冬の朝、マンションにあるゴミ捨て場に向かっていると、そこで香織さんが中年の男に痴漢されているのを目撃した。
中年男の表情は香織さんに隠れて分からないが、向かい合っている香織さんの身体に手を回してお尻辺りを揉んでいた。
香織さんはその行為に抵抗する素振りは見せずに中年男と会話を続けているようだ。
あの中年男が香織さんに痴漢をしている光景は偶に見かけていて、香織さんはいつも抵抗せず、まるで何もされていないかのように振る舞う。
中年男を早く遠ざけたかったので、わざとらしく足音をたてながら向かっていくと、中年男はいそいそとその場から離れていった。
「宮川さん、おはようございます。」
香織さんと挨拶を交わす。
「あ、雄大君。おはよう。雄大君もゴミ捨て?」
香織さんはこちらに気づくと、ふわりと柔らかい笑顔を浮かべて挨拶を返してくれた。
(あー、可愛いなぁ香織さん。)
香織さんと朝の優雅な会話をしつつも、俺の視線は少しずつ下に移動させていった。
香織さんの着ているクリーム色のセーターが上半身のラインをくっきりと晒していて、香織さんの大きな胸がはっきりと強調されていたからだ。
そしてさらに下に移せば、黒タイツに包まれた太ももがセーターの裾からすらりと・・・・
(あれ、なんかこの服装際どくないか?)
セーターは香織さんの股を隠しているが、それもギリギリで少しでも動けば下着が見えそう。
「宮川さん、今日の服装はなんか・・・・」
「え?あ、そうなの。さっき斎藤さんにも言われたんだけど、実はスカート履くの忘れちゃったの。」
香織さんは照れくさそうにしながらも、堂々と凄いことを告白した。
(本当にこの人は少し変わってるな・・・・)
しかし俺も狼狽えることはせず会話を続けていった。
「あー、それはドンマイですね。昔からそういうことはあったんですか?」
「そうなの。私、昔から忘れっぽくて高◯生のときも同じミスしちゃったことあるの。あの時は大変だったなー」
香織さんは学生時代を懐かしんでいるが、こちらは既に限界だった。
とっととゴミを捨てると、話題を変えながら香織さんとマンションに戻ることにした。
しかしそこにも罠が潜んでいた。
香織さんはそんな格好にも関わらず、俺より先に階段を昇っていく。
俺は視線をある一点で固定しながら、後に続いた。
タイツ越しに見える白い下着。
丸々としていて、見た目だけで柔らかさが伝わってきそうだ。
自分たちの住む階までの間、俺は上の空で香織さんの話しに相槌打っていた。
そして自宅前で別れを告げた俺は急いでトイレで抜いた。
・・・・・・・・
香織さん一家は今年の春に俺の部屋の隣に引っ越してきた。
旦那さんは32歳、香織さんは30歳、そして幼稚園に通っている息子がいる。
旦那の健吾さんは俺と同じ高校と大学、趣味のカメラや囲碁も偶然にも同じだったためすぐに宮川家とは仲良くなった。
また香織さんは色々と一般人離れしている。
一つ目はルックスである。
ハッキリとした顔立ち。大きくてくりっとした瞳。筋の通った鼻。そしてぷっくりとした唇。
容貌は清楚で知的な感じだが、どこか庇護欲を掻き立てる甘い雰囲気が出ている。
そしてそんな容貌とは打って変わって、身体は男の性欲を掻き立てるには十分過ぎる程のモノだ。
いつも服の上からでもハッキリわかる巨乳にお尻。ウエストは太っているわけでもないのでそれらの大きさがより強調されている。
また肉付きの良い脚がスラリと伸びていて、その引き締まった太ももはずっと撫でていたいと思える。
と、ここまで容姿について触れてきたが、もう一つは性格である。
天然、無防備と言うべきか、羞恥心がないのか、兎に角隙が多いので今朝のような事が起こる。
また、頼まれたら断れないお人好しな人格の持ち主でもあるので、正直よく今まで無事に生きてこられたなと失礼だが思ってしまう。
この一年で俺は何回かそのような考えに至るような現場に出くわしたことがある。
・・・・・・・・・・・・
一番最初にそう感じたのは宮川家に初めて回覧板を持って行った時。
少し遅れてしまい夜7時にインターホンを鳴らすと、奥から香織さんが返事をしながらやってきて玄関を開けてくれた。
俺は軽く挨拶をしようとしたが、香織さんの格好を見て唖然としてしまった。
なんと香織さんはバスタオル一枚だけの格好だった。
それに急いでやってきたのか、少し巻き方が雑で胸の深い谷間がしっかり見えていた。
「ごめんね、今から遼(息子)ちゃんとお風呂に入るところだったの。えーと、それでどうしたの?」
