は本当に思いました。