今から15年ほど前の話。とある外資系の会社に勤めていた頃、目の保養になるようなモノ凄い美人が入社してきた。
その女性はまだ30代前半で近藤サトに目元と全体の雰囲気が似ていて、美脚度がこれまた凄かった。
一瞬、パンストを履いているのか?と目を疑うほど、パンスト非着用のときも光沢のある綺麗な脚線美を披露していた。
(もちろん、普段は殆どパンストだが・・・。)
そして、所属先(肩書)が〇〇統括部門長で、自身の所属先の〇〇部も受け持っており、いきなり部の社員面談で1ヶ月後に対面することに。
間近にその近藤サト似の上司を見たときの印象はまた強烈で、育ちが自身とはもちろん、世間一般の女性と比べても明かな違いがあるのが明確に感じられるほどだった。海外セレブが使うような高級感ある香水も鼻に付き、頭の先からつま先までとにかく完璧な女性だった。
聞くところによると、大学は東大の帰国子女枠を卒業しており、海外(アメリカ)生活も長く英語がペラペラ。東大は帰国子女枠は難しくないが、英語力と育ちの良さで受かった感じ。
東大卒業後は実業家になる為の専門学校を経て、20代~30代前半で決して有名どころではないもの外資系企業の代表取締役社長をはじめ、有名どころの幹部も経験済みの才媛で、
また上品な顔立ちながら鼻っ柱も強そうで、そうした印象は大体当たっていた。当社への入社の経緯も噂通りヘッドハンティングという形だった。
面談の話に戻るが顔合わせ的な短いそれで、ややバタバタしており、あっという間に終了。
終了間際に1枚の書類が床に落ちていたのに気付くが、何気なく拾ってオフィスのフロアに戻る。が、実はその書類が後から振り返れば大変意味のあるものであった。
直属上司に後で渡すつもりが、業務が立て込んでいて、うっかりそのまま自身が保管する形になってしまっていた。
その書類というのは、よく読むと取引先との契約書らしきもので、機密事項も掲載されている超重要文書であったと気付く。
が、社内でも取引先の機密文書紛失は社長の耳にまで入る事態となっており、部門全体がそのことで連日、緊張感を強いられるはめになっており、差し出すタイミングどころではなくなっていた。
おそらく、自身の面談が始まる前に、その上司が取引先と打ち合わせしていたらしく、書類が床に落ちる形で紛れてしまったと推測。
近藤サト似の上司は通りがかる度に、デスク周りや引き出しを念入りに探したり、本社のお偉方が入れ替わり立ち替わりそのことで尋ねてくる中、対応におおわらわのようで、入社して間もないこともあり、どう対応して良いか狼狽えているようでもあった。
そして、重要文書紛失自体も経験したことのない失態のようで(本当は勝手に持ち出した自己がよくないのだが)流石に疲労の色が濃く顔に滲み出るように見受けられる中、やや涙目で自身にある頼み事をしてくるのだった。
それは、取引先との問題解決に過去の似たようなケースが参考になり、その書類が関連ビルの地下の倉庫にあるかもしれないから、一緒に探すのを手伝ってほしいということだった。
両手を合わせて『お願い』のポーズまでして頭を下げられては、一層、申し訳ない気の毒さで心が満たされた。直属上司には連絡済みだとかで、こちらはとにかく、複雑な気分で一杯であった。
私は、自己が原因で書類紛失の大問題になっていることから受け入れざるを得ず、関連ビルの1階のロビーで待機していると、何と薄いブルーのヒラヒラとしたフレアスカート姿でその上司は登場。
思わず膝下から上を覆うスカートの中身(下着)を想像させる程、脚線美も含めてムチムチした色気が優っており、そのような事態になって失礼ながらルックスがとにかく素晴らしいというよりなかった。
さて、地下の倉庫に一緒に入ると、真っ暗で電気を付けても薄暗い明かりしかない。
書類の棚は下から1、2段は大体空けてあり、真ん中~上の方の段にキングファイルが片っ端から収まっていた。その数、ざっと数百冊に及ぶ。
時間は午後の4時を過ぎており倉庫室は17時以降は利用できない決まり。
近藤サト似の上司が奥の方の棚から探し始め、自分は手前から探す恰好。
立場、手前上、一生懸命作業している振りはするが、内心、数メートル前方で作業している上司の一挙手一投足が気になる風。
つまり、しゃがめば一気に空いた下段の棚越しに、女性上司のパンモロ!が拝めるシチュエーション。
尚、ここでその倉庫室の話にまた戻るが、実は大手の倉庫に移管とやらで、本来は立ち入り禁止となっていた。が、特別に今回、許可が下りた恰好。
なので、迫り来る時間内に目当てのヒントになりそうな文書が見つからなければ、一層、女性上司は窮地に追い込まれてしまう。
私は内心申し訳ないが、切羽詰まった必死の形相で懸命に倉庫のファイルを片っ端から探す上司のしゃがみパンチラのみに心が奪われていた。
しかし、中段から下のファイルもわざわざ手に取って調べているようで、一向にしゃがみ込まないなか、時間が過ぎてしまう。
と、そのとき、守衛さんがドアをノックする音が・・・。
『すみませ~ん。もう終わりにして頂けますか?時間でーす』の声がドア越しに響く。
近藤サト似の上司が声にならない声で力なく『はっ、あっ・・』
と返したかと思うと、ドアが閉められ、
その瞬間『バサッ』っと、ファイルが落下する物音が。おそらく、万事休すの心情で力なく手に持っていたファイルを落としてしまったのだろう。
かなり切羽詰まった状態で心身共に追いやられ、最後の窮余の策で折角ファイルを目当てに探しに来たのに、無謀にも何も解決の糸口が見つからずにジ・エンド。
失望の色が痛いほど伝わって来る。
数メートルを挟んで棚越しに対峙して、空いた棚下から、しゃがみ込んだ際のパンチラを虎視眈々に狙っていたが、最後にチャンスが訪れようとは。
落としたファイルを拾うときにしゃがみパンモロを披露したのだった。
しかも、落としたファイルをしゃがみ込んだ状態で、最後の最後まで念入りに調べているから、1分近くも美人上司のパンツを拝めた恰好。
薄暗い光に見えたが、1時間の間に目は慣れ、パンスト越しの純白しゃがみパンチラを目にしっかりと焼き付けたのだった。
その後、その美人上司は懲罰の処分を受けてしまった。余りに無残なので、自分が気付いたときに契約書とやらをさりげなく渡していれば済んだのにとも悔やんだ。
しかし、そうであれば、今回の1分間しゃがみっぱなしのパンモロ事件は起こらなかった。いつまでも複雑な心を抱える自分が居た。
(終わり)