その後もメッセージのやりとりは続いた。
「また、会いたいな」
「私は会いたくない」
「マッサージ気持ちよくない?」
「マッサージは気持ちいい。触られるのは我慢するけどエッチなことするから会いたくない」
前回は自分から何も身につけないでマッサージされてたのは、触ってほしかったからじゃないのかな。
「ななみの嫌がることはしないから。触られるのがいやなら触らないし」
「触るのはいいけど、優しくして」
やっぱり触られたいんじゃないか。本当に素直じゃない。
でも、やっぱりセックスはしたくないみたいだ。
そういえば、前回話してたけど、しばらく会わなかった間に結婚してたみたいだ。
旦那は前戯とかあまりしてくれないほうなのかな。
ということでまた会うことになった。
ちょうどお盆休みの頃だった。
待ち合わせはいつもの都会の繁華街の駅前ビルだった。
会ったななみは嬉しそうでもあり、だが口数はいつもより少なかった。
二人で少し歩いて、適当なホテルに入る。
何も言わずとも、ななみはシャワーに向かう。その間にマッサージの準備をする。
いつものようにうつぶせになってもらい、バスタオルをとる。
今回も何も身に着けていなかった。
なんとなく自分も全裸でマッサージを始めた。
ななみのバスタオルもいつもより大胆にめくって、ほとんど体がかくれていない状態だ。
施術はいつも通りしっかりとやる。
足元から徐々にふとももに向かって流す。
今回は最初からロングストロークで、そのまま背中を抜け肩から首筋を通り、右手は背骨の上を、左手は横乳をかすめて脇腹、ヒップの横を撫でる。
右の手の小指がアヌスをかすめると、ななみの体がぴくっと反応する。
そのまま下がって、小指がヴァギナをかすめる。
1回目は湿った程度。
2回、3回とするうちにどんどん濡れてきている。
左半身の施術が終わると、今度は右半身も同様に行う。
今度は右手が脇腹から、ヒップの横、左手がアヌスからヴァギナを通る。
愛液はもうかなりしたたり落ちている。
何回かすると、もっと触ってほしいかのように、脚を少し開き気味にしてきた。でも、背面の施術は終わり。
次は仰向け。
いつも通り、デコルテから始まり、バストアップマッサージ。
タオルをかけていないので、乳首も丸見えだ。
乳首の間近を触っているとだんだんと乳首が立ってきた。
しばらくすると、完全に乳首は勃起した。
オイルの着いた指でそっと乳首を撫でると、静かに吐息を漏らす。
数回触って胸のマッサージを終える。
次は下半身のマッサージだ。
いつも通り、足元から上に流していく。
うちももを進んだ先は、もうびしょびしょだった。
そこを指がかすめて、鼠径部のリンパを流す。
今まで気持ちよいあえぎ声を出していたが、鼠径部を流すと痛そうな声に変った。
「やっぱり痛いよ」
「少しだけ我慢して」
何度か流すと痛みはなくなってきたようだった。
そろそろと思い、ヴァギナに触れるともうそこは洪水だった。
膣口も開いていた。だが指はいれなかった。
鼠径部からそのまま手は上に上がり、胸をまさぐった。
そのまま体をまっすぐ重ねると、特に挿れようとしたわけではなかったのに、ヴァギナには自分のペニスが収まっていた。
ななみは拒否していない。というかされるままになっていた。
そのまま数秒じっとしていた。ピストンをするつもりはなかった。
ペニスの脈動に合わせてヴァギナも収縮をしていた。
いやがってはいないが、喜んでもいない。体は正直だが、心は微妙なんだろう。
そのまま抜いて、いつものようにマッサージを進めた。
メッセージのやりとりも自然消滅して、ななみとはそれっきり会うことはなかった。