俺は頭が真っ白になりながらも回覧板の説明をしていった。
一通り話し終えると、香織さんは何故かそのまま世間話に入っていった。
俺としては早くこの場から立ち去りたかったのだが、断る手段が見当たらず付き合うことにした。
すると奥からトタトタと足音を立てながら、遼君が裸でやってきて、
「ママ!早くお風呂に入ろうよー」
と言いながら、香織さんのバスタオルを引っ張っていった。
香織さんはそれに反応する事が出来ず、纏っていたバスタオルがハラリと離れていく。
香織さんは反射的にタオルを抑えたが少し間に合わず、ぶるんと揺らしながら胸を曝け出してしまった。
俺はどうするべきか分からず、その場で固まってしまった。
香織さんは慌てることなく、ゆっくりこちらを向くと、少しいやらしい笑みを浮かべた。
「あはは、お粗末なもの見せてごめんね。じゃあ、そろそろお開きということで・・・」
俺は「あ、はい・・・」なんてしっかりと返事する事が出来ずに、お辞儀してその場を去ってしまった。
しかしその時見たおっぱいだけは鮮明に脳に焼き付いていた。
それは子持ちとは思えない綺麗で大きなおっぱいで、暗めのミルクティー色をした乳輪の上にぷっくりとした乳首。
俺はその光景を覚えていようと決意したのと同時にあの人は変人だなとも思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ゲームセンターでの出来事
休日俺はぶらぶらと歩いていると、通りがかった近所にあるゲームセンターに視線が止まった。
昔はよく行ったものだと懐かしんで、外から少し中を覗いていたら、幼児向けのゲーム台に遼君が座っている。
しかし近くに健吾さんや香織さんがいないので、気になった俺は建物に入ることにした。
ボタンを押して遊んでいる遼君に近づくと、偶々遼君が振り返りこちらに気がついた。
「あ、こんにちは」
「こんにちは遼君。1人で来たの?」
「ううん。ママもいるけど、今トイレ行ってる」
遼君が1人なのはそういうことだったのか。
一応万が一の為、遼君を子守りをすることにした。
しかし数分経っても香織さんは戻ってこない。
遼君も心配になったのかこっちをチラチラと見てきた。
「遼君大丈夫だよ。ママはすぐ戻ってくるよ」
「あ、そうじゃなくて・・・、終わっちゃったからもう一回やりたくて・・・」
あ、そっちか・・・・・・。
「しょうがないな~、はい、どうぞ」
俺は財布から百円玉を1、2枚取り出して渡すと、遼君はひまわりのような笑顔を浮かべてありがとうとお礼を言った。
子どもの笑顔の素晴らしさに感動を覚えながらも、香織さんも心配になってきたので、探すことにした。
「遼君、僕はママを探しに行くからここで待っててね」
俺は遼君から離れるとトイレの方へと向かった。
もしかしたらナンパに合ってるんじゃないかと心配していると、案の定両脇に若いチンピラを携えた香織さんがトイレの入り口付近にいた。
(うわっ、怖そうだな)
俺が躊躇っていると、どういう流れか困り顔の香織さんは渋々頷いて、2人は喜んで香織さんの肩や腰に手を回しどこかに向かった。
後ろからコソコソ付いていくと、向かった先はプリクラだった。
俺は機体の側でスマホを操作している振りをして、声を聞いていた。
「ほら奥さん、写真撮るだけなんですから、笑って笑って」
「本当にすぐ終わるんですか?息子が待っているので・・・」
「大丈夫ですよ、じゃあこっち向いて」
「え、ちょっ、んんっ!ん・・・ん・・・ぷはっ、いきなり何するんですか?」
「そんな怒らないで、軽いジョークだから。もっとリラックスして」
「わ、分かりました。それでどうすればいいんですか?」
「その調子ですよ奥さん。ではシャツを捲って、そうそう。うわっ、でけー」
「プリクラってこんな格好で撮るんですか?」
「平気へーき、外から見えないですから、じゃあちょっと胸触りますね」
「やっ、は、早く撮って下さい」
「そんなに焦んないで、下の方も少し拝見させて頂きますよっと」
チラリとカーテンでは隠れていない足元の方を見ると、先ほどまで着ていたベージュ色のロングスカートが見えず香織さんのふくらはぎが見えていた。
足の位置から1人は香織さんの背後に、もう一人は香織さんの斜め前でしゃがんでいるようだ。
そんな呑気に状況を推測していると・・・
「あっ・・・やっ、止めて・・・。あっ・・・ん・・・」
「静かに奥さん。けど濡れてるね、中が凄くヌルヌルしてるよ。」
「ほら奥さん、俺ともキスしよーよ」
中から話は途絶え、喘ぎや吐息などが聞こえてくる。
「よし、じゃあそろそろ撮りますよ~」
そして機体から音声が流れ始めたが、時々ぴちゃぴちゃと粘液音が聞こえてくる。
「やっ・・・も、もう・・・・・・あっ・・・」
「あれ、もうイキそうですか?いいですよ遠慮しなくて」
そろそろヤバいか・・・。
俺は声色を変えようと咳払いをすると、
「香織さーん?遼君が心配していますよー?どこにいらっしゃいますかー?」
すると、中でガタゴトと音がした。
「す、すみません!もう行かないと!」
「え、ちょっ、ちょっと・・・!」
香織さんは服装が少し乱れながらも、機体の中から飛び出て、遼君の方へと小走りで向かった。
「ちっ、もっと手早くヤればよかったな」
「本当だよ、あんな良い身体した人妻なかなかいねーよ」
俺は男達の愚痴を聞き流して、香織さんの後を追った。
到着すると、少しムッとした表情を浮かべている遼君とごめんねとずっと困った顔をした香織さんがいた。
「あ、香織さん戻ってきたんですか」
「あれ、雄大君?ここで何してたの?」
「僕に百円玉くれたり、ママを探しに行ってたよ」
「えっ!そうなの?ごめんね、迷惑掛けちゃったね・・・」
こっちにも非があるから少し心が痛い・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
夏の金曜日の夜。
俺は帰宅途中で香織さんの旦那さんである健吾さんとばったり遭遇した。
あちらは飲み会をしていたようで、すっかり陽気になっていた。
俺は健吾さんの他愛のない話に相槌を打っていたら、いつの間にか宮川家で飲み直しをする事になっていた。
俺は迷惑になるからと辞退しようとしたが、既に出来上がっている健吾さんの粘り強い押しに折れてしまった。
そして、そのまま自宅を通り過ぎて隣の宮川さんのお宅へお邪魔した。
健吾さんの後に続いて入ると、電気は点いておらず人の気配はしなかった。
「あれ、奥さんやお子さんはどこにいらっしゃるんですか?」
「遼はお友達の家でお泊まりだ。香織はどうしたんだろうな?まぁいいか、ほらさっさと飲もう飲もう。」
健吾さんは気にすることなく、顔を赤くしたままリビングの方へドカドカと歩いていった。
それからは日本酒を水のように飲みながら健吾さんの話をうんうんと聴いていた。
しかし既に酔っ払っていた健吾さんは流石に限界が来たようで、一時間もしないうちにその場で俯せてしまった。
俺も酔いが少し回っていたので、その場を退散するため立ち上がろうとしたとき、玄関の方からカチャリと音が聞こえた。
一瞬不安に駆られたが、その正体はすぐに分かった。
「あれ、雄大君じゃない。どうしたの?」
リビングにやってきた香織さんは赤ら顔で俺に話しかけきた。
呂律も余り回っていないし、香織さんもどこかでお酒を飲んできたのだろう。
「ええ、健吾さんと飲み直しをしていました。ええと、香織さんはどうしたんですか?」
香織さんは俺の隣の椅子に座ると、
「実は今日いきなり高校の同級生達と飲み会する事になっちゃって。少し早めに切り上げてきたんだけど、まさか先に帰ってるとは思わなかった」
それから香織さんも尋ねてきため、俺も今のこの状況になった経緯を説明した。
香織さんはコップに入っていた日本酒をちびちびと飲みながら、トロンとした目つきで話を聞いていた。
俺は話しながらチラチラと香織さんの方を見ていたが、ノースリーブのワンピースを着ているせいで横から胸が少し見えていた。
また、服の上からでも乳首のある位置がぷっくりと膨らんでいる。
ブラジャーはしていないんだろうか?とも思ったが流石にそれを訊くことはできない。
だが口は自分の思いとは反対に動いてしまった。
「ブラジャーはしてないんですか?」
酔いがあるとはいえ、本当にうっかりとした発言だった。
例えるなら小学校の先生をお母さんと呼んでしまうような。
恥ずかしさの余り思考を停止させてしまった俺に対し、香織さんはキョトンとした表情で自分の胸に顔を向けた後、口元を綻ばせながこっちを見た。
「今日の飲み会で友達に取られちゃったの」
俺の頭はどんどんとガラクタになっていくような気がした。
いやそういう齢の女性はそんな事をするのか、なんて考えで立ち直ることにした。
「なかなか過激なお友達ですね・・・」
「まあ、お酒の影響もあるかもしれないよね」
ああ、確かにそうかもしれない。
「けどよくわかったね。私がブラ着けてないの・・・」
香織さんは少し妖しい目つきで問いかけてきた。
「え、えっと・・・、なんとなくで・・・」
「ふぅん・・・、意外と分かり易いのかな・・・?」
香織さんは特に言及することなくお酒をコクリと飲んだ。
なんとかごまかせた俺は少し酔いに任せながら香織さんの飲み会の様子を目をつむりながら妄想した。
えーと、後ろからブラジャーのホックが外されて・・・・
なんだか違和感を感じた。
だがその正体が判明するのに時間はあまりかからなかった。
香織さんの服装はワンピースだ。
つまりブラジャーを外すには捲らないといけない。
デリカシーが無いのは承知だが、どうしても気になって香織さんに訊ねようとした。
「香織さん・・・、ところで・・・・・・・」
香織さんの方を向くと目の前では椅子の背もたれに身をゆだねてコクコクとうたた寝している香織さんがいた。
待て待て。落ち着くんだ。邪な気持ちはない。
しかし、無防備に寝ている香織さんの姿は俺の奥深くにある本能を激しく揺さぶってくる。
妖艶な曲線を描いた大きなおっぱい、いや乳房と呼んだ方が似合っているように思える。
そして、桃色のワンピースから伸びる白い太ももは椅子のせいで肉感がより強調されている。
もしかしたら普段の俺ならそこで止めれたかもしれない。
けどこれもお酒の影響だろう。
屑過ぎる言い訳を並べて、俺は香織さんの太ももに右手を置いて撫でていた。
きめ細やかな肌は夏の湿気のせいで手に吸いつくように滑らかだ。
起きる様子はない。ならば・・・・
次は指先で香織さんの胸をつついてみる。
指はムニュっと胸に埋もれ、その柔らかさと弾力がはっきりと伝わった。
次はもう少し派手にいこうと、手の平で乳房を支えるように持ち上げる。
ブラジャーを着けてない乳房は手の圧力に押され、つきたてのお餅のように手に合わせて形を変えた。
そしてそのまま手で上下に揺らすと、胸はたわみ、たぷたぷと波打っている。
我慢出来なくなった俺は手の平で揉むことにした。
大きな乳房は鷲掴みにしても指の間からこぼれていく。
や、柔らけー・・・。
ふにふにと手に押されかたちを変えていくおっぱいは柔らかいがボリュームがあるので揉み応えがあった。
「・・・・・・・・んっ・・・・」
香織さんの吐息に思わず手を止めた。
しかし香織さんはまだ起きる様子はなかった。
その後もたぷん、たぷん、と張りのある乳房を手の平で余すことなく揉み続いていった。
そして、いつの間にかハッキリと分かるほど香織さんの乳首は硬くなっていた。
それを人差し指で擦るように刺激させていると、次第に香織さんの呼吸がつやのある吐息に変わっていった。
「・・・ん・・・っふ、・・・はぁ・・・・はぁ・・んっ」
既に俺のモノはズボンの中で痛いくらいに勃起していた。
俺は片手でおっぱいを触りながら、もう片方で香織さんのワンピースを捲っていった。
太ももから奥の付け根まで現れ、そして最後には水色の下着が俺の目の前に晒された。
綺麗な刺繍が施されている下着は妖しく俺を誘惑しているように思えた。
俺はそれに手を伸ばしたが、頭の中ではアラームが鳴り響く。
(まだ引き返せる筈だ・・・)
今、指先は香織さんの下着に触れている。
布越しでも伝わってくる香織さんの温かい湿り気。
俺はそのポーズのまま葛藤をしていると、頭の上から声を掛けられた。
「・・・ぅん?あれぇ、どうしたの雄大君?」
俺はバッと上を向くと、寝ぼけ眼の香織さんが妖精をみているかのような不思議さで俺に訊ねていた。
俺は必死に意味の無い事を考え、
「す、すみません。香織さんの服の中に虫が入っていったので取ろうかと」
我ながら酷すぎる発言だが、寝起きで正常な判断ができない香織さんは俺の言葉を疑わないようだ。
「・・・あぁ、そうなの?じゃぁ、お願いね」
香織さんは深く呼吸をすると目蓋を閉じていった。
今ので頭が醒めた俺は虫を取る振りをすると、立ち上がり香織さんの服を元通りにした。
(さっきまでの俺はどうかしてたな・・・)
そうしてテーブルの上を少し片づけようとすると、テーブルにあった香織さんのスマホの画面が光っていた。
俺はチラリとそちら視線を移すと、どうやらLINEの通知だった。
『村川 祐輔』
『今日は楽しかったよ。また今度会おうな、その時ブラも返すから』
そのメッセージの送り主は男だった。
何か見てはいけない物を見たような感覚に囚われた。
俺はすぐに書き置きをして家に帰る事にした。
触らぬ神にたたりなし